珍しく美味しい小葉種の白牡丹、白毫銀針のご紹介です。
ここ数年、中国国内での白茶価格の上昇は他のお茶と比べても高騰といっても過言ではありません。2022年も更に上昇しています。また、年数を経て後熟成した白茶も一般的に年10%ほど価格があがります。
記録的な円安、輸送コスト上昇も合わせて、通常お楽しみいただける価格で納得のいく品質のものは入手が難しく、現地友人の作り手から今年も当時の価格で入荷させていただきました。
福建省の白茶は大白茶種、大毫種と呼ばれる品種から作られます。
しかしながら、この品種は1960年代に品種改良されたもので、それ以前の宋代から民国時期まではこの小白茶種から作られていました。この小白茶種は大変味わいが良いことで知られていましたが、その名の通り、葉が小さく、また茶樹自体も小さいため生産量が少なく、経済的理由から現在の品種に変えられていきました。
現在は栽培、生産を行う茶農家は殆どいない状態で、まず市場に流通することがなくなりました。
2018年に野生茶樹から作られた白牡丹を4年間、ゆっくり後熟成を行いました。より深い繊細な味わいを楽しめる希少な小葉種で作られた白牡丹です。優しい甘い香りと素晴らしく深みのある、複雑な優しい甘さを味わうことができます。
標高1000mを超える高地で栽培された無農薬栽培の福鼎大白茶種から作られています。白毫に包まれた翡翠色の茶葉はふくよかで艶やかです。これは白毫銀針の中でも品質が高いことを表しています。
平地で栽培された白毫銀針と高地で栽培されたそれと比べてみると明らかに味わい、香りが異なります。高山のものの方が明確に味わい、香り、奥深さが違います。山の上の険しい場所にある傾斜が厳しい小さな茶畑で栽培されているため生産量が非常に少なく、茶農家さんでも懇意にしている人にしか譲らない白毫銀針です。
とても上質で希少な白茶です。年月を経て更に美味しさも増してきます。
ぜひ長くお楽しみいただければと思います。
6/26頃から順次発送させていただきます。
今年も無農薬・無肥料栽培にこだわった雲南白茶が入荷いたしました。
雲南の思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
雲南白茶 雲白毫 2022
昨年まで「月光美人 翠芽」という商品名でご紹介しておりましたが、現地呼称の変更により商品名を「雲白毫」と改めております。
雲南白茶 月光白 2022
昨年まで「月光美人 翠芽」という商品名でご紹介しておりましたが、現地呼称の変更により商品名を「雲白毫」と改めております。
6/26頃から順次発送させていただきます。