Bar Argyll カフェ営業はじまりました

先日の1月20日から東京新宿西口のBar ARGYLL(バー アーガイル)でカフェ営業がはじまりました。

Bar Argyll

スコッチモルトではとても有名なお店で、バックバーには300種類以上のスコッチウイスキーが並んでいます。有名なお店ではありますが、気さくなスタッフのみなさんのおかげで、とても居心地の良いバーとなっています。
そんな素敵なお店に鈴茶堂のお茶と茶器を選んでいただけたことは、私たちもとても嬉しく思っています。

15時からのカフェ営業では四川高山紅茶春韻白毫鳳凰単欉 梔蘭香正岩茶 礼品 雀舌など10種類のお茶がお楽しみいただけます。中にはWebショップにはない武夷肉桂もご用意しております。
カフェタイムであってもお酒のご注文もしていただけます。もちろん、お茶とのマリアージュを楽しむこともしていただけます。

Bar Argyll

カフェ営業がはじまってまだ2日ですが、その短期間でもたくさんの発見がありました。
私たちが思っていた以上にお茶とお酒の相性が良く、新たな美味しい組み合わせを次々と発見しています。また、お水のチェイサーよりもお茶をチェイサーとした方が口の中がすっきりとするため、お酒がより美味しく、飲みやすく感じられるようです。実際、ふだんよりも少し飲み過ぎてしまうこともありますが、実はお茶には肝臓の働きを向上させる機能も持っています。そのせいか、悪酔いや二日酔いをすることが非常に少なくなるようです。
18時以降のバータイムでもお茶のご注文をしていただけます。普段のチェイサーではなくお茶を選んでみるのもいかがでしょうか?

Bar Argyll

Bar ARGYLLは新宿西口の小田急ハルク裏手にあります。
お買い物の合間や電車の時間合わせなど、お気軽にお立ち寄りください。

Bar ARGYLL
(バー アーガイル)

東京都新宿区西新宿1-4-17 第1宝徳ビル 3F
03-3344-3442
15:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
JR新宿駅西口から 徒歩2分


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今後はWebショップには無い期間限定のスペシャルティーなども登場する予定です。

四川高山紅茶

鈴茶堂での人気商品の1つである四川高山紅茶です。

中国の四川省・蒙頂山で栽培された茶葉を使用して丁寧に作られた紅茶です。
四川省の紅茶と言うと聞きなれない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
四川省の紅茶という意味で「川紅」(センホン)と呼ばれる、あまり見かけない希少な紅茶です。

元々、四川省、特に蒙頂山ではお茶についての古い歴史を持っています。世界で初めて茶樹の人工栽培が行われたのもこの蒙頂山ですし、古くから皇帝献上茶を作ってきた由緒あるお茶の産地でもあります。日本ではあまり知られてはいませんが今でも上質なお茶の産地として有名な場所です。

この地での紅茶作りは1950年代からはじまりました。
50年以上の歴史があるお茶にも関わらず、四川省のちょっとした観光地のお土産屋さんや空港の売店などでも殆ど見かけないばかりか、中国国内のお茶屋さんや市場でもなかなか見かけることがありません。強いて言えば欧州系大手のお茶ブランドのリストにあるのをたまに確認する程度で、あまり流通することのない希少なお茶です。昨今の中国での紅茶ブームで少しずつ見かけるようになってきたものの、まだごく僅かな店舗にしか扱いがなく、その質もまちまちです。

四川高山紅茶

元々、川紅が好きだった私たちは何年もの間、色々な場所で納得のできる川紅を探していました。
いくつかの幸運と周囲のご好意で、ある川紅を作っているメーカーさんと知り合うことができました。中国国内向けにのみ作っている小さなメーカーさんですが、非常に研究熱心で、より美味しい川紅を作り出すべく努力されています。研究に研究を重ねて作り出されたこの川紅は、私たちが今まで出会ったどの川紅よりも素晴らしい香りと濃厚な旨み、べっこう飴のような甘みを持つ美味しい紅茶でした。

一般的な川紅の多くは比較的平地で栽培されます。この四川高山紅茶は平地ではなく、蒙頂山の標高1200mを越える地域で栽培されています。多くの高山茶と同じように無農薬栽培です。標高が高く斜度がきついため、農薬はもちろん、肥料でさえも運ぶのが難しいとか。非常に厳しい環境のもとで育てられています。

四川高山紅茶

トップノートは華やかな花。ミドルノートからラストノートへはべっこう飴のような甘い香りと成熟した果実香へと移ります。渋味や雑味は全くといって良いほどになく、濃厚な旨みと深みのある甜と言うべき甘みをたくさん含んだ柔らかい茶水は一度飲むと忘れられなくなるのか、リピーターの方が多いことも特徴的です。
近年の紅茶ブームの中にあっても知名度がそれほどないせいか、品質の割りには抑えめの価格で入手できていることもあり(今現在の話ですので、今年のシーズンはどうなるか分かりませんが・・・)、中には毎日の定番の紅茶として定期的に揃えてくださっている方もいらっしゃいます。私たちも当然ですが日常のお茶として、おいしくいただいています。

ストレートはもちろん、ミルクティーでも。
もちろんアイスティーとしても、おいしく楽しめます。

四川省からきた紅茶です。
一度この紅茶の香りと味を試してみてください。

四川高山紅茶 10gパック 900円から

※ 東京新宿西口のBar ARGYLLでもおためしいただけます。


ご好評につき品切れていた古玉瓷 蓋碗 大が再入荷いたしました。

古玉瓷 蓋碗 (大)

古玉瓷 蓋碗 (大) 1,800円

あけましておめでとうございます。

昨年度、昨年末に慌しく開店したにも関わらず、沢山の方々にお世話になりました。
どうもありがとうございました。
本年も至らない部分はたくさんあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

富士山

年末に開店したものの、あっという間に新年を迎えてしまいました。
更新もなく、売り切れの商品などもそのままで大変失礼いたしました。
年末に中国から届いたお茶や茶器も無事に通関、検閲を通過して、ようやくお出しできるようになりました。

好評の武夷岩茶や金駿眉も売り切れていましたが新たに入荷いたしました。
ただし、残念なことに初回にご提供させていただいたものとはロットが異なります。
初回分はそれぞれのお茶の最高品質であったために生産量が非常に少なく、現地でも既に在庫が無い状態です。
それでも初回分とかなり品質の近いお茶を確保、入荷いたしました。
現地メーカーさんや茶農さんのご好意でお値段もかなり抑えることができました。
この機会にどうぞ最高品質の武夷岩茶や金駿眉をお楽しみください。

武夷岩茶
金駿眉

他にも少数ですが青花の茶こしも入荷いたしました。
中国・江西省景徳鎮の有名な京德窑の作品で手描きのものになります。
とても美しい茶こしで、元々は私たち個人で愛用していたのですが、実際に使用しているところを見たお客さまからのリクエストで入荷することになりました。
手描きのため、少々高価ですが是非ご覧になってください。

青花 茶こし

金山岭长城

鈴茶堂ではセールや福袋はやらないんですか?というお問い合わせをいくつかいただいています。
申し訳ありません。
できないんです。というところが実情です。

通常販売で利益幅をきちんと取っていれば時期によってセールもできますし、福袋もできると思います。
しかしながら鈴茶堂の扱うお茶は元々がとても高価なお茶ばかりで、一般的な利益幅を取った場合は私たちでも驚くお値段設定になってしまいます。そんな訳でぎりぎりの利益幅しかいただいていないため、セールや福袋を行う余裕がありません。ご了承いただければと思います。

杭州・西湖 西泠印社

まだ寒い季節が続きます。
みなさま、どうぞお体には十分お気をつけください。
今年がみなさまにとって素晴らしい1年になりますように。

次回からはお茶についてのお話を続けていければと思います。

はじめまして鈴茶堂です。

ベタなご挨拶ですが、はじめまして。
ようやく鈴茶堂のWebショップをオープンすることができ、みなさまにお目にかかることができました。

鈴茶堂の商品は日本にある一般的なお茶屋さんとは少し違っていると思います。

お茶を探す旅がライフワークになっていた私たちが世界を旅して出会った美味しいお茶や素敵な茶器の多くは日本では殆ど出会うことがないものばかりでした。
品質がよく、中には希少なものも多いため、現地でも高価なものが多く、日本への輸送コストなどを考えればそれ相当のお値段になってしまうものばかりです。絶対的に「高い」ものですから、なかなか売れるとも思えません。お茶・茶器マニアの自分たちであればいざ知らず、殆どの人はそんな高価なお茶や茶器は見向きもしないでしょう。日本でこれらのお茶や茶器に出会うことは諦めていました。

はじめまして鈴茶堂です。

そんな時に「あなたの選んだお茶や茶器を買いたいです」と言ってくださる方に出会い、いろいろと周囲を確認していくと実はマニアな方が結構いらしゃることにも気がつきました。
鈴茶堂の商品はそういった日本ではちょっと手に入りにくいものや品質が中心になっています。

はじめまして鈴茶堂です。

それともう1つ他のお茶屋さんとは違うところがあります。

私たちはお茶に限らず、おいしいモノ好きです。お酒も好きでワインやモルトウィスキー、ブランデー、日本酒、焼酎などもよく楽しんでいます。
実はお茶はお酒と相性が良い場合が結構あります。
チェイサーとしてやトワイスアップの差し水としてなど、組み合わせは自由自在に楽しめます。
またワインのように食事に合わせることもあります。イタリアンレストランで友人を招いてコースをお茶で楽しんだりもします。食前酒はシャンパンに見立てた白毫銀針のソーダ、前菜は白ワインに見立ててミネラル感溢れる普洱生茶、パスタは甘く香ばしい武夷岩茶に、メインは濃厚なボルドーワインのような普洱熟茶、デザートは紅茶で、食後は濃厚に入れた老観音など。

こういった大人の楽しみ方ができるお茶を選んでいます。

今後は希望される方が多ければお茶会や講習会なども企画していきたいと思いますので、ご希望などありましたら是非お気軽にお知らせください。

私たちについての自己紹介は、こちらにあります。
よろしければご覧になってみてください。

どうぞよろしくお願いいたします。