紫砂茶壺 湯宣武 西施 在山堂柴窯点彩小品壺 入荷しました!

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による作品が入荷いたしました。この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。

湯宣武 西施
湯宣武 西施

特に西施は湯宣武が得意とする形でもあり、造形の素晴らしさだけでなく、使いやすさ、なにより美味しくお茶を淹れることのできる茶壺として素晴らしい完成度を持っています。
今回の作品は湯宣武の西施の中でも特に秀逸な作品に仕上がっています。日々進歩する技術によって今までとは違う造形、より洗練された作品です。


在山堂 劉傑 柴窯点彩小品壺
在山堂 劉傑 柴窯点彩小品壺

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶器を実現させています。不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を淹れることができます。

この作品は元代から龍泉窯に伝わる飛青磁です。
この鉄斑を施した飛青磁は国宝「飛青磁 花生」などでも見られるように、昔から茶人に大変好まれてきた龍泉窯の伝統的な様式です。

自家栽培陳皮プーアル茶 龍脊貢茶(六堡生茶) 入荷しました!

このたびの大雪の被害を受けられた地域の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。


リピートされる方も大変多く、ご好評をいただいておりました自家栽培陳皮プーアル茶が入荷しました!
今回も友人にお願いして作っていただき、ご紹介することができます。
店主友人の故郷、浙江省で自家用に栽培された無農薬の陳皮を贅沢に使った陳皮プーアル茶です。

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自家栽培陳皮普洱茶 2019

陳皮は友人茶商の親戚が特別に栽培しているマンダリンオレンジ(陳皮の原料)を使用しています。この農家では主に佛手柑を栽培していますが、自家および親戚内での消費用として無農薬・有機栽培で陳皮も作っています。
プーアル茶は熟茶に定評のある大益のものを使用しています。プーアル茶の専門家でもある友人のセレクトで、癖のない飲みやすい美味しいプーアル茶を選んでいます。

長く家族ぐるみでお付き合いしている友人茶商からプレゼントされた、この陳皮プーアル茶がとても優しく美味しいお茶で驚き、ぜひ日本でも紹介させて欲しいとお願いして作っていただいています。元々は自家用のお茶として作られているお茶です。

一般的な陳皮プーアル茶のような強い香りはなく、優しいほっとするような柑橘の香りが特徴的です。プーアル茶は癖のない上質な熟茶を使用しているため、飲みやすく、さらっとした甘味が感じられます。カフェインが殆ど無いお茶でもありますのでお休み前のお茶としてもおすすめです。
また、寒い季節の健康管理に取り入れるのもおすすめです。一般的な陳皮プーアル茶や青柑茶の香りは強すぎて苦手という方にも自信を持っておすすめいたします。


中国の師の計らいでご紹介できることになった六堡生茶の一般販売を開始しました。

六堡茶というと薬香のある黒茶というイメージですが、この龍脊貢茶はその概念を覆すほどに清らかで美味しく楽しめる六堡茶です。一般的に流通する六堡茶は熟茶として強制発酵を行ったものですが、この龍脊貢茶は昔ながらの伝統製法を使った生茶です。
そのため、六堡茶でありながらも甘い花香が楽しめる「龍脊貢茶」という名にふさわしい、素晴らしいお茶に仕上がっています。

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龍脊貢茶(六堡生茶)

甘く優しい滋味あふれる美味しさと、微かな薬香、熟茶の六堡茶とは決定的に違う甘い花香の素晴らしい六堡茶です。
2016年は熟成もすすみ、より深みのある味わいと花香がお楽しみいただけます。
2018年はフレッシュさも持つ味わい、軽やかな花香がその奥底に感じられます。

昔から当地に伝わる土着のお茶です。

2021年 あけましておめでとうございます

2021年 あけましておめでとうございます
2020年12月末の雲南省西双版納布朗

あけましておめでとうございます。

気がつけば鈴茶堂も10年目を迎えることができました。
開業当初からお付き合いいただいているお客さま、新たにお付き合いいただいているお客さま。これも支えてくださっているみなさまのおかげです。ありがとうございます。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの方が影響を受けた年でした。鈴茶堂も中国茶を扱う業務でありながらも、中国に赴くことができない状況が今も続いております。
新茶の状況を見に行くことができないという状況でも、お茶の作り手さんたちや中国にいる老師たちが鈴茶堂のためのサンプルをまとめて送ってくださったり、中国国内、日中間の輸送は中国各地の茶商さんたちが友人として助けてくれています。昨年春頃の最も酷い時には雲南から北京の拠点まで、まるで中国各地をリレーするかのように中国各地の作り手さんや茶商の友人たちが車で新茶を運んでくれたこともありました。国際輸送がほとんど停止してしまった際には、どの輸送手段が日本まで確実に輸送可能かどうか調べて助けてくれました。彼らに感謝すると共に、この自慢の友人たちのお茶を今も変わらず日本でご紹介できることにも本当に感謝しております。
2021年を迎えても状況はあまり変わりませんが、鈴茶堂はいただいたご縁に報いることができるように努めてまいります。
どうぞよろしくおねがいします。

今年も新年の特別企画として産地の友人作り手の協力で鳳凰単欉の雪片をご用意することができました。

鳳凰単欉は温暖な地域で作られることもあり、ほぼ1年を通して製茶が行われます。その時期にあわせて、春茶、暑茶(夏茶)、秋茶、雪片(冬茶)と呼ばれます。一般的に春茶が多く、また上質な茶葉として扱われますが、北風に晒されて育った新芽から作られる雪片もまた茶樹の力をしっかりと貯め込んだ上質で特別なお茶として知られています。また生産量が少なく、殆どの雪片は気候の関係からも、産地の中でも低山と呼ばれる標高の低い地域の茶畑から作られることが殆どです。鈴茶堂では高山の雪片をご用意させていただいています。

今年の高山雪片の1つは鴨屎香です。
産地、平坑头で栽培された樹齢約100年の茶樹から作られた鴨屎香をご用意させていただきました。春茶とは違う清らかな香り、優しい味わいが素晴らしいお茶です。

2つ目は乌崠乡の樹齢150年を超える宋種です。
宋種の雪片というだけでも非常に珍しいものですが、高山の中でも非常に標高の高い場所にある茶樹から、友人作り手が特別に作ってくれました。格の違う美味しさです。

どちらも日頃の感謝を込めて特別価格にてご紹介させていただきますが、メールマガジンご購読およびWebショップ会員様に限定して特別価格でのご提供、先行予約の受付を開始させていただきます。一般販売は1月中旬以降にWebショップにて開始いたしますが、先行予約とは価格が変わりますこと、また、数量が限られておりますため、ご予約で完売した場合は一般販売は行いません。
お申込み方法は既に配信済のメールマガジンをご覧ください。


毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶が入荷しました!
品切れでご迷惑をおかけして申し訳ありません。

なるべく品切れすることのないよう蔵茶は定期的な輸入を行っておりますが、国際輸送状況によって、大きく遅れる可能性もあります。
どうぞご了承ください。

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

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蔵茶 康磚(布袋)

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。

蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。
胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそ、おすすめのお茶です。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。


■ 1月ワークショップ開催中止のお知らせ ■

ワークショップご参加の方には既にメールにてご連絡しておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が明日にでも発布される見通しです。
そのため、1月のワークショップは中止とさせていただきます。

少人数とはいえ、ほとんどの方が電車などの公共交通機関を利用していらっしゃることなどを考え、本当に残念ではありますが、まずは安全と感染拡大防止を優先させていただきます。
どうかご了承ください。

2月の開催につきましては、感染拡大状況などをふまえ、改めてご連絡させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

メルマガ&Webショップ会員様限定 龍脊貢茶

龍脊貢茶

龍脊貢茶

2016年および2018年の龍脊貢茶(六堡生茶)をメールマガジンご購読およびWebショップ会員様に限定して、ご予約をお受けいたします。

中国の師の計らいでご紹介できることになった六堡生茶です。
六堡茶というと薬香のある黒茶というイメージですが、この龍脊貢茶はその概念を覆すほどに清らかで美味しく楽しめる六堡茶です。
一般的に流通する六堡茶は熟茶として強制発酵を行ったものですが、この龍脊貢茶は昔ながらの伝統製法を使った生茶です。そのため、六堡茶でありながらも甘い花香が楽しめる「龍脊貢茶」という名にふさわしい、素晴らしいお茶に仕上がっています。

龍脊貢茶

期間限定でメールマガジンご購読およびWebショップ会員様に、中国国内流通価格よりも価格を抑えた特別価格でご紹介させていただきます。
詳細、ご予約方法などは配信済のメールマガジンをご確認ください。

入荷は1月中旬頃を予定しております。
ご予約期間後はWebショップでもご紹介させていただきますが、ご予約価格とは異なり、中国国内流通価格に合わせて価格を上げてのご提供となります。また小分けパックでの販売も行う予定です。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

12月30日より1月5日までの間、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

玖瑰九曲紅梅 蔵茶 入荷しました!

玖瑰九曲紅梅 入荷しました!

中国には以前から玖瑰(メイクイ)、日本ではバラと称されることも多いですが、バラの原種であるハマナスの花の香りを移した紅茶(花茶)があります。

この紅茶も花茶の例に漏れず茶葉よりも花の残留農薬が深刻な問題となります。
香りの強い花を栽培するためには一般的に農薬を多用します。輸入時の検疫基準以下であっても、そのようなお茶はご紹介できず、玖瑰花茶は今までご紹介できずにいました。
今年も友人の農家に依頼して育てていただいた無農薬栽培の玖瑰を使用して、当店でも人気の高い九曲紅梅の名茶師である陳老師に依頼、ぜいたくな玖瑰九曲紅梅を作っていただきました。

無農薬 玖瑰 九曲紅梅 2020
無農薬 玖瑰 九曲紅梅 2020

素晴らしく香り高く、味わいの深い花茶に仕上がりました。茶葉本来の甘い香りに加えて玖瑰の高く清らかな香りがとても良く出ています。味わいも深く、甘く、非常にバランスの良いお茶になっています。
自信をもっておすすめできる玖瑰紅茶です。

中国では玖瑰は身体をあたため、血流をよくする効果があるとされています。気管支系の保護や、美肌効果、月経や更年期障害など女性特有疾患の緩和など、香りによるリラックス効果も含めて中華圏では人々の日常にとりいれられています。


毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶が入荷しました!
品切れでご迷惑をおかけして申し訳ありません。

なるべく品切れすることのないよう蔵茶は定期的な輸入を行っておりますが、国際輸送状況によって、大きく遅れる可能性もあります。
どうぞご了承ください。

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

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蔵茶 康磚(布袋)

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。

蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。
胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそ、おすすめのお茶です。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。
胃腸に負担のかかることの多い年末年始の常備茶としてもおすすめです。

鳳凰単叢 老仙翁 鶏籠刊 入荷しました!

2020年春の鳳凰単叢のうち、作り手さんの一番のおすすめという老仙翁と店主がもっとも好きな鶏籠刊が入荷しました!
冬を迎えるこの時期にようやく味わい、香りが深みを増してくるような、どちらも茶樹の力強さが伝わってくるお茶です。

古樹高山鳳凰単叢 老仙翁 2020
古樹高山鳳凰単叢 老仙翁 2020

黄枝香型の鳳凰単叢です。
烏崠山の中でも最も高い場所にある烏崠村、標高約1000mを超える場所で栽培された樹齢推定100年以上の茶樹から作られています。

古樹高山鳳凰単叢 鶏籠刊 2020
古樹高山鳳凰単叢 鶏籠刊 2020

芝蘭香型の鳳凰単叢です。
高山地区にある中坪の標高約800mを超える場所で栽培された樹齢推定200年以上の茶樹から作られています。

どちらも無農薬であることはもちろん、無肥料、無剪定という鳳凰単叢の伝統を忠実に守って育てられた茶樹から作られたお茶は茶葉のちからが違います。高く清らかな香り、深みのある滋味はもちろん、山韻が素晴らしく、身体の中から余韻が優しく、静かな爆発のように広がります。


■ おかげさまで9周年を迎えます! ■

12月13日で鈴茶堂Webショップはおかげさまで9周年を迎えます。

2020年もたくさんのお客さまにご利用いただき、どうもありがとうございました。

特に2020年は新型コロナウイルスの影響により、中国への渡航がほとんどできず、現地に赴き、お茶を実際に確かめるということができない年でした。また中国国内輸送、国際輸送も大変な混乱状態となり、思うようにお茶が入荷できない状態にもなりました。
そんな状況でも中国の作り手さんたち、友人茶商たち、老師までもが、今までと変わらない美味しいお茶を届けられるようにと、たくさんの方たちが今も動いてくれています。鈴茶堂は彼らの、そして変わらずご利用いただいている日本のお客さまのおかげで9周年を迎えることができます。

10年目も変わらず、より美味しいお茶、優れた茶器を、ご紹介していけるよう努めてまいります。

お世話になっているみなさまにお礼の気持ちをと思い、今年も5000円(商品代金のみ・税抜き)以上ご注文いただいた方には、心ばかりではありますが、ノベルティ(中国茶)をプレゼントいたします。またご利用金額によってノベルティの内容が変わることがあります。
プレゼントのご用意には限りがございますため、在庫が終わり次第終了となりますのでご了承ください。

また、メールマガジンご購読およびWebショップ会員のお客さまにはWEBショップでご紹介中の価格1万円以上の紫砂茶器および陶磁器を10%OFFにてご提供させていただきます。期間は2020年12月末日までのご注文分が対象です。
(ご注文受付時に変更後の金額をご連絡させていただきます。)

どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2021年1〜3月期 開催詳細

ワークショップ 2021年1〜3月期のご予約を開始しました。

新型コロナウイルスの感染状況によっては中止、変更させていただく場合があります。

2021年1〜3月期スケジュール

1〜3月期 2021年1月
緊急事態宣言の延長のため中止
15日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで
16日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで
2部 : 17時00分~19時30分頃まで
17日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで
2部 : 17時00分~19時30分頃まで
2021年2月
緊急事態宣言発布のため中止
5日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 満席
6日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 残席1
7日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 残席1
2021年3月
緊急事態宣言の延長のため中止
12日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 残席1
13日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 残席1
14日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
4月 お休み

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 各回 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。茶葉および茶器はご用意させていただきます。

現在は9〜11月期にご参加いただいた方を対象に優先予約をお受けしております。
お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。

ワークショップは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けしております。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方は優先予約が終了以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。(詳細は本エントリに追記していきます。)

基本的に当店のワークショップは一般的なワークショップなどと違い、緑茶は何度のお湯で何CC、何秒で抽出といったお教え方はせず、ご自分の好みのお茶に淹れるための技術、考え方などを身に着けていただくことを目標として開催しております。そのため、一度ではなかなか会得するのは難しく、継続してのご参加をお勧めしております。
基本的には開催期それぞれのご予約をお受けしております。1回のみご参加の場合はスポット参加とさせていただき、来期以降のご予約は継続参加の方を優先させていただきます。
また、当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとしてワークショップを開催しております。当店のご利用をされたことのある方を優先してのお申込み受付とさせていただきます。
どうかご了承ください。

どうぞよろしくおねがいします。


現在は以前ににご参加いただき、継続を希望される方を対象に優先予約をお受けしております。
お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。

優先予約終了後、お席がご用意できる場合は一般予約を開始いたします。12月27日以降を予定しております。

2020/12/21


12/27追記

前期にご参加いただいた方および継続希望の方のご予約期間が完了いたしましたので、12/28 13:00より新規参加ご希望の方のご予約をお受けします。

ワークショップは当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとして開催しております。当店のご利用をされたことのある方を優先しての受付とさせていただきます。

毎月参加の方は来期(2021年5月〜7月)のご予約を最優先でお受けいたします。(継続参加)
開催回のうち、どれか1回にご参加いただいた場合は継続参加の方を優先させていただいた後にご予約をお受けするかたちとなります。(スポット参加)

お申し込みはメールでお受けいたします。
以下の必要項目を記載の上、admin[a]suzuchado.com ([a]を@に置き換えてください)までお申込みください。(コピー&ペーストしていただき、必要項目を追記してください。)

お席の空き状況は上記スケジュール表をご確認ください。

・お名前

・ご住所およびご連絡先のお電話番号

・希望する参加パターン: 継続参加 または スポット参加

・ご希望の参加回(それぞれ 16日(土曜)1部 といった形でご記入ください)
2021年2月
第1希望:
第2希望:

2021年3月
第1希望:
第2希望:
  
・中国茶、茶芸などのご経験の有無
 ご経験がある場合は簡単で結構ですので内容をお知らせください。
 
・キャンセル待ちを希望するかどうか

お席には限りがありますため、定員に達した場合は満席となります。

なお、ワークショップ当日、体調がすぐれない方、感染している可能性の高い方のご参加はご遠慮いただいております。また、新型コロナウイルス感染状況によってはワークショップを中止させていただく場合もございます。

よろしくお願いいたします。

在山堂青釉小品壺 桂花龍井 入荷しました!

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。
APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 庚子柴焼青釉小品壺
在山堂 劉傑 庚子柴焼青釉小品壺

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。
美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶器を実現させています。
不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を淹れることができます。


桂花龍井 2020
桂花龍井 2020

桂花、キンモクセイの香りを有名な中国緑茶、浙江省の龍井に移した花茶です。
ここ近年はあまり見かけることもなくなりましたが、かつては日常的なお茶として作られていました。雨前の龍井43号の龍井茶をベースに、キンモクセイは金桂という品種を使用して作られています。

桂花は中国において薬膳や漢方薬として、胃腸をいたわり、身体を暖めることで、風邪対策としても良く使われています。
日常のお茶として美味しくお楽しみいただけるお茶です。

昨年、ノベルティとしてお渡しした方から販売を希望される声を多くいただき、今年はショップでもご紹介させていただくことにいたしました。

漳平水仙(ショウ平水仙) 南糯山古樹雲南紅茶 入荷しました!

今年も漳平水仙(ショウ平水仙)の秋茶入荷しました!
中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。
また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

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無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2020年秋茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型はショウ平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、産地の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した茶師によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

2020年の秋茶は烏龍茶の発酵における黄金比、三紅七緑の見本といえるほど、見事に美しく発酵した、清らかで味わい深い烏龍茶に仕上がっています。
産地が近いこともあり清香鉄観音とその味わいが比較されることがあります。近年、市場の好みに合わせて発酵が殆ど行われなくなったかのように変わってきた清香鉄観音と違い、当店の漳平水仙(ショウ平水仙)は昔ながらの、烏龍茶としての発酵を頑なに守り続けています。漳平水仙(ショウ平水仙)でも企業の進出や合同公社の設立などにより、清香鉄観音と同じようにその製法が変わりつつある傾向も見られますが、当店がお願いしている茶農家さんでは昔のままの製法を守り続けています。ぜひお楽しみいただいた後の葉底(茶殻)もご鑑賞ください。

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無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2020年 炭焙煎 秋

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(烏龍茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

秋の夜にほっこりと、からだの中から優しく暖まるようなお茶に仕上がりました。


2020年の南糯山古樹雲南紅茶が入荷しました!

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南糯山 古樹雲南紅茶 2020

雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた、非常に上質な古樹雲南紅茶です。

通常、雲南紅茶は俗に言う茶畑で栽培された若い栽培茶樹から作られますが(台地茶)、この南糯山古樹雲南紅茶は上質なプーアル生茶を作るような、少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から手摘みで丁寧に摘み取られた茶葉から作られています。

雲南紅茶は甘味を出しやすく、飲んで誰もが美味しいと思うお茶が多いものです。その反面、味わいが単調で飽きやすいというお茶でもあります。
この古樹雲南紅茶は味わいや香りの複雑さ、奥行きの深さが違います。ぜひ他の雲南紅茶とも比べて味わっていただきたいと思うほど美味しく素晴らしいお茶です。

ワークショップ 2020年11月 ありがとうございました!

ワークショップ 2020年10月

11月のワークショップにご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。

手工 鉄観音 2020
中国・福建省安渓県感徳

英徳紅茶 2015
中国・広東省英徳市大湾鎮

凤凰单枞 杏仁香 2020
中国・広東省潮州市潮安県烏崠山大庵

龍脊貢茶 2018
中国・広西チワン族自治区龍勝各族自治県桂林龍脊棚田景区

今回は普段ショップでは扱わない清香の鉄観音をご用意しました。濃香系の鉄観音とは違う爽やかな香りと甘い味わいを楽しんでいただけたと思います。鉄観音をはじめとした時代とともに変わる製茶方法についてもお話させていただきました。
また、年数を経た英徳紅茶の美味しさなども実感していただけたかと思います。中国紅茶の中でも英徳紅茶は力強さのある紅茶ですが、年月を経ることで優しく、より深い甘味をもつ紅茶に変わります。
前回ご紹介した六堡生茶、龍脊貢茶のビンテージ違いはご参加いただいたみなさまに大変好評でした。中には黒茶の美味しさに目覚めた方もいらっしゃったようです。たった2年の違いで(先月ご紹介した龍脊貢茶は2016年です)同じ性質ではあるものの、違いがしっかり感じられるお茶でした。

ワークショップ 2020年10月

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

2001年 楊聘號
中国・雲南省倚邦(香港・台湾乾倉)

以前にショップでもご紹介していたことのある普洱生茶です。19年を経て、今が一番美味しく育ちつつあるようです。普洱生茶の奥深さを実感していただければ幸いです。

12月のワークショップはお休みとなります。1月以降のご予約は現在継続して参加されている方に改めてご連絡させていただきます。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。
なお、ワークショップご参加をお申し込みいただきました場合は必ず当方よりメールにてご返信させていただいております。その際、当方からのお返事が迷惑メールなどに振り分けれている場合もございます。メールが届かないという場合は必ずご確認いただけますよう、お願いいたします。