3年ぶりに英徳紅茶が入荷しました!
英徳市では古くから製茶が行われていましたが、英徳紅茶は比較的近年になってから作られるようになった紅茶です。中国を代表する紅茶の1つに挙げられています。限られた生産者のみで生産されてきたことや、ほとんどが中国国内ですら流通することなくヨーロッパなどへ輸出されてしまうため、入手の難しい紅茶です。近年の紅茶ブームによって生産者が増えたものの、今も入手しやすいとは言えないお茶の1つです。
英徳紅茶の原料となる茶葉品種には規定がありませんが、主に鳳凰単叢に使われる鳳凰水仙種、雲南大葉種から作られています。また、先に挙げた品種よりも生産量はかなり少なくなりますが、これらを掛け合わせて作出された英徳九號からも作られています。どれも同じ「英徳紅茶」として流通していますが、実際には香り味わい共に大きく異なります。英徳九號から作られた上質な英徳紅茶はとても香りが高く、味わいも深みのある甘味とミネラル感があります。
鈴茶堂ではこの英徳九號にこだわります。
ここ数年、納得のいく英徳九號の紅茶が見つからず入荷しておりませんでしたが、今回久しぶりの入荷となりました。
綺麗な果香が感じられます。しっかりとした深みのある甘味と爽やかな酸味、柔らかな渋みが微かに感じられ、余韻も長く続きます。英徳紅茶らしさもしっかり感じられます。
アイスティーにしても非常に香り高く美味しくお楽しみいただけます。甘味のしっかりした紅茶のため、ストレートティーでも甘く美味しく味わえます。
英徳紅茶のお手本となるような、基本をすべておさえた秀逸な紅茶です。
飽きることなく長く楽しめる味わいとバランスの良さが目立っています。
全手工、型などは一切使わない手作りの朱泥壺が入荷しました。
表面の自然な艶、自然な朱泥らしい発色(着色は行っておりません)、バランスの取れた完成度の高い造形が素晴らしく、店主もひと目で惚れ込んだ作品です。
国家級工芸美術師の王燕による作品です。
王燕は若手女性作家の中でも大変技術力が高く、ファンも多いことで知られる紫砂作家です。技術に対する真摯な姿勢とその努力で、精細で美しい作品を作り出す作家として知られています。技術に対するこだわりが強く、彼女の作品は全手工、型などは一切使わない手作りです。そのため、作品数が少ないことでも知られています。
この梨型壺はその彼女の作品の中でも素晴らしい仕上がりの茶壺です。
まず朱泥の質が素晴らしく、ここまで上質な朱泥を使った茶壺はめったにありません。通常であれば大師と呼ばれるクラスの作家が使用するレベルの朱泥を使用しています。また、その朱泥を使いこなせる技術力もあり、特に蓋の部分の精密さはかなりの素晴らしさです。
大変美味しくコストパフォーマンスの良い普洱生茶が入荷しました!
江外(南)六大茶山の1つに挙げられる、古くからお茶作りが行われてきた巴達の古茶樹園で作られた普洱生茶です。
蜜香の素晴らしさに驚かされます。その後、梅子香と続いていきます。味わいは優しく甘く、微かな渋みがあるものの、回甘に通じるもので、深みのある甘味となって戻ってきます。ミネラル感もしっかりと感じられ、大変にバランスの良い普洱生茶に仕上がっています。未入倉の生茶らしいフレッシュさと蜜のような美味しさが楽しめる非常に良い仕上がりのお茶です。
大変美味しくバランスの良いお茶でありながら、お手軽な価格でこの品質、美味しさを持つ普洱生茶は滅多に出会えません。
この生茶は中国で高名な普洱茶専門家である私の師が技術指導、鑑定を行っている関係で入手することができました。日常的にお楽しみいただける価格帯となっています。また普洱餅茶を飲むのは初めてという方にもおすすめです。
冷茶としても美味しくお楽しみいただけます。通常と同じように熱湯で抽出したお茶を冷やしても、水出しにしても美味しくお楽しみいただけます。水出しにする場合は一度熱湯で洗茶、茶葉を若干ほぐすしてから水出しを行ってください。
巴達には古くからの古茶樹園が多くあり、標高1500〜2000mのあたりに古茶樹園が作られ、製茶されています。このあたりでは霧や雨が多く、年間を通して温暖な気候で暑すぎることも寒すぎることもない、どちらかといえば涼しい気候で茶樹栽培には大変適しています。
古くからある喬木大葉種を中心として製茶が行われていますが、そのような温暖で霧の多い気候のため、勐海の中でも苦味や渋みが少ない優しい味わいの普洱茶が多いことも特徴です。
この巴達小餅は巴達の標高1800m付近にある古茶樹園から摘み取られた茶葉から作られました。樹齢は300年以上とのことですが、性格な樹齢は不明とのことです。昔ながらの石磨圧延で成形され、100gの小餅として作られています。
現在、メルマガご購読の方を限定して単叢宋茶の共同購入を行っています。
お申込み数量が購入最低量に達しました。ありがとうございます!
本来、鳳凰単叢というお茶は1本の茶樹からのみ作られるものでした。
しかしながら、そのような昔ながらの作り方の場合、生産量が非常に少なく大きな古樹であっても500g前後しか作ることができません。現在流通している殆どの鳳凰単叢は複数の茶樹から摘み取られた茶葉を混ぜて作られているのが現状です。
この単叢は標高1000〜1100m付近にある樹齢350年以上と思われる1本の古樹から全て手づくりで大切に作られているものです。通常は宋種と呼ばれる品種ですが、このような特別なお茶は敬意を持って宋茶と呼ばれています。
当店で扱う鳳凰単叢の量が増えてきたこともあり、茶農家さんが自家用に特別に製茶したものをご好意で譲っていただけることになりました。これも普段ご利用いただいているみなさまのお陰です。ありがとうございます。メールマガジンをご購読いただいているみなさまに原価、輸入諸費用のみの価格でご紹介させていただきます。
一般には決して出回らない貴重な本物の鳳凰単叢です。
通常の鳳凰単叢とは全く別ものです。香り、味わい、飲み終えた後の葉底(茶殻)は思わず唸ってしまうほどにレベルの違う鳳凰単叢です。本来の鳳凰単叢を味わってみたいという方はもちろん、中国茶を勉強する方には、ぜひ一度味わっていただきたいと思うほどのお茶です。
お申込みは9月15日まで承ります。お渡し時期は9月下旬となります。
総生産量が500gしかないお茶のため、お申込みが入手可能量を越えた場合は、お申込みを早期終了させていただく場合もございます。
お申込み、お問い合わせはメールマガジン購読のご登録後、 admin@suzuchado.com までご連絡ください。