メルマガご購読者先行販売 金華野生茶 / 冰島古樹晒紅 / 紫砂茶壺お取り寄せ / 発送業務お休みのお知らせ

金華野生茶

毎年楽しみにお待ちいただいている方も多い金華野生茶が入荷します。
店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。栽培品種にはない驚くような甘味のある本物の野生茶です。写真は実際の茶樹の写真です。今年は例年より早く茶摘みを行ったため、昨年よりも柔らかく優しい味わいです。

金華 野生茶 2025
金華 野生茶 2025

今年は生産量が少ないため、メールマガジンご購読者様を限定して、先行販売とさせていただきます。ページ閲覧にはパスワードが必要です。
配信済のメールマガジンをご確認ください。

先行販売期間は4月20日24:00までとさせていただきます。
4月20日頃から順次発送予定となります。


202309 0

冰島といえばプーアル茶に詳しい方はご存知のように大変上質なお茶が産出されることで知られる名産地の1つです。その冰島で育つ樹齢樹齢300年を超えると思われる古樹から作られた紅茶です。

通常の雲南紅茶とは違い、天日乾燥、つまり火や熱を使わず、全て太陽のちからを使用して作られた晒紅(晒日紅茶)です。2024年の春に製茶していますが、晒紅は製茶してから時間を経過して後熟成を行った方が美味しいお茶です。2025年の春まで北京の姉妹店倉庫にて後熟成を行っていました。

冰島古樹晒紅 紅韻 2024 春
冰島古樹晒紅 紅韻 2024 春

おだやかな花果香が素晴らしく、冰島らしいミネラル感と氷砂糖のような甘味、爽やかな酸味が心地よい紅茶です。1回分ずつの龍珠、固形茶になっています。これからの旅行シーズンに持ち歩きに便利な固形のお茶を選ぶのも良いと思い、ご紹介させていただきます。茶葉が砕けないので持ち歩きに便利です。

2023年の秋に同じ茶樹、作り手さんの紅茶もございます。
秋は、より雨が少ない分、香りと滋味が凝縮しているかのように美味な紅茶です。比べて春は柔らかく軽さを感じる仕上がりです。とはいえ、冰島の紅茶ですので、薄いという感じではありません。
今楽しむのにどちらが良いかと言われれば、店主は2023年の秋の紅茶をおすすめします。熟成が進んでいる分、より美味しい紅茶になっています。

冰島古樹晒紅 2023 秋

どちらも自信をもっておすすめできるお茶です。

秋茶と春茶の飲み比べもおすすめです。
2025年4月25日24:00までの間、本商品「冰島古樹晒紅 紅韻2024 春」と「冰島古樹晒紅 2023 秋」を同時にご注文いただいた場合は、飲み比べ割引として「冰島古樹晒紅 2023 秋」の価格を10%お値引きさせていただきます。

システムの仕様上、自動で割引の適用はできません。後ほど当店より、代金を調整した金額をご連絡させていただきます。クレジットカード、PayPay、代金引換でお支払いの場合は、調整後の金額にて当店よりクレジット決済会社へ請求させていただきます。銀行振込、ゆうちょ銀行振込でお支払いの場合は、当店より調整後の金額をご連絡させていただきますので、ご連絡後のお手続きをお願いいたします。


上でご紹介した冰島古樹晒紅 紅韻を製茶した際に出た黄片です。

2024年12月に周年記念のノベルティとしてお付けしていたお茶ですが、多くの方から販売を希望されるリクエストをいただきました。本当は店主の自家用茶にと思っていましたが、ご紹介させていただきます。数量限定となります。

冰島古樹晒紅 紅韻 2024 春 黄片
冰島古樹晒紅 紅韻 2024 春 黄片

とても優しい紅茶です。紅茶を薄くしたような、と言ってしまえばそのままですが、黄片だけに胃腸の弱い方やカフェインが苦手な方でも受け入れやすい優しさのある紅茶です。とはいえ、冰島の古樹だけあり、氷砂糖のような清らかな甘味、奥底にあるミネラル感と滋味の深さは、やはり冰島のお茶です。


久しぶりに紫砂茶壺のお取り寄せを承ります。

今回は湯宣武の作品の新作です。
今までの作品に比べてかなり技巧を凝らした作品です。
3点のみですが、どれも素晴らしい作品です。

Qrf

紫砂お取り寄せ

お申し込みは4月30日24:00まで承ります。
発送は入荷後、5月中旬を予定しております。

お申し込みは先着順となります。
また、現地工房、北京姉妹店でもご紹介中のお品物となりますので、現地在庫がなくなった場合は売り切れとなる場合もございます。お申込みをお受けした後、当店にて現地在庫を確認してお返事させていただきます。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

4月26日からから5月12日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

西湖龍井 安吉白茶 緊急入荷します!

先日ご紹介した西湖龍井と安吉白茶ですが、あっという間に完売しました。
ありがとうございます。
高価なお茶ですので、それほど人気はないだろう・・・と思っていた店主の読み間違いと(すみません)、おまとめ買いの方が多く、予想よりも随分早く完売となりました。

北京側と交渉し、同じロットの在庫を日本側へ譲ってもらうことにしました。
ただし、在庫には限りがありますので、ご希望される方はお早めにお申し込みください。

明前 西湖龍井 龍門嶺 頭採 2025
明前 西湖龍井 龍門嶺 頭採 2025

明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 2025
明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 2025

お渡しは入荷後、4月中旬頃を予定しております。

本商品と一緒にご注文いただきましたお品物は同梱しての発送となります。
先のお届けをご希望される場合は、ご注文を分けてお手続きをお願いいたします。

西湖龍井 古樹雲南毛峰 竹葉青 入荷しました!/ 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 ご予約開始

数年ぶりに西湖龍井を入荷しました!

20250321 0

龍井茶は中国緑茶の中で最も有名な銘茶です。
中国国内でも人気が高く、たいへん高額なお茶であることでも知られています。あまりにも高価なお茶のため、「西湖龍井」の入荷は見合わせていました。ただ、お客さまからリクエストされることも多いお茶でもあります。
今年は老師、師兄、中国姉妹店の老板などが尽力してくださり、中国国内一般流通価格よりも抑えた価格でご提供できるようになったため、日本でもご紹介することにしました。ただし、来年以降もこの価格でご紹介できるか分かりません。

明前 西湖龍井 龍門嶺 頭採 2025
明前 西湖龍井 龍門嶺 頭採 2025

西湖龍井と名のれるお茶が作られる地域は非常に限られています。
当然ながら産出量は少なく、中国国内でも流通している「西湖龍井」の多くは別の産地のお茶というのが実情です。当店では現地スタッフがその一級茶区の龍門嶺へ行き、茶摘みから製茶まで立ち会いました。

龍門嶺は日本ではあまり知られていませんが、西湖龍井の核心地区、一級産地の一つです。
日本でも知られる獅峰ほど高価ではありませんが、その価格差ほど品質に違いはないと思います。実際に龍門嶺龍井は獅峰龍井と偽って販売されることも多く、龍門嶺龍井の品質の高さを物語っている話でもあります。

本物の西湖龍井を楽しみたい方におすすめです。


毎年ご紹介している雲南毛峰とは別の樹齢200年以上と思われる古樹から作られた緑茶です。茶葉の外観は色が濃く、古樹だけに新芽も大きいので、味わいの強そうなお茶に見えます。

実は店主もそう思っていました。

実際に味わってみると、毎年ご紹介している雲南毛峰とは別のタイプの、優しく、古樹ならではの味わいの奥行きのある、驚くほど美味しい緑茶でした。いつもご紹介している雲南毛峰が今年は格別の仕上がりであったこともあり、当初はご紹介する予定はなかったのですが、あまりの素晴らしさにご紹介することにしました。別格です。

思茅 古樹雲南毛峰(頭春茶) 2025
思茅 古樹雲南毛峰(頭春茶) 2025

実際の古茶樹の様子などは商品ページをご確認ください。200年以上、その地で生きてきた茶樹の力強さと優しさが伝われば幸いです。

柑橘香を伴った清らかな花香、緑茶とは思えないほどに広がる奥行きのある滋味、雑味のない爽やかな甘味。どれをとっても古茶樹らしく、古茶樹の凄さと優しさを感じることができます。

毎年ご紹介している雲南毛峰が若々しい明るい美味しさであるならば、この古樹雲南毛峰は大人の、春の夜のような美味しさのお茶です。
前回ご紹介した雲南毛峰をお持ちの方はぜひ飲み比べてお楽しみいただければ嬉しいです。


今年は蒙頂竹葉青も入荷しました!

竹葉青は四川省峨眉山で作られる銘茶ですが、蒙頂山でも作られています。
もともと、竹葉青は峨眉山でも蒙頂山でも作られていましたが、以前に峨眉山の会社が「竹葉青」で商標登録をしてしまったがために、その茶名が使えなくなってしまいました。そんな事情もあり、ちょっと敬遠してしまい、今までご紹介したことがなかったのですが、作り手さんの自信作ということで試飲してみたところ、とても美味しく爽やかなお茶で、今年はご紹介することにしました。

2025年 明前 手工 蒙頂竹葉青
2025年 明前 手工 蒙頂竹葉青

現地の中では遅い方、2025年3月21日に茶摘みと製茶が行われました。
優しくもキリッとしたカッコよさのある美味しいお茶に仕上っています。

清々しい竹を連想させる青い香りとすっきりとした滋味、深いミネラル感のある爽やかさがあります。
背筋が伸びるような、春の竹林を連想させるお茶です。


明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 ご予約開始します!

安吉白茶は龍井茶などとならぶ人気の高い緑茶で、かなり高価なお茶です。
そのため、日本ではご紹介することを控えていたのですが、本物の安吉白茶を味わってみたいというリクエストをいくつかいただき、今年はご紹介することにしました。

明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 2025
明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 2025

非常に人気が高く高価なお茶だけに「偽物」も多いお茶です。
当店では毎年現地スタッフがその一級茶区の昆銅鎮へ行き、茶摘みから製茶まで立ち会っています。

明前 安吉白茶 昆銅鎮 頭採 2025

2025年は安吉白茶にとっては天候に振り回された年でした。雨や低温で茶摘みができなかったところに、3月25日から晴れて一気に高温となり、葉の色が緑になってしまいました。25日から27日までの茶摘み分が最も品質が良く、それ以降は高温のため葉の色だけでなく、品質はかなり下がったようです。当店では現地にいたスタッフが25日の最高品質の安吉白茶を確保しました。

茶葉外観が白くないという以外は最高品質の安吉白茶です。
多く流通する安吉産以外の「安吉白茶」とはレベルが違います。中国茶では乾燥茶葉の外観も審評の対象となり、外観が白くないというだけで、かなり価格を下げて入手することができましたので、今年は日本でもご紹介させていただきます。

お渡しは入荷後、4月中旬頃を予定しております。
本商品と一緒にご注文いただきましたお品物は同梱しての発送となります。
先のお届けをご希望される場合は、ご注文を分けてお手続きをお願いいたします。

漓江毛尖 頭春茶 ご予約開始します!

寒波の影響で遅れていた漓江毛尖がようやく仕上がりました。
2025年の漓江毛尖もご予約を開始いたします。

2025年 漓江毛尖 頭春茶
2025年 漓江毛尖 頭春茶

広西チワン族自治区の龍脊棚田景区で作られる漓江毛尖です。
リピートされる方も多く、また、売り切れとなった後もお問い合わせの多い緑茶です。
今年は寒波の影響で例年より遅い2025年3月16日の茶摘みとなりましたが、品質は例年以上と作り手さんから聞いています。

龍脊棚田

これが龍脊棚田景区です。この山の裏側に茶畑があります。(棚田は基本的に白米を作っています。)
裏側といっても山が厳しく、獣道しかないため、実際にこの棚田から茶畑までは車でぐるっと回って行く必要があります。片道2時間以上かかります・・・

漓江毛尖

これが実際の茶畑です。
茶畑と言っても基本的に肥料も農薬も切り戻しも行わない自然農法のため、ちょっと見ただけでは茶畑とは思えません。凄まじい傾斜の途中にあり、茶樹の場所に行くだけでも一苦労です。ちなみに、この茶畑の場所も厳しい山道を通るため、普通自動車では登っていけない場所にあります。


既に新茶をご予約の方で、同梱をご希望される場合は、ご注文時に同梱希望と備考欄にお書き添えください。同梱して発送させていただきます。

システムの仕様上、送料の計算がご注文毎に行われますが、ご予約商品と同梱をご希望される場合は、後ほど当店の方より、送料を調整した金額をお伝えさせていただきます。銀行振込、ゆうちょ銀行振込の場合は自動返信メールの金額ではなく、当店から後ほどお送りする「ご注文内容の確認」のメールをご確認の上でお手続きいただけますよう、お願いいたします。

2025年 四川蒙頂茶 碧螺春 ご予約開始します!

2025年の新茶が本格的にはじまりました。
毎年ご紹介している四川省の蒙頂茶のご予約を開始します。

当店では蒙頂山でも標高の高い、山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川緑茶よりも遅い時期の摘み取り、製茶になります。一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさは、こうした厳しい環境によって作られます。

2025年 明前 手工 蒙頂甘露
2025年 明前 手工 蒙頂甘露
当店の定番とも言える緑茶です。
蒙頂茶特有のキャラメルビスケットのような甘味が美味しい緑茶です。
今年は3月12日に茶摘み、製茶が行われました。

2025年 明前 手工 蒙頂石花
2025年 明前 手工 蒙頂石花
日本ではあまり名前が知られていませんが、
実は四川省では蒙頂甘露よりも親しまれている緑茶です。
すっきりとした甘味と爽やかさがあり、日本人好みのお茶でもあります。
今年は3月13日に茶摘み、製茶が行われました。

2025年 明前 手工 蒙頂黄芽
2025年 明前 手工 蒙頂黄芽
中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。
一般的に黄茶は独特の風味が強いものが多く好みが分かれますが、この蒙頂黄芽は誰もが美味しいと思うような品格のある黄茶に仕上がっています。蒙頂甘露に続いてリピートする方が多い、隠れた人気のお茶です。
3月13日に茶摘み、製茶が行われました。

お渡しは入荷後、3月下旬から4月上旬頃を予定しております。
本商品と一緒にご注文いただきましたお品物は同梱しての発送となります。
先のお届けをご希望される場合は、ご注文を分けてお手続きをお願いいたします。


本日3月17日に当店入荷分の碧螺春の茶摘み、製茶が行われました。
碧螺春もご予約を開始いたします。

碧螺春

明前 手工 洞庭碧螺春 2025
明前 手工 洞庭碧螺春 2025

碧螺春は龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。
非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。

本来の碧螺春、緑茶は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春は、その評判の高さのせいか、洞庭山以外の場所でも多く作られています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通していることが多く見られます。
当店は現地にて確保した本物の洞庭碧螺春をご紹介させていただきます。


先日ご紹介した2012年下関宝焔緊茶と2017年大益金柑普老茶頭が今月末に最終入荷いたします。
どちらも数量に限りがありますので(特に宝焔緊茶)ご希望の方はお早めにお求めください。

2012年 下関 宝焔緊茶 六面佛
2012年 下関 宝焔緊茶 六面佛

大益金柑普 2017年 大紅柑 老茶頭
大益金柑普 2017年 大紅柑 老茶頭

老樹鳳凰単叢 宝焔緊茶2012 湯宣武大紅袍 景徳鎮 小蓋碗入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

ここ最近、古樹の鳳凰単叢のご紹介が続いていましたが、古樹ほど気合を入れずに楽しんでいただける老樹鳳凰単叢のご紹介です。

高山鳳凰単叢 老樹 蜜蘭香 2024
高山鳳凰単叢 老樹 蜜蘭香 2024

鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。作り手さんの厚意や気軽に楽しんで欲しいという思いもあり、現地と変わらない価格で特別にご提供させていただいています。

当店定番とも言える鳳凰単叢で、毎年多くの方にリピートいただいています。また、リピートされるお客さまには気軽にお楽しみいただけるよう、100gパックのご用意もしています。

高山鳳凰単叢 老樹 夜来香 2024
高山鳳凰単叢 老樹 夜来香 2024

4年ぶりに夜来香が入荷しました。
夜来香ってやっぱり美味しいなと思えるクラシカルな鳳凰単叢です。

甘い果実感のある花香、香ばしいバターのような乳香が優しく、しっかりと感じられます。透明感のある清らかな甘味と茶樹のちからを感じるミネラル感、滋味のバランスが良い秀逸な味わいです。身体の中から戻る香り、味わいもしっかりと感じられ、余韻も長く続きます。
優しく、沁み入るような、まさに夜来香です。


下関茶廠の宝焔緊茶です。
キノコの形状をした固形茶で、炎(焔)のような形でもあることから宝焔緊茶とも呼ばれます。
布朗茶区で採取された茶葉を使用して作られていると言われています。六面佛とも呼ばれ、パッケージの各面に仏像の絵が描かれています。

2012年 下関 宝焔緊茶 六面佛
2012年 下関 宝焔緊茶 六面佛

心地の良い烟香のお茶です。
下関の宝焔緊茶はその上質な烟香でも知られています。下関茶廠らしい烟香で、強すぎることもなく、優しい、時に香ばしさも感じるような柔らかな烟香があります。

2012年 下関 宝焔緊茶 六面佛

13年前の強さが嘘のように、優しく寄り添うようなミネラル感、心地よい収斂味、爽やかな透明感のある清らかな甘味に転化しています。これこそがプーアル生茶の熟成による美味しさの1つでもあります。

古いから美味しいのではなく、もともと素質のあるプーアル茶を適切な場所、環境で育ててこそ、今の美味しさがあります。かつて大暴れしていたこの宝焔緊茶も円熟の領域に入ってきました。
このお茶はこれからが飲み頃です。


国家級工芸美術師の湯宣武による寧恩です。
洗練された造形もさることながら、泥料の大紅袍も質もかなり高く、一般的に流通する「大紅袍泥料」とは全く違います。
この硬度、発色のまま作品を作ることができるのは湯宣武の技術の高さによるものです。

湯宣武 大紅袍 寧恩
湯宣武 大紅袍 寧恩

均整のとれた美しい造形と見事に硬く締まった艶やかな陶肌が素晴らしい茶壺で、お茶の種類を選ばずにお楽しみいただけます。
大紅袍泥料の艶やかさ、高い金属音のする硬度、深みのある朱の色合い、指が吸い付くような陶肌の質感、そしてなによりバランスの良い洗練された造形の完成度の高さは非常に素晴らしいものがあります。
もちろん一切の着色を行っていません。


景徳鎮ではここ数年、価格の高騰が顕著になっていることもあり、最近はあまり入荷していませんでした。(円安もあって、今は本当に高くなってます・・・)もちろん、価格を抑えた作品も景徳鎮にはあるのですが、品質などを考えると入荷をためらっていたのが正直なところです。今回、良い作品と出会え、久しぶりに入荷しました。

確かな品質の作品を作り出すことで知られる聿窯の蓋碗です。
どちらも手描きによる作品です。

聿窯 小蓋碗 団花
聿窯 小蓋碗 団花

聿窯 小蓋碗 蒲公英
聿窯 小蓋碗 蒲公英

一口に景徳鎮といっても、それぞれの作品の品質はバラバラです。磁肌の透明感が失われている場合も多く、この聿窯の作品は透明感のある美しい白色の磁肌です。

小さめの蓋碗です。
一人、二人でちょっとお茶を楽しむ時になど、おすすめです。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

中国出張のため、3月20日から25日まで、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

雲南毛峰 大益金柑普老茶頭 在山堂柴窯作品 高山鳳凰単叢 入荷しました!


大雪などの影響で一部地域に配達遅延が発生しております。
発送および配送に、お時間を頂く場合がございます。
どうかご理解いただけますよう、お願いいたします。

新茶入荷準備のため、3月5日から7日まで発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

毎年リピートされる方が多い、雲南毛峰(雲南緑茶)が入荷しました!
今年の雲南省は暖かく、半月ほど早い新茶となりました。
2025年2月15日に摘み取りです。

思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2025
思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2025

雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。
雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものは普洱茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実は普洱茶に負けないほど美味しいお茶です。

2025年は茶摘みのタイミングがよく、今までで一番の品質の高さに仕上がりました。別格です。

少数民族が作る土着のお茶です。
ぜひ毎日のお茶としてお楽しみください。


南の新茶の便りが聞こえてくる時期になりましたが、東京でも雪が降るほど、まだ寒い日々が続きます。
寒い時期にはもちろん、暖かい時期にも楽しめる陳皮普洱茶です。

大益金柑普 2017年 大紅柑 老茶頭
大益金柑普 2017年 大紅柑 老茶頭

普洱茶で有名な大益では陳皮普洱茶を数多く出していますが、この2017年の大紅柑は他とは違います。
陳皮の中に詰める普洱熟茶に大益老茶頭が使用されています。同じ年の製造でも紅柑、青柑、小青柑は老茶頭を使用していません。この年の大紅柑のみが大益老茶頭を使用して作られました。

大益が誇る老茶頭の美味しさと濃厚なオレンジのような甘い香りの大紅柑が素晴らしいバランスです。同じ年の紅柑、別の年の大紅柑と比べてみても、飛び抜けて美味しく楽しめるのは、この2017年の大紅柑です。

甘く柔らかい香りが素晴らしく、老茶頭の滋味、ミネラル感に、大紅柑の甘い香りと味わいが加わり、上質なオレンジティーのようです。普洱熟茶にありがちな陳香などは感じず、爽やかで甘く美味しいお茶になっているため、寒い時期は温かいまま、暑い時期は冷やしても美味しく楽しめる、1年を通して楽しめるお茶です。

さっぱり系の陳皮普洱茶がお好みの場合はこちらがおすすめです。

自家栽培陳皮プーアル茶 2021

こちらは自家栽培陳皮の確保が困難になったため、現在庫のみで終了となります。


先日は劉傑大師と浙江省博物館の共著による合以求良を多くの方にお求めいただき、どうもありがとうございました。
日本でも劉傑大師の作品を、龍泉窯を気に入っていただいてる方々がいらっしゃるということに本人がとても嬉しく、感謝しており、当店でご予約いただいた書籍には1冊1冊サインを入れてくれました。どうぞゆっくりお楽しみいただければと思います。

今回は劉傑大師の柴窯(薪窯)作品2点が入荷しました。

在山堂 劉傑 辛丑柴窯 点彩大品壺
在山堂 劉傑 辛丑柴窯 点彩大品壺

当店でもご紹介している紫砂作家、湯宣武や徐飛が所属する龍徳堂の主宰である範澤鋒大師と劉傑大師は頻繁に交流して研究を続けています。この茶壺はそうした交流の結果として作られた作品です。以前の劉傑大師による茶壺とはまた違った作品です。

在山堂 劉傑 甲辰年柴焼第一窯 刻花蓋碗
在山堂 劉傑 甲辰年柴焼第一窯 刻花蓋碗

龍泉窯の特徴は釉薬だけではありません。
この刻花と言われる花の文様を彫りこむ技法もその1つです。

浅い彫り込みで描かれた花の文様は画花と呼ばれますが、刻花は更に技術と手間が必要な技法です。刻花は劉傑大師の得意とする技術の1つで、高く評価されています。刻花による花の文様が美しく、品格のある素晴らしい作品です。


とっておきの鳳凰単叢が入荷しました。
先日ご紹介した城門に続いて、試飲していた全員が、これは美味しいと心を奪われた鳳凰単叢です。

高山鳳凰単叢 古樹 東方紅 2024
高山鳳凰単叢 古樹 東方紅 2024

最初はほっこりとした火の香りとマンゴーのような果香が楽しめます。次に清らかな甘い花香が立ち昇り、先ほどの果実感と合わせて清らかで格のある香りが楽しめます。最初はさらりとした甘味が身体の中で滋味、旨味と共に広がり、昔の鳳凰単叢ってこんな感じだったように思わせる懐かしさと、沁み入るような優しい、それでいて奥に秘めた力強さも感じるお茶です。

高山鳳凰単叢 古樹 西施 2024
高山鳳凰単叢 古樹 西施 2024

今年のはじめに店主、中国側スタッフ、中国姉妹店店主と鳳凰単叢の産地、広東省潮州に滞在していました。その際に作り手さんからふるまわれたお茶がこの西施です。あまりの美味しさに全員心を奪われた鳳凰単叢の1つです。2024年の春茶の中では城門とこの西施、東方紅の順でダントツに光っていました。(どれもお勧めのお茶なので、あえて順位を付けるならばですが・・・)

2013年 古樹壱號青餅 入荷しました!

本来であれば発送業務お休み前にご紹介すべきでしたが、時間が取れず、今のご紹介となってしまいました。
申し訳ありません。
発送業務お休み明け、2月27日から順次発送となります。


今の普洱生茶にはないミネラル感や旨味を楽しめる、上質な普洱生茶が入荷しました!
最近の普洱生茶は製茶方法や茶樹の状態の変化、市場の好みといった様々な要因により、優しい味わいへと変化しています。この古樹壱號青餅は昔のまま、本来のプーアル生茶の製法で作られています。作られたばかりは非常に力強い味わい、香りのお茶でしたが、12年の歳月を経て甘く優しく育ちました。

2013年 古樹壱號青餅
2013年 古樹壱號青餅

春を感じさせる清らかな梅花の香りからはじまります。熟成を経た普洱茶だけが持つ厚みのある味わいで、古樹らしい優しく濃厚なミネラル感、滋味、甘味と実に深みのあるお茶に育ちました。優しさの中にも凄さを感じる秀逸な味わいです。

2013年 古樹壱號青餅

最近はこのように茶樹のちからを感じることのできる普洱茶が少なくなりました。
今の普洱茶も美味しいお茶ですが、昔ながらの製法、昔の茶樹で作られた普洱茶もまた格別です。単に味わいが強いというだけであれば、今も探せば見つかります。しかしながら強いだけでは飲み続けられません。
もともと持つミネラル感、滋味などに加えて、長期熟成を見越した昔ながらの製茶技術が合わさってこそ、このような普洱生茶になることができます。
柔らかいけれど強さもある。このお茶はようやく飲み頃を迎えました。これからが美味しく楽しめる時期になります。

2月26日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただいております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
27日以降順次発送させていただきます。

合以求良 ご予約承ります ! / 発送業務お休みのお知らせ

龍泉在山堂の劉傑大師と浙江省博物館 博物館学研究所所長である杜昊の共著による作品集です。
浙江省博物館の青瓷技芸復元プロジェクト「古典継芸」の一環として、元〜明代、現代の劉傑大師による作品との対比図録となっています。

合以求良
合以求良

作品集というだけでなく、龍泉窯の歴史、名品などもわかる書籍です。
中国語ですが写真が多いこともあり、言葉が分からなくても楽しめ、学ぶことができます。

お申込み分のみの入荷となります。お渡しは4月上旬頃を予定しております。
お申込みは3月19日24:00までとさせていただきます。

確保できた書籍数に限りがありますため、予定数を超えた場合はお申込みを早期終了させていただきます。

劉傑大師の在山堂保有分を急遽譲り受けることができたこともあり、定価560元(約12400円)とほぼ同じ価格でご提供させていただきます。その代わり、ご予約期間が短くなっております。ご容赦ください。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

2月21日から2月26日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。