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2017年新茶状況 / 金華 野生茶 入荷します! / 発送業務お休みのお知らせ

雲南省西双版納易武にて
雲南省西双版納易武にて

先日は長く発送業務をお休みさせていただき、ご迷惑をおかけしました。

今回の中国出張では雲南省の西双版納へプーアル茶の製茶状況を確認してまいりました。今年の雲南、西双版納地区は当初は順調だったものの、大雨や雹、気温の急降下など、決して穏やか年ではなく、大きく減産、価格もかなりの高騰を見せていますが、そんな中でも自然のちから、人の技術の素晴らしさが改めて実感できるような素晴らしいお茶もたくさん作られています。
全体の産出量が大きく減産してしまった結果、価格も例年の数倍という傾向にある今年のプーアル茶事情ですが、易武の友人たちのおかげで例年と変わらない価格で、とても良い古茶樹のお茶を入手することができました。3年位経過した後が本当に美味しくなるとのことですが、新茶の現在でも大変に美味しく、香りの良いお茶です。近日中にご紹介させていただきます。

四川は概ね順調な良いシーズンでしたが、浙江省は雨が多く減産が見られます。
そのため、例年よりも価格が上昇傾向にあるようです。

ご予約をお受けしていた四川、雲南の新茶、龍井茶は順調に通関、検疫を完了し、予定通り23日頃には発送させていただきます。おかげさまでご予約分でほぼ完売となりましたが、商品入荷後、在庫調整後に若干量ではありますが、一般販売させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


金華 野生茶 2017
金華 野生茶 2017

毎年人気の金華の野生茶ですが、今年も少量ですが入荷します!

これは店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。
人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。人が立ち入らない急斜面の山の中に自生する野生茶樹から作られました。標高約800mの急斜面を1日茶摘みをして回っても1日で作れるお茶の量は多くてもたった250gです。山が厳しいうえに野生茶樹は品種改良された茶樹と違って成長が遅く、また点在して自生しているために、折角山に入っても少しずつしか摘むことができません。

驚くほどに清らかに甘いお茶です。この身体にすっと入ってくるような優しい甘さは、農薬はもちろん、肥料すらも与えず、自然のままに育ってきた野生茶樹の美味しさです。栽培品種には無い優しい独特の甘味が楽しめます。この甘さは本物の野生茶特有のもので、とても上品で優しい美味しさを感じていただけます。

通常、市場には出回らない特別なお茶です。

ありがとうございます。完売いたしました。


4月29日から5月8日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月26日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月28日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月26日中に入金確認ができたご注文を4月28日までに発送いたします。それ以降のご注文は5月9日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年度 新茶予約開始しました!

中国では既に新茶が出回り始めました。
とはいえ、この時期に流通する新茶は標高の低い平地の茶畑のものだったり、製茶後の後熟成が不十分であったり、また、初物という意味合いが強く、味わいや香りというところでは満足するには難しいものが多いものです。

毎年当店がご紹介している四川や雲南の茶農家さんでもそういった地区のお茶よりは遅い時期になるものの、今年は天候にも恵まれ、製茶も順調にすすみ、現在は後熟成工程に入っています。

例年であれば、入荷後にショップにてご紹介させていただくのですが、今年も4月は少し長く出張、製茶状況視察、研修の予定となっております。その期間、大変申し訳ありませんが発送業務をお休みさせていただくため、新茶のお渡しが遅くなってしまいますため、今年も予約制でご紹介いたします。

お届けは商品入荷後、4月23日前後発送を予定しております。
4月13日までにご注文ください。
ご予約期間後は為替レートの変動により価格を上げさせていただく場合もございます。

同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合は、システムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。
どうぞご了承ください。


もう何年も懇意にさせていただいている四川省蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような、本当に真面目な作り手さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った作り手さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

2017年 明前 蒙頂甘露
2017年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2017年 明前 蒙頂石花
2017年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で、爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

蒙頂黄芽につきましては、例年ご紹介している悶黄の強い製法のものは、今年は作るかどうか現時点では未定です。


思茅 頭春茶 2017
思茅 頭春茶 2017

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある、標高1800m付近にある茶園で摘み取られました。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
2017年は甘味と香りが大変綺麗に高く出ています。とても良い仕上がりです。

雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
そのため、中国国内でも非常に流通の少ない緑茶の1つでもあります。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。


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まだご購読いただいていない方で詳細をご希望の方はメールマガジンのご購読をお申込みの上、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。


4月6日から17日までのあいだ中国雲南省への出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月3日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月6日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月3日中に入金確認ができたご注文を4月6日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
特にこの期間はインターネット環境の殆ど無い地域にまいりますため、最長で1週間ほどお返事にお時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

鳳凰単叢 雪片 他 入荷しました! / 2016年緑茶の販売について

小青柑 白牡丹
小青柑 白牡丹

大変人気のある珍珠青柑の白茶版とも言える小青柑 白牡丹ですが、多くの方から再入荷のリクエストをいただき、今回1ロットのみ再入荷を行うことにいたしました。既に残りわずかとなっております。

前回とパッケージ(包装)が変更になっております。(Webショップの写真とは異なりますがお茶の品質は変わりません。)

中国の福建省福鼎市で作られた白茶、白牡丹を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行ったお茶です。白茶に青柑の香りが合わさり、すっきりと爽やかな白茶になっています。天然のフレーバーティーのような白茶です。8月から10月にかけて収穫された青柑に白茶の白牡丹を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行っています。

宜興 竹茶盤
宜興 竹茶盤

先日ご紹介した宜興 竹茶盤ですが、すぐに完売してしまいご迷惑をおかけしました。
この、大変上質な、そしてデザインの素敵な竹茶盤が入荷いたしました。こちらも残りわずかとなっております。

職人による手作りの茶盤です。

紫砂茶壺が有名な宜興はとても上質な竹が採れることでも有名です。厚みのあるしっかりとした宜興の竹を使い、1つ1つ手作りで作られています。
とてもしっかりとした造りで、竹とは思えないほどの厚み、安定感があります。よく割れてしまう、歪んでしまうと聞く安価な竹茶盤とは全く異なります。非常に良い品質の竹茶盤です。

なによりもシンプルで使いやすい秀逸なデザインです。
中華風になりすぎることもなく、すっきりとしたこの造形は使いやすく、インテリアとしても優れています。


2016年の鳳凰単叢で後熟成を行っていたものが、ようやく仕上がってきました。
また、今回は珍しい雪片も数量限定で入荷しています。

鳳凰単叢 玉蘭香 2016 雪片
鳳凰単叢 玉蘭香 2016 雪片

玉蘭とは中国語で白木蓮を意味します。その名の通り白木蓮のような品のある、上質な香りを持つ鳳凰単叢です。この玉蘭香は冬至から小雪にかけてのみ作られる雪片と呼ばれる冬茶です。
清らかな香りと味わいを最大限に引き出すために、通常の製茶方法ではなく、清香型に仕上げた生産量の少ない鳳凰単叢です。
今回は数量限定でご紹介できることになりました。

完売いたしました。ありがとうございます。数量限定のため再入荷はございません。ご了承ください。

鳳凰単叢 通天香 2016
鳳凰単叢 通天香 2016

通天香は鳳凰単叢十大花蜜香型の1つ、姜花香の中でも最も香りが良いとされます。産地である烏東山の標高1000m付近にある樹齢150年以上の茶樹から丁寧に作られました。一般的に流通している鳳凰単叢は茶園栽培の複数の茶樹から作られたものですが、この通天香は単一の茶樹から作られた本当の「鳳凰単叢」です。
香りの良さ、味わいのバランスの良さが素晴らしいお茶です。

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鳳凰単叢 芝蘭香 2016

人気の芝蘭香が今年も入荷しました!

芝蘭香は宋代から続く名叢の1つとされる鳳凰単叢です。

本来、芝蘭香は柏槇(ビャクシン)と蘭の香りを持つとされていますが、近年流通する殆どの芝蘭香にはこの柏槇の香りを感じることができなくなっています。この芝蘭香はその柏槇香を感じていただける本来の香りを持った鳳凰単叢です。
少しスパイシーなニッキのお菓子のような清涼感のある甘い香りが見事で、遅れて蘭の華やかな香り、奥行きのある複雑な甘い旨みと飲んだ後の香りと甘さの戻りが強く、暫く余韻に浸ることができます。
こだわりの芝蘭香です。


武夷岩茶の瓜子金といえば4大名叢ではないものの名叢と名高い品種です。実際に飲んだことがある方も多い品種ではないかと思います。分類的には奇種とされ、岩茶らしい味わいが楽しめる品種でもあります。

この老茶は2010年に慧苑坑で栽培された非常に品質の良い茶葉を何年もかけて後熟成、火入れを繰り返して大切に育ててきたものです。老茶にするための茶葉は、その年の中でも上質な、パワーのあるものが選ばれます。数年かけて熟成するにふさわしく、それに応えられる品質の茶葉が要求されます。

甘く深みのある果香と柔らかい甘味のバランスが良い上質な岩茶に仕上がっています。武夷岩茶の本来の味わいを楽しめるのは老茶です。中でもこの瓜子金は、その「らしさ」を十分に引き出し、楽しむことのできる上質な老岩茶に仕上がっています。

老茶 慧苑坑 瓜子金
老茶 慧苑坑 瓜子金


下記にてご案内させていただきますが、4月は茶産地訪問のため、かなり多く出張、製茶状況視察、研修の予定となっております。その期間、大変申し訳ありませんが発送業務をお休みさせていただくため、4月に届く新茶のお渡しが遅くなってしまいます。
今年も昨年と同様に予約制でご紹介させていただきます。
ご予約開始は今月末から来月上旬を予定しておりますが、各地よりサンプルが届き、ご紹介するロットが決定した後となります。その際は改めてメールマガジン等でご案内させていただきます。

毎年ご紹介している四川省の蒙頂山や雲南省では製茶がはじまっています。
とはいえ、この時期は低地のものが殆どで、当店がお願いしている高山地域の茶畑は3月20日過ぎになってようやく茶摘みが始まりました。昨年は雨が多く難しい年でしたが、今年はお天気にも恵まれて、とても良いお茶ができそうとのことです。

一方、浙江省杭州では雨が多く、少し苦戦しているとの報告が来ています。
昨年メールマガジンご購読者様限定でご紹介した龍井茶は出来上がりの品質を見ての判断となります。

どうぞよろしくお願いいたします。


4月6日から17日までのあいだ中国、雲南省出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月3日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月6日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月3日中に入金確認ができたご注文を4月6日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
特にこの期間はインターネット環境の殆ど無い地域にまいりますため、最長で1週間ほどお返事にお時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

岩茶 老水仙 四川高山桂花紅茶 竹茶盤 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

水簾洞 老水仙 2010
水簾洞 老水仙 2010

ようやく後熟成が終わり、とても美味しい水仙が入荷しました。

水仙は岩茶の中でも多く生産されている品種です。岩茶の基本品種と言えます。茶業や茶商の中にはその年の水仙の出来を見て、その年の岩茶の品質を計る人も少なくありません。

一口に水仙と言っても品質の差が大きく、同じ正岩地区で作られた水仙でも特別に美味しく、香り高いものもあれば、その逆もたくさん流通しています。この水仙は正岩地区の中でも上質な岩茶が作られることで知られる水簾洞茶区で作られています。
この老茶はその中でも非常に品質の良い茶葉を何年もかけて後熟成、火入れを繰り返して大切に育ててきたものです。岩茶の基本とも言える水仙ですが、この老水仙はその水仙の良さ、美味しさを再認識させてくれるような素晴らしい岩茶に仕上がりました。

非常に上質な水仙です。これが水仙と驚きを持って楽しめるポテンシャルを持っている素晴らしい岩茶です。

四川高山桂花紅茶 2016
四川高山桂花紅茶 2016

毎年楽しみにされているお客さまも多い四川高山桂花紅茶が、ようやく後熟成が終わり、入荷しました!

人気の四川高山紅茶に桂花(キンモクセイ)の香りを丁寧に移した紅茶です。

ベースとなっている四川高山紅茶は四川省蒙山主峰の標高1200m以上という高山地帯で栽培された茶葉を使用して丁寧に作られています。無農薬認証は得ていませんが、標高が高く斜度のきつい斜面で栽培されているために無農薬栽培の茶樹を使用しています。また香り付けに使用している桂花(キンモクセイ)も茶畑に日よけとして一緒に栽培されている無農薬の桂花を使用しています。

桂花紅茶には様々なタイプがあります。紅茶に桂花を混ぜただけのものから燻香処理をしっかり行ったものまで様々です。この四川高山桂花紅茶は紅茶の燻香処理を行ったお茶です。四川高山紅茶が持っている甘味、おいしさはそのままに、清らかな桂花の香りも楽しめるようになっています。

宜興 竹茶盤
宜興 竹茶盤

大変上質な、そしてデザインの素敵な竹茶盤が入荷しました。
職人による手作りの茶盤です。

紫砂茶壺が有名な宜興はとても上質な竹が採れることでも有名です。
厚みのあるしっかりとした宜興の竹を使い、1つ1つ手作りで作られています。

とてもしっかりとした造りで、竹とは思えないほどの厚み、安定感があります。よく割れてしまう、歪んでしまうと聞く安価な竹茶盤とは全く異なります。非常に良い品質の竹茶盤です。

なによりもシンプルで使いやすい秀逸なデザインです。
中華風になりすぎることもなく、すっきりとしたこの造形は使いやすく、インテリアとしても優れています。

ありがとうございます。完売いたしました。


極品茯茶 2007
極品茯茶 2007

前回入荷分がすぐに完売してしまいましたため(ありがとうございます)、次回入荷分のご予約を承ります。

既に数の少ないお茶となりますため、次回入荷分で今回ご紹介している2007年の極品茯茶は最後となります。

茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

一般的な茯茶は少し癖があるものが多く、これまではショップでのご紹介をしておりませんでした。しかしながら、等級の高い極品級のものは熟成が進むと、それらと同じ茯茶とは思えないほどに香りも味わいも深く美味しくなります。茯茶特有の癖は逆に味わいを引き立てるように昇華されています。

大益 老茶頭 2014年
大益 老茶頭 2014年

リピーター様、おまとめ買いの方が多い安定した美味しさの大益 老茶頭ですが、現在ご紹介中のお品物で2014年ビンテージは最後となります。

次回入荷分より製造年が2015年に変更となります。
2014年をご希望の方はお早めにお求めください。


3月18日から3月22日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

3月15日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は3月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、3月15日中に入金確認ができたご注文を3月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は3月23日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

老鉄観音 岩茶 朱泥壺 入荷しました!

感徳老鉄観音 炭焙 2001年
感徳老鉄観音 炭焙 2001年

感徳老鉄観音 炭焙 2001年 入荷しました!

福建省安渓感徳の伝統的製法を守り作り続けている作り手による鉄観音老茶です。
2001年の春に作られた鉄観音を火入れを繰り返しながら熟成させてきました。

感徳の中でも標高1800mを超える険しい場所で育った茶樹から摘み取った茶葉を老茶用に丁寧に製茶し、15年間、ときおり様子を見ながらじっくりと後熟成、火入れを行いながら育てていきます。このように長期熟成を目的として作られた鉄観音は元々の茶樹から製茶技術まで高い品質が求められます。
状態の良い茶畑で力強く育った茶樹と熟練した作り手の技術をもって初めて作られるものです。落ち着いた華の香りと深みのある回甘のある鉄観音は今では珍しいものとなりつつあります。

同じ作り手による2016年秋の濃香系鉄観音も入荷しております。
老茶との違いを楽しむのもおすすめです。

感徳鉄観音 炭焙 2016秋
感徳鉄観音 炭焙 2016秋

岩茶 慧苑老肉桂
岩茶 慧苑老肉桂

岩茶 慧苑老肉桂 入荷しました!

良い岩茶は美味しく後熟成が完成するまでに数年かかります。
2011年に摘み取り、製茶した後、大切に後熟成を行い、深みのある美味しい岩茶に仕上げました。

この武夷肉桂はその希少な正岩茶の中でも慧苑坑、武夷岩茶の正岩茶区でも中心になる岩(峰)の名前がつけられています。その正岩茶区の中心となる地域で作られた素晴らしい岩韻を持つ肉桂です。

陳宗宝 逸舒
陳宗宝 逸舒

国家級助理美術師の陳宗宝による逸舒です。

陳宗宝は大変に技術力の高い若手紫砂作家です。紫砂茶壷の大師である范澤鋒の直弟子として范澤鋒工作室、および技術の高い作家のみが所属することで知られる龍徳堂で日々制作活動を行っています。師である范澤鋒の作品は既に日本円にして数十万〜数百万円という値がついています。陳宗宝はその師に見込まれ、指導を受けることのできる、将来が大変に有望な、そして現時点でも素晴らしい技術を持つ作家です。

均整のとれた美しい造形と艶やかな陶肌が素晴らしい茶壺で、お茶の種類を選ばずにお楽しみいただけます。特に朱泥の品質が高く、その色合い、硬さ、自然に発せられる艶といい、大変に素晴らしい出来栄えです。朱泥は着色を行って使われていることが殆どですが、彼の朱泥作品は一切の着色を行っていません。
また、特筆すべきは出水の美しさ、蓋の部分の造形の精密さです。これは彼の作品の中でも非常に良くできていて、ここまでの精度で作り上げることのできる作家はなかなかいません。

店主も見惚れる位に大変に素晴らしい茶壺です。
近年では上質なものが少なくなってきた朱泥壺ということでも、おすすめの茶壺です。

ありがとうございます。完売いたしました。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

品切れでご迷惑をおかけしていた蔵茶が再入荷しました。

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される「辺茶」の1つであり、その名の通り蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

飲みやすく癖がなく美味しいということもあり、毎日のお茶としても大変人気のある黒茶です。

こちらも品切れでご迷惑をおかけしていた茶器が再入荷しました。
どれも使いやすくリピートされる方も多い茶器です。

ダブルウォールグラス
ダブルウォールグラス
耐熱ガラスのティーグラスです。
2重構造耐熱ガラスで作られているため、保温性にも優れています。
また、アイスにもホットにもお使いいただけます。

古玉瓷 蓋碗 (大)
古玉瓷 蓋碗 (大)
古玉瓷 蓋碗 (小)

とても上質な白磁のシンプルな蓋碗です。
清代の官窯(皇帝専用の窯)の製法をもとに上質な素材を使用して作られています。

炭焙鉄観音 極品茯茶 手吹きガラス茶海 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

感徳鉄観音 炭焙 2016秋
感徳鉄観音 炭焙 2016秋

濃香系鉄観音と呼ばれる焙煎を施した鉄観音は、品質のあまり良くない清香系鉄観音を焙煎したり、売れ残った清香系鉄観音を焙煎しているものが多く見られますが、本来、濃香系鉄観音は清香系とは製法が異なり、元々の鮮葉の質、発酵度合いなど、全く異なる品質が茶樹栽培の時点から求められるものです。この鉄観音は鮮葉から濃香系鉄観音を作るためにこだわって作られています。

とても品質にこだわる作り手による鉄観音です。
2016年の春は雨が多く、清香系鉄観音の製茶には問題がなかったものの、焙煎を行う濃香系鉄観音を製茶するのには適さない状態でした。そのため、濃香系鉄観音の製茶は見送っています。こうした「作らない」という判断をできる作り手はなかなか多くはありません。品質にこだわるこの作り手ならではの判断です。
秋になり、濃香系鉄観音に適した茶葉の収穫ができると判断、ようやく納得のいく炭焙煎を施した鉄観音を作ることができました。

柔らかい花香と火の香りがほっとするような優しい香りの鉄観音です。
炭焙煎の優しさが伝わるような深みのある旨み、甘味が身体中から戻ってくるような、ほっとする味わいの鉄観音に仕上がっています。

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

とても美しく使いやすい手吹きガラスの公道杯です。
造形の美しさはもちろんですが、実際に手にとってみて、そのバランスの良さ、使い勝手の良さに驚き、ぜひご紹介させていただきたいと入手してきたものです。

1つ1つ職人が丁寧に作った上質な公道杯・茶海で、その美しさだけでなく、なにより非常に使いやすい形状をしています。一度使ってみると分かりますがバランスが非常に良い造形で、持ちやすさ、取り回しの良さは驚くほどです。また、出水も非常に綺麗で、心地よくお使いいただけます。

お茶は茶杯へ注ぐ際の出水の強さ、角度などでも味わいや香りが変わります。
こういった茶水のコントロールが非常にしやすい、とても優れた公道杯です。

極品茯茶 2007
極品茯茶 2007

茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

一般的な茯茶は少し癖があるものが多く、これまではショップでのご紹介をしておりませんでした。しかしながら、等級の高い極品級のものは熟成が進むと、それらと同じ茯茶とは思えないほどに香りも味わいも深く美味しくなります。
茯茶特有の癖は逆に味わいを引き立てるように昇華されています。

2007年12月出品 200g


2月11日から2月15日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

2月8日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は2月10日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は2月8日中に入金確認ができたご注文を2月10日までに発送いたします。それ以降のご注文は2月16日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

青柑 古樹雲南紅茶 六堡茶 入荷しました!

新会柑 青柑 古樹雲南紅茶
新会柑 青柑 古樹雲南紅茶

古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢150年以上の茶樹から作られた、上質な雲南紅茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、熟成を行ったお茶です。当店でも大変人気のある新会柑 珍珠青柑の紅茶版です。

現在中国では青柑のお茶が流行っている関係で、その紅茶版も見られるようになりました。ただし、紅茶の場合はレモンを使用していることが殆どで、青柑のような優しい爽やかな香りを楽しめることが少ないという状態です。紅茶本来の味わいや風味を損なわず、レモンのような強い風味ではなく、青柑の優しい香りも楽しめるお茶を目指して作られました。

北京の有志茶商と企画、製造した、こだわりのお茶です。
無農薬栽培の青柑に、2016年の雲南紅茶を使用しています。通常は大地茶、平地に近い状態の茶園の紅茶が使われますが、南糯山の急傾斜にある古茶樹園の樹齢150年以上の雲南紅茶を贅沢に使用しています。もちろん無農薬栽培の紅茶です。

新会柑 青柑 六堡茶
新会柑 青柑 六堡茶

広西梧州茶廠の六堡茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、熟成を行ったお茶です。

こちらも北京の有志茶商と企画、製造した、こだわりのお茶です。
8月から10月にかけて収穫された無農薬栽培の青柑に、品質が確かなことで有名な2013年の特級三鶴六堡茶を丁寧に詰めています。通常はその後に低温焙煎を行って乾燥させますが、この六堡茶はその風味を失わないように晒乾、プーアル生茶のように太陽の光でゆっくりと乾燥させています。そのため、六堡茶本来の優しい美味しさは損なわず、また、青柑の香りも晒乾によって柔らかく、これらの調和が見事な仕上がりとなりました。
今までの青柑茶とは違います。

新会柑 大紅柑
新会柑 大紅柑

上質なオレンジティーのようとリピートの多い大紅柑ですが、たくさんのリクエストをいただいて再入荷いたしました。

以前は陳皮プーアル茶というと品質の低いプーアル茶を使うことが普通でした。そのため、あまり美味しいと思える品質のものは少なかったのが実際のところでしたが、ここ数年は生産技術の向上や使用する茶葉を上質なものを使用する茶業も増えてきました。

11月から1月にかけて収穫された大紅柑に宮廷級プーアル熟茶を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行います。大紅柑は陳皮と呼ばれる漢方として珍重される果実でもあります。年数が経過すればするほど体によく、香りが良くなるとされ、この陳皮プーアル茶も10年以上保存が可能なものです。果実、大紅柑自体の品質も大変に良いものを使用しています。

甘く柔らかい香りが素晴らしく、また、使用されているプーアル熟茶の甘味に寄り添うように一体感のあるお茶が楽しめます。
とても身体が温まり、飲みやすく、バランスの良いお茶です。

小青柑 白牡丹 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

小青柑 白牡丹
小青柑 白牡丹

大変人気のある珍珠青柑の白茶版とも言える小青柑 白牡丹が入荷しました!

中国の福建省福鼎市で作られた白茶、白牡丹を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行ったお茶です。
白茶に青柑の香りが合わさり、すっきりと爽やかな白茶になっています。天然のフレーバーティーのような白茶です。

8月から10月にかけて収穫された青柑に白茶の白牡丹を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行っています。


植榕斉 特注壷
植榕斉 特注壷

黒茶の名店と名高い植榕斉茶行が特注で作らせた紫砂茶壷です。

大変上質な泥料と均整のとれた美しい造形はさすがといった完成度です。少数のみのこの特注品を今回は特別に分けていただきました。
非常に使いやすく手に馴染み、また出水が非常に綺麗です。泥料も素晴らしく、自然な艶が非常に美しく出ています。作家ものでもここまでの完成度の茶壺はなかなかありません。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。
12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで5周年を迎えます! / 紫砂茶壺 入荷しました!

福建土楼
福建土楼

12月13日で鈴茶堂Webショップはおかげさまで5周年を迎えます。

2016年は今までにないほど多くのお客さまにご利用いただき、年を追うごとにお客さまが増えてくださっている状況は、日本、中国のスタッフ共々本当に大変うれしく感謝しております。
どうもありがとうございます。
特に日本側スタッフが1名体制となっていることに加えて、今年からは中国出張が増え、日本を不在にしていることが多いため、色々とご不便をおかけすることが多かったにも関わらず、たくさんの方に変わらず、そして今まで以上にご利用いただけたことは、お茶を探し、選ぶにあたって、私どもにとって大きな励みとなります。ありがとうございます。

5年目もたくさんの茶縁が広がった年でした。ご紹介しきれていないものの、魅力的な作り手のみなさま、お茶とたくさん出会いました。近い将来、ご紹介していきたいと少しずつ動いているお茶もいくつかあります。
6年目は今まで以上に美味しいお茶や納得できる品質の茶器などを、もっともっと日本のみなさまにご紹介していけるように努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

お世話になっているみなさまにお礼の気持ちをと思い、今年も12月5日より、5000円(税抜き)以上ご注文いただいた方には、心ばかりではありますが、お茶のセットをプレゼントいたします。
プレゼントのご用意には限りがございますため、在庫が終わり次第終了となりますのでご了承ください。

また、2016年12月5日以前からメールマガジンをご購読の方のみ、紫砂茶壺を銀行振込およびゆうちょ銀行振り込みのお支払いでご注文の場合は10%引きで販売させていただきます。
ご注文の際の備考欄に「メールマガジン購読中」とお書き添えいただき、ご購読中のメールアドレスでお申込みください。2017年1月15日までのご注文を対象とさせていただきます。(クレジットカードでのご注文は対象外となりますのでご了承ください。)

どうぞよろしくお願いいたします。


尹躍琴 玉柱
尹躍琴 玉柱

助理工芸美術師の尹躍琴による玉柱です。
彼女の作品の特徴は材質、泥料の質が非常によいこと、女性らしい柔らかで精密な造形です。実際、出水も非常に良く、また近年は良質の朱泥を使用した作品が少なく高騰している中、普段使いにできる作品としては非常に上質な作品を作っています。

植榕斉 特注壷
植榕斉 特注壷

黒茶の名店と名高い植榕斉茶行が特注で作らせた紫砂茶壷です。

大変上質な泥料と均整のとれた美しい造形はさすがといった完成度です。少数のみのこの特注品を今回は特別に分けていただきました。
非常に使いやすく手に馴染み、また出水が非常に綺麗です。泥料も素晴らしく、自然な艶が非常に美しく出ています。作家ものでもここまでの完成度の茶壺はなかなかありません。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。

12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

漳平水仙 発売開始しました!

大人気の漳平水仙ですが、今年は秋茶も入荷します。
春よりも香りも味も良いとされている秋茶、今回も最高品質の蘭花香と味わい深い紅茶、それらに加えて大変珍しい炭焙煎も入荷します。

中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、何年もこの漳平水仙を作る茶農家さんを探していました。
やっと納得いく品質の漳平水仙を作る茶農家さんとのご縁ができ、ご紹介させていただいています。今年はその産地まで訪問させていただき、色々と現地の様子を見せていただきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。
また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

伝統 漳平水仙 2016年秋茶
伝統 漳平水仙 2016年秋茶

漳平水仙には桂花香型と花香型とありますが、この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

漳平水仙 紅茶 2016年秋茶
漳平水仙 紅茶 2016年秋茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

伝統 漳平水仙 2016年 炭焙煎 秋
伝統 漳平水仙 2016年 炭焙煎 秋

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。
深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

12月上旬の発送を予定しております。


新会柑 珍珠青柑
新会柑 珍珠青柑

陳皮プーアル茶の1種ですが、青い小さな新会柑と呼ばれる広東省の果実の中に宮廷級プーアル熟茶を詰めて焙煎しているお茶です。これがプーアル茶ではなく、上質なアールグレイのように爽やかで美味しいお茶に仕上がっています。

雲南省の西双版納モウ海茶区で作られたプーアル熟茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め焙煎、熟成を行ったお茶です。ここ数年、中国で徐々に流行りはじめ、様々な品質のものが流通するようになりました。通常は陳皮プーアル茶と呼ばれるオレンジ色の果実に詰め込んだプーアル熟茶ですが、これは新会柑と呼ばれる広東省の果実、中でも青柑を使用しています。非常に香りが爽やかなのが特徴で、その香りはまるで上質なアールグレイのように素晴らしく美味しいお茶に仕上がっています。

近頃は天然のアールグレイ果汁を使った紅茶は少なくなりましたが、これはそれを思い出させるような素晴らしい香りと味わいを持っています。青柑の爽やかで品のある香りはもちろん、プーアル熟茶の深みのある柔らかい旨味と甘味がプーアル茶であることを忘れさせてしまうほどにバランスよく味わい深いお茶になっています。
人工香料には決してまねできない品格のある高い香りと深い味わいがお楽しみいただけます。