弊店事務所およびサロン移転記念として1983年 雲南普洱茶磚を特別提供させていただきます!
1983年に作られた普洱熟茶です。
2020年まで香港の乾倉にて保管、その後に北京にて保管していたものです。店主の師匠が所有していた普洱茶で、今回事務所移転、サロン(店舗)開店のお祝いとして特別に、そして価格も期間限定で抑えて提供していただきました。
この普洱熟茶の美味しさ、凄さは、今ではみられない、その製法にあります。
現在のように確立された手順で効率を重視した熟茶の渥堆発酵ではなく、当時の、ゆっくりとした自然な渥堆を行っているため、今で言う普洱生茶と普洱熟茶の中間のような感じになっています。そのおかげで老熟茶でありながらも清らかな檀木香、果汁のような爽やかさも持つ甘味、滋味あふれるスープのような底知れない旨味を備えたお茶になりました。葉底(茶殻)もぜひご覧になってください。いわゆる、普洱熟茶のそれとは違います。
大変古い普洱茶というだけでも珍しいお茶であることには違いありませんが、もともとの茶葉のレベルの高さ、保管の良さ(価格を抑えすぎてのご提供となっているため、お名前は出せませんが、店主の師匠の師匠、普洱茶の世界では大変有名な方が香港で保管していたお茶です)、古いというだけでなく、大変美味しいお茶です。同じ年代の普洱熟茶をお持ちの場合はぜひ飲み比べていただきたいと思うほど、本当に美味しく凄いお茶です。
2025年3月に師匠から飲ませていただき、その美味しさに驚き、譲っていただけるようお願いしました。一度は価格を抑えていただいたものの、まだまだかなり高価でご紹介するのには・・・という状態でした。その後もずっと交渉、今回の弊店移転に際して師匠が弊店移転のお祝いという名目で数量限定であればという条件付きで更に価格を抑えてくださいました。中国国内流通価格よりも抑えてのご紹介となるため、この価格は期間限定とさせていただきます。
事務所移転およびサロン開設記念として10月13日(月)24:00まで特別価格にてご提供させていただきます。
10月14日以後は価格が変わりますので、ご了承ください。
お渡しは入荷後、10月下旬頃を予定しております。
龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)作品が入荷しました。
今回は蓋碗、花瓶、茶杯など、いろいろと入荷しております。
龍泉窯 在山堂 劉傑 作品
https://suzuchado.com/ja/category/item/itemgenre/teaware/longquanyao
劉傑大師は若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。
APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作や浙江省博物館の青瓷技芸復元プロジェクトを任されるなど、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。
最近では主宰する在山堂が十四五国家重点研究開発 中国陶瓷焼成技術研究の主要施設に認定、浙江省博物館との協力のもと、古代青磁技術の研究再現に努めています。
龍泉の「龍泉三傑」(龍泉窯で最も優れている人物)はこの劉傑大師が筆頭、続いて李震、陳衛武とされています。
久しぶりに紫砂作品も入荷しています。
国家級工芸美術師の湯宣武による如菱です。
洗練された造形もさることながら、泥料の大紅袍も質もかなり高く、一般的に流通する「大紅袍泥料」とは全く違います。この硬度、発色のまま作品を作ることができるのは、湯宣武の技術の高さによるものです。
実際、一般的に流通している大紅袍泥料とは別物と思うほど、レベルが違います。
作品を実際にご覧になりたい方は弊店サロン(東京都新宿区四谷)にて承ります。
その場合はお問い合わせください。(ご予約制)
ただし、作品のお取り置きはできません。ご予約後に作品が完売した場合は、改めてご連絡させていただきます。