ワークショップ 2019年7月 ありがとうございました!& 9月開催詳細

ワークショップ 2019年7月

ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。

2009年 福鼎白茶 緑印陳韻
(福建省福鼎市点頭鎮柏柳村)

2010年 野生政和白牡丹
(福建省政和市)

2005年 古樹 正山小種
(福建省武夷山桐木)

2007年 月光美人
(雲南省勐海县勐海)

今回は夏ということもあり、白茶を中心の茶譜にしました。
特に福鼎白茶 緑印陳韻と月光美人は餅茶(固形茶)の形状をしていることもあり、湯を注いだ後の茶葉の広がり具合を判断するのが難しい方が多かったようです。茶葉の外観を観察し、どのように変化するか推察しながら淹れていくことが必要です。経験、体感してみないと分からないということもあります。ぜひワークショップの機会で色々なお茶に触れてみてください。

白茶は時間の経過と共に味わいが深く、美味しくなることが知られてきたお茶です。今回は10年ほど前の白茶を中心に味わっていただきました。また、餅茶は散茶と違い、味わいが変わります。餅茶の製法と合わせて説明させていただきました。
今回は今となっては貴重な正山小種も味わっていただきました。最後の仕上げに使われる松材の薪も桐木を使っていた頃のものです。現在の正山小種にはない優しい味わいの紅茶です。また、時間の経過を感じさせないポテンシャルの高さも感じられる正山小種です。このように上質な中国紅茶は10年、20年と美味しく楽しめるものです。ただしワインなどと同様、元々の茶葉のポテンシャルが低いものは時間の経過と共に味わいが落ちてしまいます。

ワークショップ 2019年7月

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

単叢古樹 宋茶 2019
(広東省潮州市潮安県乌崇山)

これは友人である鳳凰単叢の作り手さんからのプレゼントで、樹齢300〜350年は経過しているであろう貴重な古樹から作られた特別なお茶です。通常、入手することはできません。宋種ではなく、敬意を込めて宋茶と呼ばれるレベルのお茶です。
今回、そのお茶を少量いただいたこともあり、ワークショップご参加のみなさまと楽しませていただきました。恐ろしいほどに美味しかったですね。本来であればもう少し落ち着かせた方が、より味わいが深くなったと思いますが、少量ということもあり、ご紹介させていただきました。

ワークショップ 2019年7月

今回は茘枝干、ドライライチをお茶と一緒に楽しんでいただきました。これは毎年この時期だけご紹介しているものです。鳳凰単叢の作り手さんの親戚が作っているもので、とても美味しく、毎年楽しみにしているものです。香りも甘味も素敵に美味しいですよね。

次回は9月の開催となります。
(8月はお休みです。)

日時 2019年9月7日(土曜)16時00分~18時30分頃まで
2019年9月8日(日曜)
  1部 : 13時00分~15時30分頃まで
  2部 : 17時00分~19時30分頃まで
2019年9月9日(月曜)14時00分~16時30分頃まで
場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。

お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。

どうぞよろしくおねがいします。

9月ワークショップは満席となりました。ありがとうございます。