ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。
英徳紅茶 2019 夏茶
中国・広東省英徳市大湾鎮
英徳紅茶 2019 白露
中国・広東省英徳市大湾鎮
英徳紅茶 2019 春茶
中国・広東省英徳市大湾鎮
英徳緑茶 2019 春茶
中国・広東省英徳市大湾鎮
先日訪問してきた広東省英徳の、隣り合わせの茶畑から作られた、時期の違うお茶をそれぞれ淹れていただきました。緑茶も含めて全て英紅九號、それも隣り合わせの茶畑、同じ作り手によって作られています。一口に英徳紅茶といっても時期が違うだけで、まるで違うお茶のように味わいや香りが変わること、また茶葉の量によっても同様に印象が大きく変わることを体験していただきました。
日本国内では茶葉の量を「何グラムを何度のお湯で何秒抽出する」といった事が言われていることが多いようですが、それでは絶対に美味しいお茶を淹れることはできません。使用する茶器の材質、大きさ、水質、その時の気温、湿度、体調、各自の好みによって「美味しい」と思うお茶は違います。なによりお茶は農産物です。同じ場所の同じ作り手によるお茶でも、工業製品のように全く同じものというのは二度と作ることはできません。自分が美味しいと思うお茶を淹れることができるよう判断する力をつけていただくことがワークショップの目的でもあります。
また、英紅九號の緑茶も美味しく楽しんでいただけたと思います。ほとんど流通することのない緑茶ですが、実は結構美味しい緑茶です。本来は緑茶を作るのに適した茶樹品種ではありませんが、作り手の技術の高さもあり、美味しい緑茶に仕上がっていたと思います。
こちらは日本ではまず見かけないココナッツの果肉を砂糖で煮込んで乾燥させた海南島のお菓子です。今回、先日訪問した海南島でお会いした茶業さんの自家製をいただいたので、ワークショップご参加のみなさんと一緒に楽しませていただきました。現地では椰子片と呼ばれています。まさに椰子の果肉そのものという感じで、素朴ながら味わい深いお茶請けだったと思います。お茶の味わいを妨げることなく楽しめますね。
次回は11月の開催となります。
日時 | 2019年11月16日(土曜)16時00分~18時30分頃まで 2019年11月17日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 2部 : 17時00分~19時30分頃まで 2019年11月18日(月曜)14時00分~16時30分頃まで |
場所 | 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分 詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします |
料金 | 3000円 当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。) |
その他 | 茶葉および茶器はご用意させていただきます。 |
ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。
お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。
どうぞよろしくおねがいします。