大変お待たせいたしました。
2023年の蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽が入荷しました!
4/9(日)24:00まではwebショップ会員様限定の先行販売として、前年と同じ価格でご提供させていただきます。
4/10以降はコスト上昇のため、ご提供価格を変更して一般販売とさせていただきます。
ご理解、ご了承いただけますよう、お願いいたします。
長年、家族のように懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような、本当に真面目な茶師さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った茶師さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。
4/10頃から順次発送させていただきます。
このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。
通常、四川省の緑茶は平地を中心に早い場所では2月下旬から茶摘みが行われます。
当店では蒙頂山でも標高の高い、山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川緑茶よりも遅い時期の摘み取り、製茶になります。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさは、こうした厳しい環境によって作られます。
日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。
実は地元四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。
爽やかな豆香と花香が高く心地よく出ています。味わいはすっきりとした甘味でありつつも、複雑でしっかりしたミネラル感と特徴的な爽やかで心地の良い微かな渋み、そしてしっかりとした余韻が続きます。煎持ちも非常に良い蒙頂石花です。
唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきた蒙頂茶ですが、特に黄茶は清代皇帝が愛飲したことでも知られています。
殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、蒙頂黄芽としての美味しさも楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。黄茶は美味しくない、嫌な癖があると思っている方にも、是非お試しいただきたいお茶です。
毎年楽しみにお待ちいただいている方も多い、美味しい蒙頂黄芽です。
Facebookページにて現地より届くの製茶の様子をご紹介しています。
よろしければご覧ください。
■ 2023年 緑茶の入荷状況について 4/5時点 ■
現時点で入荷を予定している新茶(緑茶・黄茶)は以下となっております。
浙江省のお茶:
金華 野生茶 (製茶された場合)4月下旬または5月上旬にご紹介開始予定
径山茶 仕上りの状態によっては入荷を見合わせることもあります
鳩坑種龍井茶 4月中旬にご紹介予定
安徽省のお茶:
太平猴魁 仕上りの状態によっては入荷を見合わせることもあります
霍山黄芽 仕上りの状態によっては入荷を見合わせることもあります
黄山毛峰 入荷検討中
広西チワン族自治区のお茶:
漓江毛尖 大幅な価格上昇のため入荷無し
江蘇省のお茶:
東山碧螺春 4月中旬にご紹介予定
その他、現在検討中のお茶もあります。
どうぞよろしくお願いいたします。