新入荷情報」カテゴリーアーカイブ

鳳凰単叢 入荷しました!

本日は新宿のAfter Tasteで鳳凰単叢をテーマにしたお茶会を行いました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
お茶会の様子はまた改めてご紹介させていただきます。

ショップの鳳凰単叢が全て完売、ご不便をおかけしておりましたが
本日のお茶会でご紹介した鳳凰単叢も含めてご紹介させていただきます。

鳳凰単叢 玉蘭香
鳳凰単叢 玉蘭香

玉蘭とは中国語で白木蓮を意味します。その名の通り白木蓮のような、品のある上質な香りを持つ鳳凰単叢です。

かつて、鳳凰単叢は三無主義と呼ばれる、茶樹に「肥料を与えない・選定を行わない・農薬を与えない」方法で栽培されてきました。しかしながら近年流通している殆どの鳳凰単叢が作られる茶園栽培では、一本の茶樹から作られていないというだけでなく、この三無主義はまず行われていません。生産量が劣る三無主義は今や一部を除いて殆ど行われていないのが現状です。
この玉蘭香は樹齢はまだ若い茶樹ですが、この三無主義で栽培された茶樹から作られました。そのため、ミネラル感のしっかりした味わいが楽しめます。

鳳凰単叢 草蘭香
鳳凰単叢 草蘭香

本日のお茶会でもご紹介させていただいた鳳凰単叢です。

この草蘭香は標高1000mを越える高い場所にある1本の老茶樹から作られています。そのため、非常に生産量が少なく
年間10キロしか作ることができない貴重な鳳凰単叢です。こうした高山にある老叢から作られるお茶には特韻と呼ばれる高山気、つまり特別な香気、味わいがあります。
この草蘭香はその特韻が良く出ている素晴らしい出来上がりとなっています。
通常はこの価格でご紹介できない鳳凰単叢ですが、この特韻を多くの方にぜひ味わっていただきたく、今回は特別にご紹介いたします。

鳳凰単叢 坪坑老叢
鳳凰単叢 坪坑老叢

鳳凰単叢の産地、鳳凰鎮の中でも坪坑頭村の外れにある樹齢250年以上の古茶樹から作られています。当然、この茶樹からしか摘み取れないため、生産量は少なく、茶樹の状態によってはその年の生産自体を見送る、とても大事にされている古茶樹から作られています。

この坪坑老叢は他のどの鳳凰単叢とも違います。
深みのある甘く複雑な香りは落ち着きも感じさせる厚みのある深さと、うっすらと塩気を感じるような、杏系の複雑な香りを持っています。味わいも香りに負けず劣らず複雑です。見事なミネラル感、旨みに甘味と微かな酸味が加わり、凄みすら感じるような奥深さがあります。
鳳凰単叢というお茶にこのように複雑なミネラル感と旨み、滋味を持つものがあるのかと驚かせるような、別格と言える鳳凰単叢です。

老叢竹葉単叢
老叢竹葉単叢

この老叢竹葉単叢は標高1200m付近にある樹齢250年にもなる、竹葉種の古茶樹から摘み取られた茶葉から製茶されています。

竹葉種はその葉の形が特徴的でこの名前がつけられました。他の一般的な品種よりも細長く、竹のような葉の形をしています。あまり栽培量が多いとは言えない品種で、中国の専門店でもあまり見かけることが少ない品種の1つです。

爽やかな甘い花香が優しく、複雑な品格を感じる香りにまとまっています。
味わいはすっきりとした甘さと複雑なミネラル感、旨みがあります。味わいのバランスが非常に良く、派手さはありませんが、爽やかさと筋の通った凛々しさはその名の竹を連想してしまいます。
濃厚な甘さの蜜蘭香とは対極の清々しい味わいと香りです。

鳳凰単叢 鴨屎香 冬片
鳳凰単叢 鴨屎香 冬片

鴨屎香を直訳すると「鴨の糞の香り」という意味ですが、あまりにもこの品種の茶樹から作られたお茶が香り高く美味しいため、その木を盗まれないように「鴨屎香」と名づけたことに由来しています。その名の通り、数年前までは一部で栽培されていたのみでしたが、現在は標高の低い場所にある茶園でも大量に栽培されるようになりました。

この鴨屎香はその茶園栽培のものではなく、標高1000m付近にある、樹齢80年ほどの1本の茶樹から11月下旬に摘み取られた冬茶です。

清らかな甘い花の香りと微かな乳香が感じられるお茶です。一般的な鳳凰単叢に見られる苦みが殆ど無く、すっきりとした上品な甘さと茶園栽培のものには無い繊細なミネラル感が感じられます。

鴨屎香はとても美味しい鳳凰単叢の1つですが、その中でも老茶樹の単叢ならではの味わいが楽しめるお茶です。


3月28日から4月10日までのあいだ、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。

かなり長期に渡るお休みとなります。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

3月26日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は
3月27日に発送させていただきます。

銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は
3月26日中に入金確認ができたご注文を3月27日に発送いたします。
それ以降のご注文は4月11日以降の発送となります。

また、4月からの増税に伴い、当店の消費税率も変更になります。
国税庁の指示により、ネットショップの場合は4月1日以降発送分より消費税が8%となります。
これは3月中にご注文、お支払いをいただいている場合も適用されます。
(商品発送日が基準になります)

3月28日より発送業務をお休みさせていただきますので
当店の場合は3月27日以降のご注文は全て消費税が8%となります。
どうぞご了承いただければと思います。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はネット接続環境が不安定な場所へも行くことを予定しておりますため、
ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

春韻白毫 再入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ


春韻白毫

品切れでご迷惑をおかけしていた春韻白毫が再入荷しました!

中国・四川省の有名な名茶、蒙頂甘露の茶葉に丁寧に君子蘭の香りを移した非常に珍しい花茶です。

一般的に花の香りを移す花茶に使われるのはジャスミンの花ですが
この春韻白毫は君子蘭を使用して香りを移しています。
その香りは非常に高貴で品格を感じる清らかな蘭そのものです。
ジャスミン茶などの花茶は一般的に女性に人気がありますが
この春韻白毫は女性よりも男性が虜になることが多いです。
ジャスミン茶、花茶が苦手な方こそ試していただきたく思います。

この作り手は花茶の花の品質にもとてもこだわります。
無農薬栽培で作られた君子蘭のみを使用しています。
君子蘭の多くは観賞用として栽培されるため、安心してお茶に使うことができる
食品利用が可能な君子蘭の入手が難しく
農家と契約し、春韻白毫専用の君子蘭だけを栽培してもらっています。


貢品 碧潭飄雪

同じ作り手によるジャスミン茶もご好評をいただいております。
このジャスミン茶、碧潭飄雪も同じように無農薬の茶葉はもちろん
ジャスミンの花も無農薬で育てられたものが使われています。

ジャスミンの花はその香りの強さからも無農薬で栽培することが難しく
茶葉も使用する花も完全無農薬というジャスミン茶は殆どありません。

お茶の品質や安全性は気にしても、使われている花にまでは
意識がなかなか向いていなかったということは多いのではないでしょうか?
鈴茶堂が厳選した花茶はその花の品質や安全性にもこだわっています。
どうぞ安心してお楽しみください。


3月23日はイベントのため、また、3月28日から4月10日までのあいだは
中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。

かなり長期に渡るお休みとなります。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

3月26日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は
3月27日に発送させていただきます。

銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は
3月26日中に入金確認ができたご注文を3月27日に発送いたします。
それ以降のご注文は4月11日以降の発送となります。

また、4月からの増税に伴い、当店の消費税率も変更になります。
国税庁の指示により、ネットショップの場合は4月1日以降発送分より消費税が8%となります。
これは3月中にご注文、お支払いをいただいている場合も適用されます。
(商品発送日が基準になります)

3月28日より発送業務をお休みさせていただきますので
当店の場合は3月27日以降のご注文は全て消費税が8%となります。
どうぞご了承いただければと思います。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、
ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
今回はネット接続環境が不安定な場所へも行くことを予定しておりますため、
ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

ミニチュア紫砂茶壷 ・ 中茶牌 老茶頭 2012年 入荷しました!

紫砂で作られたミニチュア茶壷が入荷しました!

一般的な観光お土産品のようなミニチュア茶壷とは違い、1つ1つ職人が手作りで作った紫砂茶壷です。
非常に小さく、精巧に作られ、内部は普通の紫砂茶壷と同様です。
また、実用の茶壷に使えるほどに良い土を使っているのも特徴的です。
非常に土質が硬く、高い金属音のする上質な土を使って作られています。

昔はこうした遊び心のある紫砂茶壷が作られていましたが、近年は滅多に見かけなくなりました。
今後は更にこうした作品が作られることはなくなっていくものと思います。

すべて1点ものです。

B04.11
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

ミニチュア紫砂茶壷
ミニチュア紫砂茶壷

コレクターアイテムとして、茶玩としてもお楽しみいただけます。

中茶牌 老茶頭 2012年 入荷しました!

中茶牌 老茶頭 2012年
中茶牌 老茶頭 2012年

濃厚な甘さを持つ茶頭が多い中、この老茶頭は爽やかな果汁系の甘さを持ち、さっぱりとした味わいが特徴的です。
茶葉は適度な大きさの塊に分かれていますので、1回分の量を量りやすく使いやすい形状です。

濃厚な甘さの老茶頭がお好みの方にはこちらがお勧めです。

大益 老茶頭 2012年
大益 老茶頭 2012年


After Taste ・ La Belta のメニューが変わりました!

春ということでAfter Tasteのメニューが変わりました。
四川高山桂花紅茶や武夷岩茶肉桂などが登場しています。自慢のデザートと共にお楽しみください!

After Taste

La Beltaでは定番の祁門紅茶に変わって四川高山紅茶が登場します。
マネージャーの淹れる祁門紅茶は格別に美味しいと評判でしたが、その味と香りを楽しめるのもあとわずかかもしれません。
これからは四川高山紅茶の甘く優しい味わいをお楽しみいただけます。

La Belta

ビンテージ黒茶 茶器 茶道具 入荷しました!

ビンテージ黒茶や茶器・茶道具が入荷しました!

10905.8
1970年代 重慶烏龍沱茶

前回入荷後、売り切れてしまってからもお問い合わせの多い1970年代 重慶烏龍沱茶が再入荷しました。
沱茶は実は四川省重慶でも作られていました。
(現在は四川省ではなく重慶直轄市)
その品質はとても良く、雲南の下関よりも良いと言われてましたが、時代の流れで下関の味が好まれるようになり、一度その姿を消してしまいました。近年になって復活しましたが、現在は下関の雲南大葉種や福鼎大白茶種が使われています。

重慶「烏龍」沱茶となっているのは、烏龍種から作られているからです。
今ではその姿を消してしまいましたが、昔は重慶に烏龍在来種がありました。
その烏龍在来種から晒日緑茶を作り、現在もある沱茶と同様の作り方をしたのがこのお茶です。
また、珍しいというだけでなく、とても美味しいお茶です。
ナツメのような甘さと旨みがあり、柔らかい烏龍茶の味わいがあります。
前回ご好評をいただき、ずっとこの重慶烏龍沱茶を探しておりましたが、少数のみ見つけることができました。

現在はメールマガジンご購読者の方限定で先行販売を行っております。 ありがとうございます。完売いたしました。
※ 大幅な円安の影響により、前回とは価格が異なっております。ご了承ください。

1995年 鼎興號緊茶
1995年 鼎興號緊茶

私人茶庄の1つ、鼎興號の1995年プーアル緊茶(生茶)です。
緊茶は1912~1917年に雲南省の佛海茶廠で作られていました。
本来、この地域ではキノコのような心臓型と呼ばれる形をした固形茶が主流になっていましたが、時代の流れと共に磚茶や沱茶の形が主流となり、こうした緊茶の形状をした固形茶はあまり作られることがなくなりました。
鼎興號は雲南省勐海茶区で1930年設立されています。他の私人茶庄と同じく、鼎興號も一度その姿を消すことになりますが、1980年代に復活します。昔から丁寧なお茶作りがよく知られていました。
このお茶は野生茶樹、喬木型の大葉種から作られた春茶です。
製造後、すぐに香港に持ち込まれて乾倉熟成を行っています。2010年に出倉、台湾へ移動しました。
味わいは深みのある甘さ、奥行きのある滋味、桂園(龍眼)味のお手本のような、雑味のない綺麗な味わいです。
ミネラル感が強く、茶気も良く出ています。余韻が長く、柔らかい味わいを長く楽しめるのも特徴的です。
黴臭さといったようなものは一切無く、熟成技術の高さが伺えます。

湯宣武 和蓮
和蓮

蓮蕾
蓮蕾

お茶会などにご参加いただいた方は何度か目にしていただいている、国家級工芸美術師である湯宣武の紫砂茶壷が入荷しました。
湯宣武は非常に技術力の高い人気のある女性紫砂作家です。
夫である范澤鋒は紫砂茶壷の大家で、彼の作品は既に日本円にして数十万〜数百万円という値がついています。
現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけても美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。
湯宣武は夫の范澤鋒と共に紫砂泥を既に確保しているため、非常に上質な紫砂泥を使用して作品を作っています。また、その技術力の高さから硬い土質のままで作り上げることができるため、とても硬度の高い茶壷になっています。
彼女の茶壷は数回の使用で茶壷に香りや味わいが取られてしまうことなく美味しくお茶を淹れることができます。
どちらも蓮花のモチーフをあしらった美しい茶壷です。
中国での親友が范澤鋒の友人であること、また私自身がこの湯宣武の茶壷のファンであることもあり、今回はご本人にお願いして2つの茶壷を製作していただきました。
現地と変わらない価格でご提供させていただいております。

汝窯茶玩 貔貅
汝窯茶玩 貔貅

茶玩についてお問い合わせを多くいただくものの、最近はなかなかデザイン、品質に納得できるものがなく、茶玩の入荷が滞っておりましたが、ようやく納得できるものが見つかりました。
この茶玩のモチーフとなっている貔貅(ピーシュウ・ひきゅう)は鳳凰や麒麟と並ぶ縁起の良い伝説上の霊獣です。
中国では避邪とも呼ばれ、その名の通り邪悪を避ける動物とされています。また、貔貅は金を食べ、お尻の穴がないとされていることからもお金の神様として人気があります。北京の紫禁城を囲む城門のうち地安門では、かつて皇帝の財産を守るためにこの貔貅が祭られていました。
この貔貅は紫砂茶器では有名な龍徳堂の製造です。
龍徳堂は先ほどご紹介した紫砂作家、湯宣武などが所属する工房で、その技術の高さには定評があります。
一般的な紫砂茶玩と違い、汝窯青磁の釉薬を施して仕上げられています。
汝窯青磁の貫入は美しさだけでなく、育てる楽しみが紫砂と同様にあります。

普洱茶保存袋
普洱茶保存袋

餅茶などを保存するのに便利なプーアル茶保存袋を入荷しました。
クラフト紙で作られています。
玉ひも付き封筒と同様に紐をまわして封をするようになっています。
適度な通気性もあり、普洱茶などの餅茶を保管する際に便利な道具です。

こちらもお問い合わせの多かったプーアル茶刀・茶針です。
プーアル茶などの固形茶を崩す際に使用する道具ですが、なかなか質の良いものが見つからず、中には道具自体が使用中に破損して怪我をしてしまうことも少なくありません。そんな事情もあり、当店では取り扱いをしていなかったのですが、ようやく納得できる品質のものが見つかりました。

普洱茶刀
普洱茶刀

こちらは竹製のとても綺麗な茶刀です。
持ち手の部分にはカラフルな糸とビーズで飾られています。
ただし、竹製のため強く硬く緊圧された固形茶にはお勧めできません。

普洱茶針
茶針

千枚通しやアイスピックのような形状の茶針です。
非常にしっかりと作られていますので、鉄餅と呼ばれるような強く緊圧された固形茶も楽に崩すことができます。
また、ねじ式のキャップが付いておりますので、安全に持ち運びや収納を行うことができます。
木材はこげ茶色の黒檀と明るい茶色の花梨とお選びいただけます。

その他、再入荷商品はこちらです。

大益 老茶頭 2012年

古玉瓷 蓋碗 (大)

鶏翅木 茶盤

鶏翅木 茶道組

雲南白茶 月光美人 2008

武夷岩茶 入荷しました!

熟成を続けてきた武夷岩茶がようやく仕上がりました。
鈴茶堂が扱う武夷岩茶は岩韻の強い、力のある茶葉を使ったものが多いため、熟成に時間を要します。
中には数年かけて熟成するものもあるほどです。
上質な岩茶は熟成に時間がかかる分、強すぎることなく、身体の芯から暖めてくれるミネラル感を持っています。

10135.1
天心岩 半天腰
岩茶の本流を感じさせるような品格のある花果香と火の香りが素晴らしく
岩茶とはこのような美味しさのあるお茶だったと再認識させてくれるような格の違う深みのある美味しさがあります。
まるで上質なモルトウィスキーのような奥行きのある複雑な味わいに仕上がっています。

10134.1
慧苑坑 瓜子金
甘く深みのある果香と柔らかい甘味のバランスが良い岩茶に仕上がっています。
煎を進めていくと甘い味わいが変化してお菓子のようなニュアンスもでてきます。
火入れの程度は中火。強すぎず弱すぎず、絶妙のバランスで火入れが行われています。

10133.1
天心岩 黄玫瑰
黄玫瑰はまだ比較的新しい品種で、2013年から本格的に収穫がはじまりました。
綺麗な優しいバラの香りのする岩茶です。
美しい琥珀のようなお茶は香りだけでなく爽やかな甘味と複雑で上品な滋味
しっかりとしたミネラル感と合わさり、上品で軽やかな美味しさがあります。

10131.1
慧苑坑 千里香
名前の通り、驚く程に素晴らしい甘い花の香りを持つお茶です。
甘さと複雑な旨味が合わさり、非常に良いバランスの岩茶に仕上がっています。

10117.1
流香澗 悦明香
南国の果物を連想させるフレッシュな香りと火の香ばしさが合わさり、非常に素晴らしい香りを持っています。
またこの悦明香の特徴とも言える深みのある甘さは正岩茶の持つミネラル感と合わさり
非常に複雑で奥深い味になっています。

10108.5
百年老枞水仙(百年老欉水仙)
慧苑坑にある樹齢160年ほどの水仙の茶樹から摘み取った茶葉で作られた貴重な老欉水仙です。
特別な古樹だけが持つ落ち着きある、凄みすら感じる旨味を持つ岩茶に仕上がっています。


2月13日から2月21日までのあいだ、中国出張、イベントのため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

2月11日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、同じく2月11日中に入金確認ができたご注文を2月12日に発送いたします。
それ以降のご注文は2月22日以降の発送となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

凍頂烏龍茶 2013年冬茶 入荷しました! / お店のブログが変わりました。

凍頂烏龍茶 2013年冬茶
凍頂烏龍茶 2013年冬茶

お待たせいたしました。凍頂烏龍茶 2013年冬茶 入荷しました。

最近は本来の産地以外で作られたものなども多く流通していますが、この凍頂烏龍茶は代々、伝統的な製法を頑なに守って作り続けています。その味わいはまさに本来の凍頂烏龍茶そのものです。
他の作り手がとっくに冬茶の摘み取りを終えるころまで充分に待ってから、作られたこの冬茶は数が少ないものの非常に良い出来です。

この作り手の凍頂烏龍茶は伝統的に醗酵が強く、火入れもしっかり行うため、実質的な賞味期限がないどころか年月を経た方がより柔らかく美味しくなります。
この冬茶も本当に美味しいのは半年後、6月以降です。
ご紹介するのには早いかとも悩んだのですが(毎回のことですが)、その後熟成の変化もお楽しみいただけることと思い、ご紹介させていただきます。

既にリピートされている方も多い凍頂烏龍茶ですが、春茶とはまた違った味わいがあります。台湾では1年中春茶しか飲まない人や、冬茶しか飲まない人もいるほど味わいや香りが異なります。
どうぞ、お好みの味を見つけてください。

実際、今いちばん美味しい凍頂烏龍茶は後熟成がしっかり行われている
2012年の春茶です。数が少なくなってきております。

凍頂烏龍茶 2012年春茶
凍頂烏龍茶 2012年春茶

凍頂烏龍茶 2012年冬茶
凍頂烏龍茶 2012年冬茶

凍頂烏龍茶 2013年春茶
凍頂烏龍茶 2013年春茶

現在、ショップで新入荷としてご紹介している普洱老茶(プーアル老茶)ですが、現在はメールマガジンご購読の方(2014年1月20日時点)限定で予約をお受けしております。
ご予約が入荷予定数に達した場合は売り切れとなりますのでご了承ください。

ご紹介している普洱老茶(プーアル老茶)は以下になります。

2001年 楊聘號
2001年 楊聘號

2003年 昌泰號
2003年 昌泰號

2004年 绿印红丝带(緑印紅絲帯)
2004年 緑印紅絲帯

今後もメールマガジンご購読の方限定のイベントや特典なども続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ご購読申し込みはWEBショップ、ブログ左メニューのメールマガジンお申込みフォームからお申込みください。


お店のブログが変わりました。

今まではWEBショップ内にブログがありましたが、カテゴリーなどの確認がしにくかったと思います。これからはWEBショップとブログはそれぞれのメニューが左側に表示されますので、お探しの記事などが探しやすくなると思います。

どうぞよろしくお願いします。

溪頭高山茶・溪頭高山紅茶 入荷しました!

溪頭

台湾の溪頭高山茶、渓頭高山紅茶が入荷しました。

溪頭は台湾南投県にある素晴らしい自然で有名な場所です。
日本統治時代、東京大学の演習林であった溪頭自然教育園区もあるこの地域は素晴らしい自然に囲まれています。現在は国立台湾大学の管理下である教育園区内には今も樹齢3000年を超すと言われるご神木や美しい竹林などがあります。年間平均気温も16〜17度前後という環境で、豊かな自然とともに台湾屈指の避暑地としても知られています。

溪頭

日本ではその先にある杉林溪高山茶の方が有名ですが、この溪頭でも昔から上質な高山茶が作られています。

観光地から外れた、標高1000~1300mに位置する茶園で鈴茶堂の溪頭高山茶は作られています。
作り手は昔からこの地域に住み、製茶に携わってきたベテランです。最近主流の高山茶の作り方は取り入れず、古くからの製法を守って、こだわりの製茶を行っています。

溪頭

そのこだわりは茶畑からはじまります。
最低限の有機肥料のみを使い、大切に茶樹を育てています。

そのこだわりようは普通の作り手のそれとは違います。
2012年の冬は度重なる天候不順によって茶樹の状態が良くない状態にあり、このまま製茶をしても納得できるお茶にならないと判断して冬茶の摘み取り、製茶を断念しました。これは普通できない判断です。
冬茶を作らないということは1年の半分の収入を自ら失うことになります。普通は製茶したお茶の品質が悪く、価格が安くなってしまうことを覚悟しても製茶を行います。収入が無くなるよりは良いからです。この作り手はそれを良しとせず、冬茶の製造を見送りました。
美味しいお茶をつくることに強い情熱を持っている作り手です。

溪頭

今年は無事に春茶に続いて冬茶も作ることができました。

この作り手の製茶場は非常に小規模で家族で切り盛りしているような規模です。そのため、茶摘みの時期は摘み取りを行う摘み子さんの応援が必要になります。
毎年同じ顔ぶれの熟練した摘み子さんたちが手際よく丁寧に摘み取っていきます。もちろん、全て手摘みです。摘み取りにも技術が必要です。熟練した摘み子さんたちの確保は決して楽ではありませんが、ここで手を抜くわけにはいきません。

溪頭

摘み取った茶葉は大急ぎで近くの製茶場へ運ばれます。

この作り手は現在の流行に左右されることのない、少し古い作り方をしています。非常に勉強・研究熱心で時間を見つけては色々な製茶方法を試してみたり、色々なことにチャレンジされている方ですが、自分が楽をするのではなく、美味しいお茶をつくるために最良と思われる方法はこうした昔ながらの製茶方法になっているのだそうです。

しっかりと作られた溪頭高山茶は出来たばかりの今も美味しいものですが、時間をおいて熟成させた方がより深く美味しくなります。これはしっかりとした製茶技術を持って作られた高山茶だけです。
近年、標高の高さばかりが判断の基準となり、製茶技術の伴わない高山茶が多く流通しています。標高が高すぎる地域では環境が厳しすぎ十分な製茶を行うことができないケースや、最近になって開拓した高山地帯では技術の未熟な作り手も少なくありません。それでも標高の高さだけで消費者の人気が高くなり、高値がつくのも現状です。
鈴茶堂ではあえて茶樹、製茶技術、作られたお茶の品質にこだわります。


20106.3
溪頭 高山茶 2013年春

2013年4月20日に摘み取った茶葉から作られた春茶です。
しっかりと丁寧に作られたこのお茶は、少し時間をかけて落ち着かせた方が美味しく楽しめます。味わいに深みと丸さが備わり、そろそろ飲み頃を迎え始めました。

20106.4
溪頭 高山茶 2013年冬

2013年10月30日摘み取りの冬茶です。
春茶と同様、しっかりと丁寧に作られたこのお茶は、少し時間をかけて落ち着かせた方が美味しく楽しめます。できれば半年から1年位は後熟成をしておきたいお茶ですが、新茶の状態でもお試しいただけるよう、今年は早い時期にご紹介することにしました。
冬茶独特の丸い味わいが楽しめます。

20106.1
溪頭 高山茶 2012年春

2012年の春茶です。しっかりと管理された環境で後熟成を行っています。
味わいに柔らかさと深みが増していて、清香系の溪頭高山茶の中では一番美味しくお楽しみいただけると思います。

20106.2
溪頭 焙香高山茶

伝統的な凍頂烏龍茶の製法で作った焙香高山茶です。醗酵も焙煎もしっかり行った高山茶です。驚くほどに甘く深みのある味わいと香りは、しっかりとした味わいの好きな方にお勧めです。
溪頭高山茶の中では次にご紹介する高山紅茶とあわせて当店スタッフの一番のお気に入りです。

20106.5
溪頭高山紅茶

通常は高山烏龍茶にする茶葉を使って作られた紅茶です。

台湾では日月潭をはじめとする有名な紅茶の産地をまわりましたが、最も美味しく感動した紅茶が紅茶の産地ではない、この溪頭高山紅茶でした。リンゴの香りを連想するような果香と香ばしさが合わさった素晴らしい香りです。深みのある甘味とその後ろに複雑な旨みと清涼感があります。


年末年始は発送業務をお休みさせていただきます。

12月30日10時までのクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文はその当日または翌日31日に発送させていただきます。
銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月30日10時までに入金確認ができたご注文は当日または翌日30日、それ以降のご注文は翌年1月4日以降の発送となります。
ご注文状況によっては発送までお時間をいただく場合もございます。年内発送をご希望される場合はご注文時の備考欄に「年内発送希望」とお書き添えください。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしております。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

香檳烏龍茶 (東方美人) / 中国紅茶 入荷しました!

お問い合わせの多い今年の香檳烏龍茶が入荷しました!

20702.2
特級 香檳烏龍茶 (東方美人)

この香檳烏龍茶は6月中旬に完全手摘みで摘み取られた茶葉を使用し、ロットの中でも最高品質のものです。落ち着きを出すために後熟成を行い、現在はこれ以上ないほどに最高の香り、味わいになっています。

東方美人の多くは新竹、苗栗などで作られる青心大有種のものが主流です。これらは果実香の強い、味わいのしっかりした火入れが強い特徴を持ちます。苦味が出やすく、中には苦味がそのまま出ているものや、多くは複数のロットや様々な品種から作られた東方美人をブレンドします。
一方、石錠で作られる東方美人は青心烏龍種から作られ、軽やかな香りと味わいで、まさにシャンパンのようです。
香檳烏龍という名前は石錠で作られた東方美人に与えられたと言われています。

その石錠郷の中でもこれ以上のものはないほどに上質な東方美人です。
もしお手元に東方美人があれば是非比べていただきたいと思うほどに、今年もとても上品に美味しく仕上がっております。

10912.4
南糯山 古樹滇红(雲南紅茶)

古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた非常に上質な古樹雲南紅茶です。

一般的な雲南紅茶は甘く、誰もが美味しいと思えるお茶である反面、味わいが分かりやすすぎて飲み続けるには飽きてしまう部分もあります。近年流行している金色の雲南紅茶は特にその傾向が強く感じられ、当店ではお問い合わせをいただくものの、WEBショップでのお取り扱いは控えておりました。

今回のこの雲南紅茶は金色一色ではありませんが、その香りと味わいの複雑さ、奥深さが違います。
金色の雲南紅茶が入門向けとすれば、このお茶は上級者向け、玄人好みの味わいです。11月の中国出張で出会ったお茶ですが、雲南紅茶にこれほど、奥行きのある美味しさを持つものがあったのかと驚きました。
(もちろん、入荷できない位に高額なお茶にはあります・・・)

少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から丁寧に作られた紅茶です。
ぜひ、大切な時間に楽しんでいただければと思います。

10802.7
四川高山桂花紅茶

当店で一番人気の四川高山紅茶に桂花の香りを移した四川高山桂花紅茶が入荷しました。

ベースとなっている四川高山紅茶は四川省蒙山主峰の標高1200m以上という高山地帯で栽培された茶葉を使用して丁寧に作られています。無農薬認証は得ていませんが、標高が高く斜度のきつい斜面で栽培された無農薬栽培の茶樹を使用しています。また香り付けに使用している桂花(キンモクセイ)も厳選された無農薬の桂花を使用しています。

今年から新しく作り始めた紅茶です。

一般的に流通する桂花紅茶よりも桂花(キンモクセイ)は少なめです。これは桂花が多すぎると味わいが鈍ってしまい、ベースの紅茶が本来持っている味わいを崩してしまうだけでなく、桂花の香りと共に四川高山紅茶の香りも楽しんで欲しいという作り手さんのこだわりの結果です。

清楚という言葉が似合うような、とても上品な桂花紅茶です。

10906.3
大益 老茶頭 2012年

実は隠れた人気商品の老茶頭ですが、2012年が入荷しました。

プーアル熟茶には定評のあるモウ海茶廠の老茶頭は安定した美味しさとお求め安さが人気で、中国でも日常のお茶として親しまれています。
非常に煎持ちも良く、上質なボルドーワインのような味わいです。

円安・現地の物価上昇に伴い、2011年度のものとはお値段が異なります。今後の状況によっては再入荷時にまた価格の変更がある場合もございます。どうぞご了承ください。

品切れでご迷惑をおかけしていたガラス茶器も再入荷しております。
(一部商品は既に再度品切れてしまいました。申し訳ありません。)

J01.2
ガラス 茶杯 (大)

程よい厚さでシンプル、使いやすいガラスの茶杯です。
茶水の色が確認しやすく、お茶を選ばずに使えるのも魅力です。また、お茶だけでなくお酒の杯としても使っている方もいらっしゃいます。

こちらも品切れでご迷惑をおかけしていました。
茶道具の再入荷です。

G01.1
花梨茶盤

I02.3
花梨 茶道組

日常的に使用するのにちょうど良い大きさの茶盤と茶道具です。質の良い木材を使用し、しっかりと作られていますので、使っているうちに歪んできてしまったりすることはありません。

花梨以外の木材、黒檀や緑檀の茶盤や茶道具をご希望の場合は中国からお取り寄せ、個人輸入手続きを行うことも可能です。
ご希望の場合はお問い合わせください。


今年もささやかな感謝の気持ちとして、ノベルティプレゼントをさせていただいております。

1月15日までにご注文いただいた方には心ばかりではありますが、お茶などのセットをプレゼントさせていただいております。

期間中のご注文毎に1セットずつプレゼントさせていただきます。プレゼントの組み合わせはどうぞお任せください。
また、数量限定のため内容の変更、早期終了などもございます。

メール便対象商品のみをご注文の場合は対象外となります。
(メール便でお届けする場合はプレゼントを同梱することができません)

期間中、複数回のご注文をいただいた方にはプレゼントさせていただく、お茶の種類を変えてお送りさせていただいておりますが、ご用意しているプレゼントには限りがありますので、同じものが届く場合もあるかもしれません。どうぞご理解いただければ幸いです。

数量限定のため早期終了させていただく場合もございます。
どうぞご了承ください。

発送業務再開しました&手摘み川根茶 2013年熟成茶 入荷しました!

チベット・ラサ・ポタラ宮

長期間の発送業務お休みでみなさまにはご迷惑、ご不便をおかけしました。
無事に中国・チベット・台湾を回って帰国いたしました。
発送業務も再開しております。

北京からはじまり、安徽省では合肥と涌渓火青の産地を見学させていただき、上海、四川省成都、そしてチベット自治区のラサ、シガツェ、ギャンツェ。ラサからは鉄道で西安まで。西安のお隣、咸陽で黒茶の泾渭茯茶(涇渭茯茶)工場を見学させていただき、再び北京へ。今までに経験したことのない距離を移動しましたが、どこも素晴らしい景色はもちろん、素敵な人たちと素晴らしいお茶との出会いがありました。

写真は紅葉が美しいチベット・ラサのポタラ宮です。

日月潭紅茶工場

その後の台湾では台中をベースに南投縣、台北とまわりました。
南投縣ではいつもの凍頂烏龍茶、渓頭、日月潭を。台中では陶磁器作家のみなさんと交流させていただきました。沢山の方と新たな交流がはじまり、今回も茶縁の深さに驚かされた旅になりました。

写真は台湾南投縣日月潭の紅茶工場です。

今回であった美味しいお茶たちは通関終了次第、順次ご紹介させていただきます。
また、旅の様子は本ブログやお茶会などで改めてご報告させていただきます。


手摘み川根茶 2013年熟成茶
手摘み川根茶 2013年熟成茶

春に大変ご好評をいただいている鈴茶堂唯一の日本茶、手摘み川根茶の熟成茶が入荷しました。
春の新茶の時期ももちろん美味しいのですが、実は一番美味しくなるのは適切に管理されて夏を越した秋以降のお茶です。
新茶時期のように香りは望めませんが、新茶特有の強さが抜け、柔らかく深みのある甘味の増した、この上なく美味しい日本茶になりました。

新茶の状態で完売してしまう、この茶農家さんの日本茶を贅沢にも熟成茶に仕上げています。今までは販売せずに自家消費で楽しんでいたものを、今年は確保していただきました。

発送は12月7日以降を予定しています。

柴窯 冬梅傲雪杯 再入荷しました!

柴窯 冬梅傲雪杯
柴窯 冬梅傲雪杯

あっという間に完売してしまった冬梅傲雪杯が再入荷しました。
メールマガジンご購読者限定でのご予約数が多かったこともあり、数量が限られますのでご注意ください。

普段使いにできる粉彩の茶杯ですが、柴窯の製法で作られています。
綺麗な梅と鳥の図柄は「冬梅傲雪」と呼ばれる書画の題材に良く使われる縁起の良いものです。
高さのある茶杯はお茶の香りを際立たせてくれますので、青茶などの香りの良いお茶に最適です。


お問い合わせの多い凍頂烏龍茶、台湾茶のご報告です。

凍頂烏龍茶2013年冬茶の入荷予定は来年1月以降を予定しております。今シーズンも天候に恵まれず、作り手さんにとっては厳しいシーズンだったようですが、非常に品質の良い冬茶を確保できました。

一般的には流通しはじめている冬茶ですが、当店が信頼している作り手さんは非常に頑固で昔と変わらない「冬茶」しか作りません。そのため、現在では冬片と呼ばれるような時期に摘み取り、製茶します。また、焙煎に期間をおくため、仕上がりは12月中旬以降になります。

もう1つお問い合わせの多い香檳烏龍茶 (東方美人)について。

本年度も納得できる品質のお茶に仕上がっていました。
とても清らかでありながら力のある香檳烏龍茶のため、作りたてよりもしばらく期間をおいて寝かせた方が良いということで、当店ではこの時期にご紹介することにしています。
本当は1年以上寝かせておきたい位、時間をおいた方がより美味しく甘くなるお茶ですので、現在お勧めはショップでご紹介中の2012年物です。

特級 香檳烏龍茶 (東方美人)

2013年の香檳烏龍茶のご紹介は早くて12月中旬以降になります。

昨年、茶樹の状態が良くないからという理由で冬茶の製造を断念した渓頭高山茶の作り手さんですが、今年は製茶することができました。とても丁寧な作り方をする上質な高山茶で、こちらも12月中旬以降にはご紹介できると思います。
日本ではあまりメジャーではない渓頭高山茶ですが、とても美味しいお茶です。

鉄観音 入荷しました & 発送業務お休みのお知らせ

身体に染み込むように美味しい鉄観音が入荷しました。
今回はとても珍しく美味しい絶品ともいうべき鉄観音も入荷しています。

感徳鉄観音 6年老茶
感徳鉄観音 6年老茶

感徳鉄観音 9年老茶
感徳鉄観音 9年老茶

感徳鉄観音 14年老茶
感徳鉄観音 14年老茶

中国・福建省安渓の感徳で伝統的製法を守り作り続けている作り手による鉄観音の老茶です。昔ながらの深みのある甘い味わいに年月を経た柔らかさがとても美味しい鉄観音に仕上がっています。

鉄観音の老茶は珍しいというだけでなく、茶葉に充分滋味を持っていないと年月をかけても美味しく仕上がりませんが、これらの鉄観音老茶はしっかりと醗酵させられる力を持った茶葉を丁寧に製茶し熟成した、とても美味しいお茶に仕上がっています。

鐵觀音茶王
鐵觀音茶王

絶品ともいうべき鉄観音です。

鉄観音発祥の地、中国福建省安渓の西坪で無農薬・有機栽培で大切に育てられた茶葉を使い、高い製茶技術を持つ作り手が丁寧に作った鉄観音を台湾の凍頂烏龍茶で有名な南投県凍頂へ運び、熟練した焙煎技術者によって焙煎、後熟成を行った非常に贅沢な鉄観音老茶です。
私たちが師事する台湾の高名な茶人が自ら福建省まで赴き、茶摘みから監修して作り上げた最高の鉄観音です。

台湾では木柵で作られる木柵鉄観音が有名ですが、今や生産量が減少し、木柵で作られたものではない鉄観音が「木柵鉄観音」として流通しているような状態になっています。また、数少ない木柵で生産される鉄観音も以前に比べて質が低下してきてしまっている状態となってしまいました。
そんな中、昔ながらの最高に美味しい鉄観音を作ろうと中国安渓の西坪でも名人として知られる作り手に依頼、納得のいく、老茶となることのできる美味しさを持った鉄観音を作ってもらったそうです。その鉄観音を今度は台湾でも製茶技術が高いことで知られる凍頂の中でも焙煎名人として有名な作り手に託し、3年間ゆっくりと火入れを行いながら熟成させてきた、言わば「好いとこ取り」の傑作です。

凄みを感じるほどに滋味深く、柔らかく、華やかな鉄観音です。

冬梅傲雪杯
冬梅傲雪杯

普段使いにできる粉彩の茶杯が入荷しました。

綺麗な梅と鳥の図柄は「冬梅傲雪」と呼ばれる書画などでよく題材に使われる縁起の良いものです。高さのある茶杯はお茶の香りを際立たせてくれますので、青茶などの香りの良いお茶に最適です。


四川省アバ・チベット族チャン族自治州

10月27日から11月21日、11月23日から11月30日までのあいだ、中国および台湾へ出張・研修のため、発送業務をお休みさせていただきます。
かなり長期に渡るお休みとなります。ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

10月25日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は同じく10月25日中に入金確認ができたご注文を10月26日に発送させていただきます。それ以降のご注文は11月22日または12月1日以降の発送となります。

11月は発送可能日が22日のみとなっております。ご注文が集中した場合は22日に発送できない場合もございます。その場合はメールにてご連絡、ご相談させていただきます。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。ネット接続環境が不明な場所へも行くことを予定しておりますため、ご返信などに最長で5日程度のお時間をいただくことも予想されます。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。