2018年 あけましておめでとうございます

雲南シーサンパンナ
中国雲南省西双版纳 景洪湄公河

あけましておめでとうございます。

2018年も中国でいつも通りにお茶に囲まれて迎えました。
おかげさまで鈴茶堂も7年目を迎え、はじめた当初からお付き合いいただいている作り手さんはもちろん、友人の紹介や偶然知り合った作り手さんたちにも、日本に自分たちのお茶を紹介してくれてありがとうと逆にお礼を言われることも多くなり、これも支えてくださっているみなさまのお陰と身を引き締める思いで年明けを迎えました。どうもありがとうございます。
日本へ輸出されるお茶となると大手企業さんのものが目立つこともあり、また、日本とはお茶の価値観が違うということもあって日本人は良いお茶を買わないという認識が多く伝わっているのも事実ですが、そういったお茶の選び方とは違うということが分かってもらえてきたのか、ここ最近は友人の紹介などで色々な作り手さんから試してみて欲しいと逆にお申し出いただくことも多くなりました。なかなか数が多く試飲しきれないほどになってきたこと、その後の自主検査など、ご紹介するまでになかなか時間がかかってしまうため少しずつではありますが、今年も美味しいお茶をみなさまにご紹介していけるように進んでいこうと思います。

新年の特別企画として、メールマガジンご購読者およびWebショップ会員の方を限定して鳳凰単欉の雪片をご用意しました。
鳳凰単欉は温暖な地域で作られることもあり、ほぼ1年を通して製茶が行われます。その時期にあわせて、春茶、暑茶(夏茶)、秋茶、雪片(冬茶)と呼ばれます。一般的に春茶が多く、また上質な茶葉として扱われますが、北風に晒されて育った新芽から作られる雪片は茶樹の力をしっかりと貯め込んだ上質なお茶として知られています。また生産量が少なく、殆どの雪片は気候の関係からも、産地の中でも低山と呼ばれる標高の低い地域の茶畑から作られることが殆どです。
今回ご紹介する雪片は低山ではなく高山にある茶畑で栽培された茶葉からつくられた、数少ない雪片の中でも更に希少な高山雪片です。
1つは芝蘭香。清らかな香りが素晴らしく、とても上質な雪片です。先行予約として特別価格でご提供させていただきます。(予約期間終了後は価格が変わります。またご予約で入荷量に達した場合の一般販売はございません。)
もう1つは更に希少な金玉蘭の老欉(古樹)で樹齢130年以上のものです。鳥肌がたつほどの素晴らしいお茶で、雪片の美味しさとはこのようなものなのかと感動するほどの味わいです。
どちらも日頃の感謝を込めて特別価格にてご紹介させていただきますが、金玉蘭は生産量が更に少ないこと、原価以下でのご提供となりますため一般販売はありません。

お申込み方法は既に配信済のメールマガジンをご覧ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

金玉蘭 高山老欉雪片は完売いたしました。ありがとうございます。

2018.01.14 芝蘭香 高山雪片もご予約で完売いたしました。一般販売はございません。ありがとうございます。

2017年 どうもありがとうございました

福建土楼
中国福建省云水遥 客家土楼

2017年はおかげさまで鈴茶堂にとって良い年とすることができました。
今年も多くの方にご利用いただき、また、当店のお茶を扱ってくださる店舗も増え、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。

一方でお客さまにはご不便、ご迷惑も色々とおかけしたこともあったかと思います。
前年の倍の入荷量に増やすなど対応しておりましたが完売してしまう商品も多く、お問い合わせいただくこともありました。基本的に生産量の少ない手作り、またはそれに近いお茶が殆どのため、これ以上、入荷量を増やすことが難しい状態であったりと改善の難しい問題ではありますが、ご希望されるみなさまになるべくお求めいただけるよう作り手とのコミュニケーションを密にとって改善していきたいと思っております。
また、お茶会の開催ができなかったことも申し訳なく思っております。おかげさまでご注文料が増え、人手が足りなくなりつつある状態ですが、コストはなるべく低く抑えて美味しく上質なお茶をご紹介していくという基本を忘れずに改善に努めてまいります。
今年中に開催したいと思っていたお茶の淹れ方、お茶についての講習会も開催できず仕舞いでしたが、来年からはプライベートサロンにて開催いたします。とても小さなサロンですので少人数での開催となりますが、みなさまと一緒に美味しくお茶を楽しむ場を楽しみたいと思っております。

2018年も基本を忘れず、私たちが美味しい、飲みたいと思うお茶、使いたいと思う茶器だけをご紹介していきます。
私たちは日本、中国1名ずつのスタッフで運営する小さなショップですが、友人であるさまざまな茶産地の茶農家さん、作り手さんをはじめ、中国各地の茶商さんたちの協力で成り立っています。この縁と感謝を来年もお伝えしていくよう努めてまいります。

2017年もどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

年内発送分のご注文受付について(変更)

現在、ご注文が大変混み合っておりますため、年内発送分のご注文受付締め切りを早めさせていただきます。

12月20日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、および、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は12月20日24時までにご注文、かつ、12月23日中までに入金確認ができた場合は年内、26日までに発送させていただきます。(12月22日から24日は除く)

通常よりも発送までにお時間をいただいております。大変申し訳ありません。

2018年は1月8日から発送開始となります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

木舞屋

木舞屋

オーナーチェンジにより、現在、鈴茶堂のお茶の取扱はありません

鈴茶堂のお茶をお楽しみいただけるお店が増えました。
四谷三丁目駅近くの荒木町にある木舞屋(こまいや)さんです。

木舞屋(こまいや)
東京都新宿区荒木町9番地 美舟ビル201
03-3356-4526
19:00〜26:00(月・水〜金)(火曜定休)
17:00〜26:00(土) 
17:00〜24:00(日)
※水曜日のみ11:30〜ランチタイム、13:00よりカフェタイム

四谷三丁目駅より徒歩5分

鈴茶堂サイト内紹介ページ

木舞屋

懐かしい雰囲気を持つ荒木町にある小さなカウンターバーです。
木と竹を使った素敵な雰囲気のバーで、地元の人はもちろん、荒木町を訪れる人たちの隠れ家のようなバーです。扉を明けてしまえば、初めての人にも入りやすい不思議な暖かさを持ったお店です。

熟練したオーナーバーテンダーの創るカクテルが素晴らしく、鈴茶堂店主も木舞屋さんのカクテルの美味しさとその技術の高さには衝撃を受けたほどです。カクテル以外にも珍しいお酒や古いお酒などもあり、心地よく楽しめる場所です。
お茶のカクテルはもちろん、チェイサーなどにも中国茶をおすすめいたします。ご希望に合わせてご用意いたします。

木舞屋

水曜日はランチタイムも。とても美味しく、かわいらしい、おいなりさんランチが楽しめます。13時からはカフェタイムも。もちろん鈴茶堂のお茶もお楽しみいただけます。夜のバーの雰囲気と違って、竹格子の間から差し込む柔らかな陽の光に包まれた店内もまた心地よく素敵な空間です。(ランチタイム、カフェタイムは不定期にお休みする場合もあります。最新情報はFaceBookをご確認ください。)

鈴茶堂のお茶は季節に合わせて数種類ご用意しております。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

鳳凰単欉 白芽奇蘭 入荷しました! / おかげさまで6周年を迎えます / 発送業務お休みのお知らせ

しっかりと醗酵、焙煎を行ったクラッシックなタイプの鳳凰単欉の後熟成が終わり、美味しくお楽しみいただけるようになりました!

先日、広東省の産地を訪問してきたということもあり、今回はいつも以上にこだわった鳳凰単欉をご紹介させていただきます。

鳳凰単欉 蜜蘭香 2017
鳳凰単欉 蜜蘭香 2017

鳳凰単欉の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され鳳凰単欉と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。

お茶にも流行があります。数年前まで鳳凰単欉といえば蜜蘭香が最も多く栽培、生産されていました。そのため、産地の中でも低山(標高の低い位置)でも殆どが蜜蘭香の栽培という状況になり、様々な品質の蜜蘭香が流通していました。現在は蜜蘭香の流行は去り、現地では鴨屎香(ここ最近は銀花香とも呼ばれます)がそれにとって代わりました。
これは蜜蘭香というお茶にとって良いことであると考えます。
流行にのって大量生産された品質の低い蜜蘭香ではなく、本来の蜜蘭香らしさを追求する生産者のみが蜜蘭香を大事に育て製茶するようになります。今回ご紹介する蜜蘭香もそういった生産者によるもので、高山で造られた無農薬、無肥料の茶樹から作られています。

鳳凰単欉 兄弟香 2017
鳳凰単欉 兄弟香 2017

兄弟香は元々、標高1000m以上の高山地区にある樹齢200年以上の古茶樹に遡ります。
芝蘭香系の茶樹で、その味わい、香りが美味しいことから広まるようになりました。他の有名な品種に比べると栽培する茶農家も少なく、生産量の多い品種ではありませんが、深みのある味わいと優しい香りが素晴らしい鳳凰単欉です。

過去に何度か兄弟香をご紹介しようと検討したことがありますが、元々の生産量が多くないということもあって品質に納得ができるものがなく見送ってきました。今回は納得のいく品質の兄弟香をご紹介することができました。(無農薬、無肥料)

鳳凰単欉 姜母香 2017
鳳凰単欉 姜母香 2017

姜母香は鳳凰単欉の中でも古く、基本となる品種です。
基本品種の1つで、日本での知名度はそれほどありませんが、現地では非常に評価の高いお茶として大事にされています。特韵と呼ばれる素晴らしい甘さと余韻が素晴らしく、微かに清涼感とスパイシーさを感じる奥行きの深さが素晴らしいお茶です。

産地でも高山地区で栽培されている樹齢200年以上の茶樹から作られています。
無農薬はもちろん、無肥料、無剪定で栽培された、昔ながらの栽培方法、製茶方法を行っている上質な姜母香です。

既にご紹介済の鳳凰単欉も美味しくお楽しみいただけます。
特に東方紅は店主イチオシの美味しさです。


あまり日本では見かけることのない白芽奇蘭が入荷しました!

白芽奇蘭は日本での知名度の低さからか、あまり見かけることはありません。また、安価な烏龍茶として紹介されることも多く、お勧めできるような品質ではないお茶が多いという実情もあります。
今回は白芽奇蘭でも納得できる品質のものをご紹介させていただきます。

白芽奇蘭 2017秋
白芽奇蘭 2017秋

広東省との境に近い、福建省平和県の白芽奇蘭です。2017年の秋茶になります。

清代、乾龍帝の時代に命名された250年以上の歴史あるお茶です。
新芽が白っぽく、蘭の香りを楽しめるお茶として命名されました。
この白芽奇蘭の産地、平和県は山間に集落が点在するような、素朴でのどかな場所です。
この地域では蜜柚と呼ばれる果物と、この白芽奇蘭の製茶が主に行われています。
とても温暖な気候に育てられた優しい味わいが特徴です。

大変に珍しい紅茶も入荷しました!

白芽奇蘭紅茶 2017秋
白芽奇蘭紅茶 2017秋

まだ限られた生産者のみではありますが、紅茶が作られるようになってきました。元々この地域の茶樹は紅茶の生産にも向いています。結果、とても美味しく上質な紅茶ができました。

甘い花香が高く感じられます。味わいもそれに応じるように深く甘く、ニッキのような清涼感も感じられます。大変上質な紅茶です。


ご予約いただいておりました漳平水仙は先日発送させていただきました。
多くの方にご予約、ご注文いただき、どうもありがとうございます。

ご紹介をはじめた当初は全く知名度のないお茶ということもあって、人気のないお茶であったのですが、ここ数年は入荷が追いつかない状態にまでなり、大変うれしく感謝しております。
当店がご紹介する漳平水仙は品質にこだわりますため、生産量が少なく、ご迷惑をおかけすることもございますが、来年も美味しい漳平水仙をご紹介できますよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017年秋茶は全て完売いたしました。(在庫調整分も全て完売です。)
2018年5月頃に春茶のご予約受付を開始する予定です。


12月13日で鈴茶堂Webショップはおかげさまで6周年を迎えます。

2017年も今までにないほど多くのお客さまにご利用いただき、日本、中国のスタッフ共々大変うれしく感謝しております。
美味しい、安心できるお茶をご紹介したいと思って努めておりますが、多くのお客さまにご利用いただけることは本当に嬉しく励みになります。どうもありがとうございます。

7年目も変わらず、より美味しいお茶、使いやすく造形の優れた茶器をご紹介していけるよう努めてまいります。

お世話になっているみなさまにお礼の気持ちをと思い、今年も12月6日から5000円(税抜き)以上ご注文いただいた方には心ばかりではありますが、お茶のセットをプレゼントいたします。
今年は一般的には入手しにくいお茶を各産地の友人たちの協力もあり、ご用意しました。

プレゼントのご用意には限りがございますため、在庫が終わり次第終了となりますのでご了承ください。
既にたくさんのご注文をいただいております。そのため、プレゼント在庫がわずかとなっております。ご注文のタイミングではプレゼントは終了となります。ご了承ください。
終了いたしました。ありがとうございます。

周年記念のお茶のセットは終了してしまいましたが、メールマガジンご購読およびWebショップ会員様で5000円(税抜き)以上のご注文をいただいた方には、ささやかですが非売品の店主秘蔵のお茶をプレゼントさせていただきます。(セットではありません)

どうぞよろしくお願いいたします。


12月は変則的に発送業務をお休みさせていただきます。
12月22日から24日および27日から2018年1月7日まで発送業務がお休みとなります。

特に27日から来年1月7日までは中国出張となりますため、その期間のご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

12月20日17時までのご注文は翌日21日に発送させていただきます。それ以降、24日24時までのご注文は25日、26日の発送となります。

24日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月26日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、12月24日中に入金確認ができたご注文を12月26日までに発送いたします。それ以降のご注文は翌年1月8日以降の発送となります。

また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

現在、ご注文が大変混み合っておりますため、年内発送分のご注文受付締め切りを早めさせていただきます。

12月20日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、および、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は12月20日24時までにご注文、かつ、12月23日中までに入金確認ができた場合は年内、26日までに発送させていただきます。(12月22日から24日は除く)

通常よりも発送までにお時間をいただいております。大変申し訳ありません。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

モウ海茶廠 訪問 その2

モウ海茶廠

基本的に工場内は撮影禁止とのことで、写真はとても少ないのですが、掲載の許可をいただきましたので改めていくつかご紹介させていただきます。
これは一源井と呼ばれる井戸です。勐海茶厂(モウ海茶廠)に古くからある井戸で、圣泉(聖泉)とも呼ばれ、とても大事にされています。この井戸の水質が非常によく、今も餅茶の成形の際に使用する蒸気はこの井戸の水が使われているそうです。

工場内を一通り見学した後に、すぐそばにある研修施設でこの井戸の水を使ってお茶を淹れていただきました。とても柔らかくて甘い水で、この水を使ったお茶は優しく深みがあり、美味しくいただきました。
ちなみに工場の周囲には研修施設の他にも社員寮や社宅などが立ち並んでいて、このあたりはモウ海茶廠とその関連施設で働く人たちの集落のようになっています。とても福利厚生なども充実していて、雲南省だけでなく中国全土からモウ海茶廠へ就職しに来る人も多いのだそうです。

モウ海茶廠

現在の一源井は葉などが井戸に落ちることを防ぐために鉄帽子と呼ばれる蓋がされています。最上部はガラスになっています。中を除くとかなり深い井戸であることが分かります。10m以上の深さがあるそうで、中にはパイプが設置されていて、そこから工場内へ汲み上げられています。
苔とシダが生えていて、井戸の中は不思議な静かさを持った雰囲気になっています。

この井戸の底にも入ることができるそうです。ただし実際に製茶に使用している水ということもあり、徹底的に管理されています。入ることができる人はごく一部の方だけだそうです。

モウ海茶廠

これは熟茶の醗酵槽です。現在のモウ海茶廠ではこのように近代的な設備で醗酵を行っています。
この醗酵槽がある7号院(7号館)では40年以上にわたって熟茶の醗酵に使用する麹菌の研究が続けられています。研究施設も見せていただきましたが、様々な麹菌があり、原材料の茶葉の種類や状態、目的とするお茶の味わいや香りに合わせて使い分けを行っているそうです。
こうした近代的な醗酵槽だけでなく、昔ながらの醗酵槽も復刻版としての製品を作る際に一部使用していますが、衛生管理、製品管理という観点からも現在はこのような設備で醗酵を行うことが主流になっているそうです。

工場内はとても近代的なビルが並んでいると思えば、平屋の昔ながらの製茶場も並んでいたりします。どちらも稼働している工場で、製品によって、工程によって使い分けを行っているそうです。


プーアル熟散茶 2009年
プーアル熟散茶 2009年

普洱熟茶には定評のある勐海茶厂(モウ海茶廠)の大益・普洱熟散茶です。
大益には珍しく固形茶ではなく散茶の形状で2009年の製造です。
深みのある旨味と甘味があります。香りはナッツのような香ばしい香りとナツメのような果物の香りがあります。カビ臭さなどは一切感じません。湯温が高い時にはアミノ酸系の旨味が強く感じられます。湯温が下がってくると回甘が強くなってきて、果物のような味と香りが強く出てきます。
普洱茶は臭いと思っている方、美味しく無いお茶と思っている方にはもちろん、普段使いの普洱茶として飲みやすくおすすめです。まさに普洱熟茶の基本となるような美味しいお茶です。

新会柑 大紅柑
新会柑 大紅柑

雲南省の西双版纳勐海茶区で作られた普洱熟茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行った陈皮(陳皮)普洱茶です。
11月から1月にかけて収穫された大紅柑に宮廷級普洱熟茶を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行います。
大紅柑は陳皮と呼ばれる漢方として珍重される果実でもあります。年数が経過すればするほど体によく、香りが良くなるとされ、この陳皮普洱茶も10年以上保存が可能なものです。果実、大紅柑自体の品質も大変に良いものを使用しています。漢方生薬として珍重される程に品質の高い大紅柑です。

ヘタの部分を除き、中に詰められている宮廷級普洱熟茶を取り出し、大紅柑の皮を必要に応じてちぎって一緒にお茶と淹れてお楽しみください。甘く柔らかい香りが素晴らしく、また、使用されている普洱熟茶の甘味に寄り添うように一体感のあるお茶が楽しめます。とても身体が温まり、飲みやすく、バランスの良いお茶です。上質なオレンジティーのような香りと甘い味わいで、普洱茶とは思えないほどの洗練された美味しさです。

モウ海茶廠 訪問

勐海茶厂(モウ海茶廠)

4月に中国・雲南省を訪れました。
その際に目的地ではないのですが、現地友人たちのおかげで大益ブランドで有名な勐海茶厂(モウ海茶廠)を訪問、内部を見学させていただきました。
モウ海茶廠といえば普洱茶。中でも普洱熟茶は最初にその製法を作り出したのがこの茶廠です。四川省で作られる蔵茶などの技術を取り入れて熟茶の製法を編み出したと言われています。今でもモウ海茶廠、大益の普洱熟茶といえば品質の高さでよく知られています。

モウ海茶廠の工場は雲南省の普洱茶の産地にいくつかありますが、訪問させていただいた工場は最も古くからある勐海の中心にほど近いばしょにある工場です。手前に「勐海茶厂」と大きく書かれた門をくぐって、しばらく進むと工場があります。門から工場までは結構距離があり、その間には工場で働く人たちや、かつて工場で働いていた人たちの住居などで、ちょっとした集落のようになっています。

勐海茶厂(モウ海茶廠)

基本的に工場内は撮影禁止とのことで写真でご紹介できないのが残念ですが、とても広く清潔な工場です。
古くからある建物と新しく造られた建物が混在していて、製品や工程に合わせて使い分けられています。
敷地内には古い井戸もあります。その水が非常に美味しく良い水質であることから熟茶の製造に使われているそうです。今も現役で使用されている井戸で、特別にその水を飲ませていただきましたが、とても美味しいお水でした。

勐海茶厂(モウ海茶廠)

すべての工程を見せていただき、色々と説明や質問などにも応えていただきましたが、すべてに共通して印象的なのは衛生管理が徹底していることです。基本的に大手の製茶工場では衛生管理が行き届いていることが多いのですが、中でも大益、モウ海茶廠のそれはかなり徹底されています。
また、コスト削減や生産管理への工夫など、さすがと思わせることも多いです。例えば昔からの普洱餅茶は7枚を1セットとして竹の皮と竹ひごでまとめますが、大益では廃止して専用の紙袋に入れてまとめます。これは昔ながらの方法の場合は専門の技術が必要となり、誰でもできる工程ではなくなってしまいます。また、作業効率も決して良いとは言えません。紙袋に入れるという変更により、それほどの技術が必要ないことや時間の短縮などが期待できます。このような工夫は至る所で行われていて成形工程などもモウ海茶廠ならではの工夫が見られます。

勐海茶厂(モウ海茶廠)

工場内は撮影禁止ですが、工場のすぐそばにモウ海茶廠のブランド、大益のカフェがあり、そこでは自由に撮影させていただきました。
まるでスターバックスのようなカフェです。ただし大益が運営していますので、コーヒーではなくすべてお茶です。ラテなども普洱茶ラテです。これが結構美味しいのですが、熟茶の甘さと濃さが意外とラテにすると相性が良く、さっぱりと軽く楽しめるようになっています。普洱茶が原材料に使われているクッキーやケーキなどもあります。
工場の前にあるこのカフェはショールームの役割も兼ねているようで、大益の様々製品が展示販売されています。また、一般の方は立ち入ることができませんが、上階にはプレゼンルームと研修施設もあります。(それとは別に本格的な研修施設も近くにあります。)
このカフェ、雲南省の昆明長水国際空港や景洪のシーサンパンナ・ガサ空港にもあります。なかなかこの工場まで来る方はいらっしゃらないと思いますが、昆明や景洪にお越しの際は利用してみると面白いかもしれません。

モウ海茶廠では製茶工程はもちろん、発酵に使用する麹菌の種類についてなど、工場内外の施設なども含めてじっくり見学させていただきました。熟茶についての認識が改まった旅のはじまりです。


南糯山 古樹雲南紅茶 2017
南糯山 古樹雲南紅茶 2017

この勐海のモウ海茶廠からそう遠くない場所にある古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた、非常に上質な古樹雲南紅茶です。
通常、雲南紅茶は俗に言う茶畑で栽培された若い栽培茶樹から作られますが(台地茶)この古樹雲南紅茶は上質なプーアル生茶を作るような、少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から手摘みで丁寧に摘み取られた茶葉から作られています。

艶やかな黒褐色の茶葉にゴールデンチップの金色が差し込んだ非常に美しい茶葉です。金色一色の雲南紅茶と違い、非常に深い甘味と複雑な旨み、古樹の持つミネラル感が素晴らしい紅茶です。

雲南紅茶は甘味を出しやすく、飲んで誰もが美味しいと思うお茶が多いものです。その反面、味わいが単調で飽きやすい、飲み続けにくいということもあります。この雲南紅茶は複雑さと奥行きの深さが違います。

2017年は大変品質が向上し、美味しく香り高く仕上がりました。複雑なミネラル感、上品な香りと甘味のバランスが最高の仕上がりとなっています。例年とは格の違う美味しい紅茶となり、現地価格もかなり上昇、倍近くの価格となってしまいましたが、作り手さんのご好意で昨年とあまり変わらない価格でご提供させていただきます。

発送業務お休みのお知らせ

11月24日から28日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが
ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ことたま堂 il baccio

ことたま堂 il baccio

鈴茶堂のお茶をお求めいただけるお店が増えました。

四谷三丁目駅近くの荒木町にある ことたま堂 il baccio (イルバッショ・美舟)さんです。

ことたま堂 il baccio (イルバッショ・美舟)
東京都新宿区荒木町6番地 ルミエール四谷2F
03-6273-1179
19:00〜24:00(金・土のみ翌5:00まで)
四谷三丁目駅より徒歩4分

鈴茶堂サイト内紹介ページ

ことたま堂 il baccio

昭和の雰囲気の残る、かつての花街、荒木町。
美味しそうなお店や素敵なお店がたくさんあるものの、良く知らない人には少し入りにくい街でもあります。そんな街の街のコンシェルジュである「ことたま堂」が運営するcafe&barです。
古くからの常連さんたちはもちろん、初めて荒木町を訪れる人も一緒になって楽しめる、とてもあたたかいお店です。荒木町に来たらまずはここ。という、まさに街のコンシェルジュとして多くの人に親しまれています。

壁面は展示スペースになっています。若手の芸術家、表現者の方々に提供されていて、素敵な作品も楽しめます。
毎月、落語会、地域寄席も運営されていて、単にcafe&barというだけでなく、みんなで様々なことを楽しめるとても素敵な場所でもあります。

ことたま堂 il baccio

人気のジャスミン茶、碧潭飄雪とイルバッショ限定販売の紅茶や鳳凰単欉を特別価格で販売しています。

お店でお楽しみいただけるお茶は近日中にご提供予定です。
季節に合わせたお茶をご提供させていただく予定です。
(現在、中国紅茶の店内でのご提供を開始しています。)

ことたま堂 il baccio

お食事も美味しく充実しています。
ちょっとした軽いものから、しっかりお腹が満足するようなセットメニューまで。
どれも驚くほどに美味しいのも嬉しいお店です。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

餃子バル ぴこれ

餃子バル ぴこれ

鈴茶堂のお茶をお楽しみいただけるお店が増えました。

中野駅近くにオープンした餃子バル ぴこれ さんです。

餃子バル ぴこれ
東京都中野区中野3-34-24 千野ビルB1F
17:30〜26:00(LO25:00)日曜定休
中野駅南口より徒歩1分

鈴茶堂サイト内紹介ページ

餃子バル ぴこれ

にんにくやニラを使わず、北海道の「どろぶた」を使用するなど素材にこだわった餃子が楽しめるお店です。オリジナルの餃子もたくさんあり、美味しく、気軽に楽しめるお店です。

当店のお茶は人気のジャスミン茶、無農薬 碧潭飄雪をご用意しています。


大紅袍朱泥 楊嬌 梨型壺 入荷しました!

楊嬌 梨型壺
楊嬌 梨型壺

大紅袍というと岩茶を連想してしまいますが、明・清代から伝わる伝統的な泥料の1つです。現在は非常に産出量が少ないこと、扱うにはかなりの技術が必要とされるということなどがあり、今では殆ど見られなくなりました。非常に硬度が高く、艷やか、お茶の味わいが非常に清らかに出る朱泥系の泥料の中では最高品質とされています。

その大紅袍を使用した茶壺が1点入荷しました。

楊嬌の作品は初めてご紹介させていただきますが、非常に技術力の高い女性紫砂作家です。
若くして紫砂大師となった範澤鋒の一番弟子として、その高い技術力、センスの良さが注目されている作家です。中国現地でも非常に注目されており、既に作品の入手が難しくなりつつあります。
今回は師との長い付き合いということもあり、入手が可能となりました。現地価格と変わらない価格でご紹介させていただきます。(現地一般流通価格よりもお安くなっています。)