普洱熟茶のおすすめはモウ海茶廠の大益老茶頭でしたが、2016年を最後に生産が中止されている状態となり、それに代わる美味しい熟茶を探しました。
モウ海興海茶廠は現地では地道に丁寧な熟茶を作ることで知られています。決して大規模なメーカーではなく、小規模な地元密着型のメーカーですが好感の持てるお茶づくりをしています。
そのモウ海興海茶廠が2003年に作った普洱熟茶です。北京の茶倉でゆっくりと熟成させてきました。南方の茶倉にみられるような泥臭さなどは一切なく、非常に清らかでバランスの良い素晴らしい熟茶となっています。今回は数量限定でのご紹介となります。(追加入荷はありません)
深く清らかな甘さが素晴らしい、上質なボルドーワインのような味わいです。雑味は一切なく、15年の歳月を経てもミネラル感を感じる深みのある味わいです。なにより沈香が素晴らしく、プーアル熟茶のお手本のような素晴らしいお茶です。ずっと飲み続けていたいような、優しく、深く、余韻も長く続きます。
この価格でこれほどまでに素晴らしい普洱熟茶にはそうそう出会えるものではありません。
人気の班盆 早春茶が入荷しました!
今回は2015年のものを北京の茶倉で後熟成していたものです。南方の茶倉での後熟成とは違い、ゆっくりと清らかに後熟成されているのが特徴的です。
雲南省のシーサンパンナ モウ海茶区にある有名な布朗山
その中にある老班章と程近い場所にある班盆という村で作られた
2015年のプーアル生茶の早春茶です。
班盆は老班章と同様に古茶樹園が知られています。
薄い金色の透明度が高いお茶は蜜のような、甘い樹液を連想するような香りとミネラル感のある深みのある甘さが心地よい美味しさです。普洱生茶ですので、年月と共に緩やかに熟成もしていきます。段々と味に今とは違う深み、甘さが感じられるように変化し、5年、10年と経過したものは上質なブルゴーニュワインのような味わいです。時間と共に変わっていく香気や味わいも楽しんでいただけるお茶です。
長く品切れしておりました蔵茶 金尖 雅細が再入荷しました!
今回からパッケージ、固形茶の形状が変更になっています。
蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。
「金尖」は他メーカーのお茶も含め、全体的に見て芽が多く配合されています。この製品は芽が含まれているものの、摘み取った葉全体と合わせてバランス良く配合されています。茶葉の成分を使って後発酵を行う蔵茶の製法においては芽の比率よりも、甘みを引き出す茎やある程度成長した葉の方が重要です。金尖の中には芽のみを使用した製品もありますが旨みに乏しくなりがちです。
この金尖は適度に芽が配合されている分、柔らかく優しい感じで、旨みと甘みの強い配合になっています。また、甘い花の香りが最も楽しめるのもこの金尖です。金尖の中で最も自信をもってお勧め出来る製品です。
朱泥の中では最高品質の大紅袍を使用した茶壺が入荷しています。
楊嬌は非常に技術力の高い女性紫砂作家です。若くして紫砂大師となった範澤鋒の一番弟子として、その高い技術力、センスの良さで非常に注目されている作家です。既に作品の入手が難しくなりつつあります。師との長い付き合いということもあり、入手が可能となりました。
また範澤鋒を中心とする技術力の高いことで知られる工房、龍徳堂で保有する大紅袍の使用許可を受けているということでも、将来が楽しみな作家です。
ベーシックな形ですが、素晴らしい完成度をもった茶壺です。
出水はもちろん、蓋と壷身の合わせが大変に素晴らしい作品です。
粉彩捌花の蓋碗が入荷しました!
景徳鎮に伝わる捌花の技法を施して作られた蓋碗です。
美しい色彩と図柄が目を引きます。
使いやすい形状で、ちょっと上質な蓋碗、捌花の入門としてもおすすめです。
11月3日から11月5日まで中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。