人気の感徳鉄観音 軽火の秋茶が入荷しました!
ほっこりとした火香と清らかな花香を楽しみたい方におすすめです。
濃香系鉄観音と呼ばれる焙煎を施した鉄観音は、品質のあまり良くない清香系鉄観音を焙煎したり、売れ残った清香系鉄観音を焙煎しているものが多く見られますが、本来、濃香系鉄観音は清香系とは製法が異なり、元々の鮮葉の質、発酵度合いなど、全く異なる品質が茶樹栽培の時点から求められるものです。この鉄観音は鮮葉から濃香系鉄観音を作るために、こだわって作られています。
福建省安渓感徳の中でも標高1000mを超える山の中で作られた鉄観音です。鉄観音の原産地安渓は今や随分と開発が進み、都会となっている部分も多いものですが、この鉄観音は安渓の中でも北側の感徳で作られています。
感徳といっても大変広く、その中でも大変な山の中にある茶農家で作られています。標高が高いというだけでなく、電気がようやくあるのみといった昔のままの村で無農薬栽培で作られています。
老鉄観音も入荷しました!
もともと鉄観音では老茶を楽しむ習慣がなく、最近では増えつつあるものの、その量も少なく、中には売れ残った鉄観音茶に再焙煎を施したものを老茶と称して販売している業者も残念ながら少なくありません。
近年、発酵が浅い清香系の鉄観音が多い現状では、そのようにして作られた「老茶」は残念ながら老茶になるべくした発酵が足りず、アンバランスなお茶となってしまいます。
今回は製茶の時点から老茶とするべく育ててきた老鉄観音をご紹介いたします。
久しぶりに湯宣武の作品が入荷しました!
今回は朱泥の中でも最上質、大紅袍の作品です。
当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家・湯宣武による曼琳です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。
中でも大紅袍泥料は朱泥の中でも最高の品質であり、通常の作家が扱う大紅袍よりも、ずっと硬く締まった作品を作ることが、彼女の凄さでもあります。
証明書、専用箱付きです。
龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の蓋碗が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。
彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。
美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。
本来の彼の柴窯(薪窯)の茶壺はもっと高価なものですが、この作品は作家の求めたレベルに達しなかったため完美品(完璧な作品)ではなく、遺珠(完璧な作品ではないが作品として十分な完成度を持つ作品)とされました。
蓋の「つまみ」内側に釉薬の発色が違う部分があります。そのため、かなり価格を抑えてご紹介させていただいています。使用には全く問題はありません。
発色が違う不完全さも含めて、長く可愛がっていただければと思います。
証明書、専用箱付きです。