カテゴリー別アーカイブ: 上海

上海大寧国際茶城

上海大寧国際茶城

安徽省から上海へ移動して、上海では上海大寧国際茶城を見学してきました。

上海では最も大きいと言われる茶城(茶市場)ですが、広州や北京の茶市場に慣れている人にとっては、やっぱり小さいと思ってしまうかもしれません。それでも同じ上海にある天山茶城よりは広い市場です。

上海大寧国際茶城

上海らしく浙江省や江蘇省、安徽省の緑茶が多く見られます。
最近の紅茶ブームもあって祁門紅茶の専門店などもありました。

これは上海のここに限ったことではありませんが、最近は台湾茶も流行りつつあり
各地の茶市場で台湾茶のお店が見られるようになってきました。
ここ上海大寧国際茶城でも数店舗の台湾茶専門店を見かけました。

上海大寧国際茶城

茶城の周囲にも少しですがお茶屋さんが並んでいます。
中にはお茶屋さんではなく一般食料品のお店や向かいには食料品の市場もあります。

天山茶城よりは地元密着型の市場という印象です。
日本語や英語が通じるお店は少ないと思いますが、そのぶん価格も控えめになっているようです。
茶器などの品揃えも上海ならではのスタイリッシュなものが多く揃っています。

上海大宁国际茶城
上海市闸北区共和新路1536号(近洛川东路)


凍頂烏龍茶 2013年冬茶
凍頂烏龍茶 2013年冬茶

鈴茶堂の凍頂烏龍茶は昔ながらのしっかりと発酵・火入れを行った伝統的な製法によるものです。

凍頂烏龍茶というと日本にも良く輸入されていることもあり馴染み深いお茶ですが、この凍頂烏龍茶は深みのある味わいと余韻の長さが違います。その美味しさは癖になるほどで、お客さまの中にはこの凍頂烏龍茶だけをリピートされている方もいらっしゃいます。

焙煎技術が非常に高く、一般的な凍頂烏龍茶の半分ほどしか水分量がありません。
そのため、実質的な賞味期限がなく、時間が建てば経つほど、その美味しさを増していくお茶です。
現在最もお勧めの凍頂烏龍茶は2012年冬茶です。(2012年春茶は完売いたしました。)

凍頂烏龍茶 2012年冬茶
凍頂烏龍茶 2012年冬茶

凍頂烏龍茶 2013年春茶
凍頂烏龍茶 2013年春茶

最近は本来の産地以外で作られた安価なものも流通しています。
この凍頂烏龍茶は代々、伝統的な製法を頑なに守って作り続けています。
ぜひ本来の凍頂烏龍茶の味わいをお試しください。

湖心亭

湖心亭

こちらは上海最古の茶館として有名な湖心亭です。
上海観光で有名な豫園の中にあり、実際に訪れたことのある方も多いのではないでしょうか?

いつも観光客で混雑している豫園ですが、意外と湖心亭の中にはお客さんの数も少なく、2階に上がると時間帯によっては他に誰もいないような状態になっていたりする穴場でもあります。
この時も私たち以外に2階は誰もいない状態で、暫くの間貸切状態でくつろぐことができました。

湖心亭

茶譜(お茶のメニュー)は中国各地のお茶が並んでいます。
青茶(烏龍茶)をオーダーすると一番上の写真のように1煎目はお店の方が工夫茶の形式で淹れてくださいます。この時は同行されていたお客様が鳳凰単叢を、私は緑茶をお願いしました。緑茶の名前は忘れてしまったのですが、上海市のお隣にある浙江省で作られる緑茶で、あまり遠くの地域まで流通することのない、地域で消費されるような地元密着型の緑茶です。
中国各地にはこのようなお茶が沢山あって、中には名前すらないものも。素毛峰や炒青とだけ書かれている緑茶も各地にあります。こうしたお茶を含めると、中国茶はなんて数が多いのだろうと改めて驚かされますね。
こうした名前の知られていない、まだ出会ったことのないお茶を楽しめるのが旅の一番の楽しみであったりします。

湖心亭

今回確認していませんが、1階と2階で茶譜が違ったと思います。
確か1階には湖心亭オリジナルの茶器やお茶のショップと有料試飲がメインで、普通に茶館として楽しむこともできますが、ショップの売り込みなどもあり、ゆっくりしたい場合は2階を是非おすすめします。その分若干2階のお値段は高めになっていますが、茶館ですので標準的な価格設定になっています。日本の喫茶店の感覚では高いと思われるかもしれませんが、何煎も楽しめる中国茶ですから、もういいやと思うまで滞在できる分の席料もあると考えていただければと思います。

湖心亭

湖心亭の2階からの景色です。
茶館の中は本当に静かで、外に見える豫園の喧騒が嘘のようです。
夏の暑い盛りでしたが、ちゃんとエアコンも効いています。ご安心を。

このあたりではなかなかゆっくり休憩できる場所もないので、意外といつも空いている湖心亭は有難い存在です。
また、朝も8時半から開店しているとのこと。早朝の散歩コースに取り入れても良さそうですね。

湖心亭
上海市豫园路257号
021–6355-8270


12月23日より台湾・中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
また、年末年始にあたりますため、発送業務の再開は翌年1月4日となります。

度々の出張で発送業務をお休みさせていただき、みなさまにはご不便、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

12月21日14時までのクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は翌日22日に発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月21日中に入金確認ができたご注文を翌日22日に発送させていただきます。それ以降のご注文は翌年1月4日以降の発送となります。

とはいえ、年末の発送業務停止は私たちも大変申し訳なく思っております。

発送業務をお休みさせていただいている間のご注文で、ご希望される方には12月30日にも発送させていただきます。
ご注文の際の備考欄に「12月30日発送希望」とお書き添えください。

年末発送のご希望が多い場合は12月30日の発送が難しい場合もございます。その場合、翌日の31日以降になるべく早く対応させていただきますが、その際にはメールにてご相談させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境が不安定な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で3日程度のお時間をいただくことも予想されます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

大可堂 普洱会所

大可堂普洱会所

中国の茶館には大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは気軽に利用できる元祖カフェのような茶館ですが、こちらは主に台湾や中国でも南の方に多く見られます。もう1つはビジネスの場としての茶館で、日本の料亭のような役割を持っています。北京の茶館はこのタイプが多く見られます。意外に思われるかもしれませんが、中国では商談や接待をする際にお酒ではなくお茶で行うことが多くあります。
この上海にある大可堂普洱会所は両方のタイプを合わせた茶館です。

天山茶城を見学した後はこの大可堂普洱会所でお茶をいただいてきました。

1900年台前半に建てられた洋館を利用した茶館はとても素敵な場所でした。インテリアも素晴らしく、中には高価なアンティークもあるようです。

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茶譜(お茶のメニュー)は名前の通りに普洱茶(プーアル茶)が中心です。素晴らしいラインナップで通常では入手できないようなビンテージの普洱茶が並びます。ただし、創業当初に作られた茶譜とのことで、これは是非いただいてみたいと思う普洱茶の殆どは品切れたままになっていました。確かに今となっては入手することすら困難なお茶ばかりです。再入荷の予定はたたないと思います。
高価で貴重な普洱茶以外にもお手頃な普洱茶も揃っています。ですが、折角ここに来ることがあるのなら熟成を重ねた上質な普洱茶を味わっていただきたいと思います。今、茶譜にあるそういったお茶も無くなれば再入荷されることはないと思いますし、何より本当に入手の難しい普洱茶ばかりです。ぜひ普洱茶の本当の美味しさを味わってみてください。全く違うことに驚かれると思います。

ここのオーナーさんは相当なコレクションを持っていたのですね。凄いです。

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私たちは1990年台初頭の中茶牌8653鉄餅をいただきました。茶葉はグラムで指定できます。8g、12g、16gと選べますが大人数ではない限り8gで大丈夫です。こちらは8gで500元(約6700円)でした。安いお値段ではありませんが、茶館ということやお茶うけも含まれていること、グループで1つのオーダーで良いことを考えれば良心的な価格だと思います。

お茶はお店の方が丁寧に淹れてくださいます。非常に良質な普洱茶ですので何十煎も楽しめます。

中茶牌8653鉄餅はとても甘く美味しい普洱茶でした。

大可堂普洱会所
中国・上海市徐汇区襄阳南路388弄25号(近永嘉路)
021-64676577 64675077


大益 2009年 普洱熟散茶
大益 2009年 普洱熟散茶

普洱熟茶には定評のある勐海茶厂(モウ海茶廠)の大益・普洱熟散茶です。大益には珍しく固形茶ではなく散茶の形状で2009年の製造です。
深みのある旨味と甘味がある美味しい普洱熟茶です。
香りはナッツのような香ばしい香りとナツメのような果物の香りがある、とても美味しい普洱熟茶に仕上がっています。もちろん、カビ臭さなどは一切感じません。湯温が高い時にはアミノ酸系の旨味が強く感じられます。湯温が下がってくると回甘が強くなってきて、果物のような味と香りが強く出てきます。

下关特级沱茶 2007年
下关特级沱茶 2007年

云南下关茶厂(雲南下関茶廠)の2007年特級沱茶です。
下関茶廠は雲南省临沧(臨滄)地区の春摘みの喬木型雲南大葉種のみを使用して沱茶(お椀型の普洱茶)を作り続けている歴史ある茶廠です。沱茶であれば下関茶廠の右に出るものはいないほど品質の良い普洱茶を作り続けていることで知られています。
気品を感じるような爽やかな甘味と旨味があり、甘味、旨味、微かな渋味のバランスがとても良くとれています。煎持ちもかなり良く、1日中楽しんでいただくこともできるお茶です。
今も十分楽しめ、これからも長く数十年単位で楽しめる上質な普洱生茶です。

上海 天山茶城

天山茶城

高級評茶員養成・受験講座が終了して上海へ戻って来ました。
ここからは台湾へ行っていた代表と今回の旅に途中同行されることになったお客様と合流して各地をまわります。

上海は意外とお茶に関連するものが少ない都市ですが、市場もいくつかあります。
今回はその中の1つ、天山茶城を見学しに行ってきました。

広州や北京のお茶市場を知っていると拍子抜けする位に小さい市場です。この日だけなのかもしれませんが、訪れる人も少なく、少し寂しいような気もする市場です。メインとなる天山茶城は外壁修理中でした。この天山茶城を中心に周囲にもお茶屋さんが並びます。

天山茶城

茶城の中はこんな感じになっています。
やはり人は少ないようで、すれ違う人は殆どがここで働く人や呼び込みの店員さんたちです。

上海の中心部に近い場所にあることもあってか、卸市場というよりは観光客向けのお茶市場といっても良さそうな感じの品ぞろえが多いです。小分けで綺麗なパッケージになっているものも多く、お土産にしやすいようになっています。お店も飾り気のない卸のお店というよりも綺麗で入りやすい内装になっていることも多く、店員さんたちの呼び込みの言葉は中国語よりも日本語や韓国語、英語の方が多く聞かれます。
とはいえ、市内の一般小売のお店よりは価格も抑えられていることも多いですから、上海観光の際にお茶を買うのであれば良い場所と思います。ただし、中には観光客と分かると品質に対してかなりの高値をつけてくる業者も多いですので、購入する際には必ず試飲して、納得できる価格かどうかで決めるようにしてください。
中には日本ではあまり見かけないようなお茶などもありますので、面白いと思います。

こういった市場は本当に玉石混淆ですが、中には良いお店もあります。一番は通ってよいお店を見つけて信頼関係を築くことです。あるいは信頼できる人の紹介などが確実です。どちらも難しい場合は訪れるお客さんの多い人気のあるお店などを選ぶのも1つの方法です。

#鈴茶堂のお茶は基本的に生産者より直接譲り受けております。ここで仕入は行なっておりません。


師走で忙しい12月、疲れがちな胃腸や身体に優しい蔵茶が人気です。
カフェインを全く含まない四川省雅安茶廠の蔵茶は全く刺激性がなく、二日酔いや体調を酷く崩した際にも楽しめる、白湯よりも身体に受け入れやすい優しい黒茶(麹菌後発酵茶)です。
解毒作用や整腸作用、循環器系改善、減脂作用などがあるとしてチベットをはじめ、中国では親しまれています。


蔵茶 康磚

鈴茶堂でも一番人気の蔵茶です。
四川省雅安茶廠の蔵茶は癖が少なく、プーアル茶のような刺激性もカフェインもないため
飲むタイミングを気にせず、空腹時でも就寝前でもお楽しみいただけます。
とても体に優しく、夏バテや疲れた胃腸にも優しい健康茶です。
暖かいままお楽しみいただくだけでなく、冷やしても美味しく楽しめます。

使いやすいティーバックタイプもございます。

蔵茶 康磚(ティーバッグ)
蔵茶 康磚(ティーバッグ)おためし


蔵茶 金尖 雅細

蔵茶の中でも味を追求するのであれば、こちらの金尖 雅細です。
チベットの高僧が楽しむ蔵茶とされています。
黒茶とは思えない華やかな甘い花果香があり
蔵茶の優しさはそのままで、深みのある甘さがとても美味しいお茶です。