投稿者「suzuchado」のアーカイブ

2026年 冰島荒野古樹 小勐峨古樹 碧潭飄雪 茉莉雪竹 ご予約承ります! / 祁門(祁眉)追加入荷

冰島荒野古樹

Instagramなどで現地や茶摘、製茶の様子などをご紹介していた普洱生茶のご予約を開始いたします。

7月22日22:00までご予約をお受けします。発送は7月下旬または8月上旬を予定しております。

まずは2026年に私たちが作った普洱茶の中では一番希少で大変なお茶であり、雪梨のような甘味が特徴的なお茶です。

2026年 冰島 荒野古樹
2026年 冰島 荒野古樹

冰島といえば普洱茶に詳しい方はご存知のように、大変上質なお茶が産出されることで知られる名産地の1つです。その冰島の集落の1つである小荒田から更に山奥に行った先に名もない場所に育つ、自然のままの茶園の古樹から作られた普洱生茶です。
小荒田は人の手で管理された茶園ですが、この場所は誰も管理していない野生化した茶樹が固まって生育している場所です。おそらく樹齢300年は超えているであろう古茶樹を選び、茶摘みを行いました。人が管理する古茶園は小荒田も含め足場を作って茶摘みをすることができますが、ここは足場を組むこともできず、かなりの急斜面の中、熟練した摘み子さんが茶樹に登り、摘み取りを行い、製茶しました。

現時点の味わいは甘味と野生古樹ならではの優しくもしっかりとしたミネラル感、余韻の長さは凄いな、さすがだなと思わせます。店主が最初に口にして思ったのは雪梨、冰島らしい清らかな氷砂糖に例えられる圧倒的な甘味でありながらも、冰島の他の集落のお茶にはまず見られない雪梨のような、清らかなで爽やかな甘味が素晴らしいお茶です。

できたばかりの普洱生茶であっても、むしろ「今も」美味しい、雪梨の果汁のような美味しさは逆に今でしか楽しめないかもしれません。

2026年 小勐峨 藤条茶 古樹
2026年 小勐峨 藤条茶 古樹

雲南省臨滄には有名ではない茶産地がたくさんあります。
品質が大変高いのですが、同じ地域にある冰島などの有名産地の影に隠れてしまい、プロや相当な愛好家でしか知らないという場所も多くあります。小勐峨もその1つです。店主イチオシの普洱生茶でもあります。お手頃価格なのに、とても美味しい普洱生茶です。

小勐峨は3年前にご紹介したことがあります。大変好評をいただき、すぐに完売しておりました。お手頃でありながら、とても美味しく、その後もご紹介したく毎年狙っていたのですが、昨年は品質不足で見送っておりました。今年はかなり良い仕上がりで、ご紹介することができました。

清らかな藤の花を思い出させるような、清らかで上品な甘い花香と、とろりとした心地よい喉越し、小勐峨らしい、炊きたての新米を思い出すような甘い旨味が感じられるお茶です。柔らかい渋み、柑橘の果汁を連想するようなやさしい酸味、甘さに繋がるような心地の良い苦味、心地よい収斂味、表現しきれないほど様々な味わいを楽しめるお茶です。じっくり、ゆっくり、色々な表情を身体で楽しむことができます。


2026年のジャスミン茶がそろそろ入荷いたします。
今年は例年より少し早い仕上がりとなりました。

毎年、500g以上、キロ単位でのご購入をご希望される方も多く、その場合は卸売価格にてご提供しておりました。今年はwebショップよりお求めいただけるようにしております。ただし、ご予約期間中のみとなりますので、ご注意ください。

7月22日22:00までご予約をお受けします。発送は7月下旬または8月上旬を予定しております。

無農薬 碧潭飄雪 2026
無農薬 碧潭飄雪 2026

日常のお茶としても人気の高いジャスミン茶、碧潭飄雪です。
長く品切れでリピートされているお客さまにはご不便をおかけしました。

現在流通するジャスミン茶には完全無農薬のものはまず存在しません。というのも、茶葉よりも香りの強いジャスミンの花を栽培する場合に花が虫を引き寄せてしまうため、無農薬で栽培することが非常に難しく、茶葉は無農薬でもジャスミンは農薬を使用せざるを得ないという事情があります。

この碧潭飄雪はそのジャスミンの花においても無農薬にこだわっています。

茶葉は四川省蒙山の標高1000m以上という高山地帯で栽培された蒙頂甘露を使用しています。こちらも無農薬で栽培されています。

当店の碧潭飄雪の特徴は無農薬というだけではありません。ジャスミン茶を作るためには生の花から花の香りを茶葉に移しますが、その際にどうしても花のもつ水分が茶葉に吸収されてしまいます。そのため、いちど花の香りを移した茶葉は加熱して乾燥させます。これを何日も何度も繰り返すのですが、段々と茶葉も焼けてしまいます。多くのジャスミン茶に焼けたような味が残るのはそのためです。
この碧潭飄雪にはその独特の味がありません。非常にフレッシュで甘く爽やかな香りと味を持っています。

ジャスミン茶はどれも同じと思っている方も多いと思いますが、そういった方にぜひお勧めしたい、とても美味しいジャスミン茶です。
夏に冷たくしてお楽しみいただいているお客さまも多いお茶です。

高山野生 茉莉雪竹 2026
高山野生 茉莉雪竹 2026

四川省蒙山山系の野生茶に、ジャスミンの花の香りを移した茉莉雪竹です。
最高品質のジャスミン茶を作ろうという思いで作られた花茶です。この茉莉雪竹の素晴らしいところはジャスミンの高く清らかな香りと、それに呼応するかのような茶葉本来が持つ奥行きのある甘味です。本来であれば花茶にする必要のない品質の野生緑茶をぜいたくに使っています。花の香りが強いだけ、茶葉の味わいが強いだけというジャスミン茶と違い、優しく、清らかで透明感のある非常にバランスの良いジャスミン茶に仕上がっています。

とっておきの時間にぜひお楽しみいただきたいジャスミン茶です。

中国各地で発生した大雨で、ジャスミン茶の主要産地が影響を受けています。
四川省はまだ影響は少なく、長年のお付き合いのある作り手さんということもあり、例年通りの当店分の在庫分は確保できていますが、中国全体で大幅に生産減となることが見込まれるため、その分、四川省産のジャスミン茶へ需要が流れるかもしれません。
例年であれば北京姉妹店確保分を追加入荷することもできていましたが、今後の状況によってはご予約分のみのご提供となる可能性もあります。どうかご了承ください。


先日、2026年産の 祁眉(祁門紅茶)のご紹介を開始したばかりですが、店主が予想していた以上に、あっという間に完売してしまいました。
あまりにも完売が早く、また、追加購入のご希望を多数いただいておりますため、急遽、北京姉妹店の在庫分を入荷させることにいたしました。

ただし、大きな工場で作っているような祁門ではなく、小さな製茶場で昔ながらの作り方を行っている祁門であるため、生産量があまり多くありません。
次回入荷分で2026年分は終了となります。ご了承ください。

祁眉(祁門紅茶) 2026
祁眉(祁門紅茶) 2026

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。しかし、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2026年の3月下旬に祁門本来の在来品種を使って丁寧に製茶された祁門です。祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は、祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

発送業務お休みのお知らせ

景徳鎮瑶里古镇
景徳鎮瑶里古镇

7月16日は所要のため、および
7月18日から27日までの間は中国出張のため
発送業務をお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2026年武夷岩茶・鳳凰単叢試飲茶会

武夷山

2026年の武夷岩茶・鳳凰単叢試飲会を行います。
それぞれの作り手さんから届いた今年の武夷岩茶および鳳凰単叢を数日に渡って試飲します。各回5種類位になる予定です。(各回のお茶の内容は変わります)なお、試飲する武夷岩茶および鳳凰単叢全てが入荷するとは限りません。また、製茶(焙煎)が終わっていないお茶もありますため、2026年産の全ての武夷岩茶・鳳凰単叢が揃っている訳ではありません。お茶会当日までに製茶が終わったお茶のみとなります。また、2026年産以外でも飲み頃となったお茶もご用意する場合もあります。
1回だけの参加でも、複数回参加でも大歓迎です。

現在の中国現地の状況(武夷山に限らず)や中国国内のお茶事情など、お茶を楽しみながら、ゆっくりお話できればと思っています。新茶に限らず、リクエストがあれば店主秘蔵の中国茶も出します。

2026年8月 28日(金曜) 13時00分~15時30分頃まで 残席2
17時00分~19時30分頃まで 残席3
29日(土曜) 13時00分~15時30分頃まで 残席4
17時00分~19時30分頃まで 残席5
30日(日曜) 14時00分~16時30分頃まで
(状況によって延長あり)
満席

場所 鈴茶堂
東京都新宿区四谷4-28-15 慶和ビル1F

丸ノ内線 四谷三丁目駅2番出口および新宿御苑前駅2番出口から徒歩約5分
参加費 6ヶ月以内に当店webショップのご利用のある方 各回4400円(税込み)
6ヶ月以内に当店webショップのご利用がない方 各回5500円(税込み)
※複数回参加の方は割引させていただきます。
お支払い方法 お支払い方法は以下をお選びいただけます。
  ・銀行振込(SBIネットバンク)
  ・ゆうちょ銀行振込
  ・クレジットカードまたはPayPay(別途webショップにてお手続きが必要です)
参加費お支払い後のキャンセルは当日または無連絡の場合、参加費の返金はございません。
前日までのキャンセルは返金させていただきますが、銀行振込および銀行振込の場合は振込手数料を除いた金額となります。

ワークショップにご参加いただいたことのある方は当日サロンにてお支払いください。

現在は過去に当店のワークショップご参加いただいている方を対象に優先してご予約をお受けしております。お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。
優先予約が終了以降(8月上旬頃)、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Instahram、Facebookなどでご案内させていただきます。(詳細は本エントリに追記していきます。)

お申し込みが多数の場合は通常のお茶会やワークショップの時よりもお席が狭くなる場合があります。ご了承ください。

Workshop 2026年7月 ありがとうございました!

20260712

2026年7月のワークショップにご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました!

今回は以下のお茶を淹れていただきました。

古樹鳳凰単叢 芝蘭香 2024年
広東省潮州市潮安県凤凰镇凤溪东郊村

全ての方に同じ茶葉を同じ茶器、水で淹れていただきました。
誰が美味しく淹れられるかというのではなく、それぞれの方の淹れ方とそのお茶の香り、味わいの違いがどうやって生まれるのか、自分の淹れ方とどう違うのかといったことを確認するために、たまに行っています。実際、同じお茶のはずなのに、全く違うお茶のように感じられたと思います。自分がこの味、香りがいいなと思った時は、自分の淹れ方とどう違うのか確認して、ブラッシュアップの材料の1つとしていただければと思います。
私自身もかなり勉強になった回でした。実際に試してみようと思った淹れ方もいくつか。
また、時間をおいてから違うお茶でやってみたいですね。

20260712

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

2011年 福鼎白茶 白牡丹
福建省福鼎市太姥山

15年が経過して、素晴らしく美味しい白茶に仕上がっていました。
同時に産地である福鼎の太姥山についても説明させていただきました。太姥山といえば白茶の名産地の1つとして有名ですが、実際にはかなり広い地域を指します。日本の方にはちょっと想像できないほど広い地域だと思います。「山」もあれば、海岸線も場所もあり、全然山じゃないという場所も「太姥山」です。入手される場合は太姥山というだけで安心してしまうのではなく、太姥山のどこなのかということも確認した方が良いと思います。

この白茶、大変好評でした。
北京姉妹店にて昔に入手したもので、もう同じお茶はないのですが、同じような良い白牡丹の餅茶が少量ですが在庫がありましたので、今回ワークショップへご参加いただいた方へお取り寄せをご案内させていただきます。

8月のワークショップはお休みとなります。その代わり、毎年恒例と化してきた本年度産の武夷岩茶と鳳凰単叢の試飲茶会を行おうかと思っています。こちらにつきましては、日程が確定次第、改めてご案内させていただきます。

9月から11月にはワークショップを行います。こちらも8月にはご予約のご案内をさせていただきます。

蘭香甘露 九曲紅梅 入荷しました!

九曲紅梅

品切れとなっており、大変ご不便をおかけしましたが、蘭香甘露と九曲紅梅が入荷しました!
どちらも毎年楽しみにお待ちいただいている方も多いお茶です。

蘭香甘露 2026
蘭香甘露 2026

珍しい君子蘭の香りを移した花茶です。
中国・四川省の有名な名茶、蒙頂甘露の茶葉に丁寧に君子蘭の香りを移した上質な花茶です。一般的に花の香りを移す花茶に使われるのはジャスミンの花(茉莉花)ですが、この蘭香甘露は君子蘭を使用して香りを移しています。清らかで品格のある蘭香と蒙頂甘露の優しく深い味わいが素晴らしいお茶です。

君子蘭の香りを移した花茶は非常に珍しいものです。一般的なジャスミンなどよりも君子蘭の場合は香りを移す工程が難しく、茶師の技術が問われます。この蘭香甘露を作り出した茶師は店主が知る限り、最も高い技術を持っています。
生の花から花の香りを茶葉に移しますが、その際にどうしても花のもつ水分が茶葉に吸収されてしまいます。そのため、1晩花の香りを移した茶葉は加熱して乾燥させます。これを何日も何度も繰り返すのですが、段々と茶葉も焼けてしまいます。多くのジャスミン茶をはじめとした花茶に焼けたような味が残るのはそのためです。
この蘭香甘露にはその独特の味がありません。非常にフレッシュで甘く爽やかな香りと味を持っています。

暑い時期には冷たくしていただいても、とても美味しく楽しめます。

2026年は例年よりも非常に品質が高く、香りの出方が非常に良いです!


伝統 九曲紅梅 2026
伝統 九曲紅梅 2026

この紅茶は福建省北部の武夷山付近から太平天国の乱の混乱を避けて、浙江省のこの地へ湖埠へ移住してきた人々が作り出した紅茶と言われ、その名にある九曲は武夷山にある九曲溪から名づけられたものと言われます。

この紅茶の伝統的な茶樹品種は在来種である鳩坑小葉種ですが、実際には様々な品種が使われています。龍井茶の品種(龍井43号)が使われていることが多いのですが、このお茶はその伝統的な鳩坑小葉種のみを使って作られています。

九曲紅梅

大湖山で栽培された伝統的な品種と製法を守って作られています。とても技術の高い現地では非常に有名な茶師が全て手作業で、機械を使わずに作ったとても上質な九曲紅梅です。
渋みなどがないため、冷茶にしても美味しくお楽しみいただけます。

無農薬 玖瑰 九曲紅梅 2025
無農薬 玖瑰 九曲紅梅 2025

アイスティーにするなら店主一番のおすすめはメイクイ 九曲紅梅です。自然な花の香りがアイスティーから香り立ち、とても美味しく心地よくお楽しみいただけます。

政和野生白茶奇種 荒野政和工夫紅茶 祁門 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

福建省政和大岭尾
福建省政和大岭尾

福建省政和の野生古茶樹から作られた白茶です。
標高1100mほどの山の中、人も住まず、道も無い山の上、霧が深く竹に囲まれた場所に茶樹が固まって生えている斜面があります。この場所には様々な品種の茶樹が実生繁殖しています。野生茶樹といっても実際には様々な品種があります。栽培品種に近い野生化した大葉種もあれば、在来小葉種、そして奇種や菜茶と呼ばれる野生在来種もあります。
この奇種(菜茶)は武夷岩茶や桐木の正山小種でも希少な野生品種として扱われます。この奇種は野生茶樹の中でも非常に少ないため、仕上がった白茶は全部で2kgしかありません。

政和野生白茶 奇種 2026年
政和野生白茶 奇種 2026年

製茶して間もない今の時点ではダージリンファーストフラッシュを連想させる、グリニッシュな香りが楽しめます。よくある福鼎白茶の青い香りとは一線を画した果実系の香りです。驚くほどのミネラル感の深さ、奥行きの深さがあります。からだに沁み入るようなように優しく、そしてずっと余韻が続きます。爽やかな果実のような微かな酸味と、さらりとしていながらも深みのある清らかで圧倒的な甘味、製茶したての今でも相当に美味しく、ずっと大事に育てていきたいと思わせる、魅力あふれる素晴らしい白茶です。
通常、まだ青味を感じる白茶をご紹介することはしないのですが、このグリニッシュ感がむしろ夏に心地良く、ご紹介させていただくことにしました。2026年の政和白茶の中では店主イチオシのお茶です。

白茶は年月を経た方がより美味しくなると言われるお茶です。2026年の春に製茶されたばかりの今の美味しさはもちろん、年月を経て優しく美味しく、そして更に深みを増す変化の先もまた楽しみな白茶です。


福建省政和里洋
福建省政和里洋

福建省政和里洋の野生茶樹、樹齢80年を超えると思われる古茶樹から作られた紅茶です。
通常は葉の大きい政和大白茶種から作られますが、この政和工夫紅茶は小葉の在来種から作られています。香り、味わい、全てにおいて特別です。

荒野 政和工夫紅茶 2026年
荒野 政和工夫紅茶 2026年

清らかで上品な花果香と雑味のないきび砂糖のような甘味が素晴らしい紅茶です。小葉在来種のみが持つ純度の高い花の蜜のような甘味が特徴的です。回甘も素晴らしく、身体の中から甘味と香りが戻ってくる感覚も強く感じられます。最初は控えめな花果香のように感じる香りは、身体の中から戻ってきます。煎を重ねていくと綺麗な花香に変わっていきます。鼻で感じる香りではなく、身体で感じる香りです。滋味も深く、小葉紅茶のお手本のような上質な紅茶に仕上がっています。

製茶時に出た茎を焙煎した茎茶を本商品を合計50g以上ご注文の方に先着順でお付けいたします。なお、数に限りがありますため(限定30個)無くなり次第終了となります。


伝統的な製法で作られた祁門は1年が経過して本来の祁門香、美味しさが楽しめると言われる紅茶でもあります。また、味わいも深く美味しく変化していきます。もう少し落ち着かせてから販売を開始する予定でしたが、2025年産が予想以上に早く完売してしまったこと、入荷のリクエストを多数いただきましたので、急遽ご紹介開始させていただきます。

祁眉(祁門紅茶) 2026
祁眉(祁門紅茶) 2026

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。しかし、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2026年の3月下旬に祁門本来の在来品種を使って丁寧に製茶された祁門です。祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は、祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

7月11日から12日までの間、ワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Workshop 2026年6月 ありがとうございました!

Workshop 2026年6月

2026年6月のワークショップにご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました!

今月は以下のお茶の中から、お一人様1種類ずつ選ばせていただきました。

蒙頂毛峰
四川省雅安市蒙頂山

頭春手工緑茶
広東省梅州市梅県区雁洋鎮

荒野 政和工夫紅茶
福建省政和里洋

2001年 楊聘號
雲南省倚邦(香港・台湾乾倉)

Workshop 2026年6月

今回はちょっと面白いお茶をご用意させていただきました。
頭春手工緑茶、本当は名前のないお茶です。広東省梅州の客家の農家(お茶農家ではありません)の方が自宅周辺にあるお茶の木から製茶した自家用茶です。製茶業ではないこともあり、家族で茶摘みをし、お父さん(たぶん、お祖父さまかと・・・)が茶揉み、自宅の鉄鍋で作った炒青緑茶です。見た目が良くないのですが、意外と美味しいお茶です。淹れ方を変えると違うお茶のように味わいを変えます。銘茶ではありませんが、一般の人々が日常的に味わうお茶もまた美味しいものです。普段取り扱うことのないタイプのお茶だけに、戸惑った方も多かったですが、これもまた中国茶の1つとして体験していただけたかと思います。

Workshop 2026年6月

もう1つは政和工夫紅茶です。野生茶樹から作られた大変美味しい紅茶です。この紅茶を製茶する際にでた茎の部分も一緒に淹れていただきました。毛茶(荒茶)まで仕上げた後に製品茶にするべく、大きな葉や茎などを取り除きます。この製茶場は家族で行うような小さな規模のため、全て人の手で選別します。その際にでた茎を焙煎したものもご用意しました。こういった茎は買取を行う業者が来るため、捨てずにとっておきます。細かく刻んでレストランやホテルなどの無料のお茶にするそうです。葉がない分、味わいは浅いものの、驚くほど香りが良く甘い美味しいお茶です。ただし、2、または3煎目位から一気に出がらしになります。なかなか同じお茶で、葉と茎の部分を同時に味わうこともないと思います。楽しんでいただければ嬉しく思います。

他にもwebショップではご紹介しておりませんが蒙頂毛峰も頭春手工緑茶とのギャップを感じていただきながら淹れていただきました。小葉種の緑茶と中葉種(頭春手工緑茶)の緑茶の違いも面白いと思います。
2001年楊聘號は樟香が非常に良い状態で、熟成感も十分にあり、かなり美味しい普洱茶だと思います。25年が経過しているせいとも思いますが、熟茶と思われる方が多かったですね。普洱生茶です。餅茶を崩す機会の無い方は初めて、普段機会のある方には改めて正しい崩し方を再確認していただきました。あまりの美味しさに崩して販売を・・・というご希望もいくつかいただいたのですが、量が少ないので難しいですね・・・検討させていただきます。

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

高山鳳凰単叢 古樹 仙桃香
広東省潮州市凤凰山烏崠山(村)

webショップでもご紹介中の鳳凰単叢です。
夏が近づいてくると桃の香りのする、この鳳凰単叢が美味しく楽しめるように思います。香りと味わいと非常にバランスがよく、しばらく身体の中から果実の香りが戻ってくるような余韻の長さ、とても美味しいお茶だと思います。ワークショップ終了後にもお求めいただいたり、大変うれしいです。ありがとうございます。お求めいただいた方には、ぜひ熱湯で、高温を保って淹れてみていただければと思います。香りとその余韻の強さが違ってきます。

次回は7月の開催となります。
またお会いできますことを楽しみにしております。

7月は若干残席があります。試しに参加してみたいというスポット参加の方もご予約をお受けしておりますので、ご興味のある方はお気軽にお申し込みください。

発送業務お休みのお知らせ

雲南省麗江市束河古鎮
雲南省麗江市束河古鎮

6月19日から21日までの間はワークショップ開催のため、
6月25日から26日および28日から29日までの間は国内出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

荒野政和牡丹王2026年 メルマガ限定2013年涇渭茯茶 在山堂蓋碗 入荷しました!/ 発送業務お休みのお知らせ

たくさんの方から入荷はまだですかとのお問い合わせをいただいておりました政和白牡丹が入荷いたしました。大変おまたせいたしました。
今年は作り手さんのご好意で昨年よりも更に良い品質、2026年産で最も美味しく高品質の「牡丹王」をご提供させていただきます。

荒野 政和 牡丹王 2026年
荒野 政和 牡丹王 2026年

福建省政和の野生茶樹、樹齢80年を超えると思われる古茶樹から作られた白茶です。通常は葉の大きい政和大白茶種から作られますが、この政和工夫紅茶は小葉の在来種から作られています。

とろとろの茶水と優しい麦芽糖のような甘味、深く優しくしっかりとした余韻、優しい野生茶樹ならではの底知れない滋味、ミネラル感。静かな凄さをもった白牡丹です。舌ではなく、からだで味わう、沁み入るような、政和らしい寄り添うような優しさを持った白茶です。この優しい味わい、静謐なバランスは福鼎などには見られず政和の、かつ、栽培品種ではなく野生茶樹ならではのものです。

白茶は年月を経た方がより美味しくなると言われるお茶ですが、2025年の春に製茶されたばかりの今でも、これは美味しいと唸ってしまうほどです。今楽しんでも、この先も楽しみな凄い白牡丹です。


2013年涇渭茯茶 陝西官茶

2013年の涇渭茯茶 陝西官茶です。
かつて官府(朝廷や役所)が生産管理、茶馬交易に使われていた「官茶」の復刻版です。涇渭茯茶の中でも上質な茶葉を使用しています。
店主の師伯にあたる方がこのメーカーの代表というご縁で、特別価格にてご提供させていただきます。数量限定となりますため、メールマガジンご購読の方を限定させていただいております。茯茶(固形茶)を崩してのご提供となります。

2013年涇渭茯茶 陝西官茶
2013年涇渭茯茶 陝西官茶
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2013年涇渭茯茶 陝西官茶

ちょっと驚くほどに甘いナッツのような良い香りが感じられます。さらりとしていながらも深い甘味、微かな薬香が奥行きを添えたミネラル感、13年という年月による厚く深い味わいで非常に美味しいです。涇渭茯茶の中でも相当にレベルが高く、美味しいお茶です。


龍泉窯の劉傑大師によるガス窯の蓋碗です。
最近の劉傑大師の作品には珍しい大きめサイズの蓋碗です。

在山堂 劉傑 二才蓋碗
在山堂 劉傑 二才蓋碗

通常の柴窯(薪窯)よりお手頃な価格となっております。
大きめの蓋碗は高温を要求するお茶を淹れるのに最適です。より温度を保ったままお茶を淹れることができるため、香り高く、味わいもより深く抽出することが容易になります。高温のお湯を使っている場合でも、大師の蓋碗は持つ部分が熱くなりにくく、とても使いやすいのも特徴です。お茶がより美味しくなる大師の釉薬とも合わさり、美味しく使いやすく楽しめる茶器になっています。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

6月19日から21日までの間、ワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

漳平水仙春茶 神農架野生紅茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

漳平水仙

大変お待たせいたしました。
入荷が遅れていた漳平水仙が今年も入荷しました!

当店が紹介する漳平水仙は山の高い場所で育つ茶樹から製茶を行うため、一般的なものより遅い時期の製茶となります。そこに航空便減便などの影響があり、いつもより遅い入荷となりました。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。
中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後10年以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

無農薬 伝統 漳平水仙 2026年春茶
無農薬 伝統 漳平水仙 2026年春茶

漳平水仙には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

無農薬 伝統 漳平水仙 2026年 炭焙煎 春
無農薬 伝統 漳平水仙 2026年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙です。この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことでまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。蘭花香を十分に引き出せるよう中火(中焙煎)に仕上げていただきました。暑い夏にも心地よく感じていただけるような焙煎具合にしております。

日本では殆ど見かけることのない希少な漳平水仙で作った紅茶も入荷しています。とても美味しく、昨年からご紹介を再開したところ、リピートされる方が大変多い紅茶です。

無農薬 漳平水仙 紅茶 2026年春茶
無農薬 漳平水仙 紅茶 2026年春茶

花蜜香と深みのある旨味、甘さを持っています。中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。英徳紅茶にも通じるような清涼感、心地良い余韻もしっかり感じられます。


珍しい神農架老君山で作られた野生紅茶が入荷しました。

先日、2025年産をご紹介したところ、リピートされる方が大変多く、あっという間に完売してしまいました。ありがとうございます。
今年は2025年産よりも早い時期に製茶されたロットをご紹介させていただきます。美味しさ、深みが更にアップしています。

神農架 野生紅茶 2026
神農架 野生紅茶 2026

元々、神農架では昔からお茶づくりが行われていますが、これらは基本的に、この茶葉が摘み取られた場所ほど山奥ではありません。基本的にもっと手前の場所にある茶樹から作られていますが、この紅茶は政府より特別な許可を得て、店主の師匠が自ら現地に赴き製茶を行いました。

甘い焼き菓子のような香りに続いて花香が心地よい黄金色のお茶です。ベッコウ飴のような深く沁み入るような甘味はそのまま、更に滋味と旨味、ミネラル感がしっかりと、それでいて心地よく優しく響きます。
昨年の夏茶と絶対的に違うのは、上品さ、柔らかさが加わったというところでしょうか。更にバージョンアップしています。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

6月12日は出張茶会および講習のため、発送業務をお休みさせていただきます。
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