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2024年 WEB会員様限定 冰島五寨セット ご予約承ります!/ 発送業務お休みのお知らせ

冰島老寨

冰島といえば普洱茶に詳しい方はご存知のように、大変上質な普洱茶が産出されることで知られる名産地の1つです。
現在、普洱茶で最も高値をつけているのはこの冰島といっても過言ではないほど、人気の高いお茶が作られています。なかでも昔からある5つの村、冰島老寨、地界、南迫、坝歪、糯伍で作られるお茶は特に珍重されます。この地域は雨が少ないため、他の地域よりも香りが強く、味わいもしっかりとしたお茶になります。

一概に冰島といっても村により土質はもちろん、日照条件など、茶樹が育つ環境は異なります。その違いは味わいや香りにも表れ、村を指定して入手する愛好家も多くいます。

毎年、当店現地スタッフが現地に赴き数ヶ月滞在してお茶を作っていますが、2024年は代々冰島で暮らす現地友人作り手の協力もあり、この冰島五寨のそれぞれの違いを分かりやすく実感できるセットを作ることにしました。

2024年 冰島五寨セット

基本的には北京姉妹店での販売ですが、日本の方向けにも数量限定で販売いたします。日本向けの販売は中国国内での販売価格とほぼ変わらない価格とさせていただきますので、基本的にはご予約制とさせていただきます。

Web会員様限定で、ご予約は4月19日(金)24:00までお受けいたします。
入荷は5月下旬〜6月上旬頃を予定しております。
ただし、入荷予定数に達した場合はご予約を早期終了させていただきます。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

4月20日および21日、4月26日から5月7日まで、また、5月10日から5月13日まで、出張およびイベントのため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2024年5月 開催詳細

広東省梅州
広東省梅州

2024年5月のワークショップのお知らせです。

2024年5月スケジュール

2024年5月 10日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで
11日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで
2部 : 17時00分~19時30分頃まで
12日(日曜) 14時00分~16時30分頃まで

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 5500円(税込み)
お支払い方法 お支払い方法は以下をお選びいただけます。指定期間内にお支払いください。
・銀行振込(SBIネットバンク)
・ゆうちょ銀行振込
・クレジットカードまたはPayPay(別途webショップにてお手続きが必要です)
参加費お支払い後のキャンセルは当日または無連絡の場合、参加費の返金はございません。
前日までのキャンセルは返金させていただきますが、銀行振込およびゆうちょ銀行振込の場合は振込手数料を除いた金額となります。
その他 ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。茶葉および茶器はご用意させていただきます。

現在は過去にご参加いただいている、かつ、お申込み日前日より6ヶ月以内に当店webショップのご利用のある方を対象に4月18日24:00まで優先予約をお受けしております。
お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。

ワークショップは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けしております。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方は優先予約が終了以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。(詳細は本エントリに追記していきます。)

基本的に当店のワークショップは一般的なワークショップなどと違い、緑茶は何度のお湯で何CC、何秒で抽出といったお教え方はせず、ご自分の好みのお茶に淹れるための技術、考え方などを身に着けていただくことを目標として開催しております。そのため、一度ではなかなか会得するのは難しく、継続してのご参加をお勧めしております。
また、当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとしてワークショップを開催しております。お申込み日前日より6ヶ月以内に当店のご利用がある方に限定してご予約をお受けいたします。
どうかご了承ください。

どうぞよろしくおねがいします。

2006布朗山熟餅再入荷 / 大紅袍 紫砂茶壺 龍泉窯 入荷しました!

1月にご紹介した2006年布朗山熟餅ですが、多くの方からリクエストをいただき、再入荷いたしました!


2006年 布朗山熟餅

2006年春の布朗山章家老寨の喬木古樹から作られたプーアル熟茶です。
2010年5月まで散茶の状態で布朗山章家老寨にて保管、その後に餅茶へ加工、北京にて保管していたものです。布朗山の中でも朗山章家老寨、樹齢300年を超える古茶樹から作られています。

味わいに深みを出しながら、カビや土のような陳香を含まない熟成を目指して、あえて4年間ほど生産地で保管、熟成を行っています。そのおかげか金花が大く見られます。金花とは湖南省の黒茶で有名な茯茶に使用されることで有名な麹菌です。茯茶などの場合は強制的にこの金花を茶葉に移し、渥堆発酵を行います。この布朗山熟餅はそのような強制的に移されたものではなく、この茶葉が自然に持っていた金花です。非常にコンディションが良く、餅茶の表面、内部にも金花がきれいに見えます。

最近のプーアル熟茶にはなかなか見られない深みのある味わいの熟茶です。カビや土のような香りはなく上手に淹れれば花香も感じられるほどに、きれいに熟成されています。
ずっと飲み続けていたくなるような優しく、沁み入るようなお茶です。


日本では湯亜嬌の作品をはじめてご紹介いたしますが、数々の賞を受賞し、いくつもの美術館にその作品が展示されるなど、その技術とセンスが高いことで知られている作家です。
紫砂茶壷の大家である范澤鋒の弟子となり、名門、龍徳堂に所属を許され、現在は范澤鋒の指導のもとで作品作りをおこなっています。

湯亜嬌 大紅袍 檠灯進爵
湯亜嬌 大紅袍 檠灯進爵
※ 特に武夷岩茶、鳳凰単叢などにおすすめの作品です。

湯亜嬌 大紅袍 初放
湯亜嬌 大紅袍 初放

日本の方に好まれる小さめの茶壺です。
(中国では大壺が好まれるため、小壺の作品は少ないです。)
また、紫砂の泥料の中ではトップクラスの硬度を持つ大紅袍朱泥を使い、美味しく、そして楽しくお茶を楽しむことができる作品です。

今回ははじめて日本で湯亜嬌の作品をご紹介するということもあり、価格を抑えてご紹介させていただきます。


久しぶりに龍泉窯の劉傑大師による作品が入荷しました。
彼の作品は洗練された造形、宝石のような釉薬の美しさだけでなく、使いやすく、釉薬の効果で柔らかく美味しくお茶を楽しむことができます。

在山堂 劉傑 辛丑柴窯 点彩束口盞
在山堂 劉傑 辛丑柴窯 点彩束口盞

最近では作品の人気が更に上がり、友人とはいえ、作品の入手が難しくなってきています。
また、日本では小さめの作品が好まれますが、中国では大きめの作品の方が好まれます。
そのため、大型作品が多く、手頃な大きさの茶器が少なくなっています。


在山堂の粉青蓋碗セットが再入荷しました。

在山堂の作品は通常、劉傑大師の作品のみの出品ですが、大師の監修のもと、在山堂に所属する弟子の若手作家たちが制作するシリーズです。お茶好きの劉傑大師が気軽にお茶を楽しむ茶器を提供したいという思いから、このシリーズが生まれました。

在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット
在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット

小ぶりの蓋碗と茶杯のセットです。
劉傑大師自身による作品とレベルは全く異なりますが、とても使いやすく、よく設計された茶器です。

龍泉窯の量産品の多くは、その釉薬の影響で重く、過剰に蓄熱しやすいものが見られますが、この茶器は軽く使いやすく、放熱具合もちょうどよく、蓋碗の縁を薄くすることで持ちやすく扱いやすいよう工夫されています。茶杯も同様に口を薄く、お茶の味わいがよりわかりやすいよう設計されています。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

4月26日から5月7日まで、また、5月10日から5月13日まで、出張およびイベントのため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

蒙頂雀舌 甘露 石花 黄芽 入荷しました!

2024年 明前 手工 蒙頂雀舌が入荷しました!

日本ではあまり馴染みのない蒙頂雀舌ですが、唐代から伝わるお茶の1つと言われています。現地では蒙頂甘露よりも親しまれている緑茶で、蒙頂石花と並んで地元の人々に愛されています。

2024年 明前 手工 蒙頂雀舌
2024年 明前 手工 蒙頂雀舌2024年 明前 手工 蒙頂雀舌

蒙頂山系の高山地帯、標高1300m付近にある茶畑で育つ茶樹から作られた蒙頂雀舌です。2024年3月19日に茶摘み、製茶が行われました。機械を使わずに製茶した手工のお茶です。

蒙頂雀舌

豆香と微かな清涼感を持つ花香のあるお茶です。渋みはなく、心地よい爽やかな苦味、また続く甘味が深い緑茶です。高山茶ならではのミネラル感もしっかりとあり、味わいが深く厚みのある秀逸な緑茶です。

蒙頂雀舌のご紹介は当店では初めてとなります。
日本の方にはなじみの薄い緑茶のため、今までご紹介は控えておりましたが、今年のこの蒙頂雀舌の仕上がりが素晴らしく、数量限定にてご紹介させていただきます。


2024年 蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 入荷しました!

ご予約済の方には本日、3月31日に発送させていただきました。
(碧螺春と同梱をご希望の場合は除きます)

2024年 明前 手工 蒙頂甘露
2024年 明前 手工 蒙頂甘露

2024年 明前 手工 蒙頂石花
2024年 明前 手工 蒙頂石花

2024年 明前 手工 蒙頂黄芽
2024年 明前 手工 蒙頂黄芽

今年は天候に恵まれ、大変良い仕上がりです。
特に蒙頂甘露は桜の香りも感じるような素晴らしい仕上がりです。

2024年 雲南毛峰 漓江毛尖 入荷しました!

雲南毛峰、漓江毛尖が入荷しました!

3月31日頃から順次発送となります。

四川蒙頂茶(蒙頂甘露、蒙頂黄芽、蒙頂石花)、碧螺春を既にご予約の方で、同梱をご希望される場合は、ご注文時に同梱希望と備考欄にお書き添えください。入荷次第、同梱して発送させていただきます。


毎年楽しみにお待ちいただく方も多い、雲南毛峰(雲南緑茶)が入荷しました!
中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2024年3月10日に摘み取られました。

思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2024
思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2024

雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。
雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものは普洱茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々は普洱茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実は普洱茶に負けないほど美味しいお茶です。

果実のような優しく甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
2024年は優しく上品な香り、甘味と滋味、ミネラル感と、大変に良いバランスに仕上がっています。店主の印象ではここ数年で一番良い仕上がりです。

少数民族が作る土着のお茶です。
ぜひ毎日のお茶としてお楽しみください。


2年ぶりの入荷となる漓江毛尖です。

現地の物価、人件費上昇があり、ここ2年ほど入荷を見合わせていました。今年は更に円安、輸送コスト増もあり、厳しい状況ではありますが、近年稀に見る仕上がりの素晴らしさに入荷を決めたお茶です。漓江毛尖とはこんなに美味しい緑茶だったのかと実感できる仕上がりです。

2024年 漓江毛尖 頭春茶
2024年 漓江毛尖 頭春茶

広西チワン族自治区桂林の近くに龍脊棚田があります。チワン族の人々が、険しい山に逆らわず、開拓していった見事な棚田をみることのできる素晴らしい場所です。
標高900m付近にある山の茶畑で、この漓江毛尖は作られました。チワン族の人たちが大切にする茶樹から丁寧に作った、今年の一番茶です。
2024年3月5日に茶摘みが行われています。

2024年 明前 手工 洞庭碧螺春 会員様限定ご予約承ります!

2024年3月21日の摘み取り、製茶の手工洞庭碧螺春のご予約を、WEBショップ会員様限定にて承ります。

洞庭(山)碧螺春

碧螺春は龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。
非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。

本来の碧螺春、緑茶は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。
しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春は、その評判の高さのせいか、洞庭山以外の場所でも多く作られています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通していることが多く見られます。
当店は今年も現地にて確保した本物の洞庭碧螺春をご紹介させていただきます。

洞庭(山)碧螺春

しかしながら、もともとが大変高価なお茶となりますこと、円安および輸送コスト増などの影響もあり、ご紹介価格も高価になってしまいます。そのため、今年は基本的にご予約でのご提供とさせていただきます。

ご予約期間は3月24日24:00まで、発送は入荷後、4月上旬から中旬頃になります。

本商品と一緒にご注文いただいた商品は入荷後、同梱しての発送となります。先のお届けをご希望する商品がございます場合は別々にご注文をお願いいたします。

入荷後、輸入時の通関検疫調整分によっては一般販売いたします。

既に四川蒙頂茶(蒙頂甘露、蒙頂黄芽、蒙頂石花)をご予約の方で、同梱をご希望される場合は、ご注文時に同梱希望と備考欄にお書き添えください。同梱して発送させていただきます。ただし、本商品入荷後の発送となり、輸送状況によっては4月中旬頃の発送となります。

洞庭(山)碧螺春
明前 手工 洞庭碧螺春 2024

3月25日まで中国出張中となっております。
当店からのお返事が通常より遅くなる場合もございますこと、ご了承ください。

2024年 蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 会員様限定ご予約承ります!

2024年の蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽のご予約をWEBショップ会員様限定で承ります。

蒙頂山

当店では蒙頂山でも標高の高い、山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川緑茶よりも遅い時期の摘み取り、製茶になります。一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさは、こうした厳しい環境によって作られます。

2024年はあと数日で茶摘みが始まる予定です。(3/18現在)

WEB会員様限定で3月21日24時まで、先行ご予約を承ります。
先行ご予約の場合は昨年と同じ価格でのご提供となります。

この作り手さんは長年の友人でもあり、過去の四川での大地震の際に製茶場へ援助させていただいたこともあり、10年以上ほとんど価格を変えずにお付き合いいただいています。しかしながらこの10年で中国元が倍近く上がっていること、昨今の円安、輸送コスト増などで、価格の変更をせざるを得ない状況となっております。
そのため、ご予約期間終了後の一般販売は価格が変わります。ご了承ください。

2024年 明前 手工 蒙頂甘露

2024年 明前 手工 蒙頂石花

2024年 明前 手工 蒙頂黄芽

発送は4月上旬頃を予定しております。

2013年 経典1958茯茶 再入荷ご予約承ります!

2013年経典1958茯茶の再入荷分のご予約を承ります。

1月にご紹介した際にはあっという間に完売してしまい、お求めになれなかった方、お求めになった方からのリクエストも多く、中国国内販売分も入荷させることとしました。

入荷は3月下旬を予定しております。
また、同じ等級、ビンテージは今回が最終入荷となります。

湖南省の黒茶は最も産出量の多いことで知られています。
中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

2013年 経典1958茯茶
2013年 経典1958茯茶

深みのある甘さが特徴的で柔らかいミネラル感とのバランスが非常に良いお茶です。特にこの甘味がすばらしく、年月を経た茯茶の美味しさというものが実感できます。煎持ちも非常によく、飲み進めていくといくつもの表情が豊かに感じられます。
そのまま味わっても、西北の少数民族のようにミルクティーにしても美味しくお楽しみいただけます。

ありがとうございます。60箱すべて完売いたしました。

鳳凰単叢 古樹老樹蜜蘭香 碑頭古樹老茶 蔵茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

鳳凰単叢 古樹 老樹 蜜蘭香 入荷しました!

鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され、鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。
蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。

今までは作り手さんの厚意や気軽に楽しんで欲しいという思いもあり、老樹の蜜蘭香を可能な限り価格を抑えてご提供してきましたが、今年はそれとは別にこんな蜜蘭香もありますというご紹介も兼ねて古樹の蜜蘭香もご用意しました。長年の友人でもある作り手さんの製茶する最高レベルの蜜蘭香です。

高山鳳凰単叢 蜜蘭香 古樹 2023
高山鳳凰単叢 蜜蘭香 古樹 2023

大奄の中でも高山地区、風や日光の当たり方も最適な位置で育つ樹齢150年前後と思われる古茶樹から作られている蜜蘭香です。香りのたちかた、余韻の戻りかた、別格の凄さを感じるような、それでいて優しさもあるような別格な蜜蘭香です。

高山鳳凰単叢 蜜蘭香 老樹 2023
高山鳳凰単叢 蜜蘭香 老樹 2023

こちらは同じ大奄の高山地区の樹齢80年前後の老茶樹から作られています。
毎年ご紹介している蜜蘭香の2023年春茶です。(2022年までは「高山鳳凰単叢 蜜蘭香」とだけ表記しておりましたが、2023年は古樹も取り扱いを行うため表記を変更しました。)

清楚な花をイメージさせる、上品で密やかな甘い香りと火の香りを持ち、しっかりとした回甘を持つ上質な蜜蘭香です。
リピートされる方も多いお茶です。
作り手さんの厚意や気軽に楽しんで欲しいという思いもあり、現地と変わらない価格で特別にご提供させていただいています。


鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 入荷しました!

産地に伝わる地元ならではの品種です。生産量が限られるため、産地以外に流通することが少なく、また、知名度も高くはないため、あまり知られてはいませんが、夜来香型の魅力的なお茶です。希少な香型ですが、更に珍しい2010年の春に製茶された老茶の碑頭です。

高山鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 2010
高山鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 2010

産地でも最も上にある鳥崇村の樹齢140年前後と言われる茶樹から、現地の伝統的な栽培方法に従い育てられた茶樹から作られたお茶を、作り手さんのもとで大事に保管、熟成されたお茶です。
古樹の深みと優しさが加わり、とても美味しい碑頭です。


毎日のお茶として人気の高い蔵茶が入荷しました!
一時的に品切れとなっており、ご迷惑をおかけいたしました。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

3月19日から3月25日までの間、出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
また、ネット環境が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、お返事までに数日かかる場合もございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2024年2月 ありがとうございました!

ワークショップ 2024年2月

2月のワークショップにご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
久しぶりのワークショップということで、みなさまにお会いできて楽しかったです。

今月は以下のお茶でした。

2023年 客家紅茶
中国・広東省梅州

2023年 茉莉雀舌
中国・安徽省黄山

2023年または2020年 古樹高山鳳凰単叢 八仙
中国・広東省潮州市潮安県烏崠山老君溜

2020年 慧苑坑 老枞水仙
中国・福建省武夷山

梅州客家

客家紅茶は先日訪問した梅州で参考のために入手したお茶です。
山の中にある築数百年という見事な客家建築に住むおじいちゃんが作ったという紅茶です。香りは弱いですが、甘くてなかなか美味しい紅茶だったと思います。他にも緑茶、烏龍茶も譲っていただいてきていますので、いつかワークショップでご紹介させていただこうと思っています。

ワークショップ 2024年2月

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

2015年 青獅子岩 金牡丹
中国・福建省武夷山

店主秘蔵の武夷岩茶金牡丹です。老茶ということもあり、やさしい深みのある岩茶に育っていたと思います。

中国では元宵節ということもあり湯圓も味わっていただきました。
元宵節は春節(中華圏のお正月)最後の日で、この日は湯圓を食べる習慣があります。(爆竹もこの日が最後ということで派手に鳴らします。)この湯圓も地域差があり、そんな説明もさせていただきました。

次回のワークショップは現時点では未定ですが、4月末または5月上旬頃に開催できればいいなと思っています。
詳細が決まりましたら現在ご参加の方および継続希望の方を優先してお伝えさせていただきます。(ワークショップご参加の方限定の潮州錫茶盤のご予約も一緒にお伝えする予定です。)