10月1日からの消費税増税に伴い、本日9月30日20時頃より、Webショップのメンテナンスを行わせていただきます。
その間、Webショップのご利用ができなくなりますので、ご了承ください。
なお、10月1日より茶器や茶具、送料ご負担分、代引き手数料といった「茶葉以外」のご利用は消費税が10%に変更となります。
茶葉のご利用は軽減税率対象となりますため8%のまま変わりません。
メンテナンス終了は10月1日を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
先日ご紹介した龍泉窯、在山堂 劉傑老師の茶器があっという間に完売してしまい、希望されていた方には大変申し訳ありませんでした。
リクエストをいただきましたので、現地工房に問い合わせ、先日の柴窯(薪窯)の作品の詳細を送っていただきました。ご希望される方にはお取り寄せいたします。
消費税増税に伴い、茶葉以外の商品、茶器などは10月1日以降のご注文、発送、ご入金の場合、消費税が10%となります。
ご注文が9月中の場合、消費税は全商品8%となりますが、ご入金が10月1日以降となる場合、別途消費税分の調整をさせていただきます。どうかご了承ください。
ご希望の場合は admin[a]suzuchado.com ([a]をアットマークに変更してください)まで
・お名前
・ご配送先ご住所およびお電話番号
・お支払い方法
(銀行振込、ゆうちょ銀行振込、クレジットカード、代金引換)
・ご希望の茶壺名
を明記の上、お申込みください。
入荷は10月中旬頃を予定しております。
1. 柴窯粉青罐子(茶缶) ありがとうございます。売約済みとなりました。
高さ約9cm 容量約150cc 完美品
48,000円(税抜)
2. 柴窯小茶壺(青) ありがとうございます。売約済みとなりました。
容量約220cc 完美品
72,800円(税抜)
3. 柴窯小茶壺(緑) ありがとうございます。売約済みとなりました。
容量約220cc 完美品
72,800円(税抜)
なお、お買い得な作家自身が訳ありとした作品についてはメールマガジンご購読の方を限定してご紹介させていただいています。これらは品質に厳しい劉傑老師が使用には全く問題はないものの、完全品としては認めないとしているものです。
詳細は配信済のメールマガジンをご確認ください。
ありがとうございます。メールマガジンご購読者限定の訳あり品は全て完売いたしました。
消費税増税に伴い、茶葉以外の商品、茶器などは10月1日以降のご注文、発送、ご入金の場合、消費税が10%となります。
ご注文が9月中の場合、消費税は全商品8%となりますが、ご入金や発送が10月1日以降となる場合、別途消費税分の調整をさせていただきます。
どうかご了承ください。
湯宣武の新作紫砂茶壺が入荷しました!
彼女の作品は現地でも人気が高く、だんだん入手が難しくなっています。
当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による綺春です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。
この彼女の新作は非常に美しく可愛らしい茶壷です。縁起の良いリスを精密に表現、無駄のない洗練された造形で、美しさだけでなく使いやすい作品です。
ありがとうございます。完売いたしました。
龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の工房で柴窯(薪窯)の火入れが行われました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。
劉傑大師の作品は大変高価なものですが、今回は少し訳ありの作品を入手しました。そのため、本来の価格から大幅に抑えた価格で提供させていただきます。(使用には全く問題はありません。)
本来は受け皿もある蓋碗でしたが、この作品にはありません。
受け皿が無い以外には全く問題はありません。
この作品は注ぎ口の内部の釉薬が薄く一部素地が露出しているため、かなり価格を抑えてご紹介させていただいています。
その他には全く欠点はなく、使用には全く問題はありません。
彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。
美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶壺を実現させています。
不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を淹れることができます。
ありがとうございます。全て完売いたしました。
10月のワークショップに空きがでましたので予約受け付けを開始いたします。
受け付け開始は9月17日20時からとなります。
(現在中国出張中のため、当店よりのお返事は9月19日以降となります。)
2019年10月19日(土曜)16時00分~18時30分頃まで 残席1
2019年10月20日(日曜)
1部 : 13時00分~15時30分頃まで残席1満席となりました。
2部 : 17時00分~19時30分頃まで残席1満席となりました。
2019年10月21日(月曜)14時00分~16時30分頃まで残席1満席となりました。
場所 | 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分 詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします |
料金 | 3000円 当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。) |
その他 | 茶葉および茶器はご用意させていただきます。 |
詳細はこちらをご確認ください。
お申込みは当店のご利用をされたことのあるお客さまを
優先とさせていただきますのでご理解いただけますようお願いいたします。
受付開始は9月17日20時からとなります。
現在中国出張中のため、当店よりのお返事は9月19日以降となります。
また、通信状況によってはお返事が遅れる場合もございますことをご了承ください。
ご参加をご希望の方は admin[a]suzuchado.com まで
([a]を@に置き換えてください)
を明記の上、お申込みください。
ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。
お申込みは当店のご利用のある方を優先にお受けいたします。ご了承ください。
お席には限りがありますため、定員に達した場合は満席となります。
よろしくお願いいたします。
多くのお問い合わせをいただいているジャスミン茶、碧潭飄雪の入荷ロットが決まり、入荷時期が決まりました。
大変おまたせいたしました。
9月下旬入荷予定です。発送は入荷後9月29日頃を予定しております。
現在流通するジャスミン茶には完全無農薬のものはまず存在しません。
というのも、茶葉よりも香りの強いジャスミンの花を栽培する場合に、花が虫を引き寄せてしまうため、無農薬で栽培することが非常に難しく、茶葉は無農薬でもジャスミンは農薬を使用せざるを得ないという事情があります。
この碧潭飄雪はそのジャスミンの花においても無農薬にこだわっています。
この碧潭飄雪に使われるジャスミンの花は、一部の木にネットをかけて栽培し、それらの木から摘み取られたジャスミンを使って作られています。非常に手間のかかる栽培方法のため、多くの量を作ることはできません。
茶葉は四川省蒙山の標高1000m以上という高山地帯で栽培された蒙頂甘露を使用しています。こちらも無農薬で栽培されています。
当店の碧潭飄雪の特徴は無農薬というだけではありません。
ジャスミン茶を作るためには生の花から花の香りを茶葉に移しますが、その際にどうしても花のもつ水分が茶葉に吸収されてしまいます。そのため、1晩花の香りを移した茶葉は加熱して乾燥させます。これを何日も何度も繰り返すのですが、段々と茶葉も焼けてしまいます。多くのジャスミン茶に焼けたような味が残るのはそのためです。
この碧潭飄雪にはその独特の味がありません。非常にフレッシュで甘く爽やかな香りと味を持っています。
ジャスミン茶はどれも同じと思っている方も多いと思いますが、そういった方にぜひお勧めしたい、とても美味しいジャスミン茶です。
易武弯弓寨の古樹プーアル生茶のご予約受付中です!
本商品はご予約優先となります。
発送は入荷後、9月下旬頃を予定しております。
ご予約期間は9月20日20:00までとなります。
日本入荷後、通関時の調整分が多く出た場合は改めてご提供いたします。
易武弯弓寨の2018年春茶(プーアル生茶)です。
原生林に育つ樹齢約350年と思われる茶樹から作られています。手摘みはもちろん、機械を使用せず、全て手作業による製茶を行っています。
黒く艷やかな茶葉はこの生茶の品質が高いことを示しています。元々の茶樹の質はもちろん、熟練した作り手による高品質な茶葉に仕上がっています。水色も素晴らしく、金色の透明度の高い、艷やかな茶水です。見事な花の香りをまとった蜜香、現地では蜜香蘭韻と称されるような香りで滋味深く、調和の取れた奥行きのある味わいと合わせて楽しみことができます。茶園の茶樹ではなく、原生林に生きる古茶樹の味わいが楽しめます。
大変美味しくバランスの良いお茶でありながら、お手軽な価格でこの品質、美味しさを持つプーアル生茶は滅多に出会えません。このプーアル生茶は中国で高名なプーアル茶専門家である私の師が技術指導、鑑定を行っている関係で入手することができました。日常的にお楽しみいただける価格帯となっています。またプーアル生茶を飲むのは初めてという方にもおすすめです。
9月15日から9月22日まで中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
9月13日18時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は9月14日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、9月13日18時までに入金確認ができたご注文を9月14日までに発送いたします。
それ以降のご注文は9月23日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回は通信環境状況が不明な地域へも参りますため、状況によってはお返事まで数日お時間をいただく場合もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
易武弯弓寨の古樹プーアル生茶のご予約を開始します。
易武弯弓寨の2018年春茶(プーアル生茶)です。原生林に育つ樹齢約350年と思われる茶樹から作られています。手摘みはもちろん、機械を使用せず、全て手作業による製茶を行っています。
黒く艷やかな茶葉はこの生茶の品質が高いことを示しています。元々の茶樹の質はもちろん、熟練した作り手による高品質な茶葉に仕上がっています。水色も素晴らしく、金色の透明度の高い、艷やかな茶水です。見事な花の香りをまとった蜜香、現地では蜜香蘭韻と称されるような香りで滋味深く、調和の取れた奥行きのある味わいと合わせて楽しみことができます。茶園の茶樹ではなく、原生林に生きる古茶樹の味わいが楽しめます。
大変美味しくバランスの良いお茶でありながら、お手軽な価格でこの品質、美味しさを持つプーアル生茶は滅多に出会えません。このプーアル生茶は中国で高名なプーアル茶専門家である私の師が技術指導、鑑定を行っている関係で入手することができました。日常的にお楽しみいただける価格帯となっています。また、プーアル生茶を飲むのは初めてという方にもおすすめです。
メルマガ限定 紫砂湯宣武 ご予約受け付けます!
当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による新作です。
入荷してもすぐに売れきれてしまうことが多く、今回はメールマガジンご購読の方限定でご予約をお受けします。
2種類、各1点のみとなります。
詳細、お申込み方法は配信済のメールマガジンをご覧ください。
全て売約済みとなりました。ありがとうございます。
9月15日から9月22日まで中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
特に今回の日曜の回は台風が接近しているという状態にも関わらず、殆どの方がご参加くださいました。どうもありがとうございます。
今月は以下のお茶でした。
2003年 同慶號
中国・雲南省易武山落水洞地区
(2015年まで香港乾倉、以後北京保管)
今回は珍しく紫砂茶壺を使って全員で同じお茶を続けて淹れていただきました。
この2003年同慶號はショップでもご紹介している普洱生茶です。非常に品質が高い茶葉であること、煎持ちが非常によく、また、綺麗な沈香が10煎を超える頃から甘い果実香(水果香)に変化するほどの茶葉であるため、おひとりの持ち時間では十分に理解できないということもあり、今回の形式にしました。
これほどまでに上質な普洱生茶はなかなか出会えません。当店ご紹介の茶葉の中でも高価な方ではありますが、普通は出会えたとしても、もっと遥かに高価であることがほとんどです。ここまでこの普洱生茶の品質が高いのは、2003年ごろまでは茶樹をもっと休ませていたこと(現在は生産量をあげるために当時よりはるかにたくさんの茶葉を摘んでしまうため、茶樹自体のちからが弱くなってきています)、製茶技術が高く丁寧に行われていること、特に乾燥工程が非常によくできています。晒日で乾燥させる古式製法の普洱生茶はこの乾燥工程の結果いかんで長期間保存できるか、美味しく香り高く熟成できるかに関わります。また、その後の後熟成も素晴らしく、全てにおいて正しく丁寧に作りあげてきた結晶のような普洱生茶です。
こういった普洱生茶はこれが最後かなとも思っていることもあり、よい機会なので本当に上質な普洱生茶を知るという意味でも今回はこのお茶を選ばせていただきました。
最初は見事な沈香、複雑で深いミネラル感のある味わいであったのが10煎を超える頃から果実香へ、更に蜂蜜のような甘露に変化していくのを実感していだだけたと思います。
このレベルの普洱生茶は楽しむ機会も多くはないと思います。みなさん驚かれていましたね。(^^
本当に上質で美味しい普洱生茶の入り口ではありますが、楽しんでいただけたと思います。
また、紫砂茶壺の使い方、美味しくお茶を淹れる方法も改めて学んでいただきました。意外と茶壺であれば、どのような淹れ方であっても美味しく淹れることができると思いがちですが、正しい持ち方、扱い方、湯の使い方を理解していないと、そのお茶のポテンシャルを十分に引き出すことができません。また、紫砂は素材(泥料)の品質も重要ですが、お茶に合わせた大きさ、形状も重要です。実際に茶壺を使って淹れていただきましたが、淹れたお茶の味わい、香りが動作を変えることで驚くほど変わっていくのを実感していただけたと思います。
店主が最後に淹れたお茶はこちらです。
単叢古樹 東方紅 2019
広東省潮州市潮安県乌崇山大庵
鳳凰単叢の作り手さんからいただいた、一般流通はしていない非常に貴重なお茶です。香りの高さ、味わいの深さは鳥肌が立つほどでしたね。また、龍泉窯の劉傑大師の茶壺を使用したということもあり、より柔らかく香り高くはいっていたと思います。(劉傑大師の茶壺や蓋碗は釉薬が特別なのか、特に烏龍茶が非常に柔らかく美味しくはいります)
とてもよいお茶をいただいたので、ワークショップご参加の方と楽しませていただきました。
今回は今年最後のドライ茘枝とお茶請けの定番、黒瓜子をご用意しました。
ドライ茘枝はいつもどおり大人気でしたね。
黒瓜子(スイカの種)は中国、台湾では定番のお茶請けですが、はじめてという方もいらっしゃいました。なかには止まらなくなっている方も・・・(笑
次回は10月の開催となります。
日時 | 2019年10月19日(土曜)16時00分~18時30分頃まで 2019年10月20日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 2部 : 17時00分~19時30分頃まで 2019年10月21日(月曜)14時00分~16時30分頃まで |
場所 | 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分 詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします |
料金 | 3000円 当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。) |
その他 | 茶葉および茶器はご用意させていただきます。 |
ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。
お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。
どうぞよろしくおねがいします。
少し珍しい鳳凰単叢、碑頭が入荷しました!
古樹鳳凰単叢 碑頭 2019
産地に伝わる地元ならではの品種です。生産量が限られるため、産地以外に流通することが少なく、また、知名度も高くはないため、あまり知られてはいませんが、夜来香型の魅力的なお茶です。その香りの高さ、複雑で深みのある味わいは最近流行の品種にはない格の違いを感じさせるような凄みすら感じます。
高山地区にある大奄の標高約900m付近にある茶畑で栽培された樹齢推定100年の茶樹から作られています。マニアックな品種である碑頭ですが、古茶樹の滋味、香気が加わることで、より複雑で上品なお茶に仕上がっています。
日本でも有名になった鴨屎香ですが、数年前までは一部で栽培されていたのみでしたが、その人気の高さから現在は標高の低い場所にある茶園でも大量に栽培されるようになりました。実際、流通している多くの鴨屎香の品質は下がり、納得できる品質のものが少なくなってしまったため、ここ数年は鈴茶堂での取り扱いを見合わせていました。
この鴨屎香は標高の低い中山や低山で栽培されたものではなく、高山地区にある大奄、なかでも標高約900mにある茶畑で栽培されています。まだ鴨屎香が大量に作られていなかった頃から大切に育てられている樹齢推定90年という茶樹から作られた茶葉です。かつての鴨屎香を思い出させる、とても深く清らかな香り高い鳳凰単叢でした。
当初、入荷予定の無かった鴨屎香でしたが、これだけの品質の鴨屎香を、この価格でご紹介できるならばと急遽ご紹介させていただくことにいたしました。
品格のある清らかな甘い花の香りが感じられるお茶です。一般的な鳳凰単叢に見られる苦みが殆ど無く、すっきりとした上品な甘さと古樹ならではのミネラル感、滋味がしっかりと感じられます。煎を進めていくうちに、このお茶の表情はどんどん変化していきます。
2019年の鳳凰単叢 蜜蘭香が入荷しました!
鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され、鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。
お茶にも流行があります。数年前まで蜜蘭香が最も多く栽培されていました。そのため、産地の中でも低山(標高の低い位置)でも殆どが蜜蘭香の栽培という状況になり、様々な品質の蜜蘭香が流通していました。現在はその流行は去り、現地では鴨屎香(ここ最近は銀花香とも呼ばれます)が、それにとって代わりました。
これは蜜蘭香というお茶にとって良いことであると考えます。
流行にのって大量生産された品質の低い蜜蘭香ではなく、本来の蜜蘭香らしさを追求する生産者のみが蜜蘭香を大事に育て製茶するようになります。
今回ご紹介する蜜蘭香もそういった生産者によるもので、高山地区の足がすくむような急斜面の茶畑で栽培された無剪定、無農薬、無肥料の茶樹から作られています。茶摘みを行うのも大変な傾斜地にある茶畑の鮮葉のみを使用しています。
(先日ご紹介した鳳凰単叢10大香型セットの蜜蘭香と同一ロットです)
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
9月8日および9日はワークショップ開催のため
9月15日から9月22日まで中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
珍しい君子蘭の香りを移した花茶が入荷しました!
中国・四川省の有名な名茶、蒙頂甘露の茶葉に丁寧に君子蘭の香りを移した上質な花茶です。一般的に花の香りを移す花茶に使われるのはジャスミンの花(茉莉花)ですが、この蘭香甘露は君子蘭を使用して香りを移しています。清らかで品格のある蘭香と蒙頂甘露の優しく深い味わいが素晴らしいお茶です。
君子蘭の香りを移した花茶は非常に珍しいものです。一般的なジャスミンなどよりも君子蘭の場合は香りを移す工程が難しく、作り手の技術が問われます。この蘭香甘露を作り出した作り手は店主が知る限り最も高い技術を持っています。
生の花から花の香りを茶葉に移しますが、その際にどうしても花のもつ水分が茶葉に吸収されてしまいます。そのため、1晩花の香りを移した茶葉は加熱して乾燥させます。これを何日も何度も繰り返すのですが、段々と茶葉も焼けてしまいます。多くのジャスミン茶をはじめとした花茶に焼けたような味が残るのはそのためです。
この蘭香甘露にはその独特の味がありません。非常にフレッシュで甘く爽やかな香りと味を持っています。
冷やしても美味しく楽しめます。
久しぶりに涇渭茯茶(ケイ渭茯茶)が入荷しました!
リピートされるお客さまが多く、ご予約のみで完売、ショップでのご紹介がなかなかできずにおりましたが、今回はショップでもご紹介できました。
現在、黒茶の生産が最も多いのは湖南省です。湖南省で作られている茯茶のオリジナルは、この咸陽の涇渭茯茶(ケイ渭茯茶)でした。近年、この涇渭茯茶(ケイ渭茯茶)を復活させようという動きがはじまり、3年以上の研究、試行錯誤を繰返して、ようやく2011年に復活したものです。
金花と呼ばれる麹菌が湖南省で作られている茯茶よりも多く見られます。基本的には湖南省のものと同系統の麹菌ですが、湖南省のものよりも金花が大きく出るのが特徴的です。
香りは控えめながら柑橘系の果香のある棗系、微かに薬香があります。味わいは甘く柔らかいミネラル感がバランス良く感じられます。煎持ちも非常によく、飲み進めていくといくつもの表情が豊かに感じられます。
8月入荷分は完売いたしました。
現在はご予約をお受けしております。入荷は9月下旬頃を予定しております。
同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。
他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合は、システムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。
碧潭飄雪(ジャスミン茶)についてお問い合わせを多くいただいております。
2019年の新茶は9月下旬頃に入荷予定となります。
当店の碧潭飄雪に使用するジャスミンの花も無農薬で育てるためにネットをかけて栽培しています。そのため、通常のジャスミンよりも今年は花が咲くのが遅れたとのことで、入荷が遅れております。
2018年の碧潭飄雪は完売いたしております。
どうぞよろしくお願いいたします。