鈴茶堂からのお知らせ」カテゴリーアーカイブ

珍珠青柑 再入荷ご予約をお受けします! / 発送業務お休みのお知らせ

まるで天然のアールグレイティーのようなプーアル熟茶、珍珠青柑ですが、多くの方から再入荷のリクエストをいただいております。
製造元には既に在庫はなく、製造年、ロットなども変わってしまうため再入荷の予定はありませんでしたが、中国の友人茶商から前回入荷分と同じものを特別に譲っていただけることになり、再入荷することにいたしました。

基本的にご予約分のみの入荷となります。
ご予約はご予約は5月5日24時まで、発送は5月14日頃を予定しております。商品入荷後に在庫調整分のみを若干量ではありますが通常販売いたします。ただし、通常販売の場合は価格が変更となる場合がございます。ご了承ください。(1割程度価格があがる場合があります)

新会柑 珍珠青柑
新会柑 珍珠青柑

陳皮プーアル茶の1種ですが、青い小さな新会柑と呼ばれる広東省の果実の中に宮廷級プーアル熟茶を詰めて焙煎しているお茶です。これがプーアル茶ではなく、上質なアールグレイのように爽やかで美味しいお茶に仕上がっています。
雲南省の西双版納モウ海茶区で作られたプーアル熟茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め焙煎、熟成を行ったお茶です。ここ数年、中国で徐々に流行りはじめ、様々な品質のものが流通するようになりました。通常は陳皮プーアル茶と呼ばれるオレンジ色の果実に詰め込んだプーアル熟茶ですが、これは新会柑と呼ばれる広東省の果実、中でも青柑を使用しています。非常に香りが爽やかなのが特徴で、その香りはまるで上質なアールグレイのように素晴らしく美味しいお茶に仕上がっています。
近頃は天然のアールグレイ果汁を使った紅茶は少なくなりましたが、これはそれを思い出させるような素晴らしい香りと味わいを持っています。青柑の爽やかで品のある香りはもちろん、プーアル熟茶の深みのある柔らかい旨味と甘味がプーアル茶であることを忘れさせてしまうほどにバランスよく味わい深いお茶になっています。
人工香料には決してまねできない品格のある高い香りと深い味わいがお楽しみいただけます。


4月29日から5月8日までのあいだ中国出張のため、
発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

紫砂茶壺 湯宣武 新作入荷しました / 新茶調整後分 販売開始です

最近なかなか入荷できずにおりました、湯宣武の新作が入荷しました!
今回は非常に美しい玉蘭をイメージした茶壺です。

湯宣武  玉蘭春色
湯宣武 玉蘭春色

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による玉蘭春色です。
この作家さんの茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多いのではないでしょうか?

基本的にどのお茶にも適した形状ですが、特に黒茶、プーアル生茶にお勧めです。プーアル生茶はこの位のサイズの茶壺を使用すると香りも味わいも、格段に良くはいります。また、紅茶にもおすすめです。


ご予約いただいておりました新茶を発送させていただきました。
どうもありがとうございました。

入荷在庫調整分を少量ですが販売再開いたしました。

2017年 明前 蒙頂甘露
2017年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2017年 明前 蒙頂石花
2017年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で、爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

思茅 頭春茶 2017
思茅 頭春茶 2017

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある、標高1800m付近にある茶園で摘み取られました。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
2017年は甘味と香りが大変綺麗に高く出ています。とても良い仕上がりです。

雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
そのため、中国国内でも非常に流通の少ない緑茶の1つでもあります。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。


4月29日から5月8日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月26日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月28日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月26日中に入金確認ができたご注文を4月28日までに発送いたします。それ以降のご注文は5月9日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年新茶状況 / 金華 野生茶 入荷します! / 発送業務お休みのお知らせ

雲南省西双版納易武にて
雲南省西双版納易武にて

先日は長く発送業務をお休みさせていただき、ご迷惑をおかけしました。

今回の中国出張では雲南省の西双版納へプーアル茶の製茶状況を確認してまいりました。今年の雲南、西双版納地区は当初は順調だったものの、大雨や雹、気温の急降下など、決して穏やか年ではなく、大きく減産、価格もかなりの高騰を見せていますが、そんな中でも自然のちから、人の技術の素晴らしさが改めて実感できるような素晴らしいお茶もたくさん作られています。
全体の産出量が大きく減産してしまった結果、価格も例年の数倍という傾向にある今年のプーアル茶事情ですが、易武の友人たちのおかげで例年と変わらない価格で、とても良い古茶樹のお茶を入手することができました。3年位経過した後が本当に美味しくなるとのことですが、新茶の現在でも大変に美味しく、香りの良いお茶です。近日中にご紹介させていただきます。

四川は概ね順調な良いシーズンでしたが、浙江省は雨が多く減産が見られます。
そのため、例年よりも価格が上昇傾向にあるようです。

ご予約をお受けしていた四川、雲南の新茶、龍井茶は順調に通関、検疫を完了し、予定通り23日頃には発送させていただきます。おかげさまでご予約分でほぼ完売となりましたが、商品入荷後、在庫調整後に若干量ではありますが、一般販売させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


金華 野生茶 2017
金華 野生茶 2017

毎年人気の金華の野生茶ですが、今年も少量ですが入荷します!

これは店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。
人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。人が立ち入らない急斜面の山の中に自生する野生茶樹から作られました。標高約800mの急斜面を1日茶摘みをして回っても1日で作れるお茶の量は多くてもたった250gです。山が厳しいうえに野生茶樹は品種改良された茶樹と違って成長が遅く、また点在して自生しているために、折角山に入っても少しずつしか摘むことができません。

驚くほどに清らかに甘いお茶です。この身体にすっと入ってくるような優しい甘さは、農薬はもちろん、肥料すらも与えず、自然のままに育ってきた野生茶樹の美味しさです。栽培品種には無い優しい独特の甘味が楽しめます。この甘さは本物の野生茶特有のもので、とても上品で優しい美味しさを感じていただけます。

通常、市場には出回らない特別なお茶です。

ありがとうございます。完売いたしました。


4月29日から5月8日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月26日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月28日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月26日中に入金確認ができたご注文を4月28日までに発送いたします。それ以降のご注文は5月9日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年度 新茶予約開始しました!

中国では既に新茶が出回り始めました。
とはいえ、この時期に流通する新茶は標高の低い平地の茶畑のものだったり、製茶後の後熟成が不十分であったり、また、初物という意味合いが強く、味わいや香りというところでは満足するには難しいものが多いものです。

毎年当店がご紹介している四川や雲南の茶農家さんでもそういった地区のお茶よりは遅い時期になるものの、今年は天候にも恵まれ、製茶も順調にすすみ、現在は後熟成工程に入っています。

例年であれば、入荷後にショップにてご紹介させていただくのですが、今年も4月は少し長く出張、製茶状況視察、研修の予定となっております。その期間、大変申し訳ありませんが発送業務をお休みさせていただくため、新茶のお渡しが遅くなってしまいますため、今年も予約制でご紹介いたします。

お届けは商品入荷後、4月23日前後発送を予定しております。
4月13日までにご注文ください。
ご予約期間後は為替レートの変動により価格を上げさせていただく場合もございます。

同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合は、システムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。
どうぞご了承ください。


もう何年も懇意にさせていただいている四川省蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような、本当に真面目な作り手さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った作り手さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

2017年 明前 蒙頂甘露
2017年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2017年 明前 蒙頂石花
2017年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で、爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

蒙頂黄芽につきましては、例年ご紹介している悶黄の強い製法のものは、今年は作るかどうか現時点では未定です。


思茅 頭春茶 2017
思茅 頭春茶 2017

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある、標高1800m付近にある茶園で摘み取られました。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
2017年は甘味と香りが大変綺麗に高く出ています。とても良い仕上がりです。

雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
そのため、中国国内でも非常に流通の少ない緑茶の1つでもあります。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。


メールマガジンご購読者限定で明前 翁家山老樹龍井の共同購入を行っています。
まだご購読いただいていない方で詳細をご希望の方はメールマガジンのご購読をお申込みの上、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。


4月6日から17日までのあいだ中国雲南省への出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月3日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月6日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月3日中に入金確認ができたご注文を4月6日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
特にこの期間はインターネット環境の殆ど無い地域にまいりますため、最長で1週間ほどお返事にお時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

発送業務お休みのお知らせ

4月6日から17日までのあいだ中国、雲南省出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月3日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月6日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月3日中に入金確認ができたご注文を4月6日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。

また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
特にこの期間はインターネット環境の殆ど無い地域にまいりますため、最長で1週間ほどお返事にお時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

鳳凰単叢 雪片 他 入荷しました! / 2016年緑茶の販売について

小青柑 白牡丹
小青柑 白牡丹

大変人気のある珍珠青柑の白茶版とも言える小青柑 白牡丹ですが、多くの方から再入荷のリクエストをいただき、今回1ロットのみ再入荷を行うことにいたしました。既に残りわずかとなっております。

前回とパッケージ(包装)が変更になっております。(Webショップの写真とは異なりますがお茶の品質は変わりません。)

中国の福建省福鼎市で作られた白茶、白牡丹を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行ったお茶です。白茶に青柑の香りが合わさり、すっきりと爽やかな白茶になっています。天然のフレーバーティーのような白茶です。8月から10月にかけて収穫された青柑に白茶の白牡丹を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行っています。

宜興 竹茶盤
宜興 竹茶盤

先日ご紹介した宜興 竹茶盤ですが、すぐに完売してしまいご迷惑をおかけしました。
この、大変上質な、そしてデザインの素敵な竹茶盤が入荷いたしました。こちらも残りわずかとなっております。

職人による手作りの茶盤です。

紫砂茶壺が有名な宜興はとても上質な竹が採れることでも有名です。厚みのあるしっかりとした宜興の竹を使い、1つ1つ手作りで作られています。
とてもしっかりとした造りで、竹とは思えないほどの厚み、安定感があります。よく割れてしまう、歪んでしまうと聞く安価な竹茶盤とは全く異なります。非常に良い品質の竹茶盤です。

なによりもシンプルで使いやすい秀逸なデザインです。
中華風になりすぎることもなく、すっきりとしたこの造形は使いやすく、インテリアとしても優れています。


2016年の鳳凰単叢で後熟成を行っていたものが、ようやく仕上がってきました。
また、今回は珍しい雪片も数量限定で入荷しています。

鳳凰単叢 玉蘭香 2016 雪片
鳳凰単叢 玉蘭香 2016 雪片

玉蘭とは中国語で白木蓮を意味します。その名の通り白木蓮のような品のある、上質な香りを持つ鳳凰単叢です。この玉蘭香は冬至から小雪にかけてのみ作られる雪片と呼ばれる冬茶です。
清らかな香りと味わいを最大限に引き出すために、通常の製茶方法ではなく、清香型に仕上げた生産量の少ない鳳凰単叢です。
今回は数量限定でご紹介できることになりました。

完売いたしました。ありがとうございます。数量限定のため再入荷はございません。ご了承ください。

鳳凰単叢 通天香 2016
鳳凰単叢 通天香 2016

通天香は鳳凰単叢十大花蜜香型の1つ、姜花香の中でも最も香りが良いとされます。産地である烏東山の標高1000m付近にある樹齢150年以上の茶樹から丁寧に作られました。一般的に流通している鳳凰単叢は茶園栽培の複数の茶樹から作られたものですが、この通天香は単一の茶樹から作られた本当の「鳳凰単叢」です。
香りの良さ、味わいのバランスの良さが素晴らしいお茶です。

10302.01
鳳凰単叢 芝蘭香 2016

人気の芝蘭香が今年も入荷しました!

芝蘭香は宋代から続く名叢の1つとされる鳳凰単叢です。

本来、芝蘭香は柏槇(ビャクシン)と蘭の香りを持つとされていますが、近年流通する殆どの芝蘭香にはこの柏槇の香りを感じることができなくなっています。この芝蘭香はその柏槇香を感じていただける本来の香りを持った鳳凰単叢です。
少しスパイシーなニッキのお菓子のような清涼感のある甘い香りが見事で、遅れて蘭の華やかな香り、奥行きのある複雑な甘い旨みと飲んだ後の香りと甘さの戻りが強く、暫く余韻に浸ることができます。
こだわりの芝蘭香です。


武夷岩茶の瓜子金といえば4大名叢ではないものの名叢と名高い品種です。実際に飲んだことがある方も多い品種ではないかと思います。分類的には奇種とされ、岩茶らしい味わいが楽しめる品種でもあります。

この老茶は2010年に慧苑坑で栽培された非常に品質の良い茶葉を何年もかけて後熟成、火入れを繰り返して大切に育ててきたものです。老茶にするための茶葉は、その年の中でも上質な、パワーのあるものが選ばれます。数年かけて熟成するにふさわしく、それに応えられる品質の茶葉が要求されます。

甘く深みのある果香と柔らかい甘味のバランスが良い上質な岩茶に仕上がっています。武夷岩茶の本来の味わいを楽しめるのは老茶です。中でもこの瓜子金は、その「らしさ」を十分に引き出し、楽しむことのできる上質な老岩茶に仕上がっています。

老茶 慧苑坑 瓜子金
老茶 慧苑坑 瓜子金


下記にてご案内させていただきますが、4月は茶産地訪問のため、かなり多く出張、製茶状況視察、研修の予定となっております。その期間、大変申し訳ありませんが発送業務をお休みさせていただくため、4月に届く新茶のお渡しが遅くなってしまいます。
今年も昨年と同様に予約制でご紹介させていただきます。
ご予約開始は今月末から来月上旬を予定しておりますが、各地よりサンプルが届き、ご紹介するロットが決定した後となります。その際は改めてメールマガジン等でご案内させていただきます。

毎年ご紹介している四川省の蒙頂山や雲南省では製茶がはじまっています。
とはいえ、この時期は低地のものが殆どで、当店がお願いしている高山地域の茶畑は3月20日過ぎになってようやく茶摘みが始まりました。昨年は雨が多く難しい年でしたが、今年はお天気にも恵まれて、とても良いお茶ができそうとのことです。

一方、浙江省杭州では雨が多く、少し苦戦しているとの報告が来ています。
昨年メールマガジンご購読者様限定でご紹介した龍井茶は出来上がりの品質を見ての判断となります。

どうぞよろしくお願いいたします。


4月6日から17日までのあいだ中国、雲南省出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月3日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月6日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月3日中に入金確認ができたご注文を4月6日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
特にこの期間はインターネット環境の殆ど無い地域にまいりますため、最長で1週間ほどお返事にお時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

岩茶 老水仙 四川高山桂花紅茶 竹茶盤 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

水簾洞 老水仙 2010
水簾洞 老水仙 2010

ようやく後熟成が終わり、とても美味しい水仙が入荷しました。

水仙は岩茶の中でも多く生産されている品種です。岩茶の基本品種と言えます。茶業や茶商の中にはその年の水仙の出来を見て、その年の岩茶の品質を計る人も少なくありません。

一口に水仙と言っても品質の差が大きく、同じ正岩地区で作られた水仙でも特別に美味しく、香り高いものもあれば、その逆もたくさん流通しています。この水仙は正岩地区の中でも上質な岩茶が作られることで知られる水簾洞茶区で作られています。
この老茶はその中でも非常に品質の良い茶葉を何年もかけて後熟成、火入れを繰り返して大切に育ててきたものです。岩茶の基本とも言える水仙ですが、この老水仙はその水仙の良さ、美味しさを再認識させてくれるような素晴らしい岩茶に仕上がりました。

非常に上質な水仙です。これが水仙と驚きを持って楽しめるポテンシャルを持っている素晴らしい岩茶です。

四川高山桂花紅茶 2016
四川高山桂花紅茶 2016

毎年楽しみにされているお客さまも多い四川高山桂花紅茶が、ようやく後熟成が終わり、入荷しました!

人気の四川高山紅茶に桂花(キンモクセイ)の香りを丁寧に移した紅茶です。

ベースとなっている四川高山紅茶は四川省蒙山主峰の標高1200m以上という高山地帯で栽培された茶葉を使用して丁寧に作られています。無農薬認証は得ていませんが、標高が高く斜度のきつい斜面で栽培されているために無農薬栽培の茶樹を使用しています。また香り付けに使用している桂花(キンモクセイ)も茶畑に日よけとして一緒に栽培されている無農薬の桂花を使用しています。

桂花紅茶には様々なタイプがあります。紅茶に桂花を混ぜただけのものから燻香処理をしっかり行ったものまで様々です。この四川高山桂花紅茶は紅茶の燻香処理を行ったお茶です。四川高山紅茶が持っている甘味、おいしさはそのままに、清らかな桂花の香りも楽しめるようになっています。

宜興 竹茶盤
宜興 竹茶盤

大変上質な、そしてデザインの素敵な竹茶盤が入荷しました。
職人による手作りの茶盤です。

紫砂茶壺が有名な宜興はとても上質な竹が採れることでも有名です。
厚みのあるしっかりとした宜興の竹を使い、1つ1つ手作りで作られています。

とてもしっかりとした造りで、竹とは思えないほどの厚み、安定感があります。よく割れてしまう、歪んでしまうと聞く安価な竹茶盤とは全く異なります。非常に良い品質の竹茶盤です。

なによりもシンプルで使いやすい秀逸なデザインです。
中華風になりすぎることもなく、すっきりとしたこの造形は使いやすく、インテリアとしても優れています。

ありがとうございます。完売いたしました。


極品茯茶 2007
極品茯茶 2007

前回入荷分がすぐに完売してしまいましたため(ありがとうございます)、次回入荷分のご予約を承ります。

既に数の少ないお茶となりますため、次回入荷分で今回ご紹介している2007年の極品茯茶は最後となります。

茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

一般的な茯茶は少し癖があるものが多く、これまではショップでのご紹介をしておりませんでした。しかしながら、等級の高い極品級のものは熟成が進むと、それらと同じ茯茶とは思えないほどに香りも味わいも深く美味しくなります。茯茶特有の癖は逆に味わいを引き立てるように昇華されています。

大益 老茶頭 2014年
大益 老茶頭 2014年

リピーター様、おまとめ買いの方が多い安定した美味しさの大益 老茶頭ですが、現在ご紹介中のお品物で2014年ビンテージは最後となります。

次回入荷分より製造年が2015年に変更となります。
2014年をご希望の方はお早めにお求めください。


3月18日から3月22日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

3月15日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は3月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、3月15日中に入金確認ができたご注文を3月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は3月23日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

発送業務お休みのお知らせ

先のお知らせでは2月15日まで発送業務をお休みさせていただく旨をお知らせさせていただいておりましたが、中国国内の物流の遅れなどが重なり、中国からの帰国が遅れております。そのため、2月17日まで発送業務をお休みとさせていただきます。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

炭焙鉄観音 極品茯茶 手吹きガラス茶海 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

感徳鉄観音 炭焙 2016秋
感徳鉄観音 炭焙 2016秋

濃香系鉄観音と呼ばれる焙煎を施した鉄観音は、品質のあまり良くない清香系鉄観音を焙煎したり、売れ残った清香系鉄観音を焙煎しているものが多く見られますが、本来、濃香系鉄観音は清香系とは製法が異なり、元々の鮮葉の質、発酵度合いなど、全く異なる品質が茶樹栽培の時点から求められるものです。この鉄観音は鮮葉から濃香系鉄観音を作るためにこだわって作られています。

とても品質にこだわる作り手による鉄観音です。
2016年の春は雨が多く、清香系鉄観音の製茶には問題がなかったものの、焙煎を行う濃香系鉄観音を製茶するのには適さない状態でした。そのため、濃香系鉄観音の製茶は見送っています。こうした「作らない」という判断をできる作り手はなかなか多くはありません。品質にこだわるこの作り手ならではの判断です。
秋になり、濃香系鉄観音に適した茶葉の収穫ができると判断、ようやく納得のいく炭焙煎を施した鉄観音を作ることができました。

柔らかい花香と火の香りがほっとするような優しい香りの鉄観音です。
炭焙煎の優しさが伝わるような深みのある旨み、甘味が身体中から戻ってくるような、ほっとする味わいの鉄観音に仕上がっています。

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

とても美しく使いやすい手吹きガラスの公道杯です。
造形の美しさはもちろんですが、実際に手にとってみて、そのバランスの良さ、使い勝手の良さに驚き、ぜひご紹介させていただきたいと入手してきたものです。

1つ1つ職人が丁寧に作った上質な公道杯・茶海で、その美しさだけでなく、なにより非常に使いやすい形状をしています。一度使ってみると分かりますがバランスが非常に良い造形で、持ちやすさ、取り回しの良さは驚くほどです。また、出水も非常に綺麗で、心地よくお使いいただけます。

お茶は茶杯へ注ぐ際の出水の強さ、角度などでも味わいや香りが変わります。
こういった茶水のコントロールが非常にしやすい、とても優れた公道杯です。

極品茯茶 2007
極品茯茶 2007

茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

一般的な茯茶は少し癖があるものが多く、これまではショップでのご紹介をしておりませんでした。しかしながら、等級の高い極品級のものは熟成が進むと、それらと同じ茯茶とは思えないほどに香りも味わいも深く美味しくなります。
茯茶特有の癖は逆に味わいを引き立てるように昇華されています。

2007年12月出品 200g


2月11日から2月15日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

2月8日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は2月10日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は2月8日中に入金確認ができたご注文を2月10日までに発送いたします。それ以降のご注文は2月16日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年 あけましておめでとうございます!

易武
中国・雲南省易武古茶山

あけましておめでとうございます。

昨年末からの中国雲南省の西双版納の旅の疲れがでてきたようで、今は北京で久しぶりにゆっくりと過ごさせていただいています。
こちらでは各地の茶農家さんや茶業さんと情報交換をしたり、仕上がってきた焙煎もののお茶などのサンプルを試したり、友人茶業さんと評茶の勉強会をしたりと中国茶づくしの新年を迎えています。

ここ数年、特に昨年からはたくさんの縁に恵まれました。
元々、鈴茶堂は中国茶が本当に好きな私が日本でも本当に美味しい中国茶をもっと多くの方に知ってほしいと思ってはじめました。少しずつではありますが、中国を旅する間に出会った友人たち、作り手さんや茶業さんたちが賛同してくれるようになり、普通には入手が難しいお茶を入手させていただけたり、とても上質で高価なお茶を中国国内よりも特別に安価で提供してくれたりと、たくさんの方のご好意をいただいています。ありがとうございます。
そして何よりも鈴茶堂をご利用してくださっているみなさまのおかげです。鈴茶堂の扱うお茶は決して一般向けではありませんが、それにも関わらず事業として続けていくことができるようにまでなってきたのは支えてくださっているみなさまのおかげです。本当にどうもありがとうございます。

2017年も基本を忘れずに新たなマイルストーンに向かって努めていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

新年の特別企画として、メールマガジンご購読者の方を限定して易武普洱茶のセットをご用意しました。易武普洱茶を理解する上で大変に勉強になるセットではないかと思います。
メールマガジンでもご紹介させていただいておりますが、メール送信時の文字コード制限のため、産地表記の文字化けが予想されますのでこちらでもご紹介させていただきます。

马叭寨
麻黑寨
刮风寨茶王树
落水洞
銅箐河
白花潭
荒田村
一扇磨
白茶园
曼撒寨
黄竹蓬
弯弓寨
千年古树(曼撒)
易比寨
易武正山
張家湾
丁家寨
新寨
曼秀村
旧廟寨
高山寨
裸德寨
田坝村
三丘田村
小房寨
三合社
大漆樹

全27種各10g (270g) 散茶
全て2016年の春茶です。

お申込み方法は既に配信済のメールマガジンをご覧ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。