2022年の鳳凰単叢 蜜蘭香が入荷しました!
鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され、鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。
蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。
お茶にも流行があります。数年前まで蜜蘭香が最も多く栽培されていました。そのため、産地の中でも低山(標高の低い位置)でも殆どが蜜蘭香の栽培という状況になり、様々な品質の蜜蘭香が流通していました。現在はその流行は去り、現地では鴨屎香(ここ最近は銀花香とも呼ばれます)がそれにとって代わりました。これは蜜蘭香というお茶にとって良いことであると考えます。
流行にのって大量生産された品質の低い蜜蘭香ではなく、本来の蜜蘭香らしさを追求する生産者のみが蜜蘭香を大事に育て製茶するようになります。
今回ご紹介する蜜蘭香もそういった生産者によるもので、高山地区の足がすくむような急斜面の茶畑で栽培された無剪定、無農薬、無肥料の茶樹から作られています。茶摘みを行うのも大変な傾斜地にある茶畑の鮮葉のみを使用しています。
一度は蜜蘭香の取り扱いを止めようかとも思いましたが、この品質、美味しさならばと、この茶畑から作られた蜜蘭香に限定して、ご紹介を続けることにしました。また、気軽に美味しい蜜蘭香を楽しんで欲しいという作り手さんの思いもあり、この蜜蘭香は現地と変わらない価格で特別にご提供させていただいています。
毎年、楽しみにお待ちいただいている方も多い蜜蘭香です。
より深みのある味わいをお求めの場合は2021年春茶がおすすめです。
高山鳳凰単叢 蜜蘭香 2021(在庫僅少)