9月のお茶会のお知らせ

9月のお茶会

次回9月のお茶会は凍頂烏龍茶がテーマです。

台湾を代表する銘茶として知られる凍頂烏龍茶は、実際に日本で、台湾で味わったことのある方も多いお茶だと思います。標高の高さを競う高山茶が盛んになっても、凍頂烏龍茶は依然として台湾を代表する銘茶であることは変わらず、その産地、凍頂の製茶技術は安定して高く保たれています。
それでも時代によって製茶方法や仕上げは変わっていきます。その時代の人びとにより好まれるように変化していくのは他のお茶と同じように凍頂烏龍茶にもあります。近年は焙煎が浅く、緑茶のような軽い味わいを持つものが増えてきています。また、凍頂以外から持ち込まれた茶葉から作られた「凍頂烏龍茶」も流通しています。

日本の方にも馴染みの深い凍頂烏龍茶ですが、今回は伝統的な製法を守って作られている昔ながらの凍頂烏龍茶とそのバリエーションをお楽しみいただきます。秘蔵の老茶なども含めてお楽しみいただく予定です。
After Taste自慢のデザートと共にお楽しみください。

日時 2014年9月15日(月曜・祝日)12時30分~14時30分
場所 Bistro&Bar After Taste
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
料金 3000円(お茶4種・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、9月10日までにAfter Taste店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6273-2001 15:00~翌1:00)

お茶会終了後に秘蔵の最上級凍頂烏龍茶と、同じく最上級カシスリキュールであるLiqueur de Cassis de Mouton Rothschildを使ったスペシャルなカシスウーロンを楽しむ企画もございます。数量限定となりますので、ご希望の方はお茶会のご予約時にお申し出ください。(2500円)

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。

ありがとうございます。おかげさまで満席となりました。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


伝統 漳平水仙 2014年
伝統 漳平水仙 2014年

珍しい固形の烏龍茶、漳平(ショウヘイ)水仙が今年も入荷しました!

中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

爽やかな甘味、ミネラル感、奥行きの深い滋味が花香と共に上品にバランス良くまとまっていて、子供の頃に遊びながら舐めていたツツジの蜜を連想させる爽やかで深みのある優しい甘味が感じられます。

爽やかな香りと味を持つお茶です。
これからの時期にぴったりで、普通にお湯で淹れるのはもちろん、アイスティーにしたり、水出しにしても美味しくお楽しみいただけます。

漳平水仙 紅茶 2014年
漳平水仙 紅茶 2014年

漳平水仙紅茶が入荷しております!

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。
英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


白茶がご好評をいただいております。

野生寿眉
野生寿眉

普段は人の立ち入らない山の中に群生している茶樹から作られた白茶で野生種を使用しているため白茶の分類上、寿眉としていますが、丁寧に手摘みで作られた上質なお茶です。茶農家さんの自家用に作られたこのお茶を譲っていただきました。

繊細な花の香りを感じるお茶です。驚くほど粘性のある茶水はしっかりと爽やかな甘味があります。茶樹の力強さを感じさせるミネラル感もあり、派手さはありませんが、しみじみと美味しいお茶です。

毎日のお茶としてもお勧めできる価格でご紹介できるのは、この茶農家さんが私たちの中国の親友の友人という茶縁のおかげです。

白毫银针(白毫銀針) 2014
白毫银针(白毫銀針) 2014

白毫銀針も入荷しております。

鈴茶堂の扱う白毫銀針は福建省福鼎市点頭鎮柏柳村のものです。
ここは白茶発祥の地と呼ばれています。

他の地域でも白毫銀針は作られていますが、様々な白毫銀針を比べた結果、青臭みのない、甘く美味しい品質のものは、柏柳村の茶業さんのものでした。何年も毎年確認してきていたのですが、鈴茶堂が美味しいと思う白茶はこの柏柳村の白毫銀針です。

白毫銀針をはじめとする白茶は年月を経たほうが、より柔らかく美味しく変化していきます。

無農薬・無肥料栽培 政和白茶は完売いたしました。ありがとうございます。

雲南白茶 月光美人
雲南白茶 月光美人

毎日のお茶として根強い人気のある雲南白茶も入荷しております。

雲南省南部の思茅の標高1800m付近の茶園で3月上旬に摘み取られました。茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。

今年は砂糖菓子のような甘さと滋味のバランスがよく、まるで甘い梨の果汁を味わっているような感覚です。その優しく甘い味わいは余韻も長く続きます。

思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。