月別アーカイブ: 2013年2月

チベット食と蔵茶

モモ

チベット族の方に色々と教えていただきながら、普段この地域の方が食べている食事をいただきました。

このパンはモモと呼ばれる主食です。チベット料理のモモというと水餃子の様な料理が有名ですが、このあたりではこのパンをモモと呼ぶそうです。このモモというチベット料理は地域によって違うようで、別の場所では饅頭(具の無い蒸しパン)もモモと呼ばれるとか。そう遠くない陝西省にこの地域のモモに似たパンがありますが(もっと大きさは小さいです)、それらは饃饃(モーモー)と呼ばれます。どこかで関連しているのかもしれませんね。

大きさはとても大きく、人の顔よりも大きいパンです。チベット族の方のテーブルには必ず1枚はある主食です。あまりの大きさに驚いたのですが、半分といった単位では販売していなく基本は1枚です。食べきれない分は持ち帰ります。素朴なパンですが、粉本来の味わいが伝わってくる美味しいパンでした。

豚ベーコン

天井から吊り下げられていた豚肉とその場にあった野菜を炒めたものです。この時はキクラゲでした。
この豚肉は雲南省のデチェン・チベット族自治州のあたりで食べている琵琶肉と呼ばれる保存用加工肉に似ているようです。この琵琶肉には藏猪と呼ばれる山岳地帯でも飼育が可能な豚が使われることが多いのですが、この地域も標高が高いことからも、この藏猪が使われていたのかもしれません。
味付けはこのベーコン状の豚肉の塩気だけで、とてもシンプルでした。それだけに素材の美味しさが楽しめます。もちろん化学調味料は使用されていません。チベット自治州に入ってから食べた食事の中では一番美味しい食事でした。

ジャガイモ

地元で作られるジャガイモを茹でただけのシンプルなものですが、とてもしっとりしていて美味しいジャガイモでした。特に赤い皮のジャガイモはデンプン由来の甘みが強く美味しかったです。味付けなどは一切無く、別皿に添えられた塩でいただきます。

食事自体はこれらの至ってシンプルなものでした。とはいえ、かなりお腹いっぱいになる内容です。

蔵茶

お茶といえば蔵茶です。厨房の端に蔵茶が火にかけられています。ヤカンの中には蔵茶と水が入っていて、1日中このように火にかけながら煮だしています。煮だしたお茶が減ったら水を足し、薄くなったら蔵茶を足します。

ここではバター茶ではなく、もっと軽いミルクティーをいただきます。バターやクルミ、ハダカムギの粉は入ってはいませんが、日本のミルクよりももっと乳脂肪分が多いミルクと塩を入れて撹拌します。それをアルマイト製(と思われます)のポットに移して冷めないように火の近くで保温しています。

蔵茶

ほんのりと塩味のするミルクティーは思っていた以上に身体が暖まります。かなり美味しいミルクティーで、塩を入れて楽しむ発想がなかただけに驚きました。食事とも合わせやすく、現地ではかなり癖の強い蔵茶を使っているのですが、塩を入れたミルクティーにすると癖も殆どありません。
食事の内容が良くなった現在のこの地域ではバター茶よりもこのミルクティーが良く飲まれているそうです。確かにバター茶はそれだけでお腹にたまるような、食事の1つであるようなお茶でしたが、このミルクティーは気軽に飲むことができます。生活の変化とともに蔵茶の飲み方も変化していくんですね。


民国60年 包種老茶
民国60年 包種老茶

台湾・石錠の茶商の倉庫で発見された、民国60年、1971年の老茶です。忘れ去られていた包種老茶で非常に良い状態です。

4~5年前に作られた包種茶の老茶というのは本物、偽物を問わず見つけることはできますが、民国60年、1971年の老茶は、まず出まわることはありません。現在は窒素肥料の使用などの問題が挙げられる台湾ですが、40年前には肥料はもちろん農薬も使われることもなく、現在の茶樹にはないパワーの感じられる上質な茶葉です。今となってはこのような良質な茶葉の入手が本当に難しくなりました。

とろりとした甘さ、南国の果実を思わせる柔らかい酸味が、40年近く経った老茶とは思えないほどフレッシュに感じられます。それでいて老茶ならではの優しさ、柔らかさがあり、言葉では表現しきれない程に複雑な美味しさを持っています。

日本はもちろん、台湾でもまず見つけることのできない品質の老茶です。

普洱熟散茶 2009年
普洱熟散茶 2009年

このプーアル熟散茶は普段使いにお勧めのお茶です。

深みのある旨味と甘味があります。ナッツのような香ばしい香りとナツメのような果物の香りも楽しめます。

とても香り、味ともに良く、身体の温まるお茶です。入門用のプーアル茶としても最適です。

四姑娘山・双橋溝の台所

食堂

この地域に住むチベット族の方に親切にしていただき、彼らが日常的に食べる食事や飲んでいる蔵茶についても教えていただきました。
この建物は教えていただいた四姑娘山・双橋溝にある食堂です。一見しただけでは食堂とは思えないような建物で、見落としてしまいそうな小さな建物です。そしてこの背景の雄大な景色が素晴らしく、食事後はチベット族の方に山々の説明をしていただいたりと景色も十分に堪能することができました。

食堂内の厨房

色々と教えていただいたチベット族の方に手招きされて厨房内の端にあるテーブルに落ち着きました。
食堂はこの付近で働くチベット族の方か漢族のツアー客が主な利用者のようです。ツアー客は別棟で中華料理を食べていて、この厨房内の客席はどうやら顔なじみのチベット族の方の指定席のようです。
厨房といっても部屋の真ん中に大きな窯がある部屋といった感じです。写真では分かりませんが、薪を燃やす煙が充満していて慣れるまで少し時間がかかります。

食堂内の厨房

建物の中はかなり暗いのですが、天井に開いたこんな穴のおかげで厨房内は明るく太陽の光に照らされています。雨の日は大丈夫なのでしょうか・・・?

食堂内の厨房

天井からは豚肉のベーコンと思われる枝肉が吊り下げられています。この厨房内の煙で燻されているようです。雲南省やこの付近(アバ・チベット族自治州)のチベット族の方たちは豚肉も食べるようです。

食堂内の厨房

建物は質素ですが、綺麗に使い込まれています。
メニューはありません。その場にある食材と調理法を指定してオーダーするシステムです。

モモ

チベット族の方に色々と教えていただきながら、普段彼らが食べている食事とお茶を楽しむことができました。

少し長くなってしまったので、食事の内容やお茶については次のエントリでご紹介します。


1970年代 重庆乌龙沱茶(重慶烏龍沱茶)
1970年代 重庆乌龙沱茶(重慶烏龍沱茶)

沱茶は実は四川省重慶でも作られていたのをご存知ですか?(現在は四川省ではなく重慶直轄市)その品質はとても良く、雲南の下関よりも良いと言われてましたが、時代の流れで下関の味が好まれるようになり、一度その姿を消してしまいました。近年になって復活しましたが、現在は下関の雲南大葉種や福鼎大白茶種が使われています。

重慶「烏龍」沱茶となっているのは、烏龍種から作られているからです。今ではその姿を消してしまいましたが、昔は重慶に烏龍在来種がありました。その烏龍在来種から晒日緑茶を作り、現在もある沱茶と同様の作り方をしたのがこのお茶です。

40年の熟成を経た貴重な重慶烏龍沱茶です。今回、台湾の黒茶においては非常に高名な私たちの師から特別にいくつか譲っていただきました。名前を御紹介することはできませんが、台湾で黒茶の書籍が発行される際は必ずこの師に鑑定や監修を依頼するというほどの方です。

香港の有名な老茶商の乾倉での熟成を経て、香港返還直前に台湾へ移した貴重な重慶沱茶です。40年近い年月を経て熟成した重慶沱茶というだけでも非常に貴重ですが、烏龍沱茶は今後も恐らく流通することはありません。
また、珍しいというだけでなく、とても美味しいお茶です。ナツメのような甘さと旨みがあり、柔らかい烏龍茶の味わいがあります。

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倉熟成 老プーアル茶 入荷しました!

重慶烏龍沱茶を譲っていただいた台湾の師のご好意で、日本ではまず入手できないような倉熟成を経た老プーアル茶が到着しました。

近年作られているプーアル茶で現在流通しているものは未入倉と呼ばれる加工用の倉で保管されていないものが殆どです。おそらく熟成を行ったプーアル茶は全体流通量の10%もありません。プーアル茶ブームにより多くの人がプーアル茶を求めるようになった結果、プーアル茶自体の品薄と、今まで緑茶などしか飲まなかった人が倉熟成された本来の深みのある味わいを好むようになることもなく、中国でも殆どの人たちが好むのは熟成していない未入倉のプーアル茶です。これはプーアル茶に限らず青茶(烏龍茶)などにも同じことが起きていて、武夷岩茶や鳳凰単欉、鉄観音などもどんどん醗酵も火入れも浅く、緑茶のような加工が主流となってきています。

その本来の味わいが楽しめる倉熟成のプーアル茶をご紹介できることになりました。どのお茶も名品と呼ばれるものばかりです。
詳細な説明は是非各商品ページをご覧ください。

乙级蓝印青饼(乙級藍印青餅) 1999年

甲级绿印青饼(甲級緑印青餅) 1999年

7542青饼(青餅) 中茶牌 1995年

广南贡饼(廣南貢餅) 1992年

8592 中茶牌 熟餅 1996年

なかには数の確保が難しいものもあり、在庫数が僅かというものもございます。ご了承ください。

プーアル茶はおいしくない、臭いお茶と思っておられる方には特にお勧めしたい名品ばかりです。中には紅茶のような味わいのものもあります。
また、固形茶に慣れていない初心者の方にもお勧めです。新しい固形茶は崩す際に茶葉を傷つけてしまうと雑味が出てしまいますが、熟成された固形茶にはその心配はありません。

是非本物の熟成を経たプーアル茶で本来の美味しさを知ってください

バター茶の作り方

蔵茶

日隆鎮で最初に教えていただいたのはバター茶の作り方です。

この蔵茶は現地で一般的に流通しているものです。1つの塊がかなり大きなもので500gあります。あまり味の良いランクのものではありませんが、価格が安いため現地の方が日常的に飲用している蔵茶です。(風味が劣るためWEBショップでのご紹介はしていませんが、ご希望の方にはご連絡いただければお譲りします。)
このランクの中にも康砖(康磚)と 金尖と更に分かれています。康砖(康磚)と金尖の違いはメーカーによって異なるようです。鈴茶堂が取り扱いしている四川省雅安茶厂(茶廠)ではこの違いを茶葉のグレード・配分の違い(基本的には配分の違いのみで、康磚の中でも様々なグレードに分けられます)としています。他のいくつかのメーカーも同様の回答だったのですが、いくつかの中国国内で行われている評茶員などの講座では康砖(康磚)は穀雨に摘採されて作られたものとし、金尖は立夏に摘採されて作られたものとして教えているようですので、そういった分け方をしているメーカーもあるのだと思います。

蔵茶

現地では煮茶法を使っています。ヤカンに茶葉を入れて煮出します。鈴茶堂で販売している蔵茶はメーカーのアドバイス通りに2回に分けて煮出す方法をお勧めしていますが、現地の方はそんなことは気にせず、お湯や茶葉を継ぎ足しながら1日中火にかけて飲み続けているようです。

ドンモ

このようなドンモと呼ばれるバター茶専用の攪拌器具を使います。どの家庭にも1つは必ずある器具で、これは装飾のない質素なものだとか。

ヤクバター

こちらはバター茶に使うヤクの乳から作られたバターです。バターと言ってもインドなどで使われるギーと同じく澄ましバターの一種で、色が濃くなっているのもそのせいです。ヤクの乳を沸騰させて殺菌した後、乳酸発酵を行います。その後、撹拌してバター状にした後、加熱して溶かし、固形になった部分をろ過します。
通常のバターよりも常温で長期間保存が可能になるため、チベットを含めてこのあたりでギーが利用されるようです。これらの工程を経ることで独特の香りと色が生まれます。

ハダカムギの粉

これはバター茶に入れるハダカムギの粉です。他にもクルミの粉など様々なものが入ります。本来は更に牛乳(ヤクミルク)も入れるそうなのですが、最近は手に入らないとのことで、今回は脱脂粉乳と思われる粉ミルクで代用していました。
この地域では塩を入れていましたが、地域によっては砂糖を入れるところもあるそうです。バター茶に入れるものも場所によって異なるそうで、あくまでもこの地域のバター茶の作り方だそうです。

ドンモ

ドンモに材料を全て入れて撹拌します。かなり疲れそうな作業です・・・そのためか、最近は電動ミキサーのような攪拌器具もあるそうです。日本でも試してみたい場合はミキサーで代用できそうですね。

バター茶

撹拌し終わったあとは金色のアルマイト製と思われるポットに移していただきます。このポット、蔵茶やバター茶が提供される場所には必ずありました。冷めてくるとポットごと火にかけて温めます。

作ったバター茶と饅頭で朝ごはんをいただきました。少し癖のある味ですが、慣れればそんなに気になりません。好みは人によって分かれると思いますが、独特のギーの匂いに慣れてしまえば美味しくいただけます。塩気が効いていて身体が温まるお茶でした。私だけはおかわりして飲んでいました。
バター茶や詳細な作り方については、改めて講習会やお茶会などで実際にご紹介させていただこうと思います。

チベットで飲まれているお茶の殆どは蔵茶だそうです。普洱茶の方が有名なので、そちらの方が多いのかと思っていたのですが、実際にチベット文化圏で飲まれているお茶の7割以上はこの蔵茶ということを知りました。四川省の雅安から茶馬古道を通ってチベットへ運ばれる蔵茶の一部はチベットを抜けてネパールやインドなどのチベット文化圏までも運ばれているそうです。

次回はバター茶以外の蔵茶の楽しみ方と、この地方での伝統的な食事についてご紹介します。



蔵茶 康磚

鈴茶堂でも一番人気の蔵茶です。
四川省雅安茶廠の蔵茶は癖が少なく、プーアル茶のような刺激性もカフェインもないため
飲むタイミングを気にせず、空腹時でも就寝前でもお楽しみいただけます。
とても体に優しく、疲れた胃腸にも優しい健康茶です。
暖かいままお楽しみいただくだけでなく、冷やしても美味しく楽しめます。

使いやすいティーバックタイプもございます。

蔵茶 康磚(ティーバッグ)
蔵茶 康磚(ティーバッグ)おためし


蔵茶 金尖 雅細

蔵茶の中でも味を追求するのであれば、こちらの金尖 雅細です。
チベットの高僧が楽しむ蔵茶とされています。
黒茶とは思えない華やかな甘い花果香があり
蔵茶の優しさはそのままで、深みのある甘さがとても美味しいお茶です。

アバ・チベット族チャン族自治州・四姑娘山

川蔵公路

チベット自治州へ来た目的は雅安近辺に残る茶馬古道の跡を確認することと、蔵族(チベット族)の方が実際にどのように蔵茶を飲んでいるか学びたいということでした。
その目的地である四姑娘山の麓にある日隆鎮へ向かいますが、想像以上の悪路でなかなか先に進むことができません。

丹巴

落石やがけ崩れが多く、当初1日で移動できると思っていた日隆鎮までたどり着けず、途中のカンゼ・チベット族自治州にある丹巴の町で急遽1泊したり、その丹巴では私自身が高山病で倒れてしまい、地元の方のお世話になったりと、なかなか順調とは言えませんが、何とか先に進むことができました。

石碉楼

丹巴はギャロン・チベット族(嘉絨蔵族)が多く住む山間の小さな町で、町外れにはこのような石碉楼を見ることができます。この石碉楼は木組みに石を組み合わせた建物で戦いの際に立てこもるために建てられたそうです。多くは清代に作られたものだそうです。
(この写真はアバ・チベット族チャン族自治州に入ってから見た石碉楼です)

アバ・チベット族チャン族自治州

カンゼ・チベット族自治州を抜けてアバ・チベット族チャン族自治州に入ってから、また目まぐるしく景色が変わっていきます。河の対岸にある崖の上にあるのは、それなりに大きな建物です。想像以上にスケールの大きな、素晴らしい景色が続きます。
標高も高くなってくるに従って、太陽の光が眩しく、目に見える色彩が鮮やかになっていくのが印象的でした。

日隆鎮

ようやく着いた日隆鎮の町はとても美しい、静かな場所でした。可愛らしいチベット式の建物が並んでいます。どの建物も比較的新しいのは、おそらく四川大地震の被害後に立て直された建物が多いからではないかと思います。
人よりも馬やヤク、牛などに出会う方が多いような、素朴な場所でした。
このあたりの標高は3200mです。空気が薄いということもありますが、空気がとても綺麗です。

四姑娘山

滞在中は大きく天気が崩れることもなく、とても美しい景色を堪能することができました。
素晴らしい山の景色や色とりどりに咲く花、美しい清流や夜は目が眩む程の沢山の星など、本当に素晴らしい場所でした。

四姑娘山

地元の蔵族の方がにはとても良くしていただき、蔵茶を使ったバター茶の作り方を教えていただいたり、蔵族の方が普段食べる伝統的な食事やミルクティー(奶茶)などについても詳しく教えていただくことができました。
この地が気に入って移住したという漢族の方にもお会いしたのですが、何とお茶好きでもありました。茶器や茶道具一式を貸していただき、四姑娘山から湧きでた美味しい水と愛用しているお茶をいただきました。このお水が本当に美味しくて、今も忘れられないほどです。

四姑娘山

私たちが思っている以上に蔵茶は現地に住む方々の生活の一部となっていました。

次回からは、この地方でのバター茶の作り方などについてご紹介していこうと思います。


白磁 聞香杯セット
白磁 聞香杯セット

シンプルな白磁の聞香杯セットです。
品質に定評のある台湾・三希陶瓷の牙白シリーズの品茗杯・聞香杯・茶托のセットになります。

聞香杯は素材やつくりによって良し悪しが決まります。しっかりと熱を保つ素材で作られていない聞香杯は、香りを充分に引き出すことができません。この聞香杯はしっかり温めると手に持つのが熱くなるほどに保温性の高い、上質な素材を使用しています。

D01.5-2
白磁 茶杯(大)

台湾・三希陶瓷社製の茶杯です。聞香杯セットと同じ素材で作られています。

大ぶりの茶杯で手になじみやすく、たっぷりとお茶を楽しみたいときにお勧めです。お茶の色を楽しみやすい上品な白色で口当たりも良い茶杯です。

Bistro&Bar After Taste

Bistro&Bar After Taste

メールマガジンやTwitter、Facebookで告知させていただいていましたが、2月4日からオープンしたBistro&Bar After Tasteさんで鈴茶堂のお茶がお楽しみいただけることになりました。

Bistro&Bar After Taste
(アフターテイスト)

東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
15:00~翌1:00
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
ビックロの裏手、天ぷらつな八さんの目の前のビル5Fです。

鈴茶堂サイト内紹介ページ

上の写真はプレオープンのパーティーの時のものですので混雑していますが、普段のお店はゆっくりと落ち着ける気持ちのよい場所になっています。新宿のこのあたりはゆっくりとお茶を飲む場所が少ないのですが、お買い物などで疲れた時などにふらっと立ち寄るのも良さそうです。15時から18時まではカフェタイムになっていますので、是非気軽にお立ち寄りください。

Bistro&Bar After Taste

鈴茶堂のお茶はショップでも人気のある四川高山紅茶正山小種碧潭飄雪、ショップにはラインナップしていない鳳凰単欉などもございます。
また、蔵茶もご用意しておりますので、お食事との相性も抜群です。お酒が苦手な方は、是非お食事と合わせてお楽しみください。ちょっと体調が優れないという時や蔵茶を試してみたいという方にもお勧めです。蔵茶を製造する会社や工場はいくつかありますが、鈴茶堂のお勧めする四川省雅安茶厂の蔵茶はとても美味しくお楽しみいただけます。

Bistro&Bar After Taste

お食事もしっかりお楽しみいただけます。
フレンチ出身のシェフが作りお料理はどれも絶品で、こだわりの産直有機野菜を使った野菜料理や熟成肉のお料理など本当に美味しく楽しむことができます。
シェフは美味しいことで有名なカフェの出身で、お食事はもちろんですがデザートもとても美味しく、特にシフォンケーキはびっくりするほど美味しかったです。デザートメニューだけでも5種類以上ありますので、カフェタイムはもちろん、お食事後にも是非お試しになってみてください。

お酒も本格的です。オーナーは有名なバーのバーテンダーをされていた方だけに、こだわりのお酒が揃っています。炭酸を添加しないリアルエール(ビール)やカクテルはもちろん、モルトウイスキーの品揃えも充実しています。鈴茶堂のお勧めする中国茶は雑味が殆どありませんので、お酒との相性も抜群です。是非、お酒とのマリアージュもお楽しみください。

新宿へお越しの際には是非お立ち寄りください。

新宿西口ではBar Argyllでも変わらずご提供しています。
こちらでもWEBショップにはないお茶も含めてお楽しみいただけます。
どうぞお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。