今年も冰島小戸賽の古樹普洱生茶が入荷しました!
昨年、2024年産は完売いたしました。ありがとうございます。
小戸賽は冰島茶区の中でも西半山のかなり奥地にあります。
非常に辺鄙な場所で、実際に集落にたどり着くだけでも簡単ではない地域です。昔からアクセスの悪さもあり、小戸賽は冰島茶区の中でも取り残されたように外部からの影響を受けなかった場所で、戦乱や政治的な影響を受けずに茶樹が守られてきました。そのせいか、小戸賽のお茶は伝統的な普洱茶とも言われています。
小戸賽の普洱茶は賽冰島と呼ばれます。
有名な冰島老寨をはじめとする冰島五寨に匹敵する、あるいは超える美味しさ、香りの良さを持つとされている意味です。
好みはありますが、小戸賽の特徴でもある香り、甘みという点では、冰島五寨を超えると言われるのも納得の素晴らしさです。
ただし、小戸賽と一口に言っても様々な環境、品質があります。
小戸賽茶区では大きく分けて紅土地と黒土地と呼ばれる場所があります。
詳細は商品ページにてご説明していますが、小戸賽で飲むべきは紅土地のお茶です。現地茶商の中には、黒土地の小戸賽は価値がないとすら言う人も少なくありません。それほど紅土地の普洱茶は素晴らしく、美味しいお茶です。(それほど差があるということでもあります。)今回ご紹介する小戸賽は、もちろん紅土地です。
小戸賽紅土地の普洱茶は非常に人気が高く、本物は入手すら難しい状態ですが、小戸賽に住む現地友人の親戚にお願いし、今年も茶摘みから参加、製茶も立ち会って行いました。
その様子はInstagramなどでもご紹介しています。
上でご紹介している冰島小戸賽の黄片も龍珠にしました。
黄片とは製茶の際に出る大きな葉の部分です。
葉が大きく硬いため、製茶の最後の方の工程で製品茶と黄片により分けられます。熟茶に加工する場合もありますが、その優しい味わいから、本来は地元で番茶のように親しまれてきたお茶です。
芽が含まれていないこともあり、カフェイン含有量も少なく、子供やお年寄りが好むお茶として現地では長く愛されてきていますが、近年はその美味しさに黄片を指定して買い求める人も増えてきました。
製品茶としての小戸賽プーアル茶も大変貴重なお茶ですが、その黄片も同様に貴重なお茶でもあります。
製品茶より気軽に楽しめ、小戸賽紅土地の雰囲気、面影も感じることができます。
黄片は普洱茶の製茶過程で生まれるお茶です。
黄片は大変人気が高いお茶ですが、製品茶に付随して生まれるお茶だけに量が少なく、完売が早くなっております。
本来の製品茶としての普洱茶もお楽しみいただきたいこと、飲み比べてお楽しみいただきたいという思いもあり、9月17日までの間は2025年冰島小戸賽古樹龍珠と同時購入のみの販売とさせていただきます。
期間中、本商品のみご購入された場合はキャンセルとさせていただきます。(冰島小戸賽古樹龍珠をお求めの方を優先させてください。)
9月18日以降は単独でもご購入いただけます。