祁門 冰島古樹晒紅 蔵茶 入荷しました!

人気の祁眉(祁門紅茶)が今年も入荷しました!

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と
例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。焙煎香のない祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2022年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は、祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

祁眉(祁門紅茶) 2022
祁眉(祁門紅茶) 2022

祁門は1年が経過して本来の祁門香が楽しめると言われる紅茶でもあります。
また、味わいも深く美味しく変化していきます。お手元に長く置いていただき、その変化を楽しむのもおすすめです。
特に今年は果花香が素晴らしく、現在でも驚くほどに美味しい祁門ですが、その先の変化もとても楽しみな品質の高さです。

6/13頃から順次発送させていただきます。


冰島といえば普洱茶に詳しい方はご存知のように大変上質な普洱茶が産出されることで知られる名産地の1つです。
今年は現地作り手さんにお願いして、この地域で大切に守られてきた、樹齢300年を超えると思われる古樹から晒紅を作っていただきました。通常の雲南紅茶とは違い、天日乾燥、つまり火や熱を使わず、全て太陽のちからを使用して作られています。

冰島湖古樹晒紅 2022
冰島古樹晒紅 2022

爽やかな梅香が素晴らしく、冰島らしいミネラル感と甘味、やさしい酸味が心地よい紅茶です。
一般的な製法の雲南紅茶とはまた違う晒紅ならではの素朴さに加え、冰島の老茶樹ならではの力強さも感じるお茶です。
時間の経過と共に、より甘く深み増す香りと味わいは晒紅ならではのものです。
今の美味しさはもちろん、数年後もまた楽しみなお茶です。

6/13頃から順次発送させていただきます。


毎日のお茶として人気の高い蔵茶が入荷しました!
中国国内の新型コロナウィルス感染状況悪化などの影響で輸送が大幅に遅延し、入荷が遅れておりました。
長く品切れでご迷惑をおかけして申し訳ありません。

なるべく品切れすることのないよう蔵茶は定期的な輸入を行っておりますが、今後も中国国内状況および国際輸送状況によっては遅れる場合がございます。
どうぞご了承ください。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。

蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。
胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそ、おすすめのお茶です。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。