最高品質の紅茶として有名な金駿眉を最初に作り出した1人という、とても技術の高い作り手によって作られた無焙煎の正山小種です。
毎年楽しみにお待ちいただいているお客さまも多いお茶ですが、今年は昨年と同様に作り手さんのご厚意で、桐木保護地区内の野生茶樹を使用して作られた無焙煎の正山小種を提供していただきました。
野生茶樹を使用した正山小種は大変希少で、来年以降も入荷できるかどうかは未定です。
見事な花果香が長く続きます。
柔らかさを持った深い甘味と微かな酸味、奥行きのあるミネラル感のバランスがよく、美味しく仕上がっています。煎をすすめていくと、野生茶樹の持つ底力を感じるように旨味が変化していきます。香り、味わいの絶妙なバランスは、茶樹の良さだけでなく、作り手の技術の高さが伝わってくるお茶です。
現地でもここまでの品質の正山小種を、この価格で入手することはまずできません。
この作り手の紅茶は中国国内のみならず、欧州の王室御用達に名を連ねるなど、大変レベルの高いお茶のため非常に高価なものです。作り手と長年懇意にさせていただいているため、特別にこの価格でご提供させていただくことができています。
10月10日頃から順次発送となります。
2022年の武夷岩茶の第1弾が入荷しました!
先日行った武夷岩茶試飲茶会にてどれも人気の高かった岩茶です。
金牡丹は生産量が少なく、青獅子岩のものとなると高価になるため、ご紹介するのに難しいお茶ですが、昨年にひき続き今年もご紹介できることになりました。店主が最も好きな岩茶でもあり、岩茶試飲茶会でも人気の高い岩茶でした。
金牡丹そのものが美味しい岩茶ですが、青獅子岩の金牡丹はまた格別です。
水仙は岩茶の中でも多く生産されている品種です。岩茶の基本品種と言えます。茶業や茶商の中にはその年の水仙の出来を見て、その年の品質を計る人も少なくありません。
水仙は店主も気に入っている岩茶の1つですが、基本の品種ともなるだけになかなか選びきれず、気がつけば10年以上ご紹介してきませんでした。今年はその水仙をご紹介いたします。
一口に水仙と言っても品質の差が大きく、同じ正岩地区で作られた水仙でも特別に美味しく、香り高いものもあれば、その逆もたくさん流通しています。この水仙は正岩地区の中でも上質な岩茶が作られることで知られる、慧苑坑茶区で作られています。慧苑坑茶区で作られた水仙の中でも今年のこの水仙はその香りが素晴らしく、特別に花香水仙と命名されました。