炭焙鉄観音 極品茯茶 手吹きガラス茶海 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

感徳鉄観音 炭焙 2016秋
感徳鉄観音 炭焙 2016秋

濃香系鉄観音と呼ばれる焙煎を施した鉄観音は、品質のあまり良くない清香系鉄観音を焙煎したり、売れ残った清香系鉄観音を焙煎しているものが多く見られますが、本来、濃香系鉄観音は清香系とは製法が異なり、元々の鮮葉の質、発酵度合いなど、全く異なる品質が茶樹栽培の時点から求められるものです。この鉄観音は鮮葉から濃香系鉄観音を作るためにこだわって作られています。

とても品質にこだわる作り手による鉄観音です。
2016年の春は雨が多く、清香系鉄観音の製茶には問題がなかったものの、焙煎を行う濃香系鉄観音を製茶するのには適さない状態でした。そのため、濃香系鉄観音の製茶は見送っています。こうした「作らない」という判断をできる作り手はなかなか多くはありません。品質にこだわるこの作り手ならではの判断です。
秋になり、濃香系鉄観音に適した茶葉の収穫ができると判断、ようやく納得のいく炭焙煎を施した鉄観音を作ることができました。

柔らかい花香と火の香りがほっとするような優しい香りの鉄観音です。
炭焙煎の優しさが伝わるような深みのある旨み、甘味が身体中から戻ってくるような、ほっとする味わいの鉄観音に仕上がっています。

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

手吹きガラス 公道杯 茶海
手吹きガラス 公道杯 茶海

とても美しく使いやすい手吹きガラスの公道杯です。
造形の美しさはもちろんですが、実際に手にとってみて、そのバランスの良さ、使い勝手の良さに驚き、ぜひご紹介させていただきたいと入手してきたものです。

1つ1つ職人が丁寧に作った上質な公道杯・茶海で、その美しさだけでなく、なにより非常に使いやすい形状をしています。一度使ってみると分かりますがバランスが非常に良い造形で、持ちやすさ、取り回しの良さは驚くほどです。また、出水も非常に綺麗で、心地よくお使いいただけます。

お茶は茶杯へ注ぐ際の出水の強さ、角度などでも味わいや香りが変わります。
こういった茶水のコントロールが非常にしやすい、とても優れた公道杯です。

極品茯茶 2007
極品茯茶 2007

茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

一般的な茯茶は少し癖があるものが多く、これまではショップでのご紹介をしておりませんでした。しかしながら、等級の高い極品級のものは熟成が進むと、それらと同じ茯茶とは思えないほどに香りも味わいも深く美味しくなります。
茯茶特有の癖は逆に味わいを引き立てるように昇華されています。

2007年12月出品 200g


2月11日から2月15日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

2月8日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は2月10日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は2月8日中に入金確認ができたご注文を2月10日までに発送いたします。それ以降のご注文は2月16日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

青柑 古樹雲南紅茶 六堡茶 入荷しました!

新会柑 青柑 古樹雲南紅茶
新会柑 青柑 古樹雲南紅茶

古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢150年以上の茶樹から作られた、上質な雲南紅茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、熟成を行ったお茶です。当店でも大変人気のある新会柑 珍珠青柑の紅茶版です。

現在中国では青柑のお茶が流行っている関係で、その紅茶版も見られるようになりました。ただし、紅茶の場合はレモンを使用していることが殆どで、青柑のような優しい爽やかな香りを楽しめることが少ないという状態です。紅茶本来の味わいや風味を損なわず、レモンのような強い風味ではなく、青柑の優しい香りも楽しめるお茶を目指して作られました。

北京の有志茶商と企画、製造した、こだわりのお茶です。
無農薬栽培の青柑に、2016年の雲南紅茶を使用しています。通常は大地茶、平地に近い状態の茶園の紅茶が使われますが、南糯山の急傾斜にある古茶樹園の樹齢150年以上の雲南紅茶を贅沢に使用しています。もちろん無農薬栽培の紅茶です。

新会柑 青柑 六堡茶
新会柑 青柑 六堡茶

広西梧州茶廠の六堡茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、熟成を行ったお茶です。

こちらも北京の有志茶商と企画、製造した、こだわりのお茶です。
8月から10月にかけて収穫された無農薬栽培の青柑に、品質が確かなことで有名な2013年の特級三鶴六堡茶を丁寧に詰めています。通常はその後に低温焙煎を行って乾燥させますが、この六堡茶はその風味を失わないように晒乾、プーアル生茶のように太陽の光でゆっくりと乾燥させています。そのため、六堡茶本来の優しい美味しさは損なわず、また、青柑の香りも晒乾によって柔らかく、これらの調和が見事な仕上がりとなりました。
今までの青柑茶とは違います。

新会柑 大紅柑
新会柑 大紅柑

上質なオレンジティーのようとリピートの多い大紅柑ですが、たくさんのリクエストをいただいて再入荷いたしました。

以前は陳皮プーアル茶というと品質の低いプーアル茶を使うことが普通でした。そのため、あまり美味しいと思える品質のものは少なかったのが実際のところでしたが、ここ数年は生産技術の向上や使用する茶葉を上質なものを使用する茶業も増えてきました。

11月から1月にかけて収穫された大紅柑に宮廷級プーアル熟茶を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行います。大紅柑は陳皮と呼ばれる漢方として珍重される果実でもあります。年数が経過すればするほど体によく、香りが良くなるとされ、この陳皮プーアル茶も10年以上保存が可能なものです。果実、大紅柑自体の品質も大変に良いものを使用しています。

甘く柔らかい香りが素晴らしく、また、使用されているプーアル熟茶の甘味に寄り添うように一体感のあるお茶が楽しめます。
とても身体が温まり、飲みやすく、バランスの良いお茶です。

2017年 あけましておめでとうございます!

易武
中国・雲南省易武古茶山

あけましておめでとうございます。

昨年末からの中国雲南省の西双版納の旅の疲れがでてきたようで、今は北京で久しぶりにゆっくりと過ごさせていただいています。
こちらでは各地の茶農家さんや茶業さんと情報交換をしたり、仕上がってきた焙煎もののお茶などのサンプルを試したり、友人茶業さんと評茶の勉強会をしたりと中国茶づくしの新年を迎えています。

ここ数年、特に昨年からはたくさんの縁に恵まれました。
元々、鈴茶堂は中国茶が本当に好きな私が日本でも本当に美味しい中国茶をもっと多くの方に知ってほしいと思ってはじめました。少しずつではありますが、中国を旅する間に出会った友人たち、作り手さんや茶業さんたちが賛同してくれるようになり、普通には入手が難しいお茶を入手させていただけたり、とても上質で高価なお茶を中国国内よりも特別に安価で提供してくれたりと、たくさんの方のご好意をいただいています。ありがとうございます。
そして何よりも鈴茶堂をご利用してくださっているみなさまのおかげです。鈴茶堂の扱うお茶は決して一般向けではありませんが、それにも関わらず事業として続けていくことができるようにまでなってきたのは支えてくださっているみなさまのおかげです。本当にどうもありがとうございます。

2017年も基本を忘れずに新たなマイルストーンに向かって努めていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

新年の特別企画として、メールマガジンご購読者の方を限定して易武普洱茶のセットをご用意しました。易武普洱茶を理解する上で大変に勉強になるセットではないかと思います。
メールマガジンでもご紹介させていただいておりますが、メール送信時の文字コード制限のため、産地表記の文字化けが予想されますのでこちらでもご紹介させていただきます。

马叭寨
麻黑寨
刮风寨茶王树
落水洞
銅箐河
白花潭
荒田村
一扇磨
白茶园
曼撒寨
黄竹蓬
弯弓寨
千年古树(曼撒)
易比寨
易武正山
張家湾
丁家寨
新寨
曼秀村
旧廟寨
高山寨
裸德寨
田坝村
三丘田村
小房寨
三合社
大漆樹

全27種各10g (270g) 散茶
全て2016年の春茶です。

お申込み方法は既に配信済のメールマガジンをご覧ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年 どうもありがとうございました!

麗江 玉龍雪山
中国雲南省麗江 玉龍雪山(白沙古鎮から)

2016年もあと僅かとなりました。
今年は予想以上に多くのみなさまにご利用いただき、本当にどうもありがとうございました。
鈴茶堂は5年目を迎えることができました。

2011年の12月に鈴茶堂を立ち上げた際、5年間を節目と考えておりました。
日本での中国茶の販売は事業としては厳しい状況にあります。
また当店の扱うお茶はその中でもどちらかと言うとマニア向け
一般的に「売れる」お茶ではないものも多く
日本のみなさまに受け入れていただけるかどうか、手探りの5年間でした。
おかげさまで、毎年少しづつではありますがご利用いただくお客さまも増え
特に2016年、今年からは私たちも驚くほどにご利用いただくことが増えてまいりました。
これからも鈴茶堂として続けていくことができます。
どうもありがとうございます。

2016年は春に福建省へ、冬は雲南省へと、それぞれのお茶の産地を訪問させていただきました。
今年は外国人が行くには少し難しい場所を中心に訪問しましたが
その分、とても大きな収穫がありました。
そして各地の茶業さん、作り手さんだけでなく、中国で高名なお茶の専門家の方々など
思いもよらない縁がたくさん、予想もしないほどに広がった年でもありました。
まだ訪問時のブログが途中ではありますが、順次ご紹介させていただきたく思います。

来年はWebショップ以外にも活動を広げていこうと考えております。
多くのお客さまからご要望をいただいておりました
お茶の淹れ方、お茶についての講習会を都内ではありますが開催することを計画しています。
また、お茶会も不定期ではありますが続けていきたいと思っています。

新年はメールマガジンご購読者の方を対象に特別販売を企画しております。
こちらもぜひご期待ください。

これからも当初からのポリシーである
私たちが美味しい、飲みたいと思うお茶、使いたいと思う茶器しかご紹介しない
という基本に忠実に、日本および中国スタッフ一同、努めてまいります。
来年もどうぞよろしくお願いします。

どうぞ良いお年をお迎えください。


2016年の発送は受付を終了させていただきました。
年明け2017年1月11日まで発送業務をお休みさせていただきます。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、中国出張中のため、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

客家のお茶作り

雲水謡

漳平を後にして、次に向かったのは漳州市南靖県にある雲水謡古鎮です。ここでは客家の土楼に宿泊してお茶作りを見ることができました。
客家土楼は世界遺産にも指定されていますが、有名な土楼は主に同じ漳州市でも永定県、山をいくつか越えた場所にあります。この雲水謡古鎮はあまり交通の便が良い場所ではないせいか、比較的観光客の少ない落ち着いた村になっています。
この地域には客家が多く住んでいるため、たくさんの土楼があります。ほとんどは地元の人が実際に生活をする土楼で観光客は中に入ることはできません。いくつか観光用に開放されている土楼もありますが、生活用の土楼とは全く雰囲気が違います。今回宿泊した土楼は実際に客家の人たちが住む土楼で、宿泊することでゆっくり生活に密着した土楼を見学することができました。

雲水謡

土楼の周囲は茶畑です。この村の中、周囲はほとんど茶畑といってよいほどです。この地域のお茶は鉄観音ではなく金観音が多いようで、自家消費用であったり、有名な茶産地ではないので全国に流通するわけではありませんが、厦門などへも出荷されているようです。ちょうど訪れた5月は製茶の真っ只中で、集落のあちらこちらで製茶が行われていました。

雲水謡

基本的に小規模な茶農家さんが多く、素朴な製茶方法でお茶を作っています。製茶機械は最小限といったところで、基本的に自家消費、地域消費の地元密着型のお茶づくりです。畑仕事をしながら、家事をこなしながら家族全員で製茶を行うといった、昔ながらの、お茶づくりの原点のような風景を見ることができます。そんなお茶づくりをしているせいか、この村の人たちは自分たちの作ったお茶を販売するということには、あまり執着していないようです。生活に根ざしたお茶です。

雲水謡

この地で仲良くなった地元の方に金観音を分けていただきました。6月のお茶会のお土産にお持ちいただいた金観音がそのお茶です。決して製茶技術が上手な訳でも、綺麗に団揉されている茶葉ではありませんが(どちらかと言えば、きちんと団揉されていない茶葉です)、自家用にと作られたそのお茶の素朴な美味しさは他にはない優しい味わいであったと思います。実際、お茶会にご参加いただいた方からも販売のリクエストをいただきましたが、元々が自家用のお茶のため、生産量が少なく、販売するほどの量を確保することができません。

雲水謡

村は樹齢1000年を超えるガジュマルの木があり、大きな川を囲むように昔からの石畳が美しい場所でした。10年前ほどの映画「雲水謡」のロケ地にもなったほどの素朴で美しい自然に囲まれた場所です。
こうした素朴で美しい場所の土着のお茶も、いつかご紹介できたらと、新たに友人になった茶農家さんと今も連絡をとりあっています。有名なお茶や高価なお茶ももちろん美味しいのですが、またこうした人の生活に密着したお茶もとても美味しいものです。何年かかかるかもしれませんが、ぜひこうした生活の原点のようなお茶も楽しんでいただくことができればと思っています。


12月19日から1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。

発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

炭焙煎 漳平水仙

漳平

炭焙煎の漳平水仙を作る茶農家さんも訪問させていただきました。
通常の漳平水仙は電気の乾燥機を使って乾燥や焙煎を行います。電気のないころは炭焙煎が普通であったと思いますが、火の調節などが難しく、現在、炭焙煎を行うことのできる茶農家は数件となってしまいました。
この茶農家さんでは昔からの製法を変えること無く、今も炭焙煎のみの漳平水仙を作り続けています。

漳平

造形し、紙で包んだ漳平水仙をこのような篭に入れて焙煎を行っていきます。この焙煎篭は武夷山などのものと似ていますが、少し形状が異なるようです。見た感じでは若干こちらのほうが口が広く、浅いような印象です。
炭焙煎と聞くと茶色い焙煎がしっかり効いた茶葉を思い浮かべますが、この焙煎具合にも色々あります。軽火のものから重火まで、その時の茶葉の状態を見て決めていくそうです。

漳平

数時間おきに天地をかえして、まんべんなく焙煎できるようにします。この焙煎工程は茶葉の状態にもよりますが、最低でも2〜3日。長い場合は茶葉を休ませながら1週間から1ヶ月以上になることも。最初の焙煎、2日位はほとんど徹夜で作業にあたります。焙煎を行うことのできる作り手さんが少ないこともあり、大変な重労働です。
この茶農家では茶摘みから焙煎までのすべての工程を自分たちで行います。時期によっては他の茶農家から持ち込まれた漳平水仙の焙煎依頼もあるそうですが、電気乾燥機で焙煎する場合と炭焙煎で行う場合では発酵度合いを変えた方が良いなど、なかなか思うような仕上がりにはならないようです。焙煎工程を理解しているからこそ分かるという、まさに職人の技術ですね。

漳平

頻繁に炭の状態をチェック、灰を被せて火の調節を行います。この火の調節が本当に難しく、技術を問われます。散茶の形状の茶葉と異なり、紙で包まれている漳平水仙の場合は水分量を低下させることも、均一に焙煎を行うこともなかなかできることではありません。散茶の焙煎よりもずっと長い時間が必要な上、より低温で行うことが求められます。そんな大変な作業のせいか、年々炭焙煎のものは生産量が低下しつつあります。

漳平

この茶農家では使用する炭も自家製にこだわっています。炭の質が悪いとうまく焙煎ができないとのことで、製茶の時期に合わせて炭から作っているそうです。これは本当に大変なことです。炭の材料となる木材探しから(山の中へ入って自分で探すそうです)、その炭焼きまで作り手が一人で行うというのは他に聞いたことがありません。武夷山などでも天然木から作られた炭(練炭を使うことも多いので)を使う作り手さんはいますが、炭焼きからというのはなかなかいません。

炭焙煎を行った漳平水仙は清香系のものもありますが、多くは軽火(軽焙煎)と重火(重焙煎)です。先日ショップでご紹介した炭焙煎は重火タイプのものになります。(完売いたしました。ありがとうございます。)
近年は焙煎を行った漳平水仙でも電気乾燥機を使用したものが多いのですが、炭火焙煎のものはまた香りや味わいの深さが異なります。


漳平水仙 紅茶 2016年秋茶
漳平水仙 紅茶 2016年秋茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。
12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

漳平水仙 発祥の地

漳平

漳平水仙の発祥の地とされる茶農家さんを訪問させていただきました。
一口に漳平といってもかなり広い地域になります。漳平水仙を作っているのは漳平市ですが、これは広さにして日本の1つの県位はあります。その中でも双洋镇と呼ばれる地域で行われていますが、それでもそれなりの広さがあります。その中でも漳平水仙発祥の茶農家さんは山の中の方にあります。

漳平

こちらも昔ながらの土壁の農家で、かなり大きい方ではないかと思います。茶畑のある山の中腹にある集落の1つで、今も人が変わらず製茶や農業を営んでいます。メインはお茶作りですが、他の茶農家と同様に養蜂も行われていました。
漳平の中でもこの茶農家を含むこの集落が最も昔から漳平水仙を作ってきた人たちです。今も漳平の他の地域から製茶技術を学びに訪れる人が絶たないとのこと。ここの作り手さんたちも快く教えているようです。

漳平

古い農家ですが、かなり立派な闽南式建築で見応えがあります。基本的にこの地域は土壁で、これは温湿度の調節にも役立っているそうです。日本と同じですね。
最近は現代式のコンクリートによる家も増えているそうですが、昔ながらの土壁の家の方がはるかに快適とのこと。ただし、この建築方法を行うことができる技術者が年々減ってしまっているそうで、壊れてももう直すことが難しいそうです。お茶に限らず技術の伝承というのは難しいですね。

漳平

訪問した際には造形工程が行われていました。基本的に家族総出で行います。他の地域と少し造形方法が異なります。これは本来の作り方がこれだったということではなく、人手不足を補うために造形方法を変えたのだそうです。製茶にあたっての人手不足はどの地域でも深刻な問題です。特に漳平水仙のような特殊なお茶は他の地域から技術者を呼ぶ訳にもいきません。

漳平

一度にたくさんの固形茶を造形できるように工夫されています。四角形のセルクルのような型を並べて、そこに毛茶(荒茶)を詰めて蓋をして、大きな万力のような機械で一度に圧力をかけて固めます。この方法だと1つ1つ作る必要がなく、一度にたくさんの固形茶を作ることができ、またお茶を詰める人、圧力をかける人と分業も可能になります。

漳平

家の裏の山には茶畑が広がっています。こちらは完全な自然農法、まったく何も手を入れていない茶畑です。最初から手をかけないと決めていたのではなく、ここ数年は人手不足が深刻で、茶畑の整備まで手が回らなくなってきてしまったとのこと。また、作り手もこの集落にはわずか3名となってしまい、今年は摘み取ることすら出来ない茶畑が半分以上になったとか。以前は紅茶も作っていたそうですが、今はそこまで手が回らないとのこと。漳平水仙の紅茶は作ることができる作り手、茶農家さんが限られているので残念です。
わずかに残る作り手さんのうちの1人にお話をお伺いしました。製茶時期でお忙しい状況であったにも関わらず、できたばかりの漳平水仙を数種類淹れてくださり、お茶のこと、自然のこと、村のこと、色々なことを教えていただきました。ありがとうございます。


漳平水仙 紅茶 2016年秋茶
漳平水仙 紅茶 2016年秋茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。

南糯山 古樹雲南紅茶 2016
南糯山 古樹雲南紅茶 2016

通常、雲南紅茶は俗に言う茶畑で栽培された若い栽培茶樹から作られますが(台地茶)、この紅茶は上質なプーアル生茶を作るような、少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から手摘みで丁寧に摘み取られた茶葉から作られています。

雲南紅茶は甘味を出しやすく、飲んで誰もが美味しいと思うお茶が多いものです。その反面、味わいが単調で飽きやすい、飲み続けにくいということもあります。この雲南紅茶は複雑さと奥行きの深さが違います。

2016年はここ数年では一番と言えるほどに美味しく上質に仕上がりました。
複雑なミネラル感、上品な香りと甘味のバランスが最高の仕上がりとなっています。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。
12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

水仙茶合作社見学

漳平

漳平では水仙茶合作社の見学もさせていただきました。

当店の漳平水仙はここのものではありませんが、この水仙茶合作社は国からの補助金と村人たちの一部が資金を出し合って設立した会社です。もちろん、当店がお世話になっている茶農家のように参加せず、自分たちだけで製茶を続けているケースもありますが、現在市場に流通している漳平水仙の多くは、この合作社を経ているのではないかと思います。

漳平

個人の茶農家では揃えるのが大変な製茶機械も全て共同で使用することができます。栽培した茶葉の摘み取りも製茶も全て共同で行うため、個人の負担を減らすという意味ではとても良い方法であると思います。特に漳平水仙のような特殊なお茶は専用の製茶機械は殆ど存在しません。そのため、一般的な製茶機械を工夫しながら使用していくしかありません。その分、手間がかかってしまったり、時間がかかってしまうという問題があり、それを個人の茶農家で吸収していくのはなかなか大変なことです。

漳平

丁度訪問した際は造形工程を行っていました。作業をしている人たちは、この会社に出資をした村の人達です。
漳平水仙の造形は荒茶(毛茶)の状態、まだ水分の多い柔らかい茶葉を1つ1つ型に入れて押し固め、専用の紙で包んでいきます。これがなかなか難しく、少し作業を体験させていただきましたが、適量に綺麗に整形するのは技術が必要です。

漳平

これが造形に使用する型です。この型も自分たちで作っています。型の中には鉄の重しが入っているので、なかなか重量のある木型になっています。一般的にはこの型を使用しますが、茶農家によっては別の形状の型を使用する場合もあります。それについてはまた追ってご紹介したいと思います。

この漳平でも人手不足は深刻な問題です。こうした合作社はその人手不足を解消するのにも役立っているようです。各個人の茶農家が製茶を行うよりも、お互いに協力して製茶を行うほうがずっと効率がよく、人手も集まります。

漳平

こうして紙に包んだ状態になった茶葉を感想、焙煎していきます。紙ごと乾燥を行うこと、固形になっていることなどからも通常の乾燥機をそのまま使用することはできません。散茶の状態を想定している乾燥機では温度が高すぎてしまいます。そのため、茶葉の様子を頻繁に確認しながら乾燥機の扉を開けながら行います。この扉を開ける角度も含め、乾燥時の温度管理は作り手さんの腕次第です。

合作社は人手不足などの問題解消にはとても有効な対策の1つだと思います。一方で一定の品質は保たれるものの、茶農家さん、作り手さんによって変わる品質、味わいが全て均一化されてしまうという問題もあります。それでも福建の中でも取り残されてしまった感のある漳平水仙が、今後市場で生き残り続けていくためにも合作社の役割には期待をしたいところです。


新会柑 珍珠青柑
新会柑 珍珠青柑

陳皮プーアル茶の1種ですが、青い小さな新会柑と呼ばれる広東省の果実の中に宮廷級プーアル熟茶を詰めて焙煎しているお茶です。これがプーアル茶ではなく、上質なアールグレイのように爽やかで美味しいお茶に仕上がっています。

雲南省の西双版納モウ海茶区で作られたプーアル熟茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め焙煎、熟成を行ったお茶です。ここ数年、中国で徐々に流行りはじめ、様々な品質のものが流通するようになりました。通常は陳皮プーアル茶と呼ばれるオレンジ色の果実に詰め込んだプーアル熟茶ですが、これは新会柑と呼ばれる広東省の果実、中でも青柑を使用しています。非常に香りが爽やかなのが特徴で、その香りはまるで上質なアールグレイのように素晴らしく美味しいお茶に仕上がっています。

近頃は天然のアールグレイ果汁を使った紅茶は少なくなりましたが、これはそれを思い出させるような素晴らしい香りと味わいを持っています。青柑の爽やかで品のある香りはもちろん、プーアル熟茶の深みのある柔らかい旨味と甘味がプーアル茶であることを忘れさせてしまうほどにバランスよく味わい深いお茶になっています。
人工香料には決してまねできない品格のある高い香りと深い味わいがお楽しみいただけます。

漳平水仙の産地

漳平

漳平水仙の産地を訪問してきました。

数年前、漳平水仙を初めてご紹介した頃は日本はもちろん、中国国内でも殆ど知られていないお茶でした。福建省南部以外の場所で漳平水仙と言っても知らない茶商が殆どといった感じで、日本でも知名度の無いマイナーなお茶としてWebショップでご紹介しても殆ど売れなかったお茶でした。今では中国国内での知名度も少しずつアップし、日本でも少しずつ人気が出てきているようです。おかげさまで毎年、前年の倍以上の量を入荷し続けておりますが、殆ど完売する状況で、嬉しくありがたく思っています。漳平水仙の知名度アップに少しながらお手伝いできたかと思っていますが・・・

当店の漳平水仙の故郷はこのような昔のままの村で作られています。土壁の昔ながらの茶農家で、話には聞いていたものの実際の村がとても素朴な状態のままであることに驚かされました。

漳平

漳平水仙の産地全てがそうではないのですが、この村では茶畑と山、そして人が住む村について昔から変わらず守られている事柄があります。それは山の上の方、頂上付近には茶畑を作らないことが1つです。これは山とその自然を守ることが目的で、たしかに茶樹は一般的にあまり深く根を生やしません。そのため、斜面を全て茶畑にしてしまうと崩落が発生したりすることがあります。そういったことを防ぐためにも山の上の方、3分の1は原生林のまま手をつけないというルールがあるそうです。
もう1つは茶畑より上に家を建てないということ。これは茶畑を生活排水などで汚染しないようにということです。そして、化学肥料や農薬は絶対に使わないということ。たとえ種子の殺菌剤であっても薬は使用しません。これが徹底されています。その徹底ぶりがすばらしく、ここまで環境、茶畑に配慮する茶産地は私も初めて見ました。

漳平

漳平水仙には桂花香型と蘭花香型と大きく2種類に分けられます。これは茶畑の標高の違いです。比較的低い場所の茶畑から摘み取られたものは桂花香型とされ、山の上の方、1割ほどの場所から摘み取られた茶葉から作られたものが蘭花香型となります。この香りの差は標高差によって作られるもので、台湾などの高山気と同じようなものです。蘭花香型の方が清涼感のある透明な香気が感じられます。
写真は蘭花香型となる茶畑です。藪のようにしか見えませんが、ちゃんとした茶畑になっています。人の手は最低限しかかけずに自然のままに作る、山と共生していくという姿勢が徹底されているのがよくわかります。

余談ですが、紙で包むこの製茶方法が台湾の包種茶の元となったと言われています。漳平とこの周辺で昔から行われていた製茶方法が台湾へ伝わり、今の包種茶となったそうです。

漳平

漳平水仙の茶畑は生き物がたくさんいます。これは一般的に無農薬有機栽培を行っている茶畑よりもずっと多いです。かつて一度も化学肥料や農薬を使ったことのない土、土地ならではの光景です。ですので、漳平水仙の茶葉には細かい虫食いの跡がたくさんあります。あまりにも多い場合は製茶に使うことはできませんが、写真程度の状態では普通に製茶に使用されます。この場所では自然の生き物を受け入れ、共に生きていくということが当たり前に受け入れられています。害虫ではなく、共に生きる仲間という感覚のようです。ですので、特に駆除などはせず、対策としては茶葉よりも虫が好む木、果樹などを茶樹の近くに植えるという程度しか行いません。

漳平

また、特徴的なのはこの巣箱です。茶畑で養蜂も行っています。茶樹の間や農家の軒先などにたくさん設置していて、この養蜂も村の重要な収入源となっています。とても香りの良い美味しい蜂蜜になります。
他にも茶油なども作られています。茶産地では茶油も作ることがよくありますが、この漳平水仙の茶油は今まで色々と試してきた中でも一番と言って良いほどに香りが良いものでした。


漳平水仙 紅茶 2016年秋茶
漳平水仙 紅茶 2016年秋茶

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。
12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

小青柑 白牡丹 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

小青柑 白牡丹
小青柑 白牡丹

大変人気のある珍珠青柑の白茶版とも言える小青柑 白牡丹が入荷しました!

中国の福建省福鼎市で作られた白茶、白牡丹を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行ったお茶です。
白茶に青柑の香りが合わさり、すっきりと爽やかな白茶になっています。天然のフレーバーティーのような白茶です。

8月から10月にかけて収穫された青柑に白茶の白牡丹を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行っています。


植榕斉 特注壷
植榕斉 特注壷

黒茶の名店と名高い植榕斉茶行が特注で作らせた紫砂茶壷です。

大変上質な泥料と均整のとれた美しい造形はさすがといった完成度です。少数のみのこの特注品を今回は特別に分けていただきました。
非常に使いやすく手に馴染み、また出水が非常に綺麗です。泥料も素晴らしく、自然な艶が非常に美しく出ています。作家ものでもここまでの完成度の茶壺はなかなかありません。


12月19日から来年1月11日までのあいだ中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回は中国でも遠方、雲南省の西双版納の方まで足を伸ばすため、かなり長期間のお休みとさせていただいております。
12月16日22時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文は12月18日までに発送させていただきます。銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は、12月16日中に入金確認ができたご注文を12月18日までに発送いたします。それ以降のご注文は来年1月12日以降の発送となります。また、ご注文が混みあう場合はお休み前の発送締め切りを早めさせていただく場合もございます。ご了承ください。
発送業務をお休みさせていただいている期間もご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどに、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。特に今回は通信環境の無い地域へ訪問している期間もございますため、最長で1週間程度お時間をいただく可能性もございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。