毎年、大変な人気ですぐに完売してしまう祁眉が入荷いたします!今年は十分な量を入荷しておりますが、大変人気の高いお茶となります。お早めのご注文をお勧めいたします。
祁眉(祁門紅茶) 2019
祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。しかしそのような祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。
2019年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。
現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月26日頃を予定しております。システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。
中国緑茶は中国茶の基本ということで、日本のみなさまにもその美味しさを知っていただきたく、レギュラーでご紹介している四川、雲南のものとは別に毎年スポット的に緑茶をご紹介しています。
発送は入荷後、5月26日頃を予定しております。システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。
径山茶 2019
径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業にこの禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。
浙江省杭州市余杭区の天目山東部にある径山一帯で作られ径山毛峰茶とも呼ばれています。海抜1000mという標高の高い場所で温暖湿潤、お茶を作るのにとても適した地域です。標高が高く斜度のきつい斜面で無農薬栽培された茶樹から作られています。
明前洞庭碧螺春 2019
龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。
碧螺春は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春はその評判の高さのせいか、近年は洞庭山以外の場所でも多く作られるようになっています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通している現状もあります。
鈴茶堂では洞庭山の中でも東山で代々お茶づくりと果樹栽培を行っている茶農家から入手した明前の碧螺春をご紹介します。
お茶は透明感のある薄い金色。清らかで優しい蘭香が楽しめます。爽やかで優しい、深みのある甘みと旨みが非常に強く感じられます。フルーティーさも感じられる碧螺春です。
洞庭碧螺紅茶 2019
上でご紹介している碧螺春の鮮葉を使用して作られた紅茶です。
白毫が非常に多い茶葉を使用しているため、ゴールデンチップが見事な茶葉です。茶葉が細かく、1つ1つ手摘みで行われた茶摘みの苦労が伝わってくる繊細な茶葉です。
透明度の高い赤褐色の紅茶です。湯を注ぐと驚くような甘い香りが広がります。キャラメルのような甘い香りは碧螺紅茶特有のものです。その香りを引き立てるような甘い茶水は深い旨みもあり、しみじみと美味しいと思える上質な紅茶です。
大益の老茶頭は中国国内での青柑茶の大流行の影響を受け、2016年を最後に生産が中止されている状態でしたが、ようやく生産を再開いたしました。
大益 老茶頭 2018年
茶頭を磚茶の形に固めたものです。
茶頭というのはプーアル熟茶を製造するのに必要な渥堆工程(麹菌などによる後発酵)で発生する、いわゆる半端モノです。渥堆工程では積み上げた茶葉に水をかけ、温度と湿度を上げた状態で後発酵を行います。その発酵過程で茶葉同士が固まりになってきます。それを人間が鍬のような道具でほぐしていくのですが、そこで発生する、特に熟成が進んだために、ほぐしきれなかった塊を茶頭といいます。
しっかり熟成が進んでいる良質の茶葉が多く、お値打ち品です。モウ海茶廠(大益)は熟茶の技術には定評があり、この茶頭も非常に評判が高く人気があります。
湯宣武の新作紫砂茶壺が1点のみ再入荷しました!
彼女の作品は現地でも人気が高く、また、手頃なサイズの作品が少なく、なかなか入手が難しくなっております。
湯宣武 西施
当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による西施です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多いのではないでしょうか?
以前にも西施は制作していましたが、今回はまた造形を変えて、また違った西施の表現をみせてくれています。造形の素晴らしさ、出水の美しさは言うまでもなく、非常に完成度の高い西施はなかなか出会えません。
■ 発送業務お休みのお知らせ ■
6月1日から5日まで中国出張のため、6月16日および17日はワークショップ開催のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
5月28日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は5月31日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、5月28日24時までに入金確認ができたご注文を5月31日までに発送いたします。
それ以降のご注文は6月6日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はインターネット環境が無い、あるいは不安定な地域の訪問も予定しておりますため、最長で4〜5日間お返事ができない場合もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
■ 6月以降ワークショップ 開催日を増やします ■
現在基本的に月1回、土曜日と日曜に開催しているワークショップですが、追加開催のご要望を多くいただき、6月より月曜日の開催も行います。
次回開催は以下のスケジュールを予定しております。
2019年6月15日(土曜)16時00分〜18時30分頃まで
2019年6月16日(日曜)
1部 : 13時00分〜15時30分頃まで
2部 : 17時00分〜19時30分頃まで
2019年6月17日(月曜)14時00分〜6時30分頃まで
お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもあり、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。
その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、かつ、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。
参加したことがない、継続参加を希望していなかった方は、それ以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。