毎年楽しみされている方も多い九曲紅梅が今年も入荷しました!
この紅茶は福建省北部の武夷山付近から太平天国の乱の混乱を避けて、浙江省のこの地へ湖埠へ移住してきた人々が作り出した紅茶と言われ、その名にある九曲は武夷山にある九曲溪から名づけられたものと言われます。
この紅茶の伝統的な茶樹品種は在来種である鳩坑小葉種ですが、実際には様々な品種が使われています。龍井茶の品種が使われていることが多いですが、このお茶は伝統的な鳩坑小葉種のみを使って作られています。
大湖山で栽培された伝統的な品種と製法を守って作られています。とても技術の高い現地では非常に有名な茶師が全て手作業で、機械を使わずに作ったとても上質な九曲紅梅です。
10月8日頃から順次発送となります。
2021年の南糯山古樹雲南紅茶が入荷しました!
雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた、非常に上質な古樹雲南紅茶です。
通常、雲南紅茶は俗に言う茶畑で栽培された若い栽培茶樹から作られますが、この南糯山古樹雲南紅茶は上質なプーアル生茶を作るような、少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から手摘みで丁寧に摘み取られた茶葉から作られています。
雲南紅茶は甘味を出しやすく、飲んで誰もが美味しいと思うお茶が多いものです。その反面、味わいが単調で飽きやすいというお茶でもあります。この古樹雲南紅茶は味わいや香りの複雑さ、奥行きの深さが違います。ぜひ他の雲南紅茶とも比べて味わっていただきたいと思うほど、美味しく素晴らしいお茶です。
多くの方からご要望をいただき、今年は100gパックもご用意しました。
10月8日頃から順次発送となります。
2021年の鳳凰単叢 蜜蘭香が入荷しました!
鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され、鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。
蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。
お茶にも流行があります。数年前まで蜜蘭香が最も多く栽培されていました。そのため、産地の中でも低山(標高の低い位置)でも殆どが蜜蘭香の栽培という状況になり、様々な品質の蜜蘭香が流通していました。
現在はその流行は去り、現地では鴨屎香(ここ最近は銀花香とも呼ばれます)が、それにとって代わりました。
これは蜜蘭香というお茶にとって良いことであると考えます。
流行にのって大量生産された品質の低い蜜蘭香ではなく、本来の蜜蘭香らしさを追求する生産者のみが、蜜蘭香を大事に育て製茶するようになります。
今回ご紹介する蜜蘭香もそういった生産者によるもので、高山地区の足がすくむような急斜面の茶畑で栽培された無剪定、無農薬、無肥料の茶樹から作られています。茶摘みを行うのも大変な傾斜地にある茶畑の鮮葉のみを使用しています。
一度は蜜蘭香の取り扱いを止めようかとも思いましたが、この品質、美味しさならばと、この茶畑から作られた蜜蘭香に限定して、ご紹介を続けることにしました。
毎年、楽しみにお待ちいただいている方も多い蜜蘭香です。
今年もとても美味しく仕上がりました。
10月8日頃から順次発送となります。
■ ワークショップ10月〜12月期 ご予約のお知らせ ■
ワークショップ10月〜12月期のご予約は、前期にご参加いただいた継続希望の方のご予約期間が完了いたしましたが、新型コロナウィルスの感染防止の1つとして定員数を減らしての開催といたしますため全ての回で満席となりました。
そのため、基本的には新規のご予約をお受けしておりませんが、タイミングによっては、お席をご用意できる場合もございますので、ご予約およびキャンセル待ちを希望される方はお問い合わせください。
ワークショップ開催日時の詳細はこちらでご案内しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
10月15日から17日の間、ワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらず、お受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。