南糯山 半坡老寨

南糯山半坡老寨

南糯山のいつもお世話になっている茶農家さんを訪問してきました。
景洪の街から勐海へ向かう途中に南糯山はあります。山に入って急傾斜の道をのぼっていくと、元々細かった道が更に細くなり、車のすれ違いも怖い位の細さになります。そういった道をのぼっていくと標高2000m位の場所に半坡老寨があります。小さな集落ですが、殆どは茶農家さんで構成されている、お茶の村です。
南糯山は昔から紅茶の産地として有名な場所です。1900年前半にはイギリス人がこの地で紅茶を作り、欧州へ輸出をしていました。現在も台地茶を中心に紅茶作りが続けられています。

南糯山半坡老寨

当店でご紹介している南糯山 古樹滇红(雲南紅茶)を作っている製茶場を見学させていただきました。残念ながら写真の撮影はできませんでしたが、本当に小さな製茶場で萎凋槽なども予想以上に小さな手作りのものです。
この古樹滇红(雲南紅茶)はとても上質なもので、本来であれば現在ご紹介している価格で中国国内であっても難しいほどのものなのですが、この茶農家さんを紹介してくださった私の師のおかげで特別に現在の価格でご紹介できています。そんな事情なので茶農家さんには利益の薄い買手ではあるのですが、快く暖かく迎えてくださいました。他にもたくさん質問などをさせていただきましたが、全てきちんと答えてくださいました。とても真摯な茶農家さんです。

南糯山半坡老寨

写真は製茶場を見学させていただいた後に見せていただいた古茶園です。樹齢300年以上の茶樹がたくさんあり、紅茶もこれらの茶樹から作られています。この茶樹もざっと350年です。
南糯山にはこのような古茶樹がたくさんあります。半坡老寨だけでも3500苗以上あるとのこと。ここもお茶が生活の一部として代々大切に守り続けられているのが分かります。

南糯山半坡老寨

こちらは樹齢600年以上の古茶樹です。半坡老寨といっても村から山の中の古茶園をずっと歩いて30分以上かかったでしょうか?更に先には樹齢800年以上の茶王樹があるとのことでしたが、日が暮れてきてしまったので断念しました。
この古茶園では樹齢300年程度は普通の茶樹として扱われていますが、さすがに樹齢600年以上ともなると囲いや支柱を作って大事にされています。この茶樹から作られたお茶を飲ませていただきましたが、とても甘く、心地の良い苦味と、力強くありながらも優しい素晴らしいお茶でした。


南糯山 古樹雲南紅茶 2016
南糯山 古樹雲南紅茶 2016

現在は完売しておりますが、2017年も秋にまた入荷する予定です。
とても上質で美味しい紅茶です。


大益 老茶頭 2014年
大益 老茶頭 2014年

リピーター様、おまとめ買いの方が多い安定した美味しさの大益 老茶頭ですが、現在ご紹介中のお品物で2014年ビンテージは最後となります。

次回入荷分より製造年が2015年に変更となります。
2014年をご希望の方はお早めにお求めください。


6月24日から6月26日までのあいだ中国出張のため、
発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。