先日行った試飲会で人気の高かった鳳凰単叢のうち、托富后と柚花香が入荷しました!
10月25日頃から順次発送となります。
特に試飲会で人気の高かった鳳凰単叢はこの托富后でした。
托富后、凹富后など、複数の呼称で呼ばれる鳳凰単叢です。
母樹が発見された鳳西丹湖村の地形に由来して、それらの名前で呼ばれています。決して流通量の多いお茶ではありませんが、その美味しさには一度味わうと忘れられなくなってしまうほど。
特にこのロットの托富后は果花香の素晴らしく、本当に素晴らしい仕上がりです。
こちらも同様に試飲会で人気の高かった鳳凰単叢の1つです。
柚花香という名前の通り、柑橘系の香りのする鳳凰単叢です。
といっても中国では「柚」というと日本のユズではなくザボンを意味します。ですので柑橘系の香りではありますがユズよりもずっと優しい系統の香りを持ちます。
このロットではその美味しさを再認識、今年は5年ぶりの入荷となります。
現地友人の作り手が数年前から試行錯誤を繰り返し、納得のできる鳳凰単叢紅茶が完成しました。昨年、初めてご紹介しましたが、リピートされる方も多かったものの生産量が少なく、品切れでご迷惑をおかけしておりました。
今年も生産量は多くないものの美味しく仕上がっております。
高山茶区である産地、大庵で育てられた茶樹から丁寧に作られた紅茶です。
烏龍品種の紅茶の場合、甘みは十分にでるものの、味わいが浅く奥行きがでないことが多々ありますが、この鳳凰単叢紅茶はそれらとは一線を画す品質です。
甘く、上質なカカオのような、それでいて鳳凰単叢の華やかさ、穏やかな火香、優しく微かな酸味、ミネラル感も併せ持つ稀有な紅茶に仕上がっています。