雲南省の西双版纳勐海茶区にある有名な布朗山、その中にある老班章と程近い場所にある班盆という村で作られた2012年の普洱生茶です。老班章に大変近くにある班盆は、その品質の高さから名産地として知られ、近年は大変高価なお茶を産出する産地の1つとなりました。
その班盆の樹齢300年前後の野生茶樹から作られた2012年の春茶(普洱生茶)です。(福海茶廠)
今の普洱生茶にはないミネラル感や旨味を楽しめます。最近の普洱生茶は製茶方法や茶樹の状態の変化、市場の好みといった様々な要因により、優しい味わいへと変化していますが、この布朗山野生古樹茶は昔のまま、本来の普洱生茶の製法で作られています。作られたばかりは非常に力強い味わい、香りのお茶でしたが、12年の歳月を経て甘く優しく育ちました。
班盆らしい、きれいで高さを感じる花蜜香がしっかりと深く感じられます。蜜甜と表される驚くような深く優しい甘味、心地よい柔らかな収斂味に続くミネラル感。若い時には尖っていた苦みが優しく柔らかく変化し、更に深みのある味わいを作り出しています。
文句なしに美味しい。そして、ずっと飲んでいたいと思わせるような、後を引く美味しい普洱生茶です。
現在、班盆の普洱生茶は非常に高価なお茶ですが、この布朗山野生古樹茶は当時、まだ班盆のお茶が高騰する前に入手していたものです。
そのため、価格を抑えてご紹介することができています。
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