2026年6月のワークショップにご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました!
今月は以下のお茶の中から、お一人様1種類ずつ選ばせていただきました。
蒙頂毛峰
四川省雅安市蒙頂山
頭春手工緑茶
広東省梅州市梅県区雁洋鎮
荒野 政和工夫紅茶
福建省政和里洋
2001年 楊聘號
雲南省倚邦(香港・台湾乾倉)
今回はちょっと面白いお茶をご用意させていただきました。
頭春手工緑茶、本当は名前のないお茶です。広東省梅州の客家の農家(お茶農家ではありません)の方が自宅周辺にあるお茶の木から製茶した自家用茶です。製茶業ではないこともあり、家族で茶摘みをし、お父さん(たぶん、お祖父さまかと・・・)が茶揉み、自宅の鉄鍋で作った炒青緑茶です。見た目が良くないのですが、意外と美味しいお茶です。淹れ方を変えると違うお茶のように味わいを変えます。銘茶ではありませんが、一般の人々が日常的に味わうお茶もまた美味しいものです。普段取り扱うことのないタイプのお茶だけに、戸惑った方も多かったですが、これもまた中国茶の1つとして体験していただけたかと思います。
もう1つは政和工夫紅茶です。野生茶樹から作られた大変美味しい紅茶です。この紅茶を製茶する際にでた茎の部分も一緒に淹れていただきました。毛茶(荒茶)まで仕上げた後に製品茶にするべく、大きな葉や茎などを取り除きます。この製茶場は家族で行うような小さな規模のため、全て人の手で選別します。その際にでた茎を焙煎したものもご用意しました。こういった茎は買取を行う業者が来るため、捨てずにとっておきます。細かく刻んでレストランやホテルなどの無料のお茶にするそうです。葉がない分、味わいは浅いものの、驚くほど香りが良く甘い美味しいお茶です。ただし、2、または3煎目位から一気に出がらしになります。なかなか同じお茶で、葉と茎の部分を同時に味わうこともないと思います。楽しんでいただければ嬉しく思います。
他にもwebショップではご紹介しておりませんが蒙頂毛峰も頭春手工緑茶とのギャップを感じていただきながら淹れていただきました。小葉種の緑茶と中葉種(頭春手工緑茶)の緑茶の違いも面白いと思います。
2001年楊聘號は樟香が非常に良い状態で、熟成感も十分にあり、かなり美味しい普洱茶だと思います。25年が経過しているせいとも思いますが、熟茶と思われる方が多かったですね。普洱生茶です。餅茶を崩す機会の無い方は初めて、普段機会のある方には改めて正しい崩し方を再確認していただきました。あまりの美味しさに崩して販売を・・・というご希望もいくつかいただいたのですが、量が少ないので難しいですね・・・検討させていただきます。
最後に店主が淹れたお茶はこちらです。
高山鳳凰単叢 古樹 仙桃香
広東省潮州市凤凰山烏崠山(村)
webショップでもご紹介中の鳳凰単叢です。
夏が近づいてくると桃の香りのする、この鳳凰単叢が美味しく楽しめるように思います。香りと味わいと非常にバランスがよく、しばらく身体の中から果実の香りが戻ってくるような余韻の長さ、とても美味しいお茶だと思います。ワークショップ終了後にもお求めいただいたり、大変うれしいです。ありがとうございます。お求めいただいた方には、ぜひ熱湯で、高温を保って淹れてみていただければと思います。香りとその余韻の強さが違ってきます。
次回は7月の開催となります。
またお会いできますことを楽しみにしております。
7月は若干残席があります。試しに参加してみたいというスポット参加の方もご予約をお受けしておりますので、ご興味のある方はお気軽にお申し込みください。
























