6月は新茶を中心にご紹介するお茶会を開催いたします。
新茶といっても本当にたくさんあります。次回のお茶会では新茶をテーマに、また、日本には通常入荷されることのない珍しいお茶や品質のものを中心にご紹介できればと思っています。
どうしてもお茶の販売という観点からは名前の知られている人気のあるお茶しか輸入できないという事情があり、日本へ輸入されるお茶も多くの方が知っているお茶というものに集中してしまいます。中国にはたくさんのお茶があります。中には中国で茶商を営んでいる人も知らないなんてお茶もたくさんあります。こういったお茶の中から美味しい新茶を中心にご紹介させていただければと思っています。
こんなお茶もあるんだと楽しんでいただければと思います。
日時 | 2016年6月4日(土曜)14時00分~16時00分頃まで |
場所 | Bistro & Bal Picoler 東京都新宿区西新宿4-14-7新宿パークサイド永谷1F 03-6383-3143 西新宿5丁目駅より徒歩5分 / 京王バス 十二社池の下バス停 徒歩2分 |
料金 | 4000円(お茶4種以上・デザート・お土産つき) |
ご予約 | お席に限りがありますため、5月28日までにBistro & Bal Picoler店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。 (03-6383-3143 ご予約のお電話は17:00~3:00の時間帯にお願いいたします。) |
頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2016年3月18日に摘み取られました。
果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
そのため、中国国内でも非常に流通の少ない緑茶の1つでもあります。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。
大きな鳥の羽のように大きな葉であることから名づけられた鳳凰単叢です。
花果香とほっこりした火の香りと厚く複雑な旨みと落ち着いた、甘さのバランスが非常に良いお茶です。
落ち着きのある香りと甘い旨みは飽きることなく長くお楽しみいただけます。
しっかりと火入れされたクラシカルな製法によるものです。
例年であれば冬片をご紹介している鴨屎香ですが、今年は温暖化の影響もあったのか、納得できる品質のものがありませんでした。
その代わりという訳ではありませんが、非常にパワーの強い茶葉で生産者の手でゆっくりと後熟成、火入れを繰り返して育てた陳年茶をご紹介できることになりました。
清らかな甘い花の香りと微かな乳香、陳年茶ならではの奥行きのある美味しさをどうぞお楽しみください。