ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。
正山小種
中国・南平市武夷山星村鎮
皇家 正山小種
中国・南平市武夷山桐木関
妃子笑
中国・南平市武夷山桐木関
金駿眉
中国・南平市武夷山桐木関
今回は福建省の紅茶、いろいろな正山小種を淹れていただきました。
正山小種と言っても場所によって違いがあること、使用されている茶樹品種のお話、武夷山市といっても非常に広い範囲で、武夷山の桐木関と言われますが実際にはかなり距離も離れていること、同様に星村鎮の範囲などといった現地での実情も交えてご紹介させていただきました。
有名な金駿眉も今回は味わっていただきました。高価な紅茶で知られる金駿眉ですが、中国国内で流通する(残念ながら日本国内も含めて)「金駿眉」の多くは偽物です。当店が懇意にしていただいている桐木関の作り手は、この金駿眉を開発したメンバーの1人であることもあり、今回少しだけ入手したものをご紹介させていただきました。金駿眉ならではの余韻、滋味、水色などを感じていただければ幸いです。
皇家 正山小種はその作り手から少しだけ譲っていただいたものです。欧州の某王室向けに作られているもので、通常は門外不出の伝統的な正山小種です。金駿眉よりもこちらの方が美味しいとおっしゃる方が多かったのが印象的でした。確かにこの正山小種は格が違いましたね・・・
正山小種といっても、たくさんのバリエーションがあります。武夷紅茶という括りで言えば更にいろいろなお茶があります。まだ紹介しきれていない正山小種も含めて、いつか改めて武夷紅茶の回も行おうかなと思っています。
店主が最後に淹れたお茶はこちらです。
牛栏坑(牛欄坑)雀舌 2019
中国・南平市武夷山牛栏坑
牛栏坑(牛欄坑)の岩茶といえば肉桂が有名ですが、それ以外の品種も少ないものの植えられています。この雀舌もその1つで樹齢100年は超えているのではないかという茶樹から作られています。古樹ということもあり生産量も少なく、樹勢も弱りがちということで、もしかしたらこれが最後のお茶になるかもしれないと譲っていただきました。(枯れてしまったら肉桂に植え替える予定だそうです。)もともと雀舌は大変美味しい岩茶ですが、牛欄坑の岩韻が素晴らしく、驚くほどに美味しい雀舌でしたね。牛欄坑の凄さを実感できたように思います。
次回は12月を予定しております。
日時 | 2019年12月14日(土曜)16時00分~18時30分頃まで 2019年12月15日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 2部 : 17時00分~19時30分頃まで 2019年12月16日(月曜)14時00分~16時30分頃まで 残席1 |
場所 | 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分 詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします |
料金 | 3000円 当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。) |
その他 | 茶葉および茶器はご用意させていただきます。 |
ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。
お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。
どうぞよろしくおねがいします。
12月のワークショップは満席となりました。ありがとうございます。1席キャンセルでました