洞庭碧螺紅茶 巴達小餅 在山堂 柴窯粉青小品杯 入荷しました!

昨年、スポット入荷した洞庭碧螺紅茶ですが数日で完売してしまった紅茶です。もともとは大変高価な紅茶ということもあり、以後の取り扱いを断念していました。
今年の2月、まだ日本では新型コロナウイルスの感染が殆どなかった頃、当店からマスクなどをこの作り手さんにもお送りしていました。そのお礼をしたいとお申し出いただき、今年もご紹介することができました。昨年よりも品質の高い碧螺紅茶が届きました。

洞庭碧螺紅茶 2020
洞庭碧螺紅茶 2020

碧螺春は龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。
非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。その碧螺春の鮮葉を使用して作られた紅茶です。

元々白毫が非常に多い茶葉を使用しているため、ゴールデンチップが見事です。茶葉が細かく、1つ1つ手摘みで行われた茶摘みの苦労が伝わる繊細な茶葉です。

湯を注ぐとため息がでるほどに深く優しく清らかな果花香が立ちのぼります。上質なカカオのような甘い香りは碧螺紅茶特有のものです。その香りを引き立てるような甘い茶水は深い旨みもあり、微かな酸味と合わさり、これまでにない素晴らしい味わいをお楽しみいただけます。


大変美味しくコストパフォーマンスの良いプーアル生茶で、以前に大変ご好評をいただきました巴達小餅の2017年が再入荷しました!
北京の茶倉で3年間後熟成を行ってきました。

巴達小餅 古樹生茶 2017
巴達小餅 古樹生茶 2017

巴達には古くからの古茶樹園が多くあり、標高1500から2000mのあたりに古茶樹園が作られ、製茶されています。このあたりでは霧や雨が多く、年間を通して温暖な気候で暑すぎることも、寒すぎることもない、どちらかといえば涼しい気候で、茶樹栽培には大変適しています。古くからある喬木大葉種を中心として製茶が行われていますが、そのような温暖で霧の多い気候のため、モウ海の中でも苦味や渋みが少ない、優しい味わいのプーアル茶が多いことも特徴です。

この巴達小餅は巴達の標高1800m付近にある古茶樹園から摘み取られた茶葉から作られました。樹齢は300年以上とのことですが、正確な樹齢は不明とのことです。昔ながらの石磨圧延で成形され、100gの小餅として作られています。


龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される、食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 柴窯粉青小品杯
在山堂 劉傑 柴窯粉青小品杯

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を楽しむことができる稀有な作品を生み出しています。釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶器を実現させています。不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を楽しむことができます。

在山堂 劉傑 柴窯粉青小品杯

一般的な龍泉窯の作品の中でも彼の造形と釉薬の美しさは抜き出ていますが、特にこの粉青は透き通るような、宝石のように美しい作品です。この色を表現するのはとても難しく、また2つと同じ色合いのものはありません。


毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶が再入荷しました。
品切れでご迷惑をおかけしました。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ、消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖は全くといってよいほどにありません。香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。
蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。美味しく楽しめる日常のお茶として、おすすめのお茶です。

暑い夏には特におすすめです。
ヤカンなどで煮出した蔵茶を冷水筒で冷やして味わっていただくと癖もなく、甘く美味しく、優しいお茶になります。(5gで1リットル)また蔵茶は冷やしてお楽しみいただいても体を冷やしすぎることなく、胃腸に優しいのが特徴です。胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそおすすめのお茶です。水出しのお茶などは体に疲れが溜まっていたりすると、体を冷やしすぎてしまったり、胃に負担がかかることも少なくありません。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。

漳平水仙(ショウ平水仙)春茶 入荷しました!

今年も漳平水仙(ショウ平水仙) 入荷しました!
中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

無農薬 伝統 ショウ平水仙 2020年春茶
無農薬 伝統 ショウ平水仙 2020年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型はショウ平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した茶師によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

無農薬 伝統 ショウ平水仙 2020年 炭焙煎 春
無農薬 伝統 ショウ平水仙 2020年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(烏龍茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことでまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

ワークショップ 2020年6月 ありがとうございました!

ワークショップ 2020年6月

6月のワークショップにご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

先月は緊急事態宣言のため中止にさせていただきましたこともあり、久しぶりの開催でした。できるかぎりの対策、手洗い、消毒を行って開催させていただきましたが、ほとんどの方とまた元気にお会いできて、とても嬉しく楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

今月は以下のお茶でした。

蒙頂石花
中国・四川省雅安市名山県蒙頂山茶区

冰岛 古樹月光白
中国・雲南省临沧市勐库冰岛村

金駿眉
中国・南平市武夷山桐木関

武夷岩茶 肉桂
中国・福建省武夷山水簾洞 および 政和市

緑茶の時期ということもあり、蒙頂石花を。中国茶がお好きな方であっても、中国緑茶は味わったことがないという方も少なくないのですが、実は中国茶の基本は緑茶です。日本の緑茶とはまた違う味わいや香りを実感していただきました。また、美味しくお茶を淹れるようになるには、中国緑茶を集中して淹れていただくのが近道ということもご説明させていただきました。

湿度が高く辛い時期になってきました。久しぶりに冰岛の白茶を。このお茶は数年前にも一度ワークショップでご紹介させていただきましたが、その時とは別のお茶のように優しく甘く変化していました。

紅茶も今回は金駿眉を改めて、以前とは違う方向の淹れ方を目指して淹れていただきました。同じ茶葉でも淹れ方によって味わいや香りを変えることができること、それをコントロールできることを目指していただきたいと思います。

ワークショップ 2020年6月

そして武夷岩茶の肉桂を2種、正岩茶と外山茶の違いを体験していただだきました。1つは水簾洞という場所で作られた正岩茶。文句なしに美味しいお茶ですが、外山茶も美味しく楽しんでいただけたと思います。正岩茶だから良い、外山茶だから良くないということではなく、美味しいと感じる場所が違うこと、岩韻の有無、そういったことを実感していただだければ幸いです。

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

老班章 古樹単欉 2015
中国・雲南省西双版纳勐海老班章

老班章の高老師による2015年の普洱生茶です。5年が経過したので随分柔らかくなったのではないかなと思っていましたが、まだまだ力強さが凄いお茶でしたね。通常の茶葉の量を淹れると強すぎて負けてしまうほどにパワフルで、それでいて蜜香もしっかりと。美味しいお茶でした。また数年後にみなさんと楽しめればと思います。

まだまだ新型コロナウイルス感染に対して注意をしなければいけない状況は続きますが、ひとりひとりが感染しないよう、広げないように気をつけて、また7月のワークショップでお会いできることを楽しみにしております。

龍泉窯 在山堂 劉傑 粉青蓋碗 入荷しました!

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

今回は4月下旬に開窯(窯出し)された蓋碗作品が入荷しました!

在山堂 劉傑 柴窯 粉青蓋碗
在山堂 劉傑 柴窯 粉青蓋碗

一般的な龍泉窯の作品の中でも彼の造形と釉薬の美しさは抜き出ていますが、特にこの粉青は透き通るような水色の美しい作品です。この色あいを表現するのはとても難しく、また2つと同じ色合いのものはありません。

柴窯(薪窯)での蓋碗の制作は本当に大変です。実際に窯出しされた蓋碗の80%は作品として満たさないとされて廃棄されます。この時(2020年4月)の作品も15個窯入れしたものの、作家自身に「自分の作品」として認められた蓋碗はたった2個でした。
この蓋碗はそのうちの1つです。

龍泉窯 在山堂

彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。
釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。この釉薬が美しさだけでなく、美味しくお茶を楽しめる茶壺を実現させています。不思議なことに岩茶や鳳凰単叢といった烏龍茶と非常に相性がよく、驚くほど優しく柔らかくお茶を淹れることができます。

龍泉窯 在山堂

これは先日、この作品が生み出された4月下旬に開窯(窯出し)された際の様子です。ここから1つ1つの作品を劉傑大師が自ら確認していきます。
大変に厳しく、細部に至るまで念入りに何度も確認します。この品質へのこだわりは他に類を見ない厳しさです。私自身、ここまで厳しく品質にこだわる作家を日本も含め、他に知りません。この作品に対する姿勢も彼の作品の評価に、若くして大師となりえた理由の1つなのかもしれません。

福建白茶 雲南白茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

だんだんと気温が上がって白茶が美味しい時期になってきました。
今年はより味わい深い白茶を味わっていただこうと、1年間後熟成を行った福建白茶をご用意いたしました。一般的な白毫銀針よりもずっと優しく甘い高山白毫銀針や味わいの深みが素晴らしい野生茶樹にこだわった白牡丹です。

野生福鼎白牡丹 2019
野生福鼎白牡丹 2019

山の中に群生している茶樹から摘みとって作られた白茶です。
険しい山中をまわり、1枚1枚手摘みをするのも大変な作業ですが、栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。茶樹の力が強く、優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。優しい甘味が非常に強く、栽培品種にはないとても優しい味わいです。大量生産ができない貴重な野生白茶です。

高山 白毫銀針 2019
高山 白毫銀針 2019

標高1000mを超える高地で栽培された無農薬栽培の福鼎大白茶種から作られています。白毫に包まれた翡翠色の茶葉はふくよかで艶やかです。これは白毫銀針の中でも品質が高いことを表しています。

平地で栽培された白毫銀針と高地で栽培されたそれと比べてみると明らかに味わい、香りが異なります。高山のものの方が明確に味わい、香り、奥深さが違います。山の上の険しい場所にある傾斜が厳しい小さな茶畑で栽培されているため、生産量が非常に少なく、茶農家さんでも懇意にしている人にしか譲らない白毫銀針です。


今年も無農薬・無肥料栽培にこだわった雲南白茶が入荷いたしました。
雲南の思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。

雲南白茶 月光美人 翠芽 2020
雲南白茶 月光美人 翠芽 2020

雲南白茶 月光美人 2020
雲南白茶 月光美人 2020

雲南省南部の思茅の標高1800m付近にある茶園で3月上旬に摘み取られました。
茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。茶農家さんのご好意で、特に品質のよいものを優先して入手させていただきました。
最高品質の雲南白茶をご紹介いたします。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

6月12日から14日まで、ワークショップのため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスの感染状況によっては、ワークショップを中止する場合もございます。
その場合、発送業務は通常通り行わせていただきます。

蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 追加入荷分ご予約開始しました!

先日お伝えしましたとおり、蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽を追加入荷いたします。
ご予約を開始させていただきました。

2020年 明前 手工 蒙頂甘露
2020年 明前 手工 蒙頂甘露

2020年 明前 手工 蒙頂石花
2020年 明前 手工 蒙頂石花

2020年 特級 手工 蒙頂黄芽
2020年 特級 手工 蒙頂黄芽

現在、国際輸送状況もだいぶ落ち着いてはきておりますものの予定通りに輸入できるのか、大幅な遅延があるのかは分かりません。入荷次第の発送となります。(6月中には発送可能であると思います。)
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

通常、この時期になると作り手のもとには在庫がないことがほとんどです。今回は自家用に確保していたものを全て出してくださるそうです。この作り手さん家族とは長い友人でもありますが、2013年に発生した四川雅安地震の際に製茶場が大きく崩壊、その際に当店売上の一部と店主から、そして有志のお客さまからお預かりした義援金を送り、製茶場再建とその村に住むみなさんに役立てていただきました。そのことは今もとても感謝してくださっています。
そういった経緯があり、今も優先的に当店には便宜をはかってくださるのですが、今回の再入荷も実現することができました。
その当時から当店の四川のお茶を楽しんでくださる方にはもちろん、当店の蒙頂茶を楽しんでくださっているみなさまのおかげです。
どうもありがとうございます。

蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 追加入荷いたします

四川蒙頂山にて

先日ご紹介した2020年の新茶ですが、一年を通して緑茶をお求めいただけるようにしようと前年の倍の量を入荷していたのですが、数日で完売となり、私たちも驚くとともに大変感謝しております。どうもありがとうございました。
とはいえ、毎年お求めいただいているお客さまから買えなかったとのお声も多くいただき、大変申し訳なく思っております。ご希望に添えず申し訳ありませんでした。

四川、蒙頂山の作り手さんと相談し、蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽につきましては追加入荷することにいたしました。
先日ご紹介したものとはロットが異なりますが、全て手工(手作り)高山地区のものとなります。作り手さん曰く、自家用に確保していたもので、当店にてご紹介したロットとは、ほとんど同じか、若干上質なロットとのことです。

現在、国際輸送状況もだいぶ落ち着いてはきておりますものの、予定通りに輸入できるのか、大幅な遅延があるのかは分かりませんが、今週末には追加分のご予約を開始させていただきます。ご予約開始はメールマガジンにてご連絡させていただきます。(メールマガジン、Facebook、Twitterの順となります。)

どうぞよろしくお願いいたします。

蔵茶 蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 龍脊古樹茶 入荷しました!

毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶が入荷が入荷しています。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ、消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖は全くといってよいほどにありません。香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。
蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。美味しく楽しめる日常のお茶として、おすすめのお茶です。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。


大変お待たせいたしました。
ようやく2020年の蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽が入荷しました!

もう何年も懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような本当に真面目な茶師さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った茶師さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

2020年 明前 手工 蒙頂甘露
2020年 明前 手工 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

今年は新型コロナウイルスで現地へ行くことができませんでしたが、お茶にとってはとても良い年であったようです。例年にない素晴らしい仕上がりとなりました。長年、家族のように付き合いのある作り手のご好意もあり、今年の新茶の中では一番のロットを譲っていただきましたが、今年だけでなく、ここ数年では一番ではないかと思うほどの蒙頂甘露です。

2020年 明前 手工 蒙頂石花
2020年 明前 手工 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は地元四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。

爽やかな豆香と花香が高く心地よく出ています。味わいはすっきりとした甘味でありつつも、複雑でしっかりしたミネラル感と特徴的な爽やかで心地の良い微かな渋み、そしてしっかりとした余韻が続きます。煎持ちも非常に良い蒙頂石花です。

2020年 特級 手工 蒙頂黄芽
2020年 特級 手工 蒙頂黄芽

唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきた蒙頂茶ですが、特に黄茶は清代皇帝が愛飲したことでも知られています。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。
特に今年は黄茶らしい滋味にこだわって作っていただきました。蒙頂黄芽らしい独特の「癖」をバランス良く引き出すよう、例年よりも悶黄を少し強めにしていただきました。後を引くような、一度味わうとまた続けて飲みたくなるような、不思議で魅力的な蒙頂黄芽に仕上がっています。


先日ご紹介したところ、あっという間に完売してしまった漓江毛尖と同じ集落で作られた龍脊古樹茶です。
代々、大切に守り続けてきた樹齢100年は越えていると思われる古茶樹から作られた数少ない緑茶です。

2020年 龍脊古樹茶
2020年 龍脊古樹茶

広西チワン族自治区桂林の近くに龍脊棚田があります。チワン族(壮族)の人々が、険しい山に逆らわず、開拓していった見事な棚田をみることのできる素晴らしい場所です。そのすぐそば、標高700m付近にある古茶樹園で育てられた茶樹から丁寧に作った緑茶です。2020年3月16日に茶摘みが行われています。

南方の緑茶に多く見られる緑の濃い茶葉ですが、その香りと味わいは茶葉の見た目とは全く違い、驚きを感じるほどに優しく繊細です。今回、ロット選定をお願いした店主の師匠が「これが純粋な栗香」と称したその香りは、今まで知っているどの緑茶とも違い、素晴らしい栗香でした。清涼感を感じる、清らかな栗香がお楽しみいただけます。味わいもその茶葉の外観とは逆に苦味や渋みといった要素はほとんど感じられず、優しく繊細な甘味とそれを支える精密なミネラル感とのバランスが素晴らしく、大地のちからと作り手の技術の最高傑作です。

ありがとうございます。完売いたしました。

外出自粛応援のノベルティについて

新宿御苑にて

外出自粛応援のノベルティについてお問い合わせを多くいただいております。

現在、ご利用のお客さまには少しでもご自宅で過ごしていただく際にお役に立てればと思い、また普段からご利用いただいているお客さまへの感謝の気持ちとして、心ばかりではありますが、外出自粛応援のノベルティをお付けしております。しかしながら、急遽決めたということもあり、基本的にはワークショップ用や店主が勉強用にと輸入した茶葉となりますため、種類毎に十分な量がございません。(ですので告知しておりませんでした・・・)
緊急事態宣言中は可能な限りお付けしたいと思っておりますが、そのような事情もあり、同じお茶をもう一度というご希望や種類のご指定には対応できません。また、確実にお付けできるかどうかもご注文のタイミングによりますため、お答えすることができません。
どうかご了承ください。

多くのお客さまより美味しかったとのご連絡をいただき、嬉しく思います。ありがとうございます。
いろいろな制限があり、ストレスの溜まりがちな日々が続いておりますが、一日もはやくこの感染拡大が収束し、以前とかわらない日常にもどれますよう、お身体ご自愛ください。

雲南毛峰 手工径山茶 入荷しました!

お待たせいたしました。
2020年の雲南毛峰と径山茶が入荷しました!

思茅 雲南毛峰(早春茶) 2020
思茅 雲南毛峰(早春茶) 2020

毎年リピートされる方も多い雲南省の緑茶です。

雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものはプーアル茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実はプーアル茶に負けないほど美味しいお茶です。

甘い花香と雲南緑茶独特の柑橘系の香りを持つ緑茶です。果実のような優しく甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。
2020年は甘味と香りが大変綺麗に高く優しく出ています。とても良い仕上がりです。

また水出しや冷茶が素晴らしく美味しいことも、このお茶の特徴です。暑い時期はぜひ冷たくしてお楽しみください。
特有の甘味がここちよく、爽やかに楽しめます。

手工 径山茶 2020
手工 径山茶 2020

2020年は現地作り手さんのご好意で、機械を使用しない上質な手作り、手工の径山茶をご用意しました。

径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。
元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業に、この禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。

今回ご紹介する径山茶は清らかな花香がすばらしく、茶葉の持つ滋味と爽やかな甘味とのバランスも絶妙、沁み入るような優しい美味しさを持つお茶です。手作り、手工のお茶ならではの完成度の高さです。実際に店主も驚いた位、ここ数年では一番美味しい径山茶だと思います。

今年は新型コロナウイルスの影響で、店主も中国現地へ行くことができない状態です。そのため、中国スタッフをはじめ、中国の師匠や現地作り手さんにロットの選定を依頼しています。入荷した茶葉を味わって、その品質の高さに店主も驚いている状態です。今年は製茶にとって良い気候であったということもありますが、こんな状況だからこそと品質の高いロットを優先してくれたようです。
また、通常時と違い、国際輸送も混乱している状況のなか、なんとか日本へ輸出しようと尽力してくれた中国の友人茶商たちにもたくさんお世話になっております。まだ中国国内もいろいろな制限があり、自分たちの生活も大変という状況にあるなかで、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
鈴茶堂はこのような人たち、そして数ある中国茶ショップの中から選んでいただいたお客さまのおかげで成り立っております。ありがとうございます。


■ 新茶(緑茶・黄茶)の入荷状況について 4/28 ■

本年の新茶(緑茶)の入荷状況ですが新型コロナウィルスの影響により、国際輸送に大幅な遅延が発生している状況は変わらず、更に航空便の減便が激しくなってきたことから、いつ頃入荷できるかわからない状況が続いています。
中国側では輸出手続きが完了していますが、輸送機搭載待ちとなっております。

入荷時期はお答えできませんが、以下のお茶は入荷予定となっております。

四川省のお茶:
手工 蒙頂甘露
手工 蒙頂石花
手工 蒙頂黄芽

広西チワン族自治区のお茶:
龍脊古樹茶

2020年の龍井茶、金華 野生茶の入荷はありません。

また、新茶ではありませんが現在品切れ中の蔵茶も入荷予定となっております。
(中国側で輸送機搭載待ちとなっております。)

どうぞよろしくお願いいたします。