人気の四川高山紅茶の製法を少し変えて作っている上質な紅茶です。
名前にある玖瑰(メイグイ)は日本で言うところのハマナス、バラの原種です。この四川紅茶はその玖瑰の香りのする紅茶として命名されています。後から香りを添加したり、花茶のように花の香りを移した紅茶ではなく、茶葉本来の香りがまるでバラのようであることから名づけられています。
この紅茶は毎年、明前の春も早い時期に作っていました。2016年は雨が多く、例年であればこの紅茶を作る時期に、茶樹の状態が紅茶を作るには良い状態ではないと判断し製茶を見送りました。その後、初夏の6月下旬に改めてこの紅茶を作ることにしました。蒙山の標高1200m以上の高山地帯で栽培された茶葉のみを使用し、丁寧に作り手が作っています。
綺麗な透明度の高い橙褐色の紅茶です。甘い可憐な花の香りを感じていただけます。天然の茶葉の香りだけとは思えないほどの甘い香りです。
2016年のこのロットは明前の紅茶にはない甘味の深みがとても良く出ています。味わいの奥行きが素晴らしく深く、とても味わい深い紅茶になりました。
紫砂茶壺 範偉 石瓢が入荷しました!
石瓢という伝統的でシンプルな型の茶壺ですが、その分、作家の技量が問われる茶壺でもあります。
この範偉の石瓢は土質の良さはもちろんですが、造形のバランスが素晴らしく、手に持ってみると大変使いやすいバランスで作られていることが分かります。また、出水も非常に良く、大変に完成度の高い石瓢になっています。
大変お値打ちといえる普洱生茶が入荷しました!
この価格帯では近年稀にみるほどの美味しく上質な普洱生茶です。価格がお手頃ということもありますが、何より驚く位にとても美味しいということ。特に樟香系の香りがお好きな方にはぜひ試していただきたいと思います。
中茶牌の鉄餅の歴史は古く、1950年代まで遡ります。元々はロシアなどの輸出向けに鉄の型を使って整形する製法で作られていた普洱生茶です。通常、石と布を使って整形する普洱茶ですが、この鉄の型を使うことで独特の風味が生まれ、当時、初期生産のものは今や手の届かないほどに高価なお茶として知られています。この藍印鉄餅は2006年に作られた、その鉄餅の復刻版です。
雲南中茶公司による、この藍印鉄餅は春尖、早春の清明節前に1芯3葉で摘み取られた上質な茶葉を使用して2006年に作られました。出庫直後から広州乾倉で、ほぼ10年間熟成を行っています。
広州乾倉の中でも非常に腕の良い茶商によって熟成されているせいか、高く見事と言えるほどの綺麗な樟香が楽しめます。心地よい柔らかい収斂味と、しっかりと、そして長く続く回甘とのバランスが本当に素晴らしい生茶に育っています。生茶の強さはすっかり影を潜めて、柔らかく、優しく、それでいて力強い、まさに普洱茶熟成のお手本のように育っています。
通常であれば倉熟成を行い、ここまで状態が良く、香り高い普洱茶はそれなりに高価になります。今回、黒茶専門家として大陸ではとても高名な師のおかげで現地と殆ど変らない価格でご提供できることになりました。
とても美味しく、そして本当におすすめできる普洱茶です。
※1筒(7枚)でご購入をご希望の場合はお問い合わせください。(45,500円・税抜)
※ご注文のタイミングによっては次回入荷分が日本到着後のお届けとなります。(12月上旬)
11月23日から28日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
11月20日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は11月22日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は11月20日中に入金確認ができたご注文を11月22日までに発送いたします。それ以降のご注文は11月29日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。