新茶予約開始しました! / 翁家山龍井 共同購入 / 発送業務お休みのお知らせ

中国では既に新茶が出回り始めました。
今年も四川省、雲南省の緑茶をご紹介させていただきます。

当店では品質と無農薬にこだわり、各地の茶農家さんに茶畑を指定して製茶していただいています。山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川や雲南の緑茶よりもずっと遅い時期の摘み取り製茶になります。

写真は以前に訪問した際の、その茶畑です。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさはこうした厳しい環境によって作られます。

今年は天候に恵まれ、製茶も順調にすすみ、現在は後熟成工程に入っています。

当店でご紹介する緑茶はこうしたこだわりもあり、一般的な新茶よりも遅れての茶摘みとなり、4月中旬以降の入荷、発送となります。また、昨年と同様、春は中国出張が多く発生するため、発送業務がその間お休みとなり、新茶のお渡しが遅くなってしまいますため、今年も予約制でご紹介いたします。

お届けは商品入荷後、4月22日前後発送を予定しております。4月12日までにご注文ください。
ご予約期間後は為替レートの変動により、価格を上げさせていただく場合もございます。

同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合は、システムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。
どうぞご了承ください。


四川省のお茶

もう何年も懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような
本当に真面目な作り手さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った作り手さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

2018年 明前 蒙頂甘露
2018年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。濃厚な甘味と深く長く続く余韻の素晴らしさは蒙頂茶ならではです。
これは茶樹の力強さが無いと味わえないものです。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2018年 明前 蒙頂石花
2018年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。成都などでは基本的にこの蒙頂石花が好まれています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。
飽きずに長く楽しめるこの美味しさは四川で一番人気のお茶ということが納得できる銘茶です。

雲南省のお茶

思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018
思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018

雲南毛峰と呼ばれる雲南緑茶です。また、その年の一番摘みは頭春茶とも呼ばれます。
雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものはプーアル茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実はプーアル茶に負けないほど美味しいお茶です。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。また水出しや冷茶が素晴らしく美味しいことも、このお茶の特徴です。暑い時期はぜひ冷たくしてお楽しみください。特有の甘味がここちよく、爽やかに楽しめます。

雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。

入荷予定に達するご予約をいただき完売となりました。ありがとうございます。


今年もメールマガジンご購読の方を限定に龍井茶の極上品をご紹介いたします。ただし、とても高価な龍井茶のため、ほぼ利益なしでのご提供、共同購入という形でご紹介いたします。
産地、浙江省杭州で大変お世話になっている陳和震老師による極上品です。一般的に流通する龍井茶とは全くレベルの違うもので、美味しいお茶を味わいたいということではもちろん、中国茶を勉強されたいという方にもおすすめいたします。
陳和震老師はもうすぐ80歳になろうかという杭州茶業界の重鎮ですが今も現役の作り手として製茶を続けています。近年は九曲紅梅の製茶の研究や改良、そして技術指導が有名な方ですが、元々は龍井茶を主として製茶し、杭州に老陳ありとも言われている作り手です。
茶摘みは3月23日、最も良いタイミングで摘み取られた茶葉を老師自ら製茶しています。
ご購入お申込み方法などの詳細はメールマガジンをご確認ください。


4月13日から17日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
4月10日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月12日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は4月10日中に入金確認ができたご注文を4月12日までに発送いたします。
それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。