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雲南緑茶 四川玖瑰紅茶 入荷しました!

雲南の緑茶と明前 四川玖瑰紅茶も入荷いたしました!
どちらも日本にはあまり輸入されることのないお茶ですが、珍しいという以上に美味しくお楽しみいただけます。

思茅 頭春茶
思茅 頭春茶

今年も雲南緑茶、入荷しました!

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2014年3月15日に摘み取られました。今年に最初に摘み取られた茶葉で作られたお茶です。

思茅はお茶づくりの歴史がとても古い地域です。多くの野生茶樹、人工栽培の茶園、過去に人工栽培の茶園として利用されていたけれども何十年と放置された古茶樹園など様々な種類の茶樹が豊富に存在しています。

甘い爽やかな花の香りと雲南紅茶を連想させるような深みのある優しい甘さが感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。
特に2014年は甘さが強く美味しく仕上がっています。

明前 四川玖瑰紅茶 2014
明前 四川玖瑰紅茶 2014

人気の四川高山紅茶の明前茶です。今年も入荷いたしました!

名前にある玖瑰(メイグイ)は日本で言うところのハマナス、バラの原種です。
この四川紅茶はその玖瑰の香りのする紅茶として命名されています。後から香りを添加したり、花茶のように花の香りを移した紅茶ではなく、茶葉本来の香りがまるでバラのようであることから名づけられています。四川省蒙山の標高1200m以上という高山地帯で栽培された茶葉を3月15日に摘み取って作った特別な紅茶です。

緑茶と違い、酸化発酵を行って作る紅茶の場合はある程度成長した茶葉が必要になります。若い茶葉で美味しい紅茶を作るには高い技術力が必要です。この紅茶がとても美味しく仕上がっているのは、この作り手さんが常に真摯に製茶技術の向上を日々努力している結果です。四川高山紅茶を既にお楽しみいただいている方には、その技術の高さが実感していただけていると思います。

黒々とした茶葉に金粉をまぶしたような、金色の美しい茶葉は甘い可憐なバラの香りがあり、柔らかく品のある自然な甘味とミネラル感を味わっていただけます。淹れたお茶の湯温が下がるとまた変化します。花の香りと合わせてキャラメルのような甘い香りが立ち上り、味わいもより深い甘みが増してきます。
特に2014年は香りも甘味も非常に綺麗に出ています。


凍頂烏龍茶 2013年冬茶
凍頂烏龍茶 2013年冬茶

鈴茶堂の凍頂烏龍茶は昔ながらのしっかりと発酵・火入れを行った伝統的な製法によるものです。

凍頂烏龍茶というと日本にも良く輸入されていることもあり馴染み深いお茶ですが、この凍頂烏龍茶は深みのある味わいと余韻の長さが違います。その美味しさは癖になるほどで、お客さまの中にはこの凍頂烏龍茶だけをリピートされている方もいらっしゃいます。

焙煎技術が非常に高く、一般的な凍頂烏龍茶の半分ほどしか水分量がありません。
そのため、実質的な賞味期限がなく、時間が建てば経つほど、その美味しさを増していくお茶です。
現在最もお勧めの凍頂烏龍茶は2012年冬茶です。(2012年春茶は完売いたしました。)

凍頂烏龍茶 2012年冬茶
凍頂烏龍茶 2012年冬茶

凍頂烏龍茶 2013年春茶
凍頂烏龍茶 2013年春茶

最近は本来の産地以外で作られた安価なものも流通しています。
この凍頂烏龍茶は代々、伝統的な製法を頑なに守って作り続けています。
ぜひ本来の凍頂烏龍茶の味わいをお試しください。

2014年 新茶入荷しました!

お待たせいたしました!今年の四川の新茶が到着いたしました。
どれも美味しく、上質な新茶です。
鈴茶堂定番の蒙頂甘露・蒙頂石花に加えて、今年はとある古刹の依頼で作られた希少なお茶も入荷しております。

今年は気温が低い日が続いていたため、例年より1週間ほど遅く茶摘がはじまりました。蒙頂山茶区の標高の低い地域は例年通り3月上旬からはじまっていましたが、標高の高い地域は気温が上がるのが遅れていたようです。

私たちがお願いしている蒙頂の作り手さんは蒙頂山の中でも主峰、その中の標高1200m付近にある茶畑の茶樹から1つ1つ手摘みした茶葉にこだわっています。

2014年 明前 蒙頂甘露
2014年 明前 蒙頂甘露

中国を代表する銘茶、蒙頂甘露です。
2014年3月27日に摘み取り、製茶されています。

今年の蒙頂甘露は甘い栗の香りと清らかな甘い花の香り、その香りに答えるように深みのある甘味と爽やかな旨みが心地よく、飲み終えたあとも甘さが戻ってくるような蒙頂甘露に仕上がっています。

2014年 明前 蒙頂石花
2014年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。
2014年4月3日に摘み取り、製茶されています。

とろみのある金色のお茶は甘い花とほっこりと香ばしい豆のような香りです。
丸い柔らかな甘味と上質な旨み、ミネラル感が感じられます。
翡翠のような、ふっくらと肥えた芽で構成された、とても美しいお茶です。

2014年 明前 蒙頂山禅茶
2014年 明前 蒙頂山禅茶

このお茶は1500年を越える歴史のある、ある古刹の依頼で作られました。
蒙頂山主峰の標高1100m付近で栽培されている在来種の茶樹から2014年3月26日に摘み取り、製茶されています。

仏教とお茶の関わりが深いのは良く知られていますが、中国ではこうしたお寺で開光(祈祷して魂を入れる)したお茶を、そのお寺の信者に分けるということが良くあります。このお茶もそうした目的で作られています。
その開光はされていませんが、今回、作り手さんにお願いして特別に分けていただきました。

とろみのある金色のお茶はキャラメルのような甘いお菓子のような甘い香りが強く感じられます。その甘い香りに応じるように濃厚な甘味とミネラル感がしっかりと感じられます。
緑茶がここまで複雑に濃厚な甘味を持てるのかと驚かされます。

希少なお茶ですが、それ以上に驚くほどに美味しいお茶です。


お茶会のお知らせ

次回5月のお茶会は新茶がテーマです。

この時期、各地から届いた新茶をご紹介します。
中国茶は青茶・烏龍茶が中心と思いがちですが、実は緑茶がその殆どを占めています。
日本茶とは異なる味わい、香りをお楽しみいただければと思います。

ショップでご紹介予定外の新茶や緑茶以外の新茶もご紹介する予定です。
実際の産地の状況なども含めてご紹介いたします。
After Taste自慢のデザートと共にお楽しみください。

日時 2014年5月18日(日曜)12時30分~14時30分
場所 Bistro&Bar After Taste
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
料金 3000円(お茶4種・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、5月15日までにAfter Taste店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6273-2001)

残席わずかですがございます。
おかげさまで満席となりました。ありがとうございます。

紫砂茶壷 ガラス茶器 入荷しました!

長期間の発送業務お休みでみなさまにはご迷惑、ご不便をおかけしました。
無事に中国から帰国いたしました。
今年も四川・雲南の美味しい新茶と出会うことができました。
新茶の方は現在通関・検疫手続き中です。
完了次第ご紹介させていただきますので、もうしばらくお待ちください。

全商品完売してしまっておりました紫砂茶壷ですが、新作が入荷しました。
人気の高い湯宣武の紫砂茶壷も入荷しております。

湯宣武 紅禅
湯宣武 紅禅

湯宣武は非常に技術力の高い人気のある女性紫砂作家です。
夫である范澤鋒は紫砂茶壷の大家で、彼の作品は既に日本円にして、数十万~数百万円という値がついています。

湯宣武の作品の入荷は年々難しくなってきております。
昔から懇意にさせていただいている関係上、なんとか入手が出来る状態ですが、それでも価格の上昇などもあり、今後の入荷は難しくなると思います。

陳宗宝 福禄玉蛇
陳宗宝 福禄玉蛇

第2の湯宣武とも称される若手作家、陳宗宝の茶壷です。
范澤鋒を師に持ち、その技術の高さから近年評価が高くなってきています。
この茶壷も范澤鋒の指導の下に作られているだけあり、非常に完成度の高い、素晴らしい茶壷になっています。

高建軍 朱泥壷
高建軍 朱泥壷

国家級工芸美術師の高建軍による朱泥壷です。
紫砂茶器では有名な龍徳堂に所属するベテラン作家で、その技術の高さには定評があります。
特にこの朱泥壷は、朱泥とは思えないほどに硬く締まった土を使用しており、その造形の完成度と合わせて、稀に見る上質な茶壷に仕上がっています。

紫砂茶壷には興味があるけれども、いきなり作家物は難しいという方に、入門向け茶壷のご紹介です。

実際のところ、入門用とされるレベルの茶壷は土質が柔らかいものが多く、美味しくお茶を淹れるには難しいものが多いです。そういった理由もあり、美味しくお茶を淹れることができるという前提で入門用の茶壷を探すのはなかなか難しいのですが、今回無名の若手作家による納得できる品質の茶壷を入手することができました。

紫砂小壷
紫砂小壷

日本で一般的に入門用とされている茶壷に比べるとどうしても高価になってしまいますが、紫砂以外の材料の混入などの無いもの、美味しくお茶を淹れることのできる品質であることということからも自信を持ってお勧めいたします。

お茶を淹れるのが楽しくなるような美しいガラスポットが入荷しました!

ガラス ティーポット
ガラス ティーポット

耐熱ガラスを使用して、手作りで1つ1つ丁寧に作られています。
お茶を淹れる際に蓋が外れにくいよう、安全に使う工夫もされています。

透明ですので茶水の色や透明感が確認しやすく、工芸茶などを楽しむ際にもお勧めです。

ダブルウォールグラス
ダブルウォールグラス

耐熱ガラスのティーグラスです。

2重構造耐熱ガラスで作られているため、保温性にも優れています。
また、アイスにもホットにもお使いいただけます。
透明ですので茶水の色や透明感が確認しやすく、お茶の色合いも楽しめます。

品切れでご迷惑をおかけしていたガラスの公道杯・茶海が再入荷しました。

ガラス 公道杯 茶海
ガラス 公道杯 茶海

適度な薄さと無骨ではない、シンプルな形でご好評をいただいています。
透明ですので茶水の色や透明感が確認しやすくなっています。

鳳凰単叢 入荷しました!

本日は新宿のAfter Tasteで鳳凰単叢をテーマにしたお茶会を行いました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
お茶会の様子はまた改めてご紹介させていただきます。

ショップの鳳凰単叢が全て完売、ご不便をおかけしておりましたが
本日のお茶会でご紹介した鳳凰単叢も含めてご紹介させていただきます。

鳳凰単叢 玉蘭香
鳳凰単叢 玉蘭香

玉蘭とは中国語で白木蓮を意味します。その名の通り白木蓮のような、品のある上質な香りを持つ鳳凰単叢です。

かつて、鳳凰単叢は三無主義と呼ばれる、茶樹に「肥料を与えない・選定を行わない・農薬を与えない」方法で栽培されてきました。しかしながら近年流通している殆どの鳳凰単叢が作られる茶園栽培では、一本の茶樹から作られていないというだけでなく、この三無主義はまず行われていません。生産量が劣る三無主義は今や一部を除いて殆ど行われていないのが現状です。
この玉蘭香は樹齢はまだ若い茶樹ですが、この三無主義で栽培された茶樹から作られました。そのため、ミネラル感のしっかりした味わいが楽しめます。

鳳凰単叢 草蘭香
鳳凰単叢 草蘭香

本日のお茶会でもご紹介させていただいた鳳凰単叢です。

この草蘭香は標高1000mを越える高い場所にある1本の老茶樹から作られています。そのため、非常に生産量が少なく
年間10キロしか作ることができない貴重な鳳凰単叢です。こうした高山にある老叢から作られるお茶には特韻と呼ばれる高山気、つまり特別な香気、味わいがあります。
この草蘭香はその特韻が良く出ている素晴らしい出来上がりとなっています。
通常はこの価格でご紹介できない鳳凰単叢ですが、この特韻を多くの方にぜひ味わっていただきたく、今回は特別にご紹介いたします。

鳳凰単叢 坪坑老叢
鳳凰単叢 坪坑老叢

鳳凰単叢の産地、鳳凰鎮の中でも坪坑頭村の外れにある樹齢250年以上の古茶樹から作られています。当然、この茶樹からしか摘み取れないため、生産量は少なく、茶樹の状態によってはその年の生産自体を見送る、とても大事にされている古茶樹から作られています。

この坪坑老叢は他のどの鳳凰単叢とも違います。
深みのある甘く複雑な香りは落ち着きも感じさせる厚みのある深さと、うっすらと塩気を感じるような、杏系の複雑な香りを持っています。味わいも香りに負けず劣らず複雑です。見事なミネラル感、旨みに甘味と微かな酸味が加わり、凄みすら感じるような奥深さがあります。
鳳凰単叢というお茶にこのように複雑なミネラル感と旨み、滋味を持つものがあるのかと驚かせるような、別格と言える鳳凰単叢です。

老叢竹葉単叢
老叢竹葉単叢

この老叢竹葉単叢は標高1200m付近にある樹齢250年にもなる、竹葉種の古茶樹から摘み取られた茶葉から製茶されています。

竹葉種はその葉の形が特徴的でこの名前がつけられました。他の一般的な品種よりも細長く、竹のような葉の形をしています。あまり栽培量が多いとは言えない品種で、中国の専門店でもあまり見かけることが少ない品種の1つです。

爽やかな甘い花香が優しく、複雑な品格を感じる香りにまとまっています。
味わいはすっきりとした甘さと複雑なミネラル感、旨みがあります。味わいのバランスが非常に良く、派手さはありませんが、爽やかさと筋の通った凛々しさはその名の竹を連想してしまいます。
濃厚な甘さの蜜蘭香とは対極の清々しい味わいと香りです。

鳳凰単叢 鴨屎香 冬片
鳳凰単叢 鴨屎香 冬片

鴨屎香を直訳すると「鴨の糞の香り」という意味ですが、あまりにもこの品種の茶樹から作られたお茶が香り高く美味しいため、その木を盗まれないように「鴨屎香」と名づけたことに由来しています。その名の通り、数年前までは一部で栽培されていたのみでしたが、現在は標高の低い場所にある茶園でも大量に栽培されるようになりました。

この鴨屎香はその茶園栽培のものではなく、標高1000m付近にある、樹齢80年ほどの1本の茶樹から11月下旬に摘み取られた冬茶です。

清らかな甘い花の香りと微かな乳香が感じられるお茶です。一般的な鳳凰単叢に見られる苦みが殆ど無く、すっきりとした上品な甘さと茶園栽培のものには無い繊細なミネラル感が感じられます。

鴨屎香はとても美味しい鳳凰単叢の1つですが、その中でも老茶樹の単叢ならではの味わいが楽しめるお茶です。


3月28日から4月10日までのあいだ、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。

かなり長期に渡るお休みとなります。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

3月26日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は
3月27日に発送させていただきます。

銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は
3月26日中に入金確認ができたご注文を3月27日に発送いたします。
それ以降のご注文は4月11日以降の発送となります。

また、4月からの増税に伴い、当店の消費税率も変更になります。
国税庁の指示により、ネットショップの場合は4月1日以降発送分より消費税が8%となります。
これは3月中にご注文、お支払いをいただいている場合も適用されます。
(商品発送日が基準になります)

3月28日より発送業務をお休みさせていただきますので
当店の場合は3月27日以降のご注文は全て消費税が8%となります。
どうぞご了承いただければと思います。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はネット接続環境が不安定な場所へも行くことを予定しておりますため、
ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

春韻白毫 再入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ


春韻白毫

品切れでご迷惑をおかけしていた春韻白毫が再入荷しました!

中国・四川省の有名な名茶、蒙頂甘露の茶葉に丁寧に君子蘭の香りを移した非常に珍しい花茶です。

一般的に花の香りを移す花茶に使われるのはジャスミンの花ですが
この春韻白毫は君子蘭を使用して香りを移しています。
その香りは非常に高貴で品格を感じる清らかな蘭そのものです。
ジャスミン茶などの花茶は一般的に女性に人気がありますが
この春韻白毫は女性よりも男性が虜になることが多いです。
ジャスミン茶、花茶が苦手な方こそ試していただきたく思います。

この作り手は花茶の花の品質にもとてもこだわります。
無農薬栽培で作られた君子蘭のみを使用しています。
君子蘭の多くは観賞用として栽培されるため、安心してお茶に使うことができる
食品利用が可能な君子蘭の入手が難しく
農家と契約し、春韻白毫専用の君子蘭だけを栽培してもらっています。


貢品 碧潭飄雪

同じ作り手によるジャスミン茶もご好評をいただいております。
このジャスミン茶、碧潭飄雪も同じように無農薬の茶葉はもちろん
ジャスミンの花も無農薬で育てられたものが使われています。

ジャスミンの花はその香りの強さからも無農薬で栽培することが難しく
茶葉も使用する花も完全無農薬というジャスミン茶は殆どありません。

お茶の品質や安全性は気にしても、使われている花にまでは
意識がなかなか向いていなかったということは多いのではないでしょうか?
鈴茶堂が厳選した花茶はその花の品質や安全性にもこだわっています。
どうぞ安心してお楽しみください。


3月23日はイベントのため、また、3月28日から4月10日までのあいだは
中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。

かなり長期に渡るお休みとなります。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

3月26日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は
3月27日に発送させていただきます。

銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は
3月26日中に入金確認ができたご注文を3月27日に発送いたします。
それ以降のご注文は4月11日以降の発送となります。

また、4月からの増税に伴い、当店の消費税率も変更になります。
国税庁の指示により、ネットショップの場合は4月1日以降発送分より消費税が8%となります。
これは3月中にご注文、お支払いをいただいている場合も適用されます。
(商品発送日が基準になります)

3月28日より発送業務をお休みさせていただきますので
当店の場合は3月27日以降のご注文は全て消費税が8%となります。
どうぞご了承いただければと思います。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はネット接続環境が不安定な場所へも行くことを予定しておりますため、
ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

ミニチュア紫砂茶壷 ・ 中茶牌 老茶頭 2012年 入荷しました!

紫砂で作られたミニチュア茶壷が入荷しました!

一般的な観光お土産品のようなミニチュア茶壷とは違い、1つ1つ職人が手作りで作った紫砂茶壷です。
非常に小さく、精巧に作られ、内部は普通の紫砂茶壷と同様です。
また、実用の茶壷に使えるほどに良い土を使っているのも特徴的です。
非常に土質が硬く、高い金属音のする上質な土を使って作られています。

昔はこうした遊び心のある紫砂茶壷が作られていましたが、近年は滅多に見かけなくなりました。
今後は更にこうした作品が作られることはなくなっていくものと思います。

すべて1点ものです。

B04.11
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

コレクターアイテムとして、茶玩としてもお楽しみいただけます。

中茶牌 老茶頭 2012年 入荷しました!

中茶牌 老茶頭 2012年
中茶牌 老茶頭 2012年

濃厚な甘さを持つ茶頭が多い中、この老茶頭は爽やかな果汁系の甘さを持ち、さっぱりとした味わいが特徴的です。
茶葉は適度な大きさの塊に分かれていますので、1回分の量を量りやすく使いやすい形状です。

濃厚な甘さの老茶頭がお好みの方にはこちらがお勧めです。

大益 老茶頭 2012年
大益 老茶頭 2012年


After Taste ・ La Belta のメニューが変わりました!

春ということでAfter Tasteのメニューが変わりました。
四川高山桂花紅茶や武夷岩茶肉桂などが登場しています。自慢のデザートと共にお楽しみください!

After Taste

La Beltaでは定番の祁門紅茶に変わって四川高山紅茶が登場します。
マネージャーの淹れる祁門紅茶は格別に美味しいと評判でしたが、その味と香りを楽しめるのもあとわずかかもしれません。
これからは四川高山紅茶の甘く優しい味わいをお楽しみいただけます。

La Belta

ビンテージ黒茶 茶器 茶道具 入荷しました!

ビンテージ黒茶や茶器・茶道具が入荷しました!

10905.8
1970年代 重慶烏龍沱茶

前回入荷後、売り切れてしまってからもお問い合わせの多い1970年代 重慶烏龍沱茶が再入荷しました。
沱茶は実は四川省重慶でも作られていました。
(現在は四川省ではなく重慶直轄市)
その品質はとても良く、雲南の下関よりも良いと言われてましたが、時代の流れで下関の味が好まれるようになり、一度その姿を消してしまいました。近年になって復活しましたが、現在は下関の雲南大葉種や福鼎大白茶種が使われています。

重慶「烏龍」沱茶となっているのは、烏龍種から作られているからです。
今ではその姿を消してしまいましたが、昔は重慶に烏龍在来種がありました。
その烏龍在来種から晒日緑茶を作り、現在もある沱茶と同様の作り方をしたのがこのお茶です。
また、珍しいというだけでなく、とても美味しいお茶です。
ナツメのような甘さと旨みがあり、柔らかい烏龍茶の味わいがあります。
前回ご好評をいただき、ずっとこの重慶烏龍沱茶を探しておりましたが、少数のみ見つけることができました。

現在はメールマガジンご購読者の方限定で先行販売を行っております。 ありがとうございます。完売いたしました。
※ 大幅な円安の影響により、前回とは価格が異なっております。ご了承ください。

1995年 鼎興號緊茶
1995年 鼎興號緊茶

私人茶庄の1つ、鼎興號の1995年プーアル緊茶(生茶)です。
緊茶は1912~1917年に雲南省の佛海茶廠で作られていました。
本来、この地域ではキノコのような心臓型と呼ばれる形をした固形茶が主流になっていましたが、時代の流れと共に磚茶や沱茶の形が主流となり、こうした緊茶の形状をした固形茶はあまり作られることがなくなりました。
鼎興號は雲南省勐海茶区で1930年設立されています。他の私人茶庄と同じく、鼎興號も一度その姿を消すことになりますが、1980年代に復活します。昔から丁寧なお茶作りがよく知られていました。
このお茶は野生茶樹、喬木型の大葉種から作られた春茶です。
製造後、すぐに香港に持ち込まれて乾倉熟成を行っています。2010年に出倉、台湾へ移動しました。
味わいは深みのある甘さ、奥行きのある滋味、桂園(龍眼)味のお手本のような、雑味のない綺麗な味わいです。
ミネラル感が強く、茶気も良く出ています。余韻が長く、柔らかい味わいを長く楽しめるのも特徴的です。
黴臭さといったようなものは一切無く、熟成技術の高さが伺えます。

湯宣武 和蓮
和蓮

蓮蕾
蓮蕾

お茶会などにご参加いただいた方は何度か目にしていただいている、国家級工芸美術師である湯宣武の紫砂茶壷が入荷しました。
湯宣武は非常に技術力の高い人気のある女性紫砂作家です。
夫である范澤鋒は紫砂茶壷の大家で、彼の作品は既に日本円にして数十万〜数百万円という値がついています。
現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけても美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。
湯宣武は夫の范澤鋒と共に紫砂泥を既に確保しているため、非常に上質な紫砂泥を使用して作品を作っています。また、その技術力の高さから硬い土質のままで作り上げることができるため、とても硬度の高い茶壷になっています。
彼女の茶壷は数回の使用で茶壷に香りや味わいが取られてしまうことなく美味しくお茶を淹れることができます。
どちらも蓮花のモチーフをあしらった美しい茶壷です。
中国での親友が范澤鋒の友人であること、また私自身がこの湯宣武の茶壷のファンであることもあり、今回はご本人にお願いして2つの茶壷を製作していただきました。
現地と変わらない価格でご提供させていただいております。

汝窯茶玩 貔貅
汝窯茶玩 貔貅

茶玩についてお問い合わせを多くいただくものの、最近はなかなかデザイン、品質に納得できるものがなく、茶玩の入荷が滞っておりましたが、ようやく納得できるものが見つかりました。
この茶玩のモチーフとなっている貔貅(ピーシュウ・ひきゅう)は鳳凰や麒麟と並ぶ縁起の良い伝説上の霊獣です。
中国では避邪とも呼ばれ、その名の通り邪悪を避ける動物とされています。また、貔貅は金を食べ、お尻の穴がないとされていることからもお金の神様として人気があります。北京の紫禁城を囲む城門のうち地安門では、かつて皇帝の財産を守るためにこの貔貅が祭られていました。
この貔貅は紫砂茶器では有名な龍徳堂の製造です。
龍徳堂は先ほどご紹介した紫砂作家、湯宣武などが所属する工房で、その技術の高さには定評があります。
一般的な紫砂茶玩と違い、汝窯青磁の釉薬を施して仕上げられています。
汝窯青磁の貫入は美しさだけでなく、育てる楽しみが紫砂と同様にあります。

普洱茶保存袋
普洱茶保存袋

餅茶などを保存するのに便利なプーアル茶保存袋を入荷しました。
クラフト紙で作られています。
玉ひも付き封筒と同様に紐をまわして封をするようになっています。
適度な通気性もあり、普洱茶などの餅茶を保管する際に便利な道具です。

こちらもお問い合わせの多かったプーアル茶刀・茶針です。
プーアル茶などの固形茶を崩す際に使用する道具ですが、なかなか質の良いものが見つからず、中には道具自体が使用中に破損して怪我をしてしまうことも少なくありません。そんな事情もあり、当店では取り扱いをしていなかったのですが、ようやく納得できる品質のものが見つかりました。

普洱茶刀
普洱茶刀

こちらは竹製のとても綺麗な茶刀です。
持ち手の部分にはカラフルな糸とビーズで飾られています。
ただし、竹製のため強く硬く緊圧された固形茶にはお勧めできません。

普洱茶針
茶針

千枚通しやアイスピックのような形状の茶針です。
非常にしっかりと作られていますので、鉄餅と呼ばれるような強く緊圧された固形茶も楽に崩すことができます。
また、ねじ式のキャップが付いておりますので、安全に持ち運びや収納を行うことができます。
木材はこげ茶色の黒檀と明るい茶色の花梨とお選びいただけます。

その他、再入荷商品はこちらです。

大益 老茶頭 2012年

古玉瓷 蓋碗 (大)

鶏翅木 茶盤

鶏翅木 茶道組

雲南白茶 月光美人 2008

武夷岩茶 入荷しました!

熟成を続けてきた武夷岩茶がようやく仕上がりました。
鈴茶堂が扱う武夷岩茶は岩韻の強い、力のある茶葉を使ったものが多いため、熟成に時間を要します。
中には数年かけて熟成するものもあるほどです。
上質な岩茶は熟成に時間がかかる分、強すぎることなく、身体の芯から暖めてくれるミネラル感を持っています。

10135.1
天心岩 半天腰
岩茶の本流を感じさせるような品格のある花果香と火の香りが素晴らしく
岩茶とはこのような美味しさのあるお茶だったと再認識させてくれるような格の違う深みのある美味しさがあります。
まるで上質なモルトウィスキーのような奥行きのある複雑な味わいに仕上がっています。

10134.1
慧苑坑 瓜子金
甘く深みのある果香と柔らかい甘味のバランスが良い岩茶に仕上がっています。
煎を進めていくと甘い味わいが変化してお菓子のようなニュアンスもでてきます。
火入れの程度は中火。強すぎず弱すぎず、絶妙のバランスで火入れが行われています。

10133.1
天心岩 黄玫瑰
黄玫瑰はまだ比較的新しい品種で、2013年から本格的に収穫がはじまりました。
綺麗な優しいバラの香りのする岩茶です。
美しい琥珀のようなお茶は香りだけでなく爽やかな甘味と複雑で上品な滋味
しっかりとしたミネラル感と合わさり、上品で軽やかな美味しさがあります。

10131.1
慧苑坑 千里香
名前の通り、驚く程に素晴らしい甘い花の香りを持つお茶です。
甘さと複雑な旨味が合わさり、非常に良いバランスの岩茶に仕上がっています。

10117.1
流香澗 悦明香
南国の果物を連想させるフレッシュな香りと火の香ばしさが合わさり、非常に素晴らしい香りを持っています。
またこの悦明香の特徴とも言える深みのある甘さは正岩茶の持つミネラル感と合わさり
非常に複雑で奥深い味になっています。

10108.5
百年老枞水仙(百年老欉水仙)
慧苑坑にある樹齢160年ほどの水仙の茶樹から摘み取った茶葉で作られた貴重な老欉水仙です。
特別な古樹だけが持つ落ち着きある、凄みすら感じる旨味を持つ岩茶に仕上がっています。


2月13日から2月21日までのあいだ、中国出張、イベントのため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

2月11日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、同じく2月11日中に入金確認ができたご注文を2月12日に発送いたします。
それ以降のご注文は2月22日以降の発送となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

凍頂烏龍茶 2013年冬茶 入荷しました! / お店のブログが変わりました。

凍頂烏龍茶 2013年冬茶
凍頂烏龍茶 2013年冬茶

お待たせいたしました。凍頂烏龍茶 2013年冬茶 入荷しました。

最近は本来の産地以外で作られたものなども多く流通していますが、この凍頂烏龍茶は代々、伝統的な製法を頑なに守って作り続けています。その味わいはまさに本来の凍頂烏龍茶そのものです。
他の作り手がとっくに冬茶の摘み取りを終えるころまで充分に待ってから、作られたこの冬茶は数が少ないものの非常に良い出来です。

この作り手の凍頂烏龍茶は伝統的に醗酵が強く、火入れもしっかり行うため、実質的な賞味期限がないどころか年月を経た方がより柔らかく美味しくなります。
この冬茶も本当に美味しいのは半年後、6月以降です。
ご紹介するのには早いかとも悩んだのですが(毎回のことですが)、その後熟成の変化もお楽しみいただけることと思い、ご紹介させていただきます。

既にリピートされている方も多い凍頂烏龍茶ですが、春茶とはまた違った味わいがあります。台湾では1年中春茶しか飲まない人や、冬茶しか飲まない人もいるほど味わいや香りが異なります。
どうぞ、お好みの味を見つけてください。

実際、今いちばん美味しい凍頂烏龍茶は後熟成がしっかり行われている
2012年の春茶です。数が少なくなってきております。

凍頂烏龍茶 2012年春茶
凍頂烏龍茶 2012年春茶

凍頂烏龍茶 2012年冬茶
凍頂烏龍茶 2012年冬茶

凍頂烏龍茶 2013年春茶
凍頂烏龍茶 2013年春茶

現在、ショップで新入荷としてご紹介している普洱老茶(プーアル老茶)ですが、現在はメールマガジンご購読の方(2014年1月20日時点)限定で予約をお受けしております。
ご予約が入荷予定数に達した場合は売り切れとなりますのでご了承ください。

ご紹介している普洱老茶(プーアル老茶)は以下になります。

2001年 楊聘號
2001年 楊聘號

2003年 昌泰號
2003年 昌泰號

2004年 绿印红丝带(緑印紅絲帯)
2004年 緑印紅絲帯

今後もメールマガジンご購読の方限定のイベントや特典なども続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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お店のブログが変わりました。

今まではWEBショップ内にブログがありましたが、カテゴリーなどの確認がしにくかったと思います。これからはWEBショップとブログはそれぞれのメニューが左側に表示されますので、お探しの記事などが探しやすくなると思います。

どうぞよろしくお願いします。

溪頭高山茶・溪頭高山紅茶 入荷しました!

溪頭

台湾の溪頭高山茶、渓頭高山紅茶が入荷しました。

溪頭は台湾南投県にある素晴らしい自然で有名な場所です。
日本統治時代、東京大学の演習林であった溪頭自然教育園区もあるこの地域は素晴らしい自然に囲まれています。現在は国立台湾大学の管理下である教育園区内には今も樹齢3000年を超すと言われるご神木や美しい竹林などがあります。年間平均気温も16〜17度前後という環境で、豊かな自然とともに台湾屈指の避暑地としても知られています。

溪頭

日本ではその先にある杉林溪高山茶の方が有名ですが、この溪頭でも昔から上質な高山茶が作られています。

観光地から外れた、標高1000~1300mに位置する茶園で鈴茶堂の溪頭高山茶は作られています。
作り手は昔からこの地域に住み、製茶に携わってきたベテランです。最近主流の高山茶の作り方は取り入れず、古くからの製法を守って、こだわりの製茶を行っています。

溪頭

そのこだわりは茶畑からはじまります。
最低限の有機肥料のみを使い、大切に茶樹を育てています。

そのこだわりようは普通の作り手のそれとは違います。
2012年の冬は度重なる天候不順によって茶樹の状態が良くない状態にあり、このまま製茶をしても納得できるお茶にならないと判断して冬茶の摘み取り、製茶を断念しました。これは普通できない判断です。
冬茶を作らないということは1年の半分の収入を自ら失うことになります。普通は製茶したお茶の品質が悪く、価格が安くなってしまうことを覚悟しても製茶を行います。収入が無くなるよりは良いからです。この作り手はそれを良しとせず、冬茶の製造を見送りました。
美味しいお茶をつくることに強い情熱を持っている作り手です。

溪頭

今年は無事に春茶に続いて冬茶も作ることができました。

この作り手の製茶場は非常に小規模で家族で切り盛りしているような規模です。そのため、茶摘みの時期は摘み取りを行う摘み子さんの応援が必要になります。
毎年同じ顔ぶれの熟練した摘み子さんたちが手際よく丁寧に摘み取っていきます。もちろん、全て手摘みです。摘み取りにも技術が必要です。熟練した摘み子さんたちの確保は決して楽ではありませんが、ここで手を抜くわけにはいきません。

溪頭

摘み取った茶葉は大急ぎで近くの製茶場へ運ばれます。

この作り手は現在の流行に左右されることのない、少し古い作り方をしています。非常に勉強・研究熱心で時間を見つけては色々な製茶方法を試してみたり、色々なことにチャレンジされている方ですが、自分が楽をするのではなく、美味しいお茶をつくるために最良と思われる方法はこうした昔ながらの製茶方法になっているのだそうです。

しっかりと作られた溪頭高山茶は出来たばかりの今も美味しいものですが、時間をおいて熟成させた方がより深く美味しくなります。これはしっかりとした製茶技術を持って作られた高山茶だけです。
近年、標高の高さばかりが判断の基準となり、製茶技術の伴わない高山茶が多く流通しています。標高が高すぎる地域では環境が厳しすぎ十分な製茶を行うことができないケースや、最近になって開拓した高山地帯では技術の未熟な作り手も少なくありません。それでも標高の高さだけで消費者の人気が高くなり、高値がつくのも現状です。
鈴茶堂ではあえて茶樹、製茶技術、作られたお茶の品質にこだわります。


20106.3
溪頭 高山茶 2013年春

2013年4月20日に摘み取った茶葉から作られた春茶です。
しっかりと丁寧に作られたこのお茶は、少し時間をかけて落ち着かせた方が美味しく楽しめます。味わいに深みと丸さが備わり、そろそろ飲み頃を迎え始めました。

20106.4
溪頭 高山茶 2013年冬

2013年10月30日摘み取りの冬茶です。
春茶と同様、しっかりと丁寧に作られたこのお茶は、少し時間をかけて落ち着かせた方が美味しく楽しめます。できれば半年から1年位は後熟成をしておきたいお茶ですが、新茶の状態でもお試しいただけるよう、今年は早い時期にご紹介することにしました。
冬茶独特の丸い味わいが楽しめます。

20106.1
溪頭 高山茶 2012年春

2012年の春茶です。しっかりと管理された環境で後熟成を行っています。
味わいに柔らかさと深みが増していて、清香系の溪頭高山茶の中では一番美味しくお楽しみいただけると思います。

20106.2
溪頭 焙香高山茶

伝統的な凍頂烏龍茶の製法で作った焙香高山茶です。醗酵も焙煎もしっかり行った高山茶です。驚くほどに甘く深みのある味わいと香りは、しっかりとした味わいの好きな方にお勧めです。
溪頭高山茶の中では次にご紹介する高山紅茶とあわせて当店スタッフの一番のお気に入りです。

20106.5
溪頭高山紅茶

通常は高山烏龍茶にする茶葉を使って作られた紅茶です。

台湾では日月潭をはじめとする有名な紅茶の産地をまわりましたが、最も美味しく感動した紅茶が紅茶の産地ではない、この溪頭高山紅茶でした。リンゴの香りを連想するような果香と香ばしさが合わさった素晴らしい香りです。深みのある甘味とその後ろに複雑な旨みと清涼感があります。


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