ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。
2019年 特級 手工 蒙頂黄芽
(四川省雅安市名山県蒙頂山茶区)
珠蘭花茶 黄山毛峰
(安徽省歙県黄山)
2019年 古樹老斑章生茶
または
2019年 賀開古樹単叢
(雲南省西双版纳勐海)
冰岛 古樹晒紅
(雲南省临沧市勐库冰岛村)
最後に店主が淹れたお茶はこちらです。
老茶 烏崠単叢 1994
(広東省潮州市潮安県乌崇山大奄)
今回は初参加の方も多いこともあり、中国茶らしさを考えた茶譜にしました。
一部の方には実際に龍泉窯の劉傑大師の茶壺を使っていただきました。茶器といえば紫砂茶壺が知られていますが、龍泉窯のように釉薬を使用した茶壺を使って淹れる際にはどのようにすれば良いのか、中には茶壺を使うのが初めてという方もいらっしゃいました。
以前に茶壺を使用した際にもそうでしたが、意外と茶壺をただしく使えている方は多くありません。持ち方はもちろん、扱う際の重心のバランスなど、いろいろと実感していただければ嬉しく思います。
また、龍泉窯の劉傑大師の茶器は、その釉薬の作用でお茶がとても柔らかく美味しくはいります。今回は主に茶壺で体験していただきましたが、蓋碗も同様の効果があります。(茶壺のほうが形状のせいか、より柔らかくはいるようですが・・・)釉薬の配合は作家さん毎に違い、秘密にされているため、何がそうさせているのかは分かりませんが、本当に不思議です。茶器によってお茶の味わい、香りが変わるということも実感していただければ幸いです。
最後に店主が淹れたお茶は、鳳凰単叢の作り手さんの秘蔵茶を特別に分けていただいた貴重なお茶です。鳳凰単叢は元々老茶にする習慣がないため、本物の老茶は滅多に出会うことはできません。せっかくなのでワークショップご参加のみなさまと一緒に楽しみたいと思い、淹れさせていただきました。近年の鳳凰単叢とはまた違う底力のある、優しいお茶でした。現在とは製法も少し異なっています。鳳凰単叢に限らず製茶は時代に合わせて少しずつ変わっていきます。
次回は7月20日、21日、22日の開催となります。
日時 | 2019年7月20日(土曜)16時00分~18時30分頃まで 2019年7月21日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 2部 : 17時00分~19時30分頃まで 2019年7月22日(月曜)14時00分~16時30分頃まで |
場所 | 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分 詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします |
料金 | 3000円 当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。) |
その他 | 茶葉および茶器はご用意させていただきます。 |
ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。
お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。
どうぞよろしくおねがいします。
6月29日および30日は国内出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。