龍泉窯在山堂 お取り寄せに粉青蓋碗を追加しました!
追加した粉青蓋碗は前回の開窯の際に焼成温度不十分であったため、5月31日に復窯(2度焼)いたしました。割れやヒビといった原因ではなく、釉薬の発色の問題のため、使用には全く問題ありません。また、劉傑大師による等級付けも窯玉(完美品)とされています。
ご好評につき、追加入荷いたします。
6月中旬頃以降の発送となります。
なお、現地にも在庫が少なく、数量限定となります。
冰島といえばプーアル茶に詳しい方はご存知のように、大変上質なプーアル茶が産出されることで知られる名産地の1つです。
中でも昔からある5つの村、冰島老寨、地界、南迫、バ歪、糯伍で作られるお茶は特に珍重されます。この地域は雨が少ないため、他の地域よりも香りが強く、味わいもしっかりとしたお茶になります。
毎年、当店現地スタッフが現地に赴き数ヶ月滞在してお茶を作っています。
2024年は代々冰島で暮らす現地友人作り手の協力もあり、この冰島五寨のそれぞれの違いを分かりやすく実感できるセットを作りました。大変ご好評をいただきました。ありがとうございます。
2025年も同じ茶樹、作り手によるセットをご紹介させていただきます。
また、昨年に買い損ねてしまった、追加で欲しいというご要望もいただいておりますので、特別に昨年と同じ価格で2024年のセットもご予約を承ります。
Web会員様限定で、ご予約は6月7日(土)24:00までお受けいたします。
入荷は6月中旬頃を予定しております。
ただし、入荷予定数に達した場合はご予約を早期終了させていただきます。
普段使いの白磁蓋碗 入荷しました!
シンプルで、とても使いやすい形の蓋碗です。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
6月5日から6月11日までの間、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
6月3日12:00までのクレジットカード、PayPay、代金引換でのご注文
および
銀行振込およびゆうちょ銀行振込でのご注文で6月3日12:00までに当店にてご入金の確認がとれた場合は、6月4日中に発送させていただきます。(配達希望日の指定のある場合を除きます。)
それ以降は6月12日以降の発送となります。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ネット環境が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
Instagramでもご紹介させていただきましたが、先日龍泉窯の在山堂で劉傑大師による開窯が行われました。
新作のお取り寄せを承ります。
6月6日14:00までのお申し込み、在庫が確保できた場合は、6月中旬頃のお渡しとなります。
お申し込みは先着順となります。
また、現地工房、北京姉妹店でもご紹介中のお品物となりますので、現地在庫がなくなった場合は売り切れとなる場合もございます。
お申込みをお受けした後、当店にて現地在庫を確認してお返事させていただきます。
今回は劉傑大師の新釉薬、秘色釉の作品もございます。
秘色釉とは、かつて中国浙江省にあった越州窯を起源とする釉薬で、陸羽の茶経にもお茶を美味しく楽しめる茶器としての紹介が記述されています。日本へも平安時代には持ち込まれていたらしく、源氏物語などにその記述が出てきます。越州窯は東洋で最も古い磁窯と言われ、龍泉窯の前身にあたります。
今回、劉傑大師が挑戦したのは、その秘色釉の再現です。宋代の青磁を思わせる、素晴らしい釉薬が生み出されました。
惚れ惚れするほど美しく、宋代の青磁が現代によみがえったようです。
ぜひご覧ください。
今年も漳平水仙の春茶が入荷しました!
中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。
中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後10年以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。
昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。
また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。
茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。
漳平水仙には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、漳平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。
また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。
熟練した茶師によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。
とても希少な炭焙煎の漳平水仙(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。
ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことでまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。
蘭花香を十分に引き出せるよう中火(中焙煎)に仕上げていただきました。
暑い夏にも心地よく感じていただけるような焙煎具合にしております。
昨年は秋茶の紅茶を7年ぶりにご紹介したところ、大変ご好評をいただきました。どうもありがとうございます。
たくさんのリクエストをいただき、今年は春茶の紅茶も入荷しました。
花蜜香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。英徳紅茶にも通じるような清涼感、心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。
先日の出張で武夷山に立ち寄った際、作り手さんに地元の人が普段楽しむ武夷岩茶を出していただきました。
Instagramでご紹介していた大紅袍とは別になりました。譲ってもらうことが決まり、上記の投稿をした後に作り手さんの弟さん(こちらも作り手さんです)が顔を出し、もっと良いのがあると言い始め、そこから更に試飲が始まりました。結局、作り手さんご兄弟が話し合った結果、おすすめされたロットを譲っていただきました。
2020年の春に製茶、4回焙煎を行い、武夷山の作り手さんのもとで5年間ゆっくりと熟成されています。
岩名はありませんが、正岩地域の茶樹から摘み取られた鮮葉を使用しています。
武夷山の水で試飲した際には綺麗な花香が楽しめました。日本の水では水蜜桃のような香りが出てきました。水質、茶器や温度、淹れ方で表れる表情が変わるお茶です。深みのある清らかな甘味とずっしりしたミネラル感、酸味のバランスの良い美味しいお茶です。強焙煎による火の強さがしっかり感じられるものの、柔らかさ、優しさが感じられます。時間の経過による熟成によって、強さに柔らかさが加わったお茶です。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
6月5日から6月11日までの間、中国出張のため
発送業務をお休みさせていただきます。
大変ご不便、ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、
いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年、はじめてご紹介したところ、あっという間に完売、その後もリピートご希望のリクエストを多数いただいておりました。今年も入荷いたします!
雲南永徳大雪山の樹齢1000年を超えると思われる野生茶樹から作られた紅茶です。樹齢だけでなく、お茶本来の香り、味わい、全てが圧倒的な紅茶です。
すべてが特別な紅茶です。
乾燥茶葉の状態でもむせ返るような花の香りを感じます。実際に淹れてみると、期待通りの見事な花香、続いて濃厚な果実香も感じられます。味わいは甘く、そして古樹のもつ奥行きの深さ、製茶されて間もないこの時期でも圧倒的な甘味があります。半年、1年、数年後は更に深くなります。
底が見えない美味しさです。
「紅茶」の概念を覆すような、体に沁みわたる、そして広がりをみせる余韻の凄さがあります。すでにお茶ではなく、上質なブランデーのような感覚です。
5月中旬頃から順次発送させていただきます。
本商品と一緒にご注文いただきました商品は同梱しての発送となります。お急ぎでの発送をご希望する場合は、ご注文を分けていただけますよう、お願いいたします。
今年の安徽省の緑茶がようやく仕上がってきました。
昨年は入荷を見送っていた太平猴魁も今年は入荷いたします!
太平猴魁は核心茶区である猴坑のものかどうかで、味も香りも大きく変わるお茶の1つです。
もちろん、猴坑の太平猴魁は高価になります。それでも、作り手さんなどの協力もあり、可能な限り価格を抑えてご提供させていただいております。
某SNSで当店の太平猴魁が高いという書き込みを目にしてしまい、ちょっと心が折れてしまい、昨年は取り扱いを止めていましたが、多くの方から入荷のリクエストをいただき、今年は取り扱いすることにしました。ありがとうございます。
その他の安徽省の厳選した緑茶も入荷いたします!
5月中旬頃から順次発送させていただきます。
本商品と一緒にご注文いただきました商品は同梱しての発送となります。お急ぎでの発送をご希望する場合は、ご注文を分けていただけますよう、お願いいたします。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
5月12日までの間、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただいております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
現在のご注文は5月13日以降、順次発送させていただきます。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ネット環境が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
北京 天安門
4月26日からから5月12日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
4月25日12:00までのクレジットカード、PayPay、代金引換でのご注文
および
銀行振込およびゆうちょ銀行振込でのご注文で
4月25日12:00までに当店にてご入金の確認がとれた場合は、4月25日中に発送させていただきます。
(配達希望日の指定のある場合を除きます。)
それ以降は5月13日以降の発送となります。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ネット環境が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
毎年楽しみにお待ちいただいている方も多い金華野生茶が入荷します。
店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。栽培品種にはない驚くような甘味のある本物の野生茶です。写真は実際の茶樹の写真です。今年は例年より早く茶摘みを行ったため、昨年よりも柔らかく優しい味わいです。
今年は生産量が少ないため、メールマガジンご購読者様を限定して、先行販売とさせていただきます。ページ閲覧にはパスワードが必要です。
配信済のメールマガジンをご確認ください。
先行販売期間は4月20日24:00までとさせていただきます。
4月20日頃から順次発送予定となります。
冰島といえばプーアル茶に詳しい方はご存知のように大変上質なお茶が産出されることで知られる名産地の1つです。その冰島で育つ樹齢樹齢300年を超えると思われる古樹から作られた紅茶です。
通常の雲南紅茶とは違い、天日乾燥、つまり火や熱を使わず、全て太陽のちからを使用して作られた晒紅(晒日紅茶)です。2024年の春に製茶していますが、晒紅は製茶してから時間を経過して後熟成を行った方が美味しいお茶です。2025年の春まで北京の姉妹店倉庫にて後熟成を行っていました。
おだやかな花果香が素晴らしく、冰島らしいミネラル感と氷砂糖のような甘味、爽やかな酸味が心地よい紅茶です。1回分ずつの龍珠、固形茶になっています。これからの旅行シーズンに持ち歩きに便利な固形のお茶を選ぶのも良いと思い、ご紹介させていただきます。茶葉が砕けないので持ち歩きに便利です。
2023年の秋に同じ茶樹、作り手さんの紅茶もございます。
秋は、より雨が少ない分、香りと滋味が凝縮しているかのように美味な紅茶です。比べて春は柔らかく軽さを感じる仕上がりです。とはいえ、冰島の紅茶ですので、薄いという感じではありません。
今楽しむのにどちらが良いかと言われれば、店主は2023年の秋の紅茶をおすすめします。熟成が進んでいる分、より美味しい紅茶になっています。
どちらも自信をもっておすすめできるお茶です。
秋茶と春茶の飲み比べもおすすめです。
2025年4月25日24:00までの間、本商品「冰島古樹晒紅 紅韻2024 春」と「冰島古樹晒紅 2023 秋」を同時にご注文いただいた場合は、飲み比べ割引として「冰島古樹晒紅 2023 秋」の価格を10%お値引きさせていただきます。
システムの仕様上、自動で割引の適用はできません。後ほど当店より、代金を調整した金額をご連絡させていただきます。クレジットカード、PayPay、代金引換でお支払いの場合は、調整後の金額にて当店よりクレジット決済会社へ請求させていただきます。銀行振込、ゆうちょ銀行振込でお支払いの場合は、当店より調整後の金額をご連絡させていただきますので、ご連絡後のお手続きをお願いいたします。
上でご紹介した冰島古樹晒紅 紅韻を製茶した際に出た黄片です。
2024年12月に周年記念のノベルティとしてお付けしていたお茶ですが、多くの方から販売を希望されるリクエストをいただきました。本当は店主の自家用茶にと思っていましたが、ご紹介させていただきます。数量限定となります。
とても優しい紅茶です。紅茶を薄くしたような、と言ってしまえばそのままですが、黄片だけに胃腸の弱い方やカフェインが苦手な方でも受け入れやすい優しさのある紅茶です。とはいえ、冰島の古樹だけあり、氷砂糖のような清らかな甘味、奥底にあるミネラル感と滋味の深さは、やはり冰島のお茶です。
久しぶりに紫砂茶壺のお取り寄せを承ります。
今回は湯宣武の作品の新作です。
今までの作品に比べてかなり技巧を凝らした作品です。
3点のみですが、どれも素晴らしい作品です。
お申し込みは4月30日24:00まで承ります。
発送は入荷後、5月中旬を予定しております。
お申し込みは先着順となります。
また、現地工房、北京姉妹店でもご紹介中のお品物となりますので、現地在庫がなくなった場合は売り切れとなる場合もございます。お申込みをお受けした後、当店にて現地在庫を確認してお返事させていただきます。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
4月26日からから5月12日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
先日ご紹介した西湖龍井と安吉白茶ですが、あっという間に完売しました。
ありがとうございます。
高価なお茶ですので、それほど人気はないだろう・・・と思っていた店主の読み間違いと(すみません)、おまとめ買いの方が多く、予想よりも随分早く完売となりました。
北京側と交渉し、同じロットの在庫を日本側へ譲ってもらうことにしました。
ただし、在庫には限りがありますので、ご希望される方はお早めにお申し込みください。
お渡しは入荷後、4月中旬頃を予定しております。
本商品と一緒にご注文いただきましたお品物は同梱しての発送となります。
先のお届けをご希望される場合は、ご注文を分けてお手続きをお願いいたします。
数年ぶりに西湖龍井を入荷しました!
龍井茶は中国緑茶の中で最も有名な銘茶です。
中国国内でも人気が高く、たいへん高額なお茶であることでも知られています。あまりにも高価なお茶のため、「西湖龍井」の入荷は見合わせていました。ただ、お客さまからリクエストされることも多いお茶でもあります。
今年は老師、師兄、中国姉妹店の老板などが尽力してくださり、中国国内一般流通価格よりも抑えた価格でご提供できるようになったため、日本でもご紹介することにしました。ただし、来年以降もこの価格でご紹介できるか分かりません。
西湖龍井と名のれるお茶が作られる地域は非常に限られています。
当然ながら産出量は少なく、中国国内でも流通している「西湖龍井」の多くは別の産地のお茶というのが実情です。当店では現地スタッフがその一級茶区の龍門嶺へ行き、茶摘みから製茶まで立ち会いました。
龍門嶺は日本ではあまり知られていませんが、西湖龍井の核心地区、一級産地の一つです。
日本でも知られる獅峰ほど高価ではありませんが、その価格差ほど品質に違いはないと思います。実際に龍門嶺龍井は獅峰龍井と偽って販売されることも多く、龍門嶺龍井の品質の高さを物語っている話でもあります。
本物の西湖龍井を楽しみたい方におすすめです。
毎年ご紹介している雲南毛峰とは別の樹齢200年以上と思われる古樹から作られた緑茶です。茶葉の外観は色が濃く、古樹だけに新芽も大きいので、味わいの強そうなお茶に見えます。
実は店主もそう思っていました。
実際に味わってみると、毎年ご紹介している雲南毛峰とは別のタイプの、優しく、古樹ならではの味わいの奥行きのある、驚くほど美味しい緑茶でした。いつもご紹介している雲南毛峰が今年は格別の仕上がりであったこともあり、当初はご紹介する予定はなかったのですが、あまりの素晴らしさにご紹介することにしました。別格です。
実際の古茶樹の様子などは商品ページをご確認ください。200年以上、その地で生きてきた茶樹の力強さと優しさが伝われば幸いです。
柑橘香を伴った清らかな花香、緑茶とは思えないほどに広がる奥行きのある滋味、雑味のない爽やかな甘味。どれをとっても古茶樹らしく、古茶樹の凄さと優しさを感じることができます。
毎年ご紹介している雲南毛峰が若々しい明るい美味しさであるならば、この古樹雲南毛峰は大人の、春の夜のような美味しさのお茶です。
前回ご紹介した雲南毛峰をお持ちの方はぜひ飲み比べてお楽しみいただければ嬉しいです。
今年は蒙頂竹葉青も入荷しました!
竹葉青は四川省峨眉山で作られる銘茶ですが、蒙頂山でも作られています。
もともと、竹葉青は峨眉山でも蒙頂山でも作られていましたが、以前に峨眉山の会社が「竹葉青」で商標登録をしてしまったがために、その茶名が使えなくなってしまいました。そんな事情もあり、ちょっと敬遠してしまい、今までご紹介したことがなかったのですが、作り手さんの自信作ということで試飲してみたところ、とても美味しく爽やかなお茶で、今年はご紹介することにしました。
現地の中では遅い方、2025年3月21日に茶摘みと製茶が行われました。
優しくもキリッとしたカッコよさのある美味しいお茶に仕上っています。
清々しい竹を連想させる青い香りとすっきりとした滋味、深いミネラル感のある爽やかさがあります。
背筋が伸びるような、春の竹林を連想させるお茶です。
明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 ご予約開始します!
安吉白茶は龍井茶などとならぶ人気の高い緑茶で、かなり高価なお茶です。
そのため、日本ではご紹介することを控えていたのですが、本物の安吉白茶を味わってみたいというリクエストをいくつかいただき、今年はご紹介することにしました。
非常に人気が高く高価なお茶だけに「偽物」も多いお茶です。
当店では毎年現地スタッフがその一級茶区の昆銅鎮へ行き、茶摘みから製茶まで立ち会っています。
2025年は安吉白茶にとっては天候に振り回された年でした。雨や低温で茶摘みができなかったところに、3月25日から晴れて一気に高温となり、葉の色が緑になってしまいました。25日から27日までの茶摘み分が最も品質が良く、それ以降は高温のため葉の色だけでなく、品質はかなり下がったようです。当店では現地にいたスタッフが25日の最高品質の安吉白茶を確保しました。
茶葉外観が白くないという以外は最高品質の安吉白茶です。
多く流通する安吉産以外の「安吉白茶」とはレベルが違います。中国茶では乾燥茶葉の外観も審評の対象となり、外観が白くないというだけで、かなり価格を下げて入手することができましたので、今年は日本でもご紹介させていただきます。
お渡しは入荷後、4月中旬頃を予定しております。
本商品と一緒にご注文いただきましたお品物は同梱しての発送となります。
先のお届けをご希望される場合は、ご注文を分けてお手続きをお願いいたします。