祁門紅茶と並ぶ安徽省を代表するお茶の1つとして知られる黒茶です。
その歴史は古く、明代までさかのぼります。一時は生産が途絶えていましたが、1980年代頃から復刻しています。竹籠の中で竹の葉に包まれた形状で作られる黒茶です。
この安茶は祁門での伝統的な品種である祁門櫧葉種を使用して作られています。
この品種は祁門紅茶を作る際の伝統的な品種です。祁門紅茶に通じるような優しく爽やかな甘味がとても美味しい黒茶です。
小葉種から作られる黒茶に見られる微かな薬香とミネラル感とあわせて、さらり、さらりと楽しめる素晴らしい安茶です。
夏の暑い時期でも、冬の寒い時期でも、季節を問わず楽しめる、身体に嬉しい美味しいお茶です。
かつて四川の重慶(現在は四川省ではなく重慶直轄市)には重慶茶廠という沱茶を作る会社がありました。
品質がとても良く、当時は大変な人気を博しました。雲南の下関茶廠よりも評価が高い時代もあったそうですが、時代の流れで下関の味が好まれるようになり、一度その姿を消してしまいます。近年になって重慶茶廠は復活しましたが、現在は下関の雲南大葉種や福鼎大白茶種が使われ、四川省での沱茶作りは行われていません。
この沱茶は1988年に四川省峨眉山で作られました。
以来、北京郊外のプーアル茶を専門に扱う茶商の倉庫にて大切に保管されていたもので、保管状態は大変良い状態です。
35年の年月を経た、かつ、経路がはっきりと分かっている貴重な沱茶です。
このような老茶に出会えることは、今では大変難しくなっています。
峨眉山で作られているため、現在の沱茶のように大葉種を使ったお茶ではありません。
小葉種を使って作られています。
■ メールマガジンご購読者限定 龍泉窯在山堂お取り寄せ ■
メールマガジンご購読者の方を限定して龍泉窯 在山堂の劉傑による、2023年5月の新作のお取り寄せを承ります。
お申し込みは先着順(メール到着順)となります。
また、工房でもご紹介中の作品となりますので、現地在庫がなくなった場合は売り切れとなる場合もございます。
全て全手工・総手作り、型は使用していません。
すべて柴窯(薪窯)の1点物となります。
お申し込みは6月12日24:00までとなります。
詳細は配信済のメールマガジンをご確認ください。
今回は劉傑大師の新作、越窯瓷もいくつかございます。
■ 春の試飲会&パーティーのお知らせ ■
2023年6月24日に東京西新宿のBar dilly dallyさんと共同企画として
春のお茶試飲会を行います。
今回はアフターパーティーとして本場中国料理を
ビュッフェスタイルで楽しむ場も用意しております。
残席僅かとなっておりますため、あと数名様でご予約を締め切りさせていただきます。
また、当日はご予約制とさせていただきます。
詳細はこちらをご確認ください。
予定人数に達するご予約をいただきましたため、ご予約受付を終了させていただきました。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
6月23日から6月25日の間、イベントのため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信にいつもより
少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。