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お茶を楽しむ会 2018年6月 ありがとうございました!& 7月開催詳細

お茶を楽しむ会 2018年6月

6月16日、17日と開催させていただきましたワークショップ、お茶を楽しむ会にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました! 今月も楽しい時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございます。

今回も前回に引き続き今年の新茶を中心に淹れていただきました。
手や腕でお茶を淹れるのではなく、身体を全体で安定してお茶を淹れることをベースに続けておりますが、身体全体の動きを安定させるということもあり、すぐに身に付くものではなかなかありません。それでも、多くの方が会をはじめた頃よりも見違えるように動きが変わってきていると感じています。お茶は美味しく楽しむことが大前提ですが、この動き方ができれば所作も非常に洗練された美しい動きに変わります。無駄のない動きは茶藝に限らず美しいものです。身に付けるために今はオーバーアクションで(と思うように)動いていただきましたが、しばらくは意識して身体の動きを作っていってみてください。

会で今回使用したお茶は以下となります。

2018年 特級 手工 蒙頂黄芽
(四川省雅安市名山県蒙頂山茶区)

東洞庭山 碧螺春
(江蘇省太湖東洞庭山)

高山雲霧茶
(浙江省金華市武義県)

福鼎 野生小葉銀針白茶 2018
(福建省福鼎市点頭鎮柏柳村)

武夷岩茶 野生北斗 2014
(福建省武夷山北斗峰)

次回の開催は7月、詳細は以下となります。

日時 2018年7月28日(土曜)16時00分~18時30分頃まで
2018年7月29日(日曜)14時00分~16時30分頃まで
場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
お申込みが確定しましたら銀行振込(SBIネットバンク)またはゆうちょ銀行振込にてお支払をお願いします。(詳細はお申込み確定後にご連絡いたします。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

お茶は同じ種類のものでも茶葉によって、気温によって、湿度によって、水によって、湯温によって、そして使う茶器によっても味わいや香りが変わります。茶葉の量は何グラム、湯温は何度、抽出時間は何秒というように淹れてしまっては、そのお茶の美味しさを引き出すことはできません。お茶の種類に関わらず、目の前にあるお茶を美味しく淹れるためのちから、また、安全で美しい茶器の扱い方などを体得していただくことを目標にご指導させていただきます。このお茶は何秒抽出、何度のお湯を・・・というお教え方はいたしません。その方の淹れるスタイルに合わせて、より美味しく淹れるかたちをアドバイスさせていただきます。

ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。

お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。また、当店のご利用をされたことのあるお客さまを優先とさせていただきますのでご理解いただけますようお願いいたします。
ご参加いただいた方には個別にご予約開始のご案内をメールで送らせていただきます。次回のご参加をご希望される場合は指定期間内にご予約ください。
その後、お席に空きがでた場合のみ、予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


本日、大阪北部で発生した地震により被害を受けられました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
この地震によって、みなさまに被害が及んでいないこと、これ以上被害が拡大しないことを祈っております。
まだ余震が続いているとも聞きます。また雨による2次災害も懸念されます。どうぞ十分に身の回りにお気をつけください。

白茶 入荷しました! / 漳平水仙(ショウ平水仙)販売再開

今年も福建白茶が入荷しました!
昨年よりもかなり品質の良い白茶を今年はご用意することができました。
美味しい白茶をぜひお試しください。

高山 白毫銀針 2017
高山 白毫銀針 2017

白茶の中でも最上位に位置するのが白毫銀針です。
今年ご紹介する白毫銀針は一般的な平地にある茶畑から作られたものではなく、標高1000mを超える高地で無農薬栽培された福鼎大白茶種から作られています。その白毫銀針を1年間じっくりと後熟成しています。

昨年、この白毫銀針を選ぶ際に平地で栽培されたものと比べてみました。どちらも美味しい白毫銀針であることに変わりはありませんが、高山のものの方が明確に味わい、香り、奥深さが違うものでした。また飲みたい!と思わせる深みがあります。
山の上の険しい場所にある傾斜が厳しい小さな茶畑で栽培されているため、生産量が非常に少なく、茶農家さんでも懇意にしている人にしか譲らないという白毫銀針です。

福鼎 野生小葉銀針白茶 2018
福鼎 野生小葉銀針白茶 2018

昨年大人気の福鼎小白茶を、今年はグレードを上げてご用意させていただきました。

通常、福建省の白茶は大白茶種、大毫種と呼ばれる品種から作られます。白茶の国家標準でもこの品種が指定されています。しかしながら、この品種は1960年代に品種改良されたもので、それ以前の宋代から民国時期までは、この小白茶種(地元では白毛茶と呼ばれています)から作られていました。この小白茶種は大変味わいが良いことで知られていましたが、その名の通り、葉が小さく、また茶樹自体も小さいため、生産量が少なく、経済的理由から現在の大白茶種、大毫種に変えられていきました。現在は栽培、生産を行う茶農家は殆どいない状態で、まず市場に流通することがなくなりました。

2018年は民国時期頃まで、かつて小白茶種を栽培していたものの、その後放置された野生化した茶樹から作られた白茶を入手することができました。大変に珍しく、鳥肌がたつほどに美味しく、野生茶樹ならではの茶樹のちからを感じるような素晴らしい白茶です。

小白茶種は栽培を復活させてほしいと心から願う程に上品で繊細、複雑な旨味、素晴らしい美味しさを持っている品種ですが、難しい品種でもあるようです。懇意にしている茶農家さんでは小規模ながら栽培を続けていますが(昨年ご紹介したものがその小白茶です)、今年は殆ど収穫できない状態になってしまいました。私がこの小白茶種を楽しみにしていたのを知ったその茶農家さんが、今年は収穫できないと申し訳ないと家族、親戚総出でお年寄りの記憶を頼りに山の中に入り、茶摘みをして作ったのが今年の野生小葉銀針白茶です。ご好意に感謝するとともに、結果的に昨年の小白茶よりも味わい深く美味しいお茶になりました。

野生白牡丹 2016
野生白牡丹 2016

山の中に群生している茶樹から摘みとって作られた白茶です。
険しい山中をまわり、1枚1枚手摘みをするのも大変な作業ですが、栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。茶樹の力が強く、2年間後熟成を行うことで優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。
大変に上質で美味しい白茶です。白牡丹本来の味わい、香りが楽しめます。


日常的に楽しめる白茶として人気の高い雲南白茶ですが、茶農家さんのご好意で、今年は特に品質のよいものを入手させていただきました。
最高品質の雲南白茶をご紹介いたします。

雲南白茶 月光美人 翠芽 2018
雲南白茶 月光美人 翠芽 2018

雲南白茶 月光美人 2018
雲南白茶 月光美人 2018

雲南大葉種の持つ柔らかい甘さと、夏向きの爽やかな紅茶のような風味、心地よいミネラル感を持つ深みのある味わいに仕上がっています。
雲南省思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。


検疫通関時の調整分が例年よりも多く出たため、その調整分の漳平水仙(ショウ平水仙)を販売再開いたします。
今年の春茶は例年よりもかなり良い仕上がりで、店主も驚くほどの仕上がりでした。特に炭焙煎ではない伝統 ショウ平水仙が特筆して素晴らしいですね。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。また味わい、香りの落ちる夏の時期のものなどはご紹介せず、ベストなタイミングで摘み取られた最高品質のものを選んでご紹介しています。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

漳平水仙(ショウ平水仙)
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。この漳平水仙は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。
標高800m以上の、漳平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 漳平水仙(ショウ平水仙) 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く、焙煎を施すことで蘭花香系とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶
漳平水仙(ショウ平水仙) 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

落語とお茶の会「烏龍亭」のお知らせ 再掲 / 発送業務お休みのお知らせ

落語とお茶の会「烏龍亭」のお知らせ

6月に東京荒木町、ことたま堂さんとの共同企画として、落語家の林家たけ平さんをお迎えして落語とお茶の会「烏龍亭」を開催いたします。日本の伝統芸能である落語と中国の伝統的なお茶を同時に楽しめるのは日本ならではという会です!

落語と聞くとドレスコードは?難しいのでは?と思ってしまう方もいらっしゃると思います。
私も荒木町で実際に聞かせていただくまでは敷居が高いと思っていました・・・(^^;
実際はTシャツにGパンでも全く問題ありません。
話が難しいということもなく、好きなところで笑うのもOKです。
今回は椅子席になりますので、お気軽にご参加いただけると思います。

6/1現在、まだ5席ご案内可能です。

落語は聞いたことが無い・・・という方にもぜひ楽しんでいただきたく思います。
荒木町に行ってみたいという方でも良い機会なのではないかなと思います。昭和の花街の雰囲気を楽しむこともできますし、なにより落語も高座が近く、臨場感があって引き込まれると思います。

当日の落語家、林家たけ平さんは面白く楽しいお話をされる方です。実際のところ、通常は彼だけでお席がすぐに埋まってしまうほどに人気の高い落語家さんです。
鈴茶堂はショップでは日本に通常輸入されることのないレベルの上質な中国茶を提供させていただきます。

日時 2018年6月23日(土曜)17時00分~19時00分頃まで(開場16:30)
場所 荒木町・美舟
新宿区荒木町9 丸美ビル1F

03-3357-8177
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩4分
木戸銭・茶会参加費 3000円(茶会ご提供のお茶は2種・中国茶のお土産付き)
ご予約・お問い合わせ info@kototamado.com までメールにてご連絡ください。
お席に限りがありますので事前のご予約をお願いいたします。
満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。

終演後、お茶会終了後に打ち上げがあります。参加費3000円でお食事、酒肴、お酒、中国茶などが出ます。会にご参加いただいた方は当日にお申し出いただいても大丈夫ですが、打ち上げ参加をご希望の方はご予約時にお申し出いただけますと助かります。

落語会とのコラボレーションお茶会ということもあり、今までのお茶会とはまた違った雰囲気のお茶会になると思います。
みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。

ありがとうございます。満席となりました。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


6月1日から6日までは中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

雲南西双版納の水掛け祭り

雲南西双版納の水掛け祭り

お茶とは直接関係ありませんが、とても素敵な体験をしてきました。
4月の製茶時期は傣族のお正月、泼水节(水掛け祭り)と重なります。タイの水掛け祭りととても近い習慣、文化です。(タイの民族と、この傣族は同じタイ語族ではありますが民族が異なります。言葉や文化も大変近いものの、別のものを持っています。)西双版納を発つ前日はこの水掛け祭り前日、大晦日にあたる日でした。街にもたくさんの人達が出てきて、大変賑やかに盛り上がっていました。
メコン川の川岸にはお祭り用の特設ステージが作られて盛り上がっています。周囲は普段の倍以上の屋台も出ています。かなりの人出で場所によっては歩くのも困難なほどです。

雲南西双版納の水掛け祭り

同じメコン川の川岸では孔明灯、ランタンをあげる人たちもたくさんいます。すぐ近くでもこの孔明灯を販売していますが、地元の方の多くは事前に用意している孔明灯を手にしていることが多いようです。この孔明灯には願いことが書かれていたりもします。
先ほどの賑やかなステージから少し離れた場所で、この孔明灯をあげています。私たちも孔明灯を購入してあげてみましたが、意外と難しいです。上手く火がつかなかったり、浮力を溜められなかったり・・・周囲には上る前に孔明灯が燃えてしまうケースも多くありました。

雲南西双版納の水掛け祭り

メコン川の川岸がたくさんの孔明灯で本当に美しい景色に変わっていました。家族で、友達同士で、カップルで、それぞれ願いを込めて飛ばす孔明灯はとても綺麗です。
この孔明灯は大晦日の夜に行うのが習わしで、この日の夜は近くにある景洪の空港も全線運行停止にするそうです。基本的に傣族の人たちの習慣ですが、この日は傣族以外の人たちも参加。街中が新しい年に願いを込める日でした。

雲南西双版納の水掛け祭り

孔明灯以外にも日本で言う流し灯籠のようなものもありました。蓮の花をかたどった灯籠に火を灯してメコン川に流します。どうやら流し灯籠は孔明灯とセットで行うようですね。
この流し灯籠の習慣だけでなく、雲南の文化と日本の文化には意外と多くの共通点があります。雲南では日本のように納豆を食べるということや(若干日本の納豆とは違います。どちらかと言えば水納豆のような感じです。)言葉にも日本語との共通点があります。これだけ遠く、気候も違う雲南ですが、文化は繋がっているのかもしれませんね。


大人気の漳平水仙(ショウ平水仙)春茶のご予約は31日までとなります!

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

伝統 ショウ平水仙 2018年春茶
伝統 ショウ平水仙 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く焙煎を施すことで清香の蘭花香とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶
ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

発送は入荷後、6月10日頃を予定しております。ご予約は5月31日24:00までお受けいたします。
入荷予定数に達した場合はご予約の早期終了もございます。ご了承ください。

システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

落語とお茶の会「烏龍亭」のお知らせ

落語とお茶の会「烏龍亭」 落語とお茶の会「烏龍亭」

6月に東京荒木町、ことたま堂さんとの共同企画として、落語家の林家たけ平さんをお迎えして落語とお茶の会「烏龍亭」を開催いたします。

落語はよくわからないという方も中国茶はペットボトルの烏龍茶しか知らないという方も、もちろん落語が好き、中国茶が好き、落語も中国茶も好きという方も大歓迎です。
林家たけ平さんはとても楽しく素敵な落語家さんです。楽しい落語と、ちょっと珍しく美味しい中国茶をお楽しみいただけます。ぜひお気軽にご参加ください!

日時 2018年6月23日(土曜)17時00分~19時00分頃まで(開場16:30)
場所 荒木町・美舟
新宿区荒木町9 丸美ビル1F

03-3357-8177
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩4分
木戸銭・茶会参加費 3000円(茶会ご提供のお茶は2種・中国茶のお土産付き)
ご予約・お問い合わせ info@kototamado.com までメールにてご連絡ください。
お席に限りがありますので事前のご予約をお願いいたします。
満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。

終演後、お茶会終了後に打ち上げがあります。参加費3000円でお食事、酒肴、お酒、中国茶などが出ます。会にご参加いただいた方は当日にお申し出いただいても大丈夫ですが、打ち上げ参加をご希望の方はご予約時にお申し出いただけますと助かります。

落語会とのコラボレーションお茶会ということもあり、今までのお茶会とはまた違った雰囲気のお茶会になると思います。
みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。

ありがとうございます。満席となりました。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


5月26日および27日は国内出張のため、また、6月1日から6日までは中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

5月29日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は5月31日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、5月29日中に入金確認ができたご注文を5月31日までに発送いたします。それ以降のご注文は6月7日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お茶を楽しむ会 2018年5月 ありがとうございました!& 6月開催詳細

お茶を楽しむ会 2018年5月

5月19日、20日と開催させていただきましたワークショップ、お茶を楽しむ会にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました! 今月も楽しい時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございます。

今回は今年の新茶を中心に淹れていただきました。
手でお茶を淹れるのではなく、身体を全体で安定してお茶を淹れるということを前回と同様に続けて体験していただいていますが、特に緑茶はその動きの違いが出やすいということもあり、少し難しかったかもしれません。ただし、緑茶は中国茶に限らず、全てのお茶の基本です。美味しく香り高いお茶を淹れる力をつける、目の前にあるお茶の味わいやポテンシャルを理解できるようになるのには緑茶を基本として淹れて味わっていただくことが一番の近道だと思います。

会で今回使用したお茶は以下となります。

手工 蒙頂甘露
(四川省雅安市名山県蒙頂山茶区)

四川蒙頂野生茶
(四川省雅安市名山県蒙頂山茶区)

安吉白茶
(浙江省安吉县天荒萍镇山河村)

黄山毛峰
(安徽省歙県黄山岗村)

鳳凰単欉 宋茶王 2018
(広東省潮州市潮安県烏崠山)

次回の開催は6月、詳細は以下となります。

日時 2018年6月16日(土曜)16時00分~18時30分頃まで
2018年6月17日(日曜)13時00分~15時30分頃まで
場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 3000円
お申込みが確定しましたら銀行振込(SBIネットバンク)またはゆうちょ銀行振込にてお支払をお願いします。(詳細はお申込み確定後にご連絡いたします。)
その他 茶葉および茶器はご用意させていただきます。

お茶は同じ種類のものでも茶葉によって、気温によって、湿度によって、水によって、湯温によって、そして使う茶器によっても味わいや香りが変わります。茶葉の量は何グラム、湯温は何度、抽出時間は何秒というように淹れてしまっては、そのお茶の美味しさを引き出すことはできません。お茶の種類に関わらず、目の前にあるお茶を美味しく淹れるためのちから、また、安全で美しい茶器の扱い方などを体得していただくことを目標にご指導させていただきます。このお茶は何秒抽出、何度のお湯を・・・というお教え方はいたしません。その方の淹れるスタイルに合わせて、より美味しく淹れるかたちをアドバイスさせていただきます。

ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。

お申込みは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けいたします。また、当店のご利用をされたことのあるお客さまを優先とさせていただきますのでご理解いただけますようお願いいたします。
ご参加いただいた方には個別にご予約開始のご案内をメールで送らせていただきます。次回のご参加をご希望される場合は指定期間内にご予約ください。
その後、お席に空きがでた場合のみ、予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


大人気の漳平水仙(ショウ平水仙)ですが、春茶が入荷します。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

伝統 ショウ平水仙 2018年春茶
伝統 ショウ平水仙 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く焙煎を施すことで清香の蘭花香とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶
ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

発送は入荷後、6月10日頃を予定しております。ご予約は5月31日24:00までお受けいたします。
入荷予定数に達した場合はご予約の早期終了もございます。ご了承ください。

システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

普洱思茅の茶市場

普洱思茅の茶市場

お茶の旅のご報告がなかなか進まずにおりますが、雲南編の続きを・・・

雲南では普洱思茅へも訪問してきました。
当店でご紹介している雲南緑茶の作り手さんを訪問するために景洪から車で数時間、普洱市へ入ります。普洱市はかなり広く、その中の思茅地域だけでも相当な広さがあります。山深い茶山もあれば、ちょっとした都市もあったりと、日本とはスケールの違う大きさに驚かされます。

まずは作り手さんの事務所兼発送拠点として市街地にある茶市場の店舗へ向かいます。普洱茶源広場と呼ばれる茶市場で、意外と広い茶市場です。ただし地域的にも業者向けといった市場で、他の地域の市場のように個人客に見せる工夫をしている店舗は少なく、発送待ちのお茶の入ったダンボールが積み上がっているだけという店舗が多く、どちらかと言えば事務所のような店舗です。

普洱思茅の茶市場

ここ普洱に限らず雲南の茶市場では基本的に売買単位が1キロです。他の地域では1斤(500g)が普通ですが、雲南ではこの茶市場でも茶業さんや茶農家さんでもキロ単位での売買となります。それでも昆明などの茶市場は一般客を相手にすることが多いので、金額を明示していたり(とは言え、その金額のまま購入する人は少ないです。そこは購入量などを考えて、その金額から交渉します。)茶葉の展示が多いのですが、この普洱はそういったことも殆どなく、潔い位に玄人向けの市場です。茶産地近くでもここまで徹底している市場はちょっと珍しいと思いながら色々と見せていただきました。

普洱思茅の茶市場

彝族の茶農家さんの茶山はとても山深い場所にあり、慣れている地元の人ではないと車があっても行くのに難しいということで、この茶市場から車を乗り換えて茶山へ連れて行っていただく予定でした。しかし、残念ながら数日前に大雨となり、途中の山道で大規模な土砂崩れが発生して通行できない状態で、お会いした茶農家さんの娘さんも家に帰れないのはもちろん、出荷するお茶も全て茶山で止まっているという状態。残念ながら思茅の茶山の訪問はまた次回ということになりました。次回はぜひ訪問させていただこうと思います。


易武の中でも味わい、香り共に評価の高い倚邦の中でも最も味わいが良いと知られる曼松の2018年春茶(普洱生茶)が入荷しました。
手摘みはもちろん、機械を一切使用せず、全て手作業による製茶を行っています。

易武曼松 小餅 2018
易武曼松 小餅 2018

曼松の普洱茶は曼松貢茶と呼ばれ、皇帝専用の貢茶として知られています。ほんの10年ほど前までは電気すら通っていないような茶山の奥で、その素晴らしい環境で作られるお茶は現在もかなりの高値が付けられています。今回この価格でご紹介できるのには理由があります。

店主の友人である易武天能茶庄がこのお茶を製茶していますが、固形茶には殆どといってある内飛と呼ばれる製茶場を表す票がありません。また、包装紙に製茶場名などの明記がありません。(生産年はあります)この状態では中国国内で通常ルートで出荷することはできない状態です。そういった「訳あり」で今回のご紹介価格となりました。肝心の茶葉の品質には全く問題はありません。

近年、中国国内で投資目的での普洱茶需要が高まり、生活の中で楽しめる上質なお茶が少なくなっています。
そういった状況に危機感を覚えた友人作り手が、親しい人たちへと、本来の楽しみを味わえる日常のお茶として作った普洱茶です。
易武のお茶の入門としてもおすすめです。


昨年、大変な人気ですぐに完売してしまった祁眉が入荷いたしました!

祁眉(祁門紅茶) 2018
祁眉(祁門紅茶) 2018

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。実際、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2018年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から
作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

黄山毛峰 径山茶 大紅袍朱泥 マルチティーサーバー 入荷 / ショウ平水仙 ご予約開始します

中国緑茶は中国茶の基本ということで、日本のみなさまにもその美味しさを知っていただきたく、レギュラーでご紹介している四川、雲南のものとは別に毎年スポット的に緑茶をご紹介しています。
今年は店主友人の協力もあり、黄山毛峰と径山茶をご紹介します。

黄山毛峰 2018
黄山毛峰 2018

黄山毛峰は清代から続く中国十大銘茶の1つとして知られています。
とても美味しい緑茶の1つですが、非常に高価な緑茶でもあります。気軽に楽しむには躊躇してしまう価格で流通しているのが現状です。また上質とされる黄山毛峰は素晴らしい味わい、香りであるものの、儚く繊細なものが多く、黄山毛峰の特徴が分かりにくいということもあります。

今回は店主友人のお父様が作る黄山毛峰をご紹介します。
黄山毛峰の特徴が分かりやすく、気軽に楽しめるものです。作られた時期が遅い時期となるため、特級茶葉ではありませんが、産地の中でも上質な黄山毛峰が作られることで知られる岡村で無農薬栽培で育て、作られた、とても美味しく、蘭香の素晴らしいお茶です。

径山茶 2018
径山茶 2018

今年は7年ぶりに径山茶をご紹介いたします。

径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業にこの禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。碾茶法(茶葉を粉にする方法。抹茶の原料)もここから伝わったと言われています。

浙江省杭州市余杭区の天目山東部にある径山一帯で作られ、径山毛峰茶とも呼ばれています。海抜1000mという標高の高い場所で温暖湿潤、お茶を作るのにとても適した地域です。標高が高く斜度のきつい斜面で無農薬栽培された茶樹から作られています。


大人気の漳平水仙(ショウ平水仙)ですが、春茶が入荷します。

中国・福建省の漳平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、鈴茶堂ではずっと何年もこのお茶を探し、ようやく納得できる品質のお茶を作る茶農家さんと出会い、以後5年間以上、日本の方が殆どこのお茶をご存じないという時からご紹介してきました。

昔のままの村で、今も殆ど手作業で1つ1つ丁寧に作られています。また、無農薬、有機栽培を徹底しており、茶畑の中には養蜂の巣箱がたくさん配置されています。茶畑で取れるこの蜂蜜も村の大事な収入源となっています。

伝統 ショウ平水仙 2018年春茶
伝統 ショウ平水仙 2018年春茶

漳平水仙(ショウ平水仙)には桂花香型と花香型とあります。桂花香型は漳平の中でも比較的低標高の茶畑で作られたものを、花香型は標高の高い茶畑で作られた上質なものとなります。
この漳平水仙(ショウ平水仙)は花香型の中でも最高品質の蘭花香型になります。標高800m以上の、ショウ平の中では最も高地の茶畑で作られています。また、機械を可能な限り使用しない伝統的な製法で作られています。

また固形にする際の技術も味わいや香りに影響します。熟練した作り手によるものは、大きすぎず、圧をかけすぎず、最適な大きさ、緊圧をもって成形を行います。産地でもこの成形技術のレベルはまちまちで、大きすぎるものや小さすぎるものなど様々なものが見られます。実際、大きすぎるものなどは味わいが鈍く感じるようになってしまいます。
当店では最適な大きさ、味わいが鈍くなるような成形のものは選ばす、最高品質の蘭花香型にこだわって選んでいます。

伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春
伝統 ショウ平水仙 2018年 炭焙煎 春

とても希少な炭焙煎の漳平水仙(ショウ平水仙)(青茶)です。
この炭焙煎は紙に包んでから行うため、通常の散茶よりもずっと時間も技術も必要となり、今では数件の茶農家でしか行うことができません。

ほっこりとした香ばしい火の香りと、甘い柔らかな花香が感じられます。深みのある旨みと柔らかで心地良い回甘、ミネラル感がとても強く焙煎を施すことで清香の蘭花香とはまた違った茶樹の旨味を強く感じることができます。

ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶
ショウ平水仙 紅茶 2018年春茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

発送は入荷後、6月10日頃を予定しております。ご予約は5月31日24:00までお受けいたします。
入荷予定数に達した場合はご予約の早期終了もございます。ご了承ください。

システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。


楊嬌 秦権
楊嬌 秦権

朱泥の中では最高品質の大紅袍を使用した茶壺が入荷しました。

楊嬌は非常に技術力の高い女性紫砂作家です。若くして紫砂大師となった範澤鋒の一番弟子として、その高い技術力、センスの良さで非常に注目されている作家です。また範澤鋒を中心とする技術力の高いことで知られる工房、龍徳堂で保有する大紅袍の使用許可を受けているということでも、将来が楽しみな作家です。

彼女の作品は現地価格の上昇が激しく、今後の入荷はかなり厳しくなります。師との長い付き合いということもあり、今回は入手が可能となりましたが、今後は大幅な価格の変更があるかもしれません。

ありがとうございます。完売いたしました。


久しぶりにマルチティーサーバーが入荷しました!

マルチティーサーバー
マルチティーサーバー

蓋の部分についているボタンを押すだけで簡単にお茶が淹れられる、とても便利なマルチティーサーバーです。

中国の食品容器衛生標準はもちろん、日本の食品衛生法、アメリカのFDAといった各衛生基準をクリアしています。またデザインも使いやすく、しっかりした品質で長くお使いいただけます。

1、2人でお使いいただけるサイズです。
実際にカフェなどでお使いいただいているサイズになります。(1名様用として使用)

易武曼松 小餅 入荷しました!

易武の中でも味わい、香り共に評価の高い倚邦の中でも最も味わいが良いと知られる曼松の2018年春茶(普洱生茶)が入荷しました。
手摘みはもちろん、機械を一切使用せず、全て手作業による製茶を行っています。

易武曼松 小餅 2018
易武曼松 小餅 2018

曼松の普洱茶は曼松貢茶と呼ばれ、皇帝専用の貢茶として知られています。ほんの10年ほど前までは電気すら通っていないような茶山の奥で、その素晴らしい環境で作られるお茶は現在もかなりの高値が付けられています。今回この価格でご紹介できるのには理由があります。

店主の友人である易武天能茶庄がこのお茶を製茶していますが、固形茶には殆どといってある内飛と呼ばれる製茶場を表す票がありません。また、包装紙に製茶場名などの明記がありません。(生産年はあります)この状態では中国国内で通常ルートで出荷することはできない状態です。そういった「訳あり」で今回のご紹介価格となりました。肝心の茶葉の品質には全く問題はありません。

近年、中国国内で投資目的での普洱茶需要が高まり、生活の中で楽しめる上質なお茶が少なくなっています。
そういった状況に危機感を覚えた友人作り手が、親しい人たちへと、本来の楽しみを味わえる日常のお茶として作った普洱茶です。
易武のお茶の入門としてもおすすめです。

ご予約中の商品と同梱での発送をご希望される場合は、その旨をご注文時の備考欄にてお書き添えください。追って送料を調整させていただきます。


昨年、大変な人気ですぐに完売してしまった祁眉が入荷いたします!

祁眉(祁門紅茶) 2018
祁眉(祁門紅茶) 2018

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。実際、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2018年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から
作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月12日頃を予定しております。
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。

金華 野生茶 祁眉(祁門紅茶) 入荷 / 新茶調整後分 蒙頂黄芽 販売再開

毎年人気の金華の野生茶ですが今年はぎりぎりまで入荷できるか分からずご案内ができずにおりましたが、何とか入荷できました!

金華 野生茶 2018
金華 野生茶 2018

これは店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。人の管理下にない、本物の野生茶樹から作るお茶です。人が立ち入らない急斜面の山の中に自生する野生茶樹から作られています。
標高約800mの急斜面を1日茶摘みをして回っても1日で作れるお茶の量は多くてもたった250gです。山が厳しいうえに野生茶樹は品種改良された茶樹と違い成長が遅く、また点在して自生しているために、折角山に入っても少しずつしか摘むことができません。また、茶摘み、製茶を行う友人のお母様がご高齢ということもあり、厳しい山に入って茶摘みを行うことができるかどうか判断できずにおりましたが、なんとか今年も摘み取り、製茶をすることができました。

驚くほどに清らかに甘いお茶です。この身体にすっと入ってくるような優しい甘さは農薬はもちろん、肥料すらも与えず、自然のままに育ってきた本物の野生茶樹の美味しさです。栽培品種には無い優しい独特の甘味が楽しめます。この甘さは本当の野生茶特有のものです。とても上品で優しい美味しさを感じていただけます。

通常、市場には出回らない特別なお茶です。


昨年、大変な人気ですぐに完売してしまった祁眉が入荷いたします!

祁眉(祁門紅茶) 2018
祁眉(祁門紅茶) 2018

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。実際、本当の祁門香を持つ祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

2018年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。
祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状をしていますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないとその形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から
作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

現在は後熟成工程に入っており、発送は入荷後、5月12日頃を予定しております。
システムの都合上、本商品と一緒にご注文いただきました商品は本商品の入荷後、同梱での発送となります。先に発送をご希望される場合は、ご注文を分けていただけますようお願いいたします。


ご予約いただいておりました新茶を発送させていただきました。
たくさんのご予約、どうもありがとうございました。

入荷在庫調整分を少量ですが販売再開いたしました。
また、黄茶の蒙頂黄芽も販売再開いたしました。

今年の蒙頂黄芽、蒙頂甘露、蒙頂石花は全て機械を使わずに製茶した手工、総手作りの最上級品です。

2018年 特級 蒙頂黄芽
2018年 特級 蒙頂黄芽

今年は天候に恵まれたこともあり、例年より1週間ほど早く蒙頂黄芽の製茶が始まりました。緑茶と同様に標高の高い場所にある茶畑を指定して作っていただいています。

蒙頂茶

こちらが以前訪問した際に撮影した蒙頂黄芽の茶畑です。味わいの深さ、美味しさは、平地茶と違います。珍しい黄茶というだけでなく、心が震えるように美味しいお茶に仕上がっています。

黄茶独特の製造方法を守りながら、更に改良を重ねて作られています。この作り手は農閑期には大学で製茶について学生に指導を行うような、とても研究熱心で真面目な方です。常により美味しく、安心して楽しめるお茶づくりを目指している中で、この蒙頂黄芽は作りだされました。特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

黄茶は美味しくない、癖があると思っている方にも是非お試しいただきたいお茶です。

2018年 明前 蒙頂甘露
2018年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

当店では品質と無農薬にこだわり、各地の茶農家さんに茶畑を指定して製茶していただいています。山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川の緑茶よりもずっと遅い時期の摘み取り製茶になります。

写真は以前に訪問した際の、その茶畑です。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさはこうした厳しい環境によって作られます。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。濃厚な甘味と深く長く続く余韻の素晴らしさは蒙頂茶ならではです。
これは茶樹の力強さが無いと味わえないものです。本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を昨年から取り入れ、より味わいが深く柔らかくなりました。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶です。

2018年 明前 蒙頂石花
2018年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。成都などでは基本的にこの蒙頂石花が好まれています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅を連想させるようなお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、蒙頂山のお茶特有の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。
飽きずに長く楽しめるこの美味しさは四川で一番人気のお茶ということが納得できる銘茶です。

思茅 雲南毛峰(早春茶) 2018は完売いたしました。


4月28日から5月7日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

4月26日24時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は4月28日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合、4月26日中に入金確認ができたご注文を4月28日までに発送いたします。それ以降のご注文は5月8日以降の発送となります。
また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に
いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。