5月6日にオープンした西新宿のblanDouceさんで鈴茶堂のお茶がお楽しみいただけることになりました。
blanDouce bar & kitchen
(ブランドゥース)
東京都新宿区西新宿7-10-12 ダイハンビルデンス6F
03-6304-0458
18:00~翌5:00
新宿駅西口より徒歩6分
ナチュラルな雰囲気の心地の良い素敵なお店です。
時間が経つのを忘れてしまうような、そんな居心地の良さとスタッフの笑顔に癒されます。
お酒はもちろん本格的なラインナップを揃えています。国産プレミアムビールのGARGERY(ガージェリー)や数々の美味しいモルトウイスキーなどのハードリカー、中には貴重なものもあるそうで、こだわりのお酒が揃っています。カクテルももちろん揃っています。その日の気分に合わせてバーテンダーさんにリクエストするのもおすすめです。
お食事もしっかり、美味しく揃っています。ちょっとしたおつまみからしっかり系まで様々なメニューが用意されています。お酒も食事もどちらもしっかり美味しく楽しめるお店です。
深夜まで営業しているのも嬉しいところです。夜中でもしっかり美味しく食事もお酒も楽しめます。
鈴茶堂のお茶は人気の四川高山紅茶やこだわりのジャスミン茶・貢品 碧潭飄雪、身体にも心にも美味しい蔵茶などの定番のものから、本格的な伝統凍頂烏龍茶 7年老茶や先日のチーズと中国茶のマリアージュをテーマにしたお茶会でもご紹介した無量山 寨子坡2008といった上質な普洱生茶などもお楽しみいただけます。
お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください。
今年の四川の新茶が到着しております。
どれも美味しく、上質な新茶です。
鈴茶堂定番の蒙頂甘露・蒙頂石花に加えて、今年はとある古刹の依頼で作られた希少なお茶も入荷しております。
今年は気温が低い日が続いていたため、例年より1週間ほど遅く茶摘がはじまりました。蒙頂山茶区の標高の低い地域は例年通り3月上旬からはじまっていましたが、標高の高い地域は気温が上がるのが遅れていたようです。
私たちがお願いしている蒙頂の作り手さんは蒙頂山の中でも主峰、その中の標高1200m付近にある茶畑の茶樹から1つ1つ手摘みした茶葉にこだわっています。
中国を代表する銘茶、蒙頂甘露です。
2014年3月27日に摘み取り、製茶されています。
今年の蒙頂甘露は甘い栗の香りと清らかな甘い花の香り、その香りに答えるように深みのある甘味と爽やかな旨みが心地よく、飲み終えたあとも甘さが戻ってくるような蒙頂甘露に仕上がっています。
日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。
2014年4月3日に摘み取り、製茶されています。
とろみのある金色のお茶は甘い花とほっこりと香ばしい豆のような香りです。
丸い柔らかな甘味と上質な旨み、ミネラル感が感じられます。
翡翠のような、ふっくらと肥えた芽で構成された、とても美しいお茶です。
このお茶は1500年を越える歴史のある、ある古刹の依頼で作られました。
蒙頂山主峰の標高1100m付近で栽培されている在来種の茶樹から2014年3月26日に摘み取り、製茶されています。
仏教とお茶の関わりが深いのは良く知られていますが、中国ではこうしたお寺で開光(祈祷して魂を入れる)したお茶を、そのお寺の信者に分けるということが良くあります。このお茶もそうした目的で作られています。
その開光はされていませんが、今回、作り手さんにお願いして特別に分けていただきました。
とろみのある金色のお茶はキャラメルのような甘いお菓子のような甘い香りが強く感じられます。その甘い香りに応じるように濃厚な甘味とミネラル感がしっかりと感じられます。
緑茶がここまで複雑に濃厚な甘味を持てるのかと驚かされます。
希少なお茶ですが、それ以上に驚くほどに美味しいお茶です。