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九曲紅梅 妃子笑 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

毎年楽しみされている方も多い九曲紅梅が今年も入荷しました!

伝統 九曲紅梅 2018
伝統 九曲紅梅 2018

この紅茶は福建省北部の武夷山付近から太平天国の乱の混乱を避けて浙江省のこの地へ湖埠へ移住してきた人々が作り出した紅茶と言われ、その名にある九曲は武夷山にある九曲溪から名づけられたものと言われます。

この紅茶の伝統的な茶樹品種は在来種である鳩坑小葉種ですが、実際には様々な品種が使われています。龍井茶の品種が使われているとも言われますが、このお茶はその伝統的な鳩坑小葉種のみを使って作られています。

大湖山で栽培された伝統的な品種と製法を守って作られています。とても技術の高い現地では非常に有名な作り手が全て手作業で、機械を使わずに作ったとても上質な九曲紅梅です。

2018年は天候に恵まれ、大変良い仕上がりとなっております。上質な九曲紅梅は作られた半年後、更に1年を経過したものが味わいも香りも深く美味しくなります。後熟成が進み、美味しくなっていく様もお楽しみいただければ幸いです。

2018年度は奇蘭種の入荷はありません。
ご了承ください。

明前 正山小種 無焙煎 2018
明前 正山小種 無焙煎 2018

毎年早々に売り切れてしまうほどの人気の高い正山小種 無焙煎が今年も入荷しました。

最高品質の紅茶として有名な金駿眉を最初に作り出した1人という、とても技術の高い作り手によって作られた無焙煎の正山小種です。作り手によっては妃子笑とも呼ばれる紅茶です。

この正山小種は桐木保護地区内の在来種を通常は行う松の枝を使った焙煎を行わずに作られました。

香りの良さ、味わいの深さに驚かれた方も多い紅茶ではないでしょうか?
2018年も素晴らしい仕上がりです。茶樹の良さだけでなく、作り手の技術の高さが伝わってくるお茶です。通常はこの価格で現地であっても入手することが難しい、非常に品質の高い紅茶です。


7月14日から7月23日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

7月10日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は7月13日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、7月10日中に入金確認ができたご注文を7月13日までに発送いたします。それ以降のご注文は7月24日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に
いつもより少しお時間をいただく場合がございます。大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

大紅袍朱泥 入荷しました!

朱泥の中では最高品質の大紅袍を使用した茶壺が入荷しました。

楊嬌 石瓢
楊嬌 石瓢

楊嬌は非常に技術力の高い女性紫砂作家です。
若くして紫砂大師となった範澤鋒の一番弟子として、その高い技術力、センスの良さで非常に注目されている作家です。また範澤鋒を中心とする技術力の高いことで知られる工房、龍徳堂で保有する大紅袍の使用許可を受けているということでも、将来が楽しみな作家です。

彼女の作品は現地価格の上昇が激しく、今後の入荷はかなり厳しくなります。師との長い付き合いということもあり、入手が可能となっておりますが、すでに価格が上がっております。
今回ご紹介する石瓢は専用箱のパーツが一部不足しておりますため、今までと同じ価格、特別価格でのご提供となっております。


青花が美しく人気の高い作家、範忠平の作品が久しぶりに入荷しました!

范忠平 青花洋桶壷
范忠平 青花洋桶壷

国家級工芸美術師の範忠平による青花洋桶壷です。
彼は造形の美しさでも定評がありますが、青花を茶壷に描いた作品も非常に有名です。その精密な絵柄は他の作家には真似できない品格と美しさを備えています。

この作品にも青花が描かれています。茶壷は使用していくうちに自然と深みを増した陶肌へ変化していきます。この青花は現在の美しさだけでなく、深みを増した陶肌になっていくにつれ、その美しさを増していきます。
特にこの作品は朱泥は大紅袍と呼ばれる最高品質の朱泥です。青花と陶肌とのコントラストが大変美しい作品です。

清代末期から伝わる伝統的な洋桶壷を高い技術で表現している作品です。最高品質の朱泥、大紅袍にふさわしく取っ手部分は銀を使用しています。出水が非常に綺麗なことも、この茶壺の完成度の高さを表しています。


検疫通関時の調整分が例年よりも多く出たため、その調整分の漳平水仙(ショウ平水仙)を販売再開いたします。
今年の春茶は例年よりもかなり良い仕上がりで、店主も驚くほどの仕上がりでした。特に炭焙煎ではない伝統 ショウ平水仙が特筆して素晴らしいですね。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。また味わい、香りの落ちる夏の時期のものなどはご紹介せず、ベストなタイミングで摘み取られた最高品質のものを選んでご紹介しています。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

漳平水仙(ショウ平水仙)
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。
標高800m以上の、漳平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶
漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

白茶 入荷しました! / 漳平水仙(ショウ平水仙)販売再開

今年も福建白茶が入荷しました!
昨年よりもかなり品質の良い白茶を今年はご用意することができました。
美味しい白茶をぜひお試しください。

高山 白毫銀針 2017
高山 白毫銀針 2017

白茶の中でも最上位に位置するのが白毫銀針です。
今年ご紹介する白毫銀針は一般的な平地にある茶畑から作られたものではなく、標高1000mを超える高地で無農薬栽培された福鼎大白茶種から作られています。その白毫銀針を1年間じっくりと後熟成しています。

昨年、この白毫銀針を選ぶ際に平地で栽培されたものと比べてみました。どちらも美味しい白毫銀針であることに変わりはありませんが、高山のものの方が明確に味わい、香り、奥深さが違うものでした。また飲みたい!と思わせる深みがあります。
山の上の険しい場所にある傾斜が厳しい小さな茶畑で栽培されているため、生産量が非常に少なく、茶農家さんでも懇意にしている人にしか譲らないという白毫銀針です。

福鼎 野生小葉銀針白茶 2018
福鼎 野生小葉銀針白茶 2018

昨年大人気の福鼎小白茶を、今年はグレードを上げてご用意させていただきました。

通常、福建省の白茶は大白茶種、大毫種と呼ばれる品種から作られます。白茶の国家標準でもこの品種が指定されています。しかしながら、この品種は1960年代に品種改良されたもので、それ以前の宋代から民国時期までは、この小白茶種(地元では白毛茶と呼ばれています)から作られていました。この小白茶種は大変味わいが良いことで知られていましたが、その名の通り、葉が小さく、また茶樹自体も小さいため、生産量が少なく、経済的理由から現在の大白茶種、大毫種に変えられていきました。現在は栽培、生産を行う茶農家は殆どいない状態で、まず市場に流通することがなくなりました。

2018年は民国時期頃まで、かつて小白茶種を栽培していたものの、その後放置された野生化した茶樹から作られた白茶を入手することができました。大変に珍しく、鳥肌がたつほどに美味しく、野生茶樹ならではの茶樹のちからを感じるような素晴らしい白茶です。

小白茶種は栽培を復活させてほしいと心から願う程に上品で繊細、複雑な旨味、素晴らしい美味しさを持っている品種ですが、難しい品種でもあるようです。懇意にしている茶農家さんでは小規模ながら栽培を続けていますが(昨年ご紹介したものがその小白茶です)、今年は殆ど収穫できない状態になってしまいました。私がこの小白茶種を楽しみにしていたのを知ったその茶農家さんが、今年は収穫できないと申し訳ないと家族、親戚総出でお年寄りの記憶を頼りに山の中に入り、茶摘みをして作ったのが今年の野生小葉銀針白茶です。ご好意に感謝するとともに、結果的に昨年の小白茶よりも味わい深く美味しいお茶になりました。

野生白牡丹 2016
野生白牡丹 2016

山の中に群生している茶樹から摘みとって作られた白茶です。
険しい山中をまわり、1枚1枚手摘みをするのも大変な作業ですが、栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。茶樹の力が強く、2年間後熟成を行うことで優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。
大変に上質で美味しい白茶です。白牡丹本来の味わい、香りが楽しめます。


日常的に楽しめる白茶として人気の高い雲南白茶ですが、茶農家さんのご好意で、今年は特に品質のよいものを入手させていただきました。
最高品質の雲南白茶をご紹介いたします。

雲南白茶 月光美人 翠芽 2018
雲南白茶 月光美人 翠芽 2018

雲南白茶 月光美人 2018
雲南白茶 月光美人 2018

雲南大葉種の持つ柔らかい甘さと、夏向きの爽やかな紅茶のような風味、心地よいミネラル感を持つ深みのある味わいに仕上がっています。
雲南省思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。


検疫通関時の調整分が例年よりも多く出たため、その調整分の漳平水仙(ショウ平水仙)を販売再開いたします。
今年の春茶は例年よりもかなり良い仕上がりで、店主も驚くほどの仕上がりでした。特に炭焙煎ではない伝統 ショウ平水仙が特筆して素晴らしいですね。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。また味わい、香りの落ちる夏の時期のものなどはご紹介せず、ベストなタイミングで摘み取られた最高品質のものを選んでご紹介しています。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

漳平水仙(ショウ平水仙)
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。
標高800m以上の、漳平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶
漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

黄山毛峰 径山茶 大紅袍朱泥 マルチティーサーバー 入荷 / ショウ平水仙 ご予約開始します

中国緑茶は中国茶の基本ということで、日本のみなさまにもその美味しさを知っていただきたく、レギュラーでご紹介している四川、雲南のものとは別に毎年スポット的に緑茶をご紹介しています。
今年は店主友人の協力もあり、黄山毛峰と径山茶をご紹介します。

黄山毛峰 2018
黄山毛峰 2018

黄山毛峰は清代から続く中国十大銘茶の1つとして知られています。
とても美味しい緑茶の1つですが、非常に高価な緑茶でもあります。気軽に楽しむには躊躇してしまう価格で流通しているのが現状です。また上質とされる黄山毛峰は素晴らしい味わい、香りであるものの、儚く繊細なものが多く、黄山毛峰の特徴が分かりにくいということもあります。

今回は店主友人のお父様が作る黄山毛峰をご紹介します。
黄山毛峰の特徴が分かりやすく、気軽に楽しめるものです。作られた時期が遅い時期となるため、特級茶葉ではありませんが、産地の中でも上質な黄山毛峰が作られることで知られる岡村で無農薬栽培で育て、作られた、とても美味しく、蘭香の素晴らしいお茶です。

径山茶 2018
径山茶 2018

今年は7年ぶりに径山茶をご紹介いたします。

径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業にこの禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。碾茶法(茶葉を粉にする方法。抹茶の原料)もここから伝わったと言われています。

浙江省杭州市余杭区の天目山東部にある径山一帯で作られ、径山毛峰茶とも呼ばれています。海抜1000mという標高の高い場所で温暖湿潤、お茶を作るのにとても適した地域です。標高が高く斜度のきつい斜面で無農薬栽培された茶樹から作られています。


大人気の漳平水仙(ショウ平水仙)ですが、春茶が入荷します。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

伝統 ショウ平水仙 2018年春茶
伝統 ショウ平水仙 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く焙煎を施すことで清香の蘭花香とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶
ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

発送は入荷後、6月10日頃を予定しております。ご予約は5月31日24:00までお受けいたします。
入荷予定数に達した場合はご予約の早期終了もございます。ご了承ください。

システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。


楊嬌 秦権
楊嬌 秦権

朱泥の中では最高品質の大紅袍を使用した茶壺が入荷しました。

楊嬌は非常に技術力の高い女性紫砂作家です。若くして紫砂大師となった範澤鋒の一番弟子として、その高い技術力、センスの良さで非常に注目されている作家です。また範澤鋒を中心とする技術力の高いことで知られる工房、龍徳堂で保有する大紅袍の使用許可を受けているということでも、将来が楽しみな作家です。

彼女の作品は現地価格の上昇が激しく、今後の入荷はかなり厳しくなります。師との長い付き合いということもあり、今回は入手が可能となりましたが、今後は大幅な価格の変更があるかもしれません。

ありがとうございます。完売いたしました。


久しぶりにマルチティーサーバーが入荷しました!

マルチティーサーバー
マルチティーサーバー

蓋の部分についているボタンを押すだけで簡単にお茶が淹れられる、とても便利なマルチティーサーバーです。

中国の食品容器衛生標準はもちろん、日本の食品衛生法、アメリカのFDAといった各衛生基準をクリアしています。またデザインも使いやすく、しっかりした品質で長くお使いいただけます。

1、2人でお使いいただけるサイズです。
実際にカフェなどでお使いいただいているサイズになります。(1名様用として使用)

易武曼松 小餅 入荷しました!

易武の中でも味わい、香り共に評価の高い倚邦の中でも最も味わいが良いと知られる曼松の2018年春茶(普洱生茶)が入荷しました。
手摘みはもちろん、機械を一切使用せず、全て手作業による製茶を行っています。

易武曼松 小餅 2018
易武曼松 小餅 2018

曼松の普洱茶は曼松貢茶と呼ばれ、皇帝専用の貢茶として知られています。ほんの10年ほど前までは電気すら通っていないような茶山の奥で、その素晴らしい環境で作られるお茶は現在もかなりの高値が付けられています。今回この価格でご紹介できるのには理由があります。

店主の友人である易武天能茶庄がこのお茶を製茶していますが、固形茶には殆どといってある内飛と呼ばれる製茶場を表す票がありません。また、包装紙に製茶場名などの明記がありません。(生産年はあります)この状態では中国国内で通常ルートで出荷することはできない状態です。そういった「訳あり」で今回のご紹介価格となりました。肝心の茶葉の品質には全く問題はありません。

近年、中国国内で投資目的での普洱茶需要が高まり、生活の中で楽しめる上質なお茶が少なくなっています。
そういった状況に危機感を覚えた友人作り手が、親しい人たちへと、本来の楽しみを味わえる日常のお茶として作った普洱茶です。
易武のお茶の入門としてもおすすめです。

ご予約中の商品と同梱での発送をご希望される場合は、その旨をご注文時の備考欄にてお書き添えください。追って送料を調整させていただきます。


昨年、大変な人気ですぐに完売してしまった祁眉が入荷いたします!

祁眉(祁門紅茶) 2018
祁眉(祁門紅茶) 2018

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。実際、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2018年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から
作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月12日頃を予定しております。
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

金華 野生茶 祁眉(祁門紅茶) 入荷 / 新茶調整後分 蒙頂黄芽 販売再開

毎年人気の金華の野生茶ですが今年はぎりぎりまで入荷できるか分からずご案内ができずにおりましたが、何とか入荷できました!

金華 野生茶 2018
金華 野生茶 2018

これは店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。人が立ち入らない急斜面の山の中に自生する野生茶樹から作られています。
標高約800mの急斜面を1日茶摘みをして回っても1日で作れるお茶の量は多くてもたった250gです。山が厳しいうえに野生茶樹は品種改良された茶樹と違い成長が遅く、また点在して自生しているために、折角山に入っても少しずつしか摘むことができません。また、茶摘み、製茶を行う友人のお母様がご高齢ということもあり、厳しい山に入って茶摘みを行うことができるかどうか判断できずにおりましたが、なんとか今年も摘み取り、製茶をすることができました。

驚くほどに清らかに甘いお茶です。この身体にすっと入ってくるような優しい甘さは農薬はもちろん、肥料すらも与えず、自然のままに育ってきた本物の野生茶樹の美味しさです。栽培品種には無い優しい独特の甘味が楽しめます。この甘さは本当の野生茶特有のものです。とても上品で優しい美味しさを感じていただけます。

通常、市場には出回らない特別なお茶です。


昨年、大変な人気ですぐに完売してしまった祁眉が入荷いたします!

祁眉(祁門紅茶) 2018
祁眉(祁門紅茶) 2018

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。実際、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2018年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から
作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月12日頃を予定しております。
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。


ご予約いただいておりました新茶を発送させていただきました。
たくさんのご予約、どうもありがとうございました。

入荷在庫調整分を少量ですが販売再開いたしました。
また、黄茶の蒙頂黄芽も販売再開いたしました。

今年の蒙頂黄芽、蒙頂甘露、蒙頂石花は全て機械を使わずに製茶した手工、総手作りの最上級品です。

2018年 特級 蒙頂黄芽
2018年 特級 蒙頂黄芽

今年は天候に恵まれたこともあり、例年より1週間ほど早く蒙頂黄芽の製茶が始まりました。緑茶と同様に標高の高い場所にある茶畑を指定して作っていただいています。

蒙頂茶

こちらが以前訪問した際に撮影した蒙頂黄芽の茶畑です。味わいの深さ、美味しさは、平地茶と違います。珍しい黄茶というだけでなく、心が震えるように美味しいお茶に仕上がっています。

黄茶独特の製造方法を守りながら、更に改良を重ねて作られています。この作り手は農閑期には大学で製茶について学生に指導を行うような、とても研究熱心で真面目な方です。常により美味しく、安心して楽しめるお茶づくりを目指している中で、この蒙頂黄芽は作りだされました。特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

黄茶は美味しくない、癖があると思っている方にも是非お試しいただきたいお茶です。

2018年 明前 蒙頂甘露
2018年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

当店では品質と無農薬にこだわり、各地の茶農家さんに茶畑を指定して製茶していただいています。山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川の緑茶よりもずっと遅い時期の摘み取り製茶になります。

写真は以前に訪問した際の、その茶畑です。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさはこうした厳しい環境によって作られます。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。濃厚な甘味と深く長く続く余韻の素晴らしさは蒙頂茶ならではです。
これは茶樹の力強さが無いと味わえないものです。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2018年 明前 蒙頂石花
2018年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。成都などでは基本的にこの蒙頂石花が好まれています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。
飽きずに長く楽しめるこの美味しさは四川で一番人気のお茶ということが納得できる銘茶です。

思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018は完売いたしました。


4月28日から5月7日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月26日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月28日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、4月26日中に入金確認ができたご注文を4月28日までに発送いたします。それ以降のご注文は5月8日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に
いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

黄茶 四川 蒙頂黄芽 新茶予約受付を開始しました!

毎年楽しみにお待ちいただいている方の多い四川省の黄茶、蒙頂黄芽の予約受付を開始しました!

2018年 特級 蒙頂黄芽
2018年 特級 蒙頂黄芽

今年は天候に恵まれたこともあり、例年より1週間ほど早く蒙頂黄芽の製茶が始まりました。緑茶と同様に標高の高い場所にある茶畑を指定して作っていただいています。

蒙頂茶

こちらが以前訪問した際に撮影した蒙頂黄芽の茶畑です。味わいの深さ、美味しさは、平地茶と違います。珍しい黄茶というだけでなく、心が震えるように美味しいお茶に仕上がっています。

黄茶独特の製造方法を守りながら、更に改良を重ねて作られています。この作り手は農閑期には大学で製茶について学生に指導を行うような、とても研究熱心で真面目な方です。常により美味しく、安心して楽しめるお茶づくりを目指している中で、この蒙頂黄芽は作りだされました。特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

黄茶は美味しくない、癖があると思っている方にも是非お試しいただきたいお茶です。

お届けは商品入荷後、4月22日前後発送を予定しております。4月12日までにご注文ください。ご予約期間後は為替レートの変動により価格を上げさせていただく場合もございます。

同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合はシステムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。どうぞご了承ください。

また新茶のご予約中のお品物がある場合は同梱して発送させていただきます。同梱ご希望の旨をご購入時の備考欄にお書き添えください。システムの都合上、一度送料が加算された金額になりますが、後ほど当店より送料を調整させていただきます。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。どうぞご了承ください。


4月13日から17日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月10日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月12日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、4月10日中に入金確認ができたご注文を4月12日までに発送いたします。それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

新茶予約開始しました! / 翁家山龍井 共同購入 / 発送業務お休みのお知らせ

中国では既に新茶が出回り始めました。
今年も四川省、雲南省の緑茶をご紹介させていただきます。

当店では品質と無農薬にこだわり、各地の茶農家さんに茶畑を指定して製茶していただいています。山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川や雲南の緑茶よりもずっと遅い時期の摘み取り製茶になります。

写真は以前に訪問した際の、その茶畑です。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさはこうした厳しい環境によって作られます。

今年は天候に恵まれ、製茶も順調にすすみ、現在は後熟成工程に入っています。

当店でご紹介する緑茶はこうしたこだわりもあり、一般的な新茶よりも遅れての茶摘みとなり、4月中旬以降の入荷、発送となります。また、昨年と同様、春は中国出張が多く発生するため、発送業務がその間お休みとなり、新茶のお渡しが遅くなってしまいますため、今年も予約制でご紹介いたします。

お届けは商品入荷後、4月22日前後発送を予定しております。4月12日までにご注文ください。
ご予約期間後は為替レートの変動により、価格を上げさせていただく場合もございます。

同梱を希望される商品がございます場合はご一緒にご注文ください。他に購入を希望される商品があり、先の発送を希望される場合は、システムの都合上、お手数ですがご予約商品とは別にご注文ください。

商品入荷後もWebショップでご紹介する予定ではありますが、入荷予定数に達した場合はご予約で販売を終了させていただきます。
どうぞご了承ください。


四川省のお茶

もう何年も懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような
本当に真面目な作り手さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った作り手さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

2018年 明前 蒙頂甘露
2018年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。濃厚な甘味と深く長く続く余韻の素晴らしさは蒙頂茶ならではです。
これは茶樹の力強さが無いと味わえないものです。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2018年 明前 蒙頂石花
2018年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。成都などでは基本的にこの蒙頂石花が好まれています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。
飽きずに長く楽しめるこの美味しさは四川で一番人気のお茶ということが納得できる銘茶です。

雲南省のお茶

思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018
思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018

雲南毛峰と呼ばれる雲南緑茶です。また、その年の一番摘みは頭春茶とも呼ばれます。
雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものはプーアル茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実はプーアル茶に負けないほど美味しいお茶です。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。また水出しや冷茶が素晴らしく美味しいことも、このお茶の特徴です。暑い時期はぜひ冷たくしてお楽しみください。特有の甘味がここちよく、爽やかに楽しめます。

雲南の少数民族が作り、楽しむ、土着のお茶です。
素朴な味わいをぜひお楽しみください。

入荷予定に達するご予約をいただき完売となりました。ありがとうございます。


今年もメールマガジンご購読の方を限定に龍井茶の極上品をご紹介いたします。ただし、とても高価な龍井茶のため、ほぼ利益なしでのご提供、共同購入という形でご紹介いたします。
産地、浙江省杭州で大変お世話になっている陳和震老師による極上品です。一般的に流通する龍井茶とは全くレベルの違うもので、美味しいお茶を味わいたいということではもちろん、中国茶を勉強されたいという方にもおすすめいたします。
陳和震老師はもうすぐ80歳になろうかという杭州茶業界の重鎮ですが今も現役の作り手として製茶を続けています。近年は九曲紅梅の製茶の研究や改良、そして技術指導が有名な方ですが、元々は龍井茶を主として製茶し、杭州に老陳ありとも言われている作り手です。
茶摘みは3月23日、最も良いタイミングで摘み取られた茶葉を老師自ら製茶しています。
ご購入お申込み方法などの詳細はメールマガジンをご確認ください。


4月13日から17日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
4月10日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月12日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は4月10日中に入金確認ができたご注文を4月12日までに発送いたします。
それ以降のご注文は4月18日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

高山鳳凰単叢 武夷岩茶 老茶 正山小種 入荷しました!

産地でも標高の高い茶畑の無農薬栽培の茶樹を厳選して作られた鳳凰単叢が入荷しました!
今回ご紹介する鳳凰単叢はどれも茶樹本来のパワーが強く、しっかりとした茶樹からのものから作られているため、美味しく後熟成を終えるのに年を超えるまでかかりました。

高山鳳凰単叢 芝蘭香 2017
高山鳳凰単叢 芝蘭香 2017

芝蘭香は宋代から続く名叢の1つとされ、鳳凰単叢十大花蜜香型にも挙げられる鳳凰単叢です。本来、芝蘭香は柏槇(ビャクシン)と蘭の香りとされていますが、近年流通する殆どの芝蘭香にはこの柏槇の香りを感じることが、なかなかできなくなってしまっていました。

この芝蘭香はその柏槇香を感じていただける本来の香りを持った鳳凰単叢です。2017年の春に摘み取り、昔ながらのしっかりした醗酵、火入れを行っています。

高山鳳凰単叢 宋種 2017
高山鳳凰単叢 宋種 2017

宋種は鳳凰単叢の中でも基本であり、別格に扱われることの多い名品種です。

この宋種は産地でも標高の高い、傾斜の厳しい場所にある茶畑の茶樹を厳選して丁寧に製茶されています。鳳凰単叢の伝統的な栽培方法にこだわり、無農薬はもちろん、無肥料、無剪定で大切に育てられた茶樹から作られています。2017年の春に摘み取り、昔ながらのしっかりとした醗酵、火入れを行いました。
とても優しく深みのある滋味が身体に沁みるように美味しい鳳凰単叢です。綺麗な花香も楽しめます。
(生産量が少ないため、数量限定となります。)

高山鳳凰単叢 柚花香 2017
高山鳳凰単叢 柚花香 2017

柚花香という名前の通り、柑橘系の香りのする鳳凰単叢です。といっても中国では「柚」というと日本のユズではなくザボンを意味します。ですので柑橘系の香りではありますがユズよりもずっと優しい系統の香りです。

柔らかく優しい柑橘系の香りと甘い花の香り、軽やかな火の香りが重なります。心地よく気持ちの良い味のバランスで、甘みと旨みが非常に強くでています。とても爽やかな味わい、香り、バランスに仕上がっています。

ありがとうございます。完売いたしました。


老茶 天心岩 半天腰 2013
老茶 天心岩 半天腰 2013

この老茶は2013年に天心岩で栽培された非常に品質の良い茶葉を何年もかけて後熟成、火入れを繰り返して大切に育ててきたものです。老茶にするための茶葉はその年の中でも上質な、パワーのあるものが選ばれます。数年かけて熟成するにふさわしく、それに応えられる品質の茶葉が要求されます。
岩茶の本流を感じさせるような品格のある花果香と火の香りが素晴らしく、岩茶とはこのような美味しさのあるお茶だったと再認識させてくれるような格の違う深みのある美味しさがあります。
岩茶本来の美味しさを感じられるマニアックなお茶です。

ありがとうございます。完売いたしました。

九龍巣 老叢 佛手 2017
九龍巣 老叢 佛手 2017

この佛手は正岩地区の中でも非常に美味しい上質なお茶が採れることで知られる九龍巣で大切に育てられた樹齢100年を超える老茶樹の茶葉から熟練した作り手によって作られました。茶樹本来のパワーが強く、しっかりとした茶樹からのもので、美味しく後熟成を終えるのに年を超えるまでかかりました。
深みのある複雑なミネラル感、旨味、爽やかな甘味がこれ以上ないほどの良いバランスを持って楽しむことのできるお茶に仕上がっています。大変に上質で美味しい佛手です。


正山小種と言えば独特の焙煎香が挙げられますが、一般的に流通している正山小種は強い焙煎を行い、元の茶葉の香りが分からなくなるほどに
非常に強い香りをつけています。これは硬水でお茶を淹れることの多い欧州輸出向けでもあります。また、品質の高くない茶葉にも同様に強い焙煎を行う傾向があります。
今回ご紹介する正山小種は本来、桐木で作られている伝統的な製法に忠実に、上質な茶葉ならではの美味しさ、香りを損なわないように作られているため、そのような特徴的な焙煎香はありません。本来、あるべき正山小種です。

老茶 正山小種 2013
老茶 正山小種 2013

通常、正山小種の殆どは古来から桐木にある在来種と中葉種の水仙の両方をブレンドして作られています。これは在来種の採取量が少ないということ、非常に繊細な味わいの品種で在来種のみで作られた紅茶は味わいの深みを出すことが難しいという理由です。
この正山小種は桐木の中でも標高1000mを越える地域に昔からある樹齢150年を越える在来種からのみ作られています。

上質な中国紅茶は老茶にして楽しむこともできます。この正山小種は2013年の春に摘み取り、その品質が非常に良いことから、老茶にするべく生産者の元で後熟成を続けてきました。

野生老茶樹白牡丹 湯宣武 蓮韻 入荷しました!

野生老茶樹白牡丹 小餅 2014
野生老茶樹白牡丹 小餅 2014

この白牡丹は野生の樹齢100年を超える老茶樹から作られている大変に貴重で上質な白茶です。野生状態にある福鼎大葉種の茶樹は少なく、また老茶樹となると殊更です。山深い場所に自生していることもあり、茶摘みも難しく、2014年を最後に、現在もこの野生老茶樹からの白牡丹の製茶は行われていません。

その最後の2014年の春に作られた白牡丹を今回はご紹介いたします。

1枚100gの小餅にしています。

白茶は時間が経過した陳年のお茶の方がより美味しく、味わいが深くなります。1年目はお茶、3年目は薬、7年目は宝と例えられる言葉もあるほどです。とはいえ、普洱茶などと同じく、元々の茶葉の状態が良く、後熟成に耐える品質を備えたものではないと、年月をかけても味わいがよくなることはありません。

大変に上質な白牡丹であることから、長期熟成を視野に固形茶へ加工されています。実際、固形茶にする際に散茶を軽く蒸すことで固形茶へ加工しますが、この蒸す工程は普洱茶と同様にお茶の味わいに大きく影響します。固形茶は散茶よりも、より柔らかく味わい深くなります。
ぜひ固形茶の白茶の美味しさも体験していただきたく、ご紹介することにいたしました。

清らかで高い花香が楽しめます。味わいはその花の蜜のような優しい滋味のある甘味が特徴で、少し粘性のあるとろっとした茶水はまさに蜜を味わっているようです。煎持ちも良く、通常の白茶よりもずっと、じっくりと楽しむことができます。

湯宣武 蓮韻
湯宣武 蓮韻

久しぶりに湯宣武の紫砂茶壺が入荷しました!

国家級工芸美術師の湯宣武による蓮韻です。

均整の取れた蓮のモチーフが美しい茶壷です。上質な土、原礦底槽清を使用して作られています。素晴らしい造形と見事な硬い土質は他に例を見ない美しさです。

湯宣武の茶壺は長年店主がその造形の素晴らしさ、センスの良さ、泥料の良さ、同レベル、同価格帯とされる他の紫砂作家よりも遥かに高い技術力に惚れ込み当店でもご紹介しています。中国国内での人気も高く、最近は中国国内の要望もあり大壷サイズの作品が多く、このサイズの作品が少なくなっています。


2018年緑茶の入荷について

2018年も各地から緑茶の茶摘みが始まる便りが届きはじめています。雲南省からはじまり、四川省や江西省でも製茶が始まりました。20日頃からは龍井茶で有名な杭州西湖でも始まるようです。

今年も鈴茶堂では例年通りに四川省の蒙頂甘露、蒙頂石花と雲南省の少数民族が作る土着のお茶、雲南毛峰(頭春茶)を基本にご紹介する予定です。どちらも現状は気候もよく、今年も良い仕上がりが予想されています。

当店でご紹介する緑茶は無農薬にこだわるということもあり、基本的に標高の高い茶畑、または山深い場所にある茶畑のものとなるため、一般的な新茶よりも遅れての茶摘みとなり、4月中旬以降の入荷、発送となります。
また、昨年と同様、春は中国出張が多く発生するため、発送業務がその間お休みとなり、4月に届く新茶のお渡しが遅くなってしまいます。
そのため、今年も昨年と同様に基本的には予約制でご紹介させていただきます。ご予約開始は今月末から来月上旬を予定しておりますが、各地よりサンプルが届き、ご紹介するロットが決定した後となります。その際は改めてメールマガジン等でご案内させていただきます。

また、昨年にご好評をいただきました極上の翁家山龍井茶の共同購入も可能であれば行いたいと思っています。

各地の友人たちから茶産地の様子が動画で届いていますのでFacebookでご紹介しております。
よろしければご覧ください。