投稿者「suzuchado」のアーカイブ

新茶のお茶会 第2弾 ありがとうございました!

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7月5日に新宿AfterTasteで開催させていただいたお茶会、おかげさまで無事終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

前回の新茶のお茶会には間に合わなかった山深い場所で摘み取られた野生茶や白茶、紅茶などをご紹介させていただきました。特に今回は数量が少なく、貴重なお茶ばかりでしたので、ご参加いただいたみなさまには面白い経験をしていただけたかと思います。市場にはまず出てくることのないお茶ばかりです。お土産にお持ちいただいたお茶も含めて、お楽しみいただければ嬉しく思います。

日照緑茶

特級 九曲紅梅

斎藤シェフによるデザート 旬の杏のババロア

政和野生白茶

黄山野生茶

日照緑茶は山東省で作られる緑茶です。なかなか美味しい緑茶ですが、中国国内でも流通が多いとは言えないお茶で、あまり見かけることのないお茶の1つです。地理的に中国では最北限で作られるお茶と言って良いのではないかと思います。今回は現地の親友の紹介ということもあり、少量ですが入手できましたのでご紹介させていただきました。
九曲紅梅は今年1番の出来の良さというロットを現地を訪問させていただいた際に少量ですが分けていただいたものです。非常に美味しいのですが、少量すぎるため、お茶会でご紹介させていただくのみとなってしまった、貴重なものです。
同様に政和野生白茶も昨年からご紹介させていただいている無農薬・無肥料の政和白茶と同じ作り手によるものですが、こちらは山中にある野生緑茶から作られたもので、ほんの数キロしかないため、現地でも販売はせず、家族や友人の間で楽しむのみのお茶です。とはいえ、近日中にご紹介する白茶と作り手が同じということもあり、味わいは近いものがありますので、ぜひショップでご紹介予定の白茶もお試しいただければと思います。
最後にお入れした黄山野生茶は安徽省黄山の山中に自生する野生茶樹から作られた非常に貴重な野生茶です。山深い場所にあるため、茶摘みも5月末にようやく出来たという状態で、こちらも数が少ないため一般に流通することはなく、家族、友人などで楽しんでいるお茶です。今年は中国でお世話になっている老師のご好意で譲っていただくことができました。

今回も茶器はARITA PORCELAIN LABを中心に湯宣武老師の紫砂茶壷などを使わせていただきました。

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斎藤シェフによる杏のデザート、とても美味しかったです。
ありがとうございます!

お土産にお持ちいただいたものはこちらになります。

日照緑茶
黄山野生茶

とても貴重で美味しいお茶ですので、ぜひゆっくりとお楽しみいただければと思います。

次回のお茶会はまだ未定ですが、詳細が決まりましたら、メールマガジンからご連絡させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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蔵茶 康磚(布袋)

夏は蔵茶がおすすめです。

当店でも夏の常備茶として、ヤカンいっぱいに作って冷水筒へ。
冷蔵庫で冷やして楽しんでいます。
チベットで親しまれている蔵茶は身体を冷やしすぎることなく、お楽しみいただけます。

温かいまま楽しむのはもちろんのこと、気温が高い時期には煮だして(5gで1リットル作れます)冷水筒で冷やしても美味しくお楽しみいただけます。黒茶というと癖があることも多いのですが、癖のない甘い味わいは1年中お楽しみいただけます。

蔵茶はとても体に優しく、夏バテや疲れた胃腸にも優しい健康茶です。プーアル茶と同じ黒茶ですが、蔵茶にはカフェインが含まれていないため、飲むタイミングを気にせず、空腹時でも就寝前でもお楽しみいただけます。(カフェイン含有量については当店の扱う中国蔵茶のみ確認しています。その他のメーカーでは製造方法が異なるため、カフェイン含有量は不明です。)

美味しいだけでなく、減肥、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、整腸などに良い機能を持つとされている蔵茶は体調を崩しやすい時期にお勧めです。

便利なティーバックタイプもあります。

蔵茶 康磚(ティーバッグ)


8月4日から8月16日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
長期のお休み、大変申し訳ありません。
8月2日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は3日に発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、8月2日中に入金確認ができたご注文を8月3日に発送させていただきます。
それ以降のご注文は8月17日以降の発送となります。
また、7月19日はイベントのため発送業務をお休みさせていただきます。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境の無い場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

7月 チーズと中国茶 お茶会のお知らせ

インドネシア茶園

7月19日に神奈川県小田急相模原のビストロ、Vinmage -wine&dining-で
チーズと中国茶のマリアージュをテーマにお茶会を行います。

ご存知のように、中国茶には様々な香り、味わいがあります。
チーズも同様に季節ごと、地域ごとに様々な美味しさを持つものがあります。
前回、町田で行ったお茶会と同様に、今回も様々なマリアージュをお楽しみいただければと思います。

Vinmageの店主は前回チーズの選定を行った、スペシャリストです。
今回も素晴らしいチーズとの組み合わせをご紹介できると思います。

日時 2015年7月19日(日曜)15時~17時頃
場所 Vinmage -wine&dining-(ヴァンメイジ)
神奈川県相模原市相模原市南区相南4-3-32
042-711-6813
小田急相模原駅南口より徒歩2分
料金 5500円(お茶4種以上・チーズ・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、7月15日までにVinmage店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(042-711-6813 / 17:30~0:00)

2015年 明前 蒙頂甘露
2015年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。今年は特にそれが強く感じられます。聞けば本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を今年から取り入れたとのことで、昨年までのお茶とは格が違います。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶に仕上がっています。

予想を遥かに越えるご注文をいただき、あっという間に完売してしまった蒙頂石花と蒙頂黄芽ですが、中国国内での販売分を日本へ追加輸入します。
入荷は7月上旬を予定しております。
先に完売した茶葉と同一ロットの商品となります。

ご予約商品と一緒にご注文いただいた商品は入荷後の発送、7月上旬以降のお届けとなりますのでご注意ください。
ご予約品以外の商品を通常発送する場合はお手数ですが別途ご注文手続きをしていただけますよう、お願いいたします。

2015年 明前 蒙頂石花
2015年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、
中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅といった感じのお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、喉にへばりつく様な独特の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

2015年 特級 蒙頂黄芽
2015年 特級 蒙頂黄芽

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような純粋に美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

今年はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思える仕上がりになっています。香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。


6月25日から7月1日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
長期のお休み、大変申し訳ありません。

6月22日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は24日に発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、6月22日中に入金確認ができたご注文を6月24日に発送させていただきます。
それ以降のご注文は7月2日以降の発送となります。

また、7月5日はイベントのため発送業務をお休みさせていただきます。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境が不明な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で3日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

大益 老茶頭入荷しました! & 7月の新茶 お茶会のお知らせ

大益 老茶頭 2014年
大益 老茶頭 2014年

黒茶の中でも人気の高い、大益の老茶頭が入荷しました。

2014年よりパッケージおよび販売単位が変更になりました。
100gの老茶頭が5枚セットになって500gでの販売に変更になっております。それ以前は250gで1つという単位でしたが、100gずつになったことで崩しやすくなっております。
もちろん、老茶頭自体は従来と変わらず、大益らしい定評のある品質の高い美味しい茶頭になっています。

茶頭(茶头)を磚茶(レンガ状)の形に固めたものです。
茶頭というのは普洱熟茶を製造するのに必要な渥堆工程(麹菌などによる後発酵)で発生する、いわゆる半端モノです。
渥堆工程では積み上げた茶葉に水をかけ、温度と湿度を上げた状態で後発酵を行います。その発酵過程で茶葉同士が固まりになってきます。それを人間が鍬のような道具でほぐしていくのですが、そこで発生する、特に熟成が進んだために、ほぐしきれなかった塊を茶頭(茶头)といいます。
しっかり熟成が進んでいる良質の茶葉が多く、お値打ち品です。

大益 老茶頭 2014年(100g)
大益 老茶頭 2014年(100g)

100g装丁での販売もいたします。お試し用におすすめです。


7月のお茶会のお知らせ

次回2015年7月のお茶会は再度新茶をテーマにいたします。

新茶というと緑茶を思い浮かべてしまいがちですが、多彩なお茶がある中国では緑茶はもちろんのこと、烏龍茶として知られる青茶や人気の高い白茶、紅茶などが続々と新茶として今年も出てきています。
7月はそういった今年出来上がってきた新茶の中から厳選して味わっていただこうと思っています。

日時 2015年7月5日(日曜)12時30分~14時30分
場所 Bistro&Bar After Taste
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
料金 4000円(お茶4種以上・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、7月1日までにAfter Taste店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6273-2001 15:00~翌1:00)

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。


6月25日から7月1日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
長期のお休み、大変申し訳ありません。

6月22日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は24日に発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、6月22日中に入金確認ができたご注文を6月24日に発送させていただきます。
それ以降のご注文は7月2日以降の発送となります。

また、7月5日はイベントのため発送業務をお休みさせていただきます。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境が不明な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で3日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

手摘み川根茶 2015年一番茶 入荷します!

手摘み川根茶 2015年一番茶
手摘み川根茶 2015年一番茶

今年も川根のお茶が入荷します。
当店のお茶の中では珍しい日本茶で、リピーターも多く、毎年増えています。
今年は天候にも恵まれ昨年よりも少し早く茶摘みが始まりました。

この川根茶は一般には流通せず、毎年口コミによる茶農家さん自身の直接販売だけで完売してしまう知る人ぞ知る名茶です。大井川の上流、標高が高く山深い場所の川根町は静岡県の中でも気温が低く、最も茶摘みが遅い場所の1つです。高冷地でじっくりと育てられた茶樹は完全無農薬で大事に育てられています。

中国茶がメインの当店ですが実は中国茶にこだわっている訳ではありません。
美味しく、安全に楽しんでいただけるお茶をご紹介したいと様々な地域で茶畑の確認も含めて行っているのですが、思うように広げられないというのが現状です。そんな中、これは美味しいと納得できる日本のお茶がありました。
それがこの川根茶です。

今年は 5月5日より茶摘みが始まりました。
茶摘みは作り手さんとそのご家族で行っています。
当店では手摘みのお茶にこだわっていること、作り手さんのお歳のこともあり、毎年、手摘みのお茶ができるかどうか直前まで分かりません。なんとか今年も手摘みのお茶をお届けできることができます。

発送は5月24日ごろを予定しております。
現在は美味しくお楽しみいただけるよう熟成を行っています。


中国緑茶も入荷しています。

2015年 明前 蒙頂甘露
2015年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。今年は特にそれが強く感じられます。聞けば本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を今年から取り入れたとのことで、昨年までのお茶とは格が違います。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶に仕上がっています。

予想を遥かに越えるご注文をいただき、あっという間に完売してしまった蒙頂石花と蒙頂黄芽ですが、中国国内での販売分を日本へ追加輸入します。
入荷は7月上旬を予定しております。
先に完売した茶葉と同一ロットの商品となります。

ご予約商品と一緒にご注文いただいた商品は入荷後の発送、7月上旬以降のお届けとなりますのでご注意ください。
ご予約品以外の商品を通常発送する場合はお手数ですが別途ご注文手続きをしていただけますよう、お願いいたします。

2015年 明前 蒙頂石花
2015年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、
中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅といった感じのお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、喉にへばりつく様な独特の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

2015年 特級 蒙頂黄芽
2015年 特級 蒙頂黄芽

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような純粋に美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

今年はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思える仕上がりになっています。香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。

武夷山の茶畑

武夷山 大紅袍母樹

武夷山では製茶場だけでなく、同行していた現地スタッフの見学ということも兼ねて主要な場所へ訪れたりしながら茶畑を見学させていただきました。
シーズン前ということもあって、茶業さん自ら同行しての説明は大変勉強になりました。ありがとうございます。

まずは有名な大紅袍母樹から。
絶壁とも言える崖の途中にかたまって生えているので近寄っては見ることができませんが、今回は望遠レンズを使ってじっくりと茶樹の様子を見てきました。まだ茶葉の萌え始めということもあって(2014年4月上旬)、ちょっと寂しいような茶葉の量でしたが、それでもしっかり新芽が動き始めているのが確認できました。生えている場所も凄いですが、樹齢も相当なもので300年から400年とも言われています。それだけの樹齢でも、これだけ力強いというのは、本当に凄いと思います。植物の力に改めて驚かされます。

老枞水仙(老欉水仙)

こちらは流香涧(流香澗)の老枞水仙(老欉水仙)です。
老欉水仙というだけあって、樹齢も高く、その分樹高も高く成長しています。老欉というのは老木、この場合は老茶樹を意味しています。
この写真の場所、流香涧(流香澗)は武夷山の中でもとても良い茶畑がある場所として有名ですが、それ以外の地域でも老欉水仙はとても大事にされていることが殆どです。一般的に茶樹の商業樹齢はそれほど長いものではありませんが、老欉水仙は年月を経て初めて老欉水仙になれるという、世代を超えて育てていく茶樹ですので、どの茶業さんも本当に大事に育てています。また、機械をなるべく使わず、炭火を使う昔ながらの作り方をされていることも多いように思います。他の茶樹品種に比べても、やはり老欉水仙は特別な品種の茶樹のようです。

武夷山 牛栏坑(牛欄抗)

こちらは牛栏坑(牛欄抗)の茶畑です。
この場所で採れる武夷肉桂は牛栏坑(牛欄抗)肉桂、通称、牛肉と呼ばれ、武夷肉桂の中でも最高級のものになります。
正岩地区の茶畑は良い場所になると、どこも厳しい場所にありますが、この牛欄抗は中でも岩がむき出しのままになっていったり、岩茶と呼ばれる理由が分かるような厳しさがまた違う場所になっています。
とはいえ、武夷山の中では、それでもかなりアクセスしやすい、穏やかな場所にある茶畑になります。非常に良いとされる場所の多くは岩山に立てかけられた梯子をよじ登ってやっと到着するような茶畑です。

武夷山と一口に言っても岩により、谷により、本当にその環境が異なります。こうした激しいとも言える環境の違いが、武夷岩茶の味わいの違いに反映されていることは間違いありません。更に製茶するタイミング、環境、作り手の技量によっても大きく左右されます。


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百年老枞水仙(百年老欉水仙)
慧苑坑にある樹齢160年ほどの水仙の茶樹から摘み取った茶葉で作られた貴重な老欉水仙です。
特別な古樹だけが持つ落ち着きある、凄みすら感じる旨味を持つ岩茶に仕上がっています。

流香涧(流香澗) 雀舌 2012年
流香澗 雀舌 2012年

大紅袍母樹の1つに起源する岩茶です。
雀舌は岩茶の中でも香り高く、味わい深い品種として知られていますが、この雀舌は特に力をしっかりと秘めた岩茶に仕上がっています。これがお茶ですか?と驚かれる方もいらっしゃるほどです。

岩茶 牛欄抗肉桂 2012年
岩茶 牛欄抗肉桂 2012年

肉桂のなかでも最高峰とされるのが、この牛欄抗で作られる肉桂です。その味わいや香りは説明が必要ないほど、素晴らしいものがあります。

青獅子岩 金牡丹
青獅子岩 金牡丹

現地でも殆ど作られることが無く、流通が非常に少ない希少な岩茶です。やはりこの品の良さ、美味しさは他の岩茶ではなかなか感じることはできません。

明前紅茶 紫砂茶玩 入荷しました!

2015年の新茶、紅茶が到着いたしました。
今回は茶摘みの早い四川省と福建省の紅茶ですが、どちらも驚くほどに素晴らしい仕上がりになっています。

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明前 四川玖瑰紅茶 2015

四川高山紅茶の明前版、四川玫瑰紅茶が今年も入荷しました。
毎年その甘く繊細な味わいにリピーターの多い紅茶ですが、今年は私自身も驚くほどに素晴らしい香りと甘みをもった紅茶に仕上がっています。ここ数年で一番素晴らしい仕上がりなのではないでしょうか?
このお茶の名前にある玫瑰(メイグイ)は日本で言うところのハマナス、バラの原種を意味しています。その玫瑰の香りのする紅茶として命名されています。後から香りを添加したり、花茶のように花の香りを移した紅茶ではなく、茶葉本来の香りがまるでバラのようであることから名づけられています。
天然の茶葉の香りだけとは思えないほどの甘い香りです。
味わいも甘くバランスの良い旨味が根底にあり、深みのある味わいです。
2015年のこのロットは香り、味わい共に群を抜いた素晴らしい仕上がりになっています。

明前 正山小種 無焙煎
明前 正山小種 無焙煎

福建省からも紅茶が届いています。
最高品質の紅茶として有名な金駿眉を最初に作り出した1人という、とても技術の高い作り手によって作られた無焙煎の正山小種です。この正山小種は桐木保護地区内の在来種を、通常は行う松の枝を使った焙煎を行わずに作られました。
清らかで上品な甘い花香とバランスの良い甘味とミネラル感がしっかりと感じられる味わいは無焙煎という変わった正山小種ではなく、非常に上質な武夷紅茶であることが実感できます。
とても清らかな紅茶に仕上がっています。
こちらは中国で大変お世話になっている恩師のご好意で入手することができました。そのため、中国国内よりも価格を抑えてご提供することができています。

紫砂茶玩 タニシと蛙
紫砂茶玩 タニシと蛙

蛙の紫砂茶玩が入荷しました!
中国では水神の使いとされている縁起の良いタニシの茶玩です。
タニシの上に乗っている小さな蛙も縁起物です。
日本とは少し違いますが、中国でも各地で蛙は縁起物として扱われています。


予想を遥かに越えるご注文をいただき、あっという間に完売してしまった蒙頂石花と蒙頂黄芽ですが、中国国内での販売分を日本へ追加輸入します。
入荷は7月上旬を予定しております。
先に完売した茶葉と同一ロットの商品となります。

ご予約商品と一緒にご注文いただいた商品は入荷後の発送、7月上旬以降のお届けとなりますのでご注意ください。
ご予約品以外の商品を通常発送する場合はお手数ですが別途ご注文手続きをしていただけますよう、お願いいたします。

2015年 明前 蒙頂石花
2015年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、
中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅といった感じのお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、喉にへばりつく様な独特の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

2015年 特級 蒙頂黄芽
2015年 特級 蒙頂黄芽

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような純粋に美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

今年はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思える仕上がりになっています。香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。

新茶のお茶会 ありがとうございました!

新茶のお茶会

5月5日に西新宿のPicolerで開催させていただいたお茶会、おかげさまで無事終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

今回は届いたばかりの新茶をテーマにご紹介させていただきました。
今年は気候に恵まれた場所が多かったせいもあり、例年よりも品質の高い、美味しいお茶が多いように思います。そんなこともあって、ご紹介するお茶を絞り込むのに苦労したのですが、これはと思うものを淹れさせていただきました。

縁あって特別に譲っていただくことのできたお茶ばかりです。現地親友の友人が試験的に作っている雲栖龍井、恩師が作った黄山毛峰、同じく親友のお母様が山に入って作った野生茶、製茶機械から自作するまでに拘る作り手さんが作る蒙頂甘露といった、どれもお金だけでは入手できない特別なお茶ばかりです。
中国緑茶の美味しさを実感していただければ本当に嬉しく思います。

無農薬・無肥料 明前 雲栖龍井

特弐 黄山毛峰

山田シェフによるデザート 杏のババロア

金華 野生茶

明前 蒙頂甘露

今回も茶器は春らしい桜色のARITA PORCELAIN LABを中心に湯宣武老師の紫砂茶壷などを使わせていただきました。

新茶のお茶会

山田シェフにより杏のババロアはとても美味しくいただきました。特に紫蘇とミントのソースが絶品で、もっともっと食べたくなるような後を引く美味しさでした。ありがとうございます!

お土産にお持ちいただいたものはこちらになります。

明前 四川玖瑰紅茶
無農薬・無肥料 明前 雲栖龍井
金華 野生茶
珍珠黒茶

四川玖瑰紅茶は実際にお茶会でお淹れしようかと最後まで悩んだのですが、ショップでもご紹介予定ということもあり、お土産にさせていただきました。毎年人気の高い紅茶ですが、特に今年は驚くほどに高い玖瑰香がでていて、茶葉だけの香りとは思えないほどに良い仕上がりになっています。ぜひご自宅でゆっくりお楽しみいただければと思います。
雲栖龍井と野生茶はお茶会でご紹介したものと同じお茶です。
珍珠黒茶は懇意にしていただいている四川省蒙頂山の作り手さんが試験的に作っているものです。とても美味しい黒茶に仕上がっています。一般的に販売するまでには、まだ何年か必要とのことですが、先駆けてご紹介させていただきました。

次回のお茶会は7月5日(日)新宿のAfter Tasteさんになります。詳細が決まりましたら、メールマガジンからご連絡させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


2015年 明前 蒙頂甘露
2015年 明前 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。今年は特にそれが強く感じられます。聞けば本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を今年から取り入れたとのことで、昨年までのお茶とは格が違います。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶に仕上がっています。

2015年 明前 蒙頂石花
2015年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、
中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅といった感じのお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、喉にへばりつく様な独特の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

2015年 特級 蒙頂黄芽
2015年 特級 蒙頂黄芽

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような純粋に美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

今年はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思える仕上がりになっています。香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。

予想以上にたくさんのご注文をいただき、日本在庫分は完売となってしまいましたが、追加入荷いたします。現在はご予約をお受けしております。7月上旬のお渡し予定となります。(完売した日本在庫分と同一ロットになります)

雲南からも新茶が届いています。

思茅 頭春茶 2015
思茅 頭春茶 2015

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2015年3月25日に摘み取られました。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。

他の地域にはない独特の美味しさを持つ雲南緑茶ですが、今年は蒙頂茶同様、大変に良い仕上がりで、例年になく優しく柔らかい甘いお茶に仕上がりました。年によっては淹れ方にコツが必要なお茶ですが、今年はその仕上がりの良さからも大変淹れやすい優しいお茶になっています。

新茶・紫砂茶壺 入荷いたしました!

今年の新茶シーズンは各地で気候に恵まれ、順調に製茶が進んだようです。
先日の中国出張では、四川・蒙頂山へも訪問させていただきましたが、ここ数年で一番という位に美味しいお茶に仕上がっていました。

もう何年も懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような本当に真面目な作り手さんでもあります。
私たちが訪問した時は緑茶の製茶も一段落して、後工程になっていたこともあってか、何と溶接機を片手に製茶機械ごと自作していました。何でも紅茶の生産が本格化するまでの間は試験的に色々試したいのだとか。そんな熱心な茶業さんということもあって、今年も色々と昔からの技術を取り入れつつ改良しているそうです。

2015年 明前 蒙頂甘露
2015年 明前 蒙頂甘露

一番の違いを感じるのがこの蒙頂甘露です。

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきました。

本来の蒙頂茶はほかの地域には見られない独特の甘みを持っています。喉にへばりつく様な濃厚な甘味です。今年は特にそれが強く感じられます。聞けば本来の中国緑茶に行われていた石灰による乾燥を行う後工程を今年から取り入れたとのことで、昨年までのお茶とは格が違います。

甘いキャラメルのような栗香と蘭香と合わさり、キャラメルビスケットのような上質なお茶に仕上がっています。

2015年 明前 蒙頂石花
2015年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、
中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。

蒙頂甘露がキャラメルビスケットとすると、こちらはすっきりとした甘味で爽やかな印象の柏餅といった感じのお茶に仕上がっています。味わいはすっきりとした甘味で、喉にへばりつく様な独特の甘味もあり、日本茶がお好きな方には馴染みやすい緑茶です。

2015年 特級 蒙頂黄芽
2015年 特級 蒙頂黄芽

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような純粋に美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。

今年はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思える仕上がりになっています。香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。

予想以上にたくさんのご注文をいただき、日本在庫分は完売となってしまいましたが、追加入荷いたします。現在はご予約をお受けしております。7月上旬のお渡し予定となります。(完売した日本在庫分と同一ロットになります)

雲南からも新茶が届いています。

思茅 頭春茶 2015
思茅 頭春茶 2015

頭春茶と呼ばれる雲南緑茶です。中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2015年3月25日に摘み取られました。

果実のような甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。飲み終えた後の余韻も長く、体の中から甘さが戻ってきます。

他の地域にはない独特の美味しさを持つ雲南緑茶ですが、今年は蒙頂茶同様、大変に良い仕上がりで、例年になく優しく柔らかい甘いお茶に仕上がりました。年によっては淹れ方にコツが必要なお茶ですが、今年はその仕上がりの良さからも大変淹れやすい優しいお茶になっています。


使いやすく美しい紫砂茶壺が入荷いたしました。

徐国強 小壷
徐国強 小壷

工芸美術師の徐国強による小壷です。

徐国強は技術力が高いことで知られる、人気のある若手の紫砂作家です。確かな技術により、しっかりと締まった土を扱うことのできる作家の1人で、細部まで丁寧に作られており、非常に使いやすいのも特徴です。
私自身も長く愛用している作家の一人です。

茶壺の口が大きく開いているため非常に使いやすく、手になじみやすいバランスのとれた形状とも合わせて黒茶におすすめいたします。

ありがとうございます!完売いたしました。

湯宣武  陶然自得
湯宣武 陶然自得

お茶会などにご参加いただいた方は何度か目にしていただいている国家級工芸美術師である湯宣武の紫砂茶壷です。

今回の陶然自得という茶壺は私が数年前から愛用している茶壺です。近年は全く作らない形の茶壺ですが、岩茶などの青茶を淹れる際に非常に使いやすく、湯宣武さんにお願いして復刻していただきました。

5月の新茶 お茶会のお知らせ

5月の新茶 お茶会のお知らせ

次回2015年5月のお茶会は新茶がテーマです。

早くも中国では新茶の便りが届き始めました。
今年も届いたばかりの新茶を、その背景と共にご紹介したいと思います。

中国でも一番飲まれているお茶は緑茶です。蒸し緑茶がメインの日本とは違い、釜炒り緑茶が主流の中国緑茶は地域によって、お茶の種類によって、驚くほどに味わいも香りも異なります。
また、春先に作られる上質な紅茶も新茶としていくつかご紹介できればと思っています。

日本ではなかなか味わうことのできない、ちょっと珍しいお茶を中心に、今年のお茶をみなさまと楽しみたいと思います。

※5月のお茶会は会場、開始時間が変わります。

日時 2015年5月5日(日曜)14時00分~16時00分頃まで
場所 Bistro & Bal Picoler
東京都新宿区西新宿4-14-7新宿パークサイド永谷1F
03-6383-3143
西新宿5丁目駅より徒歩5分 / 京王バス 十二社池の下バス停 徒歩2分
料金 4000円(お茶4種以上・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、4月29日までにBistro & Bal Picoler店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6383-3143 ご予約のお電話は17:00~3:00の時間帯にお願いいたします。

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。

おかげさまで満席となりました。ありがとうございます。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


4月10日から25日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
長期のお休み、大変申し訳ありません。

4月9日までの発送分のご注文は締め切らせていただきました。現在お受けしているご注文は4月26日以降の発送となります。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境が不明な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で3日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

発送業務お休みのお知らせ(変更あり)

お知らせしておりました発送業務お休みですが、現在ご注文が混み合っているため、大変申し訳ありませんが、発送業務休業前の発送締め切り日を1日早い7日に変更させていただきます。
どうぞご了承ください。

4月10日から25日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
長期のお休み、大変申し訳ありません。

4月7日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は9日までに発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は4月7日中に入金確認ができたご注文を9日までに発送させていただきます。
それ以降のご注文は4月26日以降の発送となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ネット接続環境が不明な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で3日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


次回のお茶会の日時が決まりました。
いつもの新宿After Tasteさんから会場が変わります。

5月5日(祝)14:00~

Bistro & Bal Picoler
東京都新宿区西新宿4-14-7新宿パークサイド永谷1F

ご予約開始は改めてお知らせさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。