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在山堂 劉傑 柴窯小品杯 入荷 / 発送業務お休みのお知らせ

在山堂 劉傑 柴窯小品杯
在山堂 劉傑 柴窯小品杯

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の茶杯が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 柴窯小品杯

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。
この茶杯は花をモチーフとした、手に馴染みの良い造形に仕上がっています。触感もよく、口当たりもお茶の味わいを損なうことなく、最大限に引き出せるよう、飲み口が薄く作られています。お茶だけでなく、酒器としても素敵です。

作家によっては型を使用して作品を制作することがありますが、彼の作品は基本的に型は一切使用せず、全て自らの手で作り上げています。またこの作品は柴窯(薪窯)であるため、ガスと違い、登り窯の内部全てを同じ温度で焼き上げることは不可能です。そのため1つ1つ色合いや造形は異なり、同じものは2つとありません。

証明書、専用箱付きです。


毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶ですが、1年を通してお楽しみいただけるものの、特に夏にお勧めいたします。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

甘い香り、味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。

気温の低い時期はもちろんですが、猛暑の夏にもおすすめです。
ヤカンなどで煮出した蔵茶を冷水筒で冷やして味わっていただくと癖もなく、甘く美味しく、優しいお茶になります。(5gで1リットル)
また蔵茶は冷やしてお楽しみいただいても体を冷やしすぎることなく、胃腸に優しいのが特徴です。胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそ、おすすめのお茶です。水出しのお茶などは体に疲れが溜まっていたりすると胃に負担がかかることも少なくありません。店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。
それほど胃腸、体に優しいお茶です。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

8月7日より14日までは中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

8月4日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は8月6日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、8月5日17時までに入金確認ができたご注文を8月6日までに発送いたします。
それ以降のご注文は8月15日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お茶の時間 雲間 kumoma

お茶の時間 雲間 kumoma

鈴茶堂のお茶をお楽しみいただけるお店が増えました。

広島にある お茶の時間 雲間 kumoma さんです。

お茶の時間 雲間 kumoma
広島県広島市中区白島北町16-22 横林ビル1F
082-554-0076
喫茶営業時間:火曜〜土曜 13:00〜18:00
JR新白島駅北口より徒歩1分

鈴茶堂サイト内紹介ページ

お茶の時間 雲間 kumoma

JRの新白島駅北口からすぐというアクセスの良い場所にある、日本、台湾、中国の美味しいお茶が楽しめるお店です。
先日、鈴茶堂店主もお伺いさせていただきましたが、とても素敵な心地よい空間で、時間が経つのを忘れてしまうような、心に気持ちの良いお店でした。店主の寺本さんもとても素敵な方で、つい話が弾んでしまい、かなり長時間お邪魔させていただきました。(すみません・・・)本当に、その位に、時間が経つのを忘れてしまう心地の良い空間です。

雲間さんでは喫茶以外にもお茶に関するセミナーをはじめ、お茶に関わらず色々なワークショップ、サイエンスカフェと様々なイベントが行われています。どれもとても面白そうで、このセミナーを受講したい、このワークショップに参加してみたい・・・と思うようなイベントばかりで、お近くの方が羨ましいと思うほどです。近くに住んでいたら通い詰めたい。と思う素敵なお店です。

お茶の時間 雲間 kumoma

鈴茶堂のお茶は店主の寺本さんが選んだものを喫茶でご提供いただいております。茶葉の販売もしていただいています。
当店のお茶以外にも日本茶や台湾茶も楽しめます。(販売もされています)
どれもこだわりをもって選んでいる素敵な美味しいお茶ばかりで、色々と楽しめるのも嬉しいですね。

お近くにお住まいの方はもちろん、広島観光に行かれた際にもおすすめです。

メールマガジンご購読者限定 鳳凰単叢十大花蜜香型 特別セット 共同購入

烏崠山
広東省潮州市潮安県烏崠山

メールマガジンご購読者の方を限定で、鳳凰単叢十大花蜜香型特別セットを販売いたします。

鳳凰単叢は一口に烏龍茶といっても、香型、品種によって全く異なる香り、味わいをみせてくれます。とはいえ、なかなか一度に10種類もの鳳凰単叢を味わう機会も、そう多くあるわけでもないというのが現状だと思います。
また、茶葉自体の品質も重要です。低品質の茶葉では、その品種のもつ味わい、香りを十分に理解することは難しく、なかには偽ってその品種を名乗っているものも決して少なくありません。

今回は現地作り手さんのご協力で高山地区の無農薬、上質な茶葉をご用意する予定です。
この機会に鳳凰単叢の魅力をぜひ体験していただければと思います。

以下の鳳凰単叢が全て20gずつとなります。

黄梔香
芝蘭香
玉蘭香
蜜蘭香
杏仁香
姜花香
肉桂香
桂花香
夜来香
茉莉香

全10種各20g (200g) 19750円(税抜・送料別)

全て2019年の春茶になります。
基本的に平均樹齢が100年を超す茶樹から作られています。

特に茉莉香は非常に珍しく、現在はなかなか栽培、製茶が行われていない希少な品種です。中国国内では偽物も多く、本物の茉莉香は滅多に出会えません。
茉莉香は樹齢約150年の茶樹から作られています。
本物、きちんとした品質の茉莉香と確信が持てる茶葉の入手が難しく、当初は入手を諦めていたのですが、この茉莉香は友人作り手の親戚が今年の春に製茶したもので、親しい人用に確保していたものを特別に譲っていただけることになり、今回セットに加えることができました。
ぜひこの機会に茉莉香も味わっていただければ幸いです。

発送は7月下旬を予定しております。
お申込み方法、詳細は配信済のメールマガジンをご確認ください。

7月10日までのお申込みとご連絡させていただきましたが、状況によっては早くお申込みを終了、または当店のご利用をされたことのあるお客さまを優先とさせていただきます。
入荷可能量に達するお申し込みをいただきましたため、お申込みを終了とさせていただきます。ありがとうございます。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

7月14日より18日までは中国出張のため、7月21日および22日はワークショップのため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

漳平水仙(ショウ平水仙) 入荷しました!

今年も漳平水仙(ショウ平水仙) 入荷しました!
中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。。(当店取扱以外の漳平水仙はその限りではありません。)

無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2019年春茶
無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2019年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型はショウ平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。また製茶技術の差により、煎が続かないものも多く見られるのが現状です。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、煎の続く、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2019年 炭焙煎 春
無農薬 伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2019年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで清香の蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

無農薬 漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2019年春茶
無農薬 漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2019年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


人気の蔵茶の中でも最高級品、金尖 雅細の2010年ビンテージが入荷しました!

四川省雅安茶廠の倉庫に保管されていたもので、基本的にはこの旧パッケージの出荷は終了していますが、今回は特別に譲り受けることができました。

古い蔵茶のため外箱に痛みがございます。
蔵茶の品質に問題はありませんが、ご了承いただきました上でお求めください。

蔵茶 金尖 雅細 2010年
蔵茶 金尖 雅細 2010年

「金尖」は全体的に見て芽が多く配合されていますが、この製品は芽が含まれているものの、摘み取った葉全体と合わせてバランス良く配合されています。茶葉の成分を使って後発酵を行う蔵茶の製法においては芽の比率よりも、甘みを引き出す茎やある程度成長した葉の方が重要です。他メーカーの金尖の中には芽のみを使用した製品もありますが、旨みに乏しくなりがちです。この金尖は適度に芽が配合されている分、柔らかく優しい感じで、旨みと甘みの強い配合になっています。また、甘い花の香りが最も楽しめるのもこの金尖です。
金尖の中で最も自信をもってお勧め出来る製品です。

ありがとうございます。完売いたしました。
現在、四川省雅安茶廠に在庫を問い合わせしております。ご希望される方はお問い合わせください。お取り置きさせていただきます。


6月29日および30日は国内出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2019年6月 ありがとうございました!& 7月開催詳細

ワークショップ 2019年6月

ワークショップにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今月は以下のお茶でした。

2019年 特級 手工 蒙頂黄芽
(四川省雅安市名山県蒙頂山茶区)

珠蘭花茶 黄山毛峰
(安徽省歙県黄山)

2019年 古樹老斑章生茶
または
2019年 賀開古樹単叢
(雲南省西双版纳勐海)

冰岛 古樹晒紅
(雲南省临沧市勐库冰岛村)

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

老茶 烏崠単叢 1994
(広東省潮州市潮安県乌崇山大奄)

今回は初参加の方も多いこともあり、中国茶らしさを考えた茶譜にしました。
一部の方には実際に龍泉窯の劉傑大師の茶壺を使っていただきました。茶器といえば紫砂茶壺が知られていますが、龍泉窯のように釉薬を使用した茶壺を使って淹れる際にはどのようにすれば良いのか、中には茶壺を使うのが初めてという方もいらっしゃいました。
以前に茶壺を使用した際にもそうでしたが、意外と茶壺をただしく使えている方は多くありません。持ち方はもちろん、扱う際の重心のバランスなど、いろいろと実感していただければ嬉しく思います。

また、龍泉窯の劉傑大師の茶器は、その釉薬の作用でお茶がとても柔らかく美味しくはいります。今回は主に茶壺で体験していただきましたが、蓋碗も同様の効果があります。(茶壺のほうが形状のせいか、より柔らかくはいるようですが・・・)釉薬の配合は作家さん毎に違い、秘密にされているため、何がそうさせているのかは分かりませんが、本当に不思議です。茶器によってお茶の味わい、香りが変わるということも実感していただければ幸いです。

ワークショップ 2019年6月

最後に店主が淹れたお茶は、鳳凰単叢の作り手さんの秘蔵茶を特別に分けていただいた貴重なお茶です。鳳凰単叢は元々老茶にする習慣がないため、本物の老茶は滅多に出会うことはできません。せっかくなのでワークショップご参加のみなさまと一緒に楽しみたいと思い、淹れさせていただきました。近年の鳳凰単叢とはまた違う底力のある、優しいお茶でした。現在とは製法も少し異なっています。鳳凰単叢に限らず製茶は時代に合わせて少しずつ変わっていきます。

次回は7月20日、21日、22日の開催となります。

日時 2019年7月20日(土曜)16時00分~18時30分頃まで
2019年7月21日(日曜)
  1部 : 13時00分~15時30分頃まで
  2部 : 17時00分~19時30分頃まで
2019年7月22日(月曜)14時00分~16時30分頃まで
場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。

お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方はそれ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきますので、お申込みください。

どうぞよろしくおねがいします。


6月29日および30日は国内出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

龍泉窯 龍傑大師 柴窯茶壺 紫砂茶壺 湯宣武 入荷しました!

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の茶壺が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。
APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 柴窯小壺
在山堂 劉傑 柴窯小壺

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。

龍泉窯 在山堂

釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶壺を実現させています。不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を淹れることができます。紫砂茶壺とはまた違った美味しさを引き出します。話には聞いていたものの、実際に淹れてみるとその違いに驚きます。

在山堂

柴窯(薪窯)での作品作りはとても大変です。この茶壺も17個焼き上げたそうですが、大師が納得できる品質の茶壺はわずか2個だったそうです。ガス窯と違い、窯内部の場所によって温度が変わってしまうため、作品と認められるものは1回の火入れで、ほんの僅かしかできません。

龍泉窯 在山堂

美味しく淹れることができるというだけでなく、紫砂と違って釉薬があるため、使うお茶を選ばずに使えるのも嬉しいところです。烏龍茶が特にその違いが顕著に感じられますが、紅茶などでも柔らかく美味しくはいります。使いやすい大きさ、形状であることも、大師本人が自らお茶を愛し、お茶を淹れる人だからこそ。大師本人のお茶に対する思いが伝わるような作品です。


湯宣武の新作紫砂茶壺が入荷しました!
彼女の作品は現地でも人気が高く、だんだん入手が難しくなっています。

湯宣武 綺春
湯宣武 綺春

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による綺春です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。

クラシカルなデザインでありながら、無駄のない洗練された造形で美しさだけでなく使いやすい作品です。

ありがとうございます。完売いたしました。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

6月16日および17日はワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

福建 雲南 野生高山鳳凰単叢 白茶 入荷いたします!

今年も白茶が入荷いたします。
一般的な白毫銀針よりもずっと優しく甘い高山白毫銀針や味わいの深みが素晴らしい野生茶樹にこだわった白牡丹など、今年もこだわりの白茶を揃えました。

発送は入荷後、6月9日頃を予定しております。
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合はご注文を分けていただけますようお願いいたします。

高山 白毫銀針 2018
高山 白毫銀針 2018

標高1000mを超える高地で栽培された無農薬栽培の福鼎大白茶種から作られています。
白毫に包まれた翡翠色の茶葉はふくよかで艶やかです。これは白毫銀針の中でも品質が高いことを表しています。

平地で栽培された白毫銀針と高地で栽培されたそれと比べてみると明らかに味わい、香りが異なります。高山のものの方が明確に味わい、香り、奥深さが違います。山の上の険しい場所にある傾斜が厳しい小さな茶畑で栽培されているため、生産量が非常に少なく、茶農家さんでも懇意にしている人にしか譲らない白毫銀針です。

野生福鼎白牡丹 2019
野生福鼎白牡丹 2019

山の中に群生している茶樹から摘みとって作られた白茶です。険しい山中をまわり、1枚1枚手摘みをするのも大変な作業ですが、栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。茶樹の力が強く、優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。優しい甘味が非常に強く、栽培品種にはないとても優しい味わいです。大量生産ができない貴重な野生白茶です。

野生政和白牡丹 2014
野生政和白牡丹 2014

流通している多くの白茶は福鼎で作られていますが、白茶の産地としては政和も歴史ある昔からの産地として知られています。
福鼎が中国国内でブランド化に成功したのに対し、政和は素朴で昔ながらの村が多く、知名度を上げることはできていませんが、味わいでは福鼎よりも上とされています。
特に政和は武夷山に近いこともあって険しく、厳しい岩の多い山が続きます。そのような厳しい環境で育った茶樹は元々が持つ力が強く、5年間後熟成を行うことで優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。
また、生産している茶農家もその山間にポツンとある、人家は3軒しかないという、とても小さな集落で、かろうじて電気のみが通っているような場所にあります。製茶器具らしいものもほとんどなく、自然の力で昔ながらの素朴なお茶づくりを続けています。

この白牡丹も山の中に群生している野生茶樹から摘みとって作られています。
栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。


今年も無農薬・無肥料栽培にこだわった雲南白茶が入荷いたします。
思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。

雲南白茶 月光美人 翠芽 2019
雲南白茶 月光美人 翠芽 2019

雲南白茶 月光美人 2019
雲南白茶 月光美人 2019

雲南省南部の思茅の標高1800m付近にある茶園で2019年3月上旬に摘み取られました。
茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。茶農家さんのご好意で、特に品質のよいものを優先して入手させていただきました。
最高品質の雲南白茶をご紹介いたします。


鳳凰単叢と言えば広東省北部の烏龍茶、青茶で有名ですが、その鮮葉を使って作られた白茶をご紹介いたします。

産地の中でも高山地区(大奄・標高約950〜1000m)で育った野生の茶樹(現地では実生で増えた人が管理していない茶樹を野生茶樹としています)の葉を摘み取って作られた茶農家さんの自家用の白茶を特別に入手させていただきました。もちろん、無剪定、無農薬、無肥料の茶樹となります。

野生高山鳳凰単叢 白茶 2018
野生高山鳳凰単叢 白茶 2018

しっかりと発酵しているタイプの白茶です。
鳳凰単叢の香りの良さ、特有の清涼感が心地よく、爽やかな紅茶のようなニュアンスもあり、とても素敵な白茶です。味わいも甘く、旨味が深く、鳳凰単叢ならではの味わいが楽しめます。珍しいというだけでなく、素晴らしく美味しい白茶に仕上がっています。

2018年春茶です。茶樹のちからが強く、1年、茶農家さんが自らメンテナンスをしながら後熟成してきました。白茶は年月を経た方がより柔らかく旨味を増していくお茶です。お手元で時間の経過による変化を楽しみながら、お楽しみください。


ワークショップ、6月17日は1名様のご案内が可能です。
現在もご予約受付しております。

2019年6月17日(月曜)14時00分〜6時30分頃まで 残席1
(他の回は満席となりました。)

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

詳細はこちらをご確認ください。

お申込みは当店のご利用をされたことのあるお客さまを
優先とさせていただきますのでご理解いただけますようお願いいたします。

ご参加をご希望の方は admin[a]suzuchado.com まで
([a]を@に置き換えてください)

      ・お名前
      ・ご住所およびご連絡先のお電話番号
      ・中国茶、茶芸などのご経験の有無
       ご経験がある場合は簡単で結構ですので内容をお知らせください。
      ・キャンセル待ちを希望するかどうか

を明記の上、お申込みください。

お席には限りがありますため、定員に達した場合は満席となります。


■ 当店パッケージ(脱酸素包装)についてのお知らせ ■

パッケージについてご質問をいくつかいただいておりますので、改めてご説明させていただきます。

当店販売の茶葉は後熟成を行ったほうがより美味しく楽しめるという場合、脱酸素包装は行っておりません。
(脱酸素包装を行う場合、その分後熟成が遅くなります。)
茶葉の特性に合わせて脱酸素包装を行っておりますのでご了承ください。

現在、基本的に一部の老茶以外は脱酸素包装は行っておりません。
後熟成でより美味しくなる白茶や紅茶(品質にもよりますが、当店取扱の紅茶は製茶から1年後位から味わいが増します)、青茶などはもちろん、緑茶も2年を目処にお楽しみいただきたいと思いますが、こちらも夏を超えた頃、上質な緑茶は1年が経過した頃の状態がより優しく深みが出てきます。脱酸素包装を行うことで、パッケージに残っている酸素量にもよりますが、後熟成がほとんど行われなくなります。

当店のパッケージはアルミ蒸着のチャック袋を採用しております。ご家庭での保管は湿度を避け、気温差の少ない、匂いの移らない場所で、パッケージのチャックをしっかりと閉めて保管をお願いいたします。

6月17日ワークショップ 予約受付開始 / 発送業務お休みのお知らせ

龍泉窯 在山堂にて
龍泉窯 在山堂にて

ワークショップ、6月17日の予約受付を開始いたします。
受付開始は5月29日20:00からとなります。

2019年6月17日(月曜)14時00分〜6時30分頃まで 残席1
(他の回は満席となりました。)

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

詳細はこちらをご確認ください。

お申込みは当店のご利用をされたことのあるお客さまを
優先とさせていただきますのでご理解いただけますようお願いいたします。

受付開始は5月29日20:00からです。
(当店よりのお返事は5月30日以降となります。)

ご参加をご希望の方は admin[a]suzuchado.com まで
([a]を@に置き換えてください)

      ・お名前
      ・ご住所およびご連絡先のお電話番号
      ・中国茶、茶芸などのご経験の有無
       ご経験がある場合は簡単で結構ですので内容をお知らせください。
      ・キャンセル待ちを希望するかどうか

を明記の上、お申込みください。

お席には限りがありますため、定員に達した場合は満席となります。


6月1日から5日まで中国出張のため、6月16日および17日はワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

5月28日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は5月31日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、5月28日24時までに入金確認ができたご注文を5月31日までに発送いたします。
それ以降のご注文は6月6日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。今回はインターネット環境が無い、あるいは不安定な地域の訪問も予定しておりますため、最長で4〜5日間お返事ができない場合もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

祁眉 径山茶 碧螺春 碧螺紅茶 老茶頭 湯宣武茶壺 入荷します!

毎年、大変な人気ですぐに完売してしまう祁眉が入荷いたします!今年は十分な量を入荷しておりますが、大変人気の高いお茶となります。お早めのご注文をお勧めいたします。

祁眉(祁門紅茶) 2019
祁眉(祁門紅茶) 2019

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。しかしそのような祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2019年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月26日頃を予定しております。システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。


中国緑茶は中国茶の基本ということで、日本のみなさまにもその美味しさを知っていただきたく、レギュラーでご紹介している四川、雲南のものとは別に毎年スポット的に緑茶をご紹介しています。

発送は入荷後、5月26日頃を予定しております。システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

径山茶 2019
径山茶 2019

径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業にこの禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。

浙江省杭州市余杭区の天目山東部にある径山一帯で作られ径山毛峰茶とも呼ばれています。海抜1000mという標高の高い場所で温暖湿潤、お茶を作るのにとても適した地域です。標高が高く斜度のきつい斜面で無農薬栽培された茶樹から作られています。

明前洞庭碧螺春 2019
明前洞庭碧螺春 2019

龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。

碧螺春は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春はその評判の高さのせいか、近年は洞庭山以外の場所でも多く作られるようになっています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通している現状もあります。
鈴茶堂では洞庭山の中でも東山で代々お茶づくりと果樹栽培を行っている茶農家から入手した明前の碧螺春をご紹介します。

お茶は透明感のある薄い金色。清らかで優しい蘭香が楽しめます。爽やかで優しい、深みのある甘みと旨みが非常に強く感じられます。フルーティーさも感じられる碧螺春です。

洞庭碧螺紅茶 2019
洞庭碧螺紅茶 2019

上でご紹介している碧螺春の鮮葉を使用して作られた紅茶です。

白毫が非常に多い茶葉を使用しているため、ゴールデンチップが見事な茶葉です。茶葉が細かく、1つ1つ手摘みで行われた茶摘みの苦労が伝わってくる繊細な茶葉です。
透明度の高い赤褐色の紅茶です。湯を注ぐと驚くような甘い香りが広がります。キャラメルのような甘い香りは碧螺紅茶特有のものです。その香りを引き立てるような甘い茶水は深い旨みもあり、しみじみと美味しいと思える上質な紅茶です。


大益の老茶頭は中国国内での青柑茶の大流行の影響を受け、2016年を最後に生産が中止されている状態でしたが、ようやく生産を再開いたしました。

大益 老茶頭 2018年
大益 老茶頭 2018年

茶頭を磚茶の形に固めたものです。
茶頭というのはプーアル熟茶を製造するのに必要な渥堆工程(麹菌などによる後発酵)で発生する、いわゆる半端モノです。渥堆工程では積み上げた茶葉に水をかけ、温度と湿度を上げた状態で後発酵を行います。その発酵過程で茶葉同士が固まりになってきます。それを人間が鍬のような道具でほぐしていくのですが、そこで発生する、特に熟成が進んだために、ほぐしきれなかった塊を茶頭といいます。

しっかり熟成が進んでいる良質の茶葉が多く、お値打ち品です。モウ海茶廠(大益)は熟茶の技術には定評があり、この茶頭も非常に評判が高く人気があります。


湯宣武の新作紫砂茶壺が1点のみ再入荷しました!
彼女の作品は現地でも人気が高く、また、手頃なサイズの作品が少なく、なかなか入手が難しくなっております。

湯宣武 西施
湯宣武 西施

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による西施です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多いのではないでしょうか?

以前にも西施は制作していましたが、今回はまた造形を変えて、また違った西施の表現をみせてくれています。造形の素晴らしさ、出水の美しさは言うまでもなく、非常に完成度の高い西施はなかなか出会えません。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

6月1日から5日まで中国出張のため、6月16日および17日はワークショップ開催のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

5月28日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は5月31日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、5月28日24時までに入金確認ができたご注文を5月31日までに発送いたします。
それ以降のご注文は6月6日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はインターネット環境が無い、あるいは不安定な地域の訪問も予定しておりますため、最長で4〜5日間お返事ができない場合もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


■ 6月以降ワークショップ 開催日を増やします ■

現在基本的に月1回、土曜日と日曜に開催しているワークショップですが、追加開催のご要望を多くいただき、6月より月曜日の開催も行います。

次回開催は以下のスケジュールを予定しております。

2019年6月15日(土曜)16時00分〜18時30分頃まで
2019年6月16日(日曜)
  1部 : 13時00分〜15時30分頃まで
  2部 : 17時00分〜19時30分頃まで
2019年6月17日(月曜)14時00分〜6時30分頃まで

お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもあり、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。
その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、かつ、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。
参加したことがない、継続参加を希望していなかった方は、それ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

落語とお茶の会 烏龍亭 第2回 ありがとうございました!

落語とお茶の会 烏龍亭

4月29日の落語とお茶の会 烏龍亭 第2回にお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました!

2回目の今回は春風亭傳枝師匠をお迎えして、落語と中国茶を楽しんでいただきました。傳枝師匠は中国茶好きということもあって、とても楽しい時間でした。鈴茶堂店主が一番楽しんでいたのかもしれません。(^^;

会でお淹れしたお茶は以下となります。

古樹梅家塢龍井(緑茶)
中国・浙江省杭州梅家塢

1990年感徳老鉄観音(烏龍茶)
中国・福建省安渓県感徳

落語とお茶の会 烏龍亭

古樹梅家塢龍井は2019年3月30日摘み取りの陳和震老師が自ら製茶した手工(機械を使わずに手づくり)で製茶してくださった特別な龍井茶です。緑茶は中国緑茶であっても低温で淹れるものという認識が広がっていますが、本来、中国緑茶は熱湯で美味しく淹れることを目指して作られているものです。低温のお湯で淹れる場合は失敗がありませんが、十分な美味しさ、味わいの深み、香りを出すことはできません。特に上質な中国緑茶を低温で淹れてしまうと、その茶葉の持つポテンシャルが十分に楽しめません。
蓋碗を使って淹れた場合と、更に高温で淹れることのできる紫砂茶壺を使って同じ龍井茶を淹れて、その違いを体験していただきました。どちらも美味しく楽しめるということが伝われば幸いです。

1990年感徳老鉄観音は店主友人の茶農家さんが倉庫に残していた貴重な老茶です。烏龍種の茶葉を老茶にすると独特の薬香が出ます。逆に言えばある程度、年月が経過した烏龍種の老茶にその薬香が感じられなければ、本物の「老茶」か疑うべきです。なかなか、その薬香を体験する機会は少ないと思いますので、今回は烏龍種の老茶を体験していただきました。
中国や台湾へご旅行される方は、現地で老茶を勧められることもあると思います。本物の老茶は概して高価なお茶ですが、なかには売れ残った茶葉を追焙煎して老茶として販売している業者もいます。ぜひ今回の体験を生かしていただければと思います。

お土産でお持ちいただいたお茶は

1995年感徳鉄観音 炭焙(中国・福建省安渓県感徳)

碧螺春(中国・江蘇省太湖洞庭山東山)

でした。

感徳鉄観音は会でお淹れした老鉄観音と同じ茶農家さんのものです。焙煎技術が非常に高い作り手によるお茶のため、通常の鉄観音よりも茶葉に含まれる水分量が少なく、今楽しんでいただいても美味しいお茶ですが、未開封でそのまま老茶にしても美味しくお楽しみいただけます。
碧螺春はちょっと変わったお茶です。この碧螺春は店主友人の茶農家さんの15歳になる息子さんが、初めて茶摘みから製茶まで行ったものです。決して高品質な碧螺春ではありませんが、15歳の少年が初めて作った碧螺春としては驚くほどに品質が高く、きちんと美味しい緑茶です。将来が楽しみな優秀な作り手です。

落語とお茶の会 烏龍亭

春風亭傳枝師匠の落語は まんじゅうこわい でした。
中国茶好きの傳枝師匠ならではのマクラからオチまでお茶に絡めて、さすがの面白さでしたね!

その傳枝師匠のご好意で、なんとその後の打ち上げでは師匠が秘蔵していた1954年の普洱茶を楽しませていただきました。元々の茶葉が非常に上質なものだったと思います。お茶自体も綺麗な味わいで、素直に美味しいと思える素晴らしいお茶でした。貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございます。

鈴茶堂店主からは民国60年(1971年)包種老茶をご提供させていただきました。会で体験していただいた老烏龍茶の「薬香」をこちらでも体験していただき、また当時の包種茶と現在の包種茶の製法の違いなども確認していただいたり、色々と盛り上がっておりました。

1年ぶりのお茶会でしたが、楽しく、美味しくお茶を淹れさせていただきました。いつになるか分かりませんが、また企画、開催できればと思います。

改めまして、ご参加いただきました皆様、無茶な企画にご賛同いただいた春風亭傳枝師匠、企画開催をしてくださった「ことたま堂」さんに感謝いたします。どうもありがとうございました。


発送業務お休みのお知らせ

5月2日から14日まで中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はインターネット環境も無い、あるいは不安定な地域の訪問も予定しておりますため、最長で4〜5日間お返事ができない場合もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。