大雪などの影響で一部地域に配達遅延が発生しております。
発送および配送に、お時間を頂く場合がございます。
どうかご理解いただけますよう、お願いいたします。
新茶入荷準備のため、3月5日から7日まで発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
毎年リピートされる方が多い、雲南毛峰(雲南緑茶)が入荷しました!
今年の雲南省は暖かく、半月ほど早い新茶となりました。
2025年2月15日に摘み取りです。

思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2025
雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。
雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものは普洱茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実は普洱茶に負けないほど美味しいお茶です。
2025年は茶摘みのタイミングがよく、今までで一番の品質の高さに仕上がりました。別格です。
少数民族が作る土着のお茶です。
ぜひ毎日のお茶としてお楽しみください。
南の新茶の便りが聞こえてくる時期になりましたが、東京でも雪が降るほど、まだ寒い日々が続きます。
寒い時期にはもちろん、暖かい時期にも楽しめる陳皮普洱茶です。

大益金柑普 2017年 大紅柑 老茶頭
普洱茶で有名な大益では陳皮普洱茶を数多く出していますが、この2017年の大紅柑は他とは違います。
陳皮の中に詰める普洱熟茶に大益老茶頭が使用されています。同じ年の製造でも紅柑、青柑、小青柑は老茶頭を使用していません。この年の大紅柑のみが大益老茶頭を使用して作られました。
大益が誇る老茶頭の美味しさと濃厚なオレンジのような甘い香りの大紅柑が素晴らしいバランスです。同じ年の紅柑、別の年の大紅柑と比べてみても、飛び抜けて美味しく楽しめるのは、この2017年の大紅柑です。
甘く柔らかい香りが素晴らしく、老茶頭の滋味、ミネラル感に、大紅柑の甘い香りと味わいが加わり、上質なオレンジティーのようです。普洱熟茶にありがちな陳香などは感じず、爽やかで甘く美味しいお茶になっているため、寒い時期は温かいまま、暑い時期は冷やしても美味しく楽しめる、1年を通して楽しめるお茶です。
さっぱり系の陳皮普洱茶がお好みの場合はこちらがおすすめです。
自家栽培陳皮プーアル茶 2021
こちらは自家栽培陳皮の確保が困難になったため、現在庫のみで終了となります。
先日は劉傑大師と浙江省博物館の共著による合以求良を多くの方にお求めいただき、どうもありがとうございました。
日本でも劉傑大師の作品を、龍泉窯を気に入っていただいてる方々がいらっしゃるということに本人がとても嬉しく、感謝しており、当店でご予約いただいた書籍には1冊1冊サインを入れてくれました。どうぞゆっくりお楽しみいただければと思います。
今回は劉傑大師の柴窯(薪窯)作品2点が入荷しました。

在山堂 劉傑 辛丑柴窯 点彩大品壺
当店でもご紹介している紫砂作家、湯宣武や徐飛が所属する龍徳堂の主宰である範澤鋒大師と劉傑大師は頻繁に交流して研究を続けています。この茶壺はそうした交流の結果として作られた作品です。以前の劉傑大師による茶壺とはまた違った作品です。

在山堂 劉傑 甲辰年柴焼第一窯 刻花蓋碗
龍泉窯の特徴は釉薬だけではありません。
この刻花と言われる花の文様を彫りこむ技法もその1つです。
浅い彫り込みで描かれた花の文様は画花と呼ばれますが、刻花は更に技術と手間が必要な技法です。刻花は劉傑大師の得意とする技術の1つで、高く評価されています。刻花による花の文様が美しく、品格のある素晴らしい作品です。
とっておきの鳳凰単叢が入荷しました。
先日ご紹介した城門に続いて、試飲していた全員が、これは美味しいと心を奪われた鳳凰単叢です。

高山鳳凰単叢 古樹 東方紅 2024
最初はほっこりとした火の香りとマンゴーのような果香が楽しめます。次に清らかな甘い花香が立ち昇り、先ほどの果実感と合わせて清らかで格のある香りが楽しめます。最初はさらりとした甘味が身体の中で滋味、旨味と共に広がり、昔の鳳凰単叢ってこんな感じだったように思わせる懐かしさと、沁み入るような優しい、それでいて奥に秘めた力強さも感じるお茶です。

高山鳳凰単叢 古樹 西施 2024
今年のはじめに店主、中国側スタッフ、中国姉妹店店主と鳳凰単叢の産地、広東省潮州に滞在していました。その際に作り手さんからふるまわれたお茶がこの西施です。あまりの美味しさに全員心を奪われた鳳凰単叢の1つです。2024年の春茶の中では城門とこの西施、東方紅の順でダントツに光っていました。(どれもお勧めのお茶なので、あえて順位を付けるならばですが・・・)