2013年 経典1958茯茶 再入荷ご予約承ります!

2013年経典1958茯茶の再入荷分のご予約を承ります。

1月にご紹介した際にはあっという間に完売してしまい、お求めになれなかった方、お求めになった方からのリクエストも多く、中国国内販売分も入荷させることとしました。

入荷は3月下旬を予定しております。
また、同じ等級、ビンテージは今回が最終入荷となります。

湖南省の黒茶は最も産出量の多いことで知られています。
中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

2013年 経典1958茯茶
2013年 経典1958茯茶

深みのある甘さが特徴的で柔らかいミネラル感とのバランスが非常に良いお茶です。特にこの甘味がすばらしく、年月を経た茯茶の美味しさというものが実感できます。煎持ちも非常によく、飲み進めていくといくつもの表情が豊かに感じられます。
そのまま味わっても、西北の少数民族のようにミルクティーにしても美味しくお楽しみいただけます。

ありがとうございます。60箱すべて完売いたしました。

鳳凰単叢 古樹老樹蜜蘭香 碑頭古樹老茶 蔵茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

鳳凰単叢 古樹 老樹 蜜蘭香 入荷しました!

鳳凰単叢の中で有名な品種として知られています。日本にも多く輸入され、鳳凰単叢と聞くと蜜蘭香を連想される方も多いと思います。
蜜蘭香はライチやマスカット、桃の香りに例えられる華やかなお茶です。

今までは作り手さんの厚意や気軽に楽しんで欲しいという思いもあり、老樹の蜜蘭香を可能な限り価格を抑えてご提供してきましたが、今年はそれとは別にこんな蜜蘭香もありますというご紹介も兼ねて古樹の蜜蘭香もご用意しました。長年の友人でもある作り手さんの製茶する最高レベルの蜜蘭香です。

高山鳳凰単叢 蜜蘭香 古樹 2023
高山鳳凰単叢 蜜蘭香 古樹 2023

大奄の中でも高山地区、風や日光の当たり方も最適な位置で育つ樹齢150年前後と思われる古茶樹から作られている蜜蘭香です。香りのたちかた、余韻の戻りかた、別格の凄さを感じるような、それでいて優しさもあるような別格な蜜蘭香です。

高山鳳凰単叢 蜜蘭香 老樹 2023
高山鳳凰単叢 蜜蘭香 老樹 2023

こちらは同じ大奄の高山地区の樹齢80年前後の老茶樹から作られています。
毎年ご紹介している蜜蘭香の2023年春茶です。(2022年までは「高山鳳凰単叢 蜜蘭香」とだけ表記しておりましたが、2023年は古樹も取り扱いを行うため表記を変更しました。)

清楚な花をイメージさせる、上品で密やかな甘い香りと火の香りを持ち、しっかりとした回甘を持つ上質な蜜蘭香です。
リピートされる方も多いお茶です。
作り手さんの厚意や気軽に楽しんで欲しいという思いもあり、現地と変わらない価格で特別にご提供させていただいています。


鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 入荷しました!

産地に伝わる地元ならではの品種です。生産量が限られるため、産地以外に流通することが少なく、また、知名度も高くはないため、あまり知られてはいませんが、夜来香型の魅力的なお茶です。希少な香型ですが、更に珍しい2010年の春に製茶された老茶の碑頭です。

高山鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 2010
高山鳳凰単叢 碑頭 古樹 老茶 2010

産地でも最も上にある鳥崇村の樹齢140年前後と言われる茶樹から、現地の伝統的な栽培方法に従い育てられた茶樹から作られたお茶を、作り手さんのもとで大事に保管、熟成されたお茶です。
古樹の深みと優しさが加わり、とても美味しい碑頭です。


毎日のお茶として人気の高い蔵茶が入荷しました!
一時的に品切れとなっており、ご迷惑をおかけいたしました。

蔵茶 康磚(布袋)
蔵茶 康磚(布袋)

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

3月19日から3月25日までの間、出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
また、ネット環境が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、お返事までに数日かかる場合もございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2024年2月 ありがとうございました!

ワークショップ 2024年2月

2月のワークショップにご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
久しぶりのワークショップということで、みなさまにお会いできて楽しかったです。

今月は以下のお茶でした。

2023年 客家紅茶
中国・広東省梅州

2023年 茉莉雀舌
中国・安徽省黄山

2023年または2020年 古樹高山鳳凰単叢 八仙
中国・広東省潮州市潮安県烏崠山老君溜

2020年 慧苑坑 老枞水仙
中国・福建省武夷山

梅州客家

客家紅茶は先日訪問した梅州で参考のために入手したお茶です。
山の中にある築数百年という見事な客家建築に住むおじいちゃんが作ったという紅茶です。香りは弱いですが、甘くてなかなか美味しい紅茶だったと思います。他にも緑茶、烏龍茶も譲っていただいてきていますので、いつかワークショップでご紹介させていただこうと思っています。

ワークショップ 2024年2月

最後に店主が淹れたお茶はこちらです。

2015年 青獅子岩 金牡丹
中国・福建省武夷山

店主秘蔵の武夷岩茶金牡丹です。老茶ということもあり、やさしい深みのある岩茶に育っていたと思います。

中国では元宵節ということもあり湯圓も味わっていただきました。
元宵節は春節(中華圏のお正月)最後の日で、この日は湯圓を食べる習慣があります。(爆竹もこの日が最後ということで派手に鳴らします。)この湯圓も地域差があり、そんな説明もさせていただきました。

次回のワークショップは現時点では未定ですが、4月末または5月上旬頃に開催できればいいなと思っています。
詳細が決まりましたら現在ご参加の方および継続希望の方を優先してお伝えさせていただきます。(ワークショップご参加の方限定の潮州錫茶盤のご予約も一緒にお伝えする予定です。)

2023年鳳凰単叢 潮州手拉壺 入荷しました!

飲み頃を迎え始めた2023年の鳳凰単叢をご紹介いたします。

古樹鳳凰単叢 郡体香 2023
古樹鳳凰単叢 郡体香 2023

桂花香型に属する郡体香です。
2023年の鳳凰単叢をいろいろと試飲していた時に店主はもちろん、中国側スタッフ、北京姉妹店スタッフも全員唸ったのがこの古樹郡体香でした。じっくりと沁み入るように美味しい、ずっと手元に置いておきたくなるような、そんな鳳凰単叢です。

最初は清らかで上品な花香が、続いてバターのような乳香、香ばしい火香、果香、煎をすすめると蜜香も感じられます。バランスの良い味わいは奥深い滋味と程よいミネラル感、なんといっても清らかな粉糖を思わせる雑味のない甘味がすばらしく、さっぱりとした美味しいバターケーキを連想するようなお茶です。

古樹鳳凰単叢 雷扣柴 2023
古樹鳳凰単叢 雷扣柴 2023

雷扣柴はちょっと変わった由来を持つ鳳凰単叢です。雷劈茶という別名も持つこの鳳凰単叢は母樹が落雷にあったことから、この名前が付けられました。栽培量が少ないため、珍しい鳳凰単叢となります。芝蘭香系の香型です。

その名を思わせる優しいながらもピリっとした味わいと上質なスープのような滋味、爽やかな甘味、ミネラル感も強く、非常に奥行きのある味わいです。ずっと飲んでいたくなるような、あとをひくお茶です。
ちょっと玄人好みの鳳凰単叢かもしれません。

老樹鳳凰単叢 芝蘭香 2023
老樹鳳凰単叢 芝蘭香 2023

標高700m前後にある茶畑で育てられた樹齢80〜90年ほどと思われる老樹を友人茶農家で丁寧に製茶して作られました。

芝蘭香は柏槇(ビャクシン)と蘭の香りを持つとされています。柏槇はヒノキ科の針葉樹の1種で、清涼感のある香りを持ちます。お酒に詳しい方はジンの香り付けに使うジュニパーベリーが取れる西洋杜松(セイヨウネズ)系の木と言えば分かりやすいかもしれません。

日常的に気軽に楽しめる芝蘭香で、かつ、芝蘭香らしい柏槇香がよく感じられる、もちろんきちんと美味しいお茶ということで、この芝蘭香を選びました。もっと高価で上質な芝蘭香も多々ありますが、コストパフォーマンスの良い芝蘭香として自信を持っておすすめできるお茶です。


お茶好きの方に「潮州」というと鳳凰単叢をはじめとする烏龍茶を連想することが多いですが、この潮州は陶芸の街でもあります。
その歴史は古く、宋代までさかのぼります。今も現地では茶器はもちろん、さまざまな陶器の生産が行われています。
潮州の人々はほとんどと言って良いほどに、お茶と言えば鳳凰単叢で、みなさん毎日ずっと鳳凰単叢を楽しんでいます。蓋碗を使用することも多いですが、この手拉壺も同様に長く愛されている茶器です。

潮州 手拉壺 章侠忠 梨型壺
潮州 手拉壺 章侠忠 梨型壺

潮州 手拉壺 章侠忠 扁腹壺
潮州 手拉壺 章侠忠 扁腹壺

手拉壺といってもさまざまな品質の作品がありますが、着色を行わず、泥料の品質の高い、きちんと美味しくお茶を淹れることのできる、かつ、使いやすい作品としてご紹介いたします。

岩茶 馬頭岩老肉桂 半天妖 雪梨 入荷しました!/ 発送業務お休みのお知らせ

お客様のご希望で日本へ入荷した岩茶の客注品の調整分のご紹介です。
そのため、日本国内の在庫は少なめとなります。

老岩茶 馬頭岩肉桂 2003
老岩茶 馬頭岩肉桂 2003

2003年の春に製茶された馬頭岩肉桂を20年ゆっくりと寝かせた老岩茶です。
若い岩茶も美味しいお茶ですが、20年を経た老岩茶にはそれらにはない美味しさがあります。高い技術を持つ作り手による、機械を使わずに丁寧に製茶された「手工」のお茶を熟成させています。

この馬頭岩肉桂は牛欄坑肉桂のように美味しい岩茶を、でも身体に負担がかかりにくい岩茶をというお客様のご希望で選んだ岩茶です。
牛欄坑肉桂は美味しいものの、飲み手を選ぶような強さもある岩茶です。この馬頭岩肉桂は老茶ならではのやさしさを持ちながら、味わいはその牛欄坑肉桂にひけをとりません。

手工岩茶 九龍巣 半天妖 2023
手工岩茶 九龍巣 半天妖 2023

この半天妖の素晴らしいところは何と言っても煎ごとにその印象、味わいを変えて楽しませてくれるところです。
最初はベッコウ飴のような深みのある甘い果香と思えば、煎をすすめていくときれいな花香に変化していきます。ほっこりと甘い味わいもまた、煎をすすめていくと沁み入るようなやさしい甘味に、次第にミネラル感や果実のような酸味で爽やかな味わいになったりと、さまざまな味わいを楽しませてくれます。
まさに半天「妖」という名にふさわしい岩茶です。

手工岩茶 九龍巣 雪梨 2023
手工岩茶 九龍巣 雪梨 2023

雪梨は日本で言うところの洋梨のような果物です。その雪梨を連想させるような甘い爽やかな果香、粘性の強い茶水は、その果汁を思わせるような爽やかな果物のような甘味、滋味をもちます。程よい火香と果実のようなやさしい酸味、古樹らしさを思わせる深いミネラル感とそれに続く岩韻。文句なしに美味しい、というよりも、素晴らしい「雪梨」です。

当店では客注品の調整分をwebショップにてご紹介することがありますが、その場合、日本国内の在庫が少ないため、すぐに完売となることも多く、今後はその旨もお知らせすることとしました。


在山堂の粉青蓋碗セットが再入荷しました。

在山堂の作品は通常、劉傑大師の作品のみの出品ですが、大師の監修のもと、在山堂に所属する弟子の若手作家たちが制作するシリーズです。お茶好きの劉傑大師が気軽にお茶を楽しむ茶器を提供したいという思いから、このシリーズが生まれました。

在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット
在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット

小ぶりの蓋碗と茶杯のセットです。
劉傑大師自身による作品とレベルは全く異なりますが、とても使いやすく、よく設計された茶器です。

龍泉窯の量産品の多くは、その釉薬の影響で重く、過剰に蓄熱しやすいものが見られますが、この茶器は軽く使いやすく、放熱具合もちょうどよく、蓋碗の縁を薄くすることで持ちやすく扱いやすいよう工夫されています。茶杯も同様に口を薄く、お茶の味わいがよりわかりやすいよう設計されています。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

2月23日から2月25日までの間、ワークショップのため発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。

大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

南糯山古樹雲南紅茶 2006年布朗山龍条茶 2013年茯茶 入荷しました!

2023年の南糯山古樹雲南紅茶が入荷しました!

南糯山 古樹雲南紅茶 2023
南糯山 古樹雲南紅茶 2023

雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた、非常に上質な古樹雲南紅茶です。

南糯山半坡老寨

通常、雲南紅茶は俗に言う茶畑で栽培された若い栽培茶樹から作られますが、この南糯山古樹雲南紅茶は上質な普洱生茶を作るような、少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から、手摘みで丁寧に摘み取られた茶葉から作られています。

一般的に流通する雲南紅茶は主に雲南省西部臨滄市鳳慶で作られるお茶です。この鳳慶の雲南紅茶も甘く美味しい紅茶ではありますが、単調な甘味になりやすく、飲んで誰もが美味しいと思うお茶が多い反面、味わいが浅く飽きやすいというお茶でもあります。そのため、鈴茶堂では何年か雲南紅茶を扱わないこともありました。

この南糯山古樹雲南紅茶は味わいや香りの複雑さ、奥行きの深さが違います。
ぜひ他の雲南紅茶とも比べて味わっていただきたいと思うほどに、美味しく素晴らしいお茶です。

最近では普洱茶の産地を中心に晒紅(晒日紅茶)も増え、人気が出てきました。晒紅ならではの、また違う美味しさがあり、当店でも晒紅のみの取り扱いにすることも考えましたが、やはりこの南糯山古樹雲南紅茶の美味しさも捨てがたく、なにより毎年楽しみに待ってくださっている方もいるお茶ということもあり、今年も入荷いたしました。

中国茶、雲南紅茶を飲み慣れている方、プロの方にご愛飲いただくことの多い玄人好みの雲南紅茶です。
昔からの雲南紅茶本来の美味しさをお伝えしたく、ご紹介させていただきます。


2006年春の布朗山章家老寨の喬木古樹の普洱熟茶から作られた茎茶です。
普洱熟茶の製茶後、最終仕上げの段階で選別される茎の部分になります。

2006年 布朗山龍条茶
2006年 布朗山龍条茶

お茶にとって茎はとても大事な部位です。
茶葉の旨味や甘みをたくさん溜め込んでいる部位で、萎凋や発酵の際にその美味しさが葉の部分へと移り、美味しいお茶が作られます。出荷前に葉と茎を選別します。選別後の茎は大抵、地元で日常茶として消費されています。葉に比べて煎持は良くないものの、それでも十分に楽しめ、何よりもやさしい甘味、からだにやさしい日常茶になります。

カビや土のような香りはなく、棗系の香りです。癖がなく、非常に素直な味わいで、茎茶ならではのやさしい甘味と古樹ならではのミネラル感とのバランスがとても秀逸な普洱茎茶に仕上がっています。


湖南省の黒茶は最も産出量の多いことで知られています。
中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。

2013年 経典1958茯茶
2013年 経典1958茯茶

深みのある甘さが特徴的で柔らかいミネラル感とのバランスが非常に良いお茶です。特にこの甘味がすばらしく、年月を経た茯茶の美味しさというものが実感できます。煎持ちも非常によく、飲み進めていくといくつもの表情が豊かに感じられます。
そのまま味わっても、西北の少数民族のようにミルクティーにしても美味しくお楽しみいただけます。

ワークショップ 2024年2月 開催詳細

雲南省大理
雲南省大理

鈴茶堂では中国茶を中心に美味しくお茶を淹れる方法を学びながら、また、お茶について学びながら楽しめる場としてワークショップを開催しています。2022年の新型コロナウイルス感染拡大以降、業務多忙ということもあり、開催できずにおりましたが、以前からご参加いただいておりましたみなさまのリクエストもいただき、2024年からは不定期になりますが徐々に再開していくことにいたしました。

2024年2月スケジュール

2024年2月 23日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 満席
24日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
25日(日曜) 14時00分~16時30分頃まで 満席

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 5500円(税込み)
お支払い方法 お支払い方法は以下をお選びいただけます。指定期間内にお支払いください。
・銀行振込(SBIネットバンク)
・ゆうちょ銀行振込
・クレジットカードまたはPayPay(別途webショップにてお手続きが必要です)
参加費お支払い後のキャンセルは当日または無連絡の場合、参加費の返金はございません。
前日までのキャンセルは返金させていただきますが、銀行振込およびゆうちょ銀行振込の場合は振込手数料を除いた金額となります。
その他 ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。茶葉および茶器はご用意させていただきます。

現在は過去にご参加いただいている、かつ、お申込み日前日より6ヶ月以内に当店webショップのご利用のある方を対象に1月28日24:00まで優先予約をお受けしております。
お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。

ワークショップは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けしております。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方は優先予約が終了以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。(詳細は本エントリに追記していきます。)

基本的に当店のワークショップは一般的なワークショップなどと違い、緑茶は何度のお湯で何CC、何秒で抽出といったお教え方はせず、ご自分の好みのお茶に淹れるための技術、考え方などを身に着けていただくことを目標として開催しております。そのため、一度ではなかなか会得するのは難しく、継続してのご参加をお勧めしております。
また、当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとしてワークショップを開催しております。お申込み日前日より6ヶ月以内に当店のご利用がある方に限定してご予約をお受けいたします。
どうかご了承ください。

どうぞよろしくおねがいします。


(2024年1月29日追記)
すべての回で満席となりました。
キャンセル待ちをご希望の方は お問い合わせ より、その旨をご連絡ください。

龍泉窯 お取り寄せ

龍泉窯 在山堂

Facebookページでもご紹介しておりますが、先日龍泉窯の在山堂で劉傑大師による開窯が行われました。
春節前の最後の柴窯(薪窯)です。

この時の作品を中心に、お取り寄せをお受けいたします。

龍泉窯お取り寄せ

お申し込みは1月25日24:00まで承ります。
発送は入荷後、2月上旬または中旬を予定しております。

今回は春節前ということもあり、お申込み期間が短くなっております。
(春節期間に入りますと中国国内の物流が止まってしまいます。)

お申し込みは先着順となります。
また、現地工房、北京姉妹店でもご紹介中のお品物となりますので、現地在庫がなくなった場合は売り切れとなる場合もございます。
お申込みをお受けした後、当店にて現地在庫を確認してお返事させていただきます。

新年前ということもあり、龍の作品もいくつかございます。
また、いくつか在山堂の新しいシリーズである自珍集の茶杯や公道杯などもご紹介しています。

お取り寄せお申し込み期間後も可能な限りお受けいたしますが、通関および送料などの関係で現在ご紹介中の価格とは異なります。(コスト増分値上がりします。)

2024年もよろしくお願いします / 在山堂茶器 冰島磨烈 布朗山熟餅 入荷

広東省烏崠山
広東省烏崠山にて

2024年を迎えました。
年明けそうそうに能登半島での地震や航空機事故など、心落ち着かない新年となりました。
被害に遭われたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。どうか一日も早く日常を取り戻せるよう願っております。

今年の新年は広東省潮州で迎えました。
冬の時期ということで茶葉の仕入れではないのですが、コロナ禍もあり、長く訪問できずにいた広東省へ挨拶回りと勉強をさせていただきに広州、潮州、梅州などを中心に回っていました。

当店は基本的に生産者から直接仕入れを行っています。お茶は人の口に入るものということ、自分たちが楽しめないお茶は提供しないということもあり、実際に仕入れるまで、少なくとも数年、何度も通い、茶畑や製茶を確認、作り手さんと信頼関係ができるまで通い、はじめてご提供する茶葉を買い付けています。茶樹の栽培状況や製茶状況が分からない茶市場などからの仕入れは行っていません。茶市場は中間業者が入るため、価格が高くなるというデメリットもあります。雲南省などは春になると中国国内の姉妹店である友人茶商と当店現地スタッフが1ヶ月以上、冰島や易武、布朗山の茶農家さん宅に滞在して製茶から参加しています。私自身も可能な限り現地を訪問しています。信頼関係を築くというだけでなく、学ぶこともまだまだたくさんあります。現地で実際に見て、体験してはじめて理解できることも多くあります。

広東省梅州

現地にて彼らの親戚や友人を紹介していただくこともあります。私たちが現地訪問を行う際はこのようなケースが多く、基本的に帰国(帰宅)の予定だけ(現地スタッフはそれすらも決めないことが多いですが・・・)それ以外の予定や宿はその場で決めています。今回も烏崠山の友人から梅州に住む客家の茶農家さんを紹介していただき、いくつか訪問させていただきました。

お茶はその土地の文化や風習とも密接に繋がっていることが多い飲み物です。そういったお茶の背景も含めて、これからも美味しいお茶をお伝えしていきたいと私たちは思っています。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年も新年特別企画として1月31日24:00まで特別価格にて、冰島磨烈と布朗山熟餅をご提供させていただきます。

2021年 冰島磨烈 古樹
2021年 冰島磨烈 古樹

2021年の春に冰島磨烈の樹齢2〜300年前後と思われれる古茶樹から作られた普洱生茶です。

冰島茶区は茶山の中心を流れる川によって東半山、西半山に分けられます。
それぞれの村の特徴は異なるものの、概ね太陽光が強い東半山は陽と例えられ、西半山は陰と分類されます。(詳細は商品ページをご覧ください。)磨烈は西半山に位置しますが、ここはその中でも他とは違った特徴があります。磨烈は西半山にありながらも東半山と西半山の両方の特徴を持ちます。東半山のような素晴らしい香気と、西半山の最大の特徴である氷砂糖に例えられる清らかで美しい甘味があります。

このご紹介する磨烈の素晴らしいところは味わいだけでなく、その見事な蘭香です。清らかで高く、磨烈らしい蘭香と、それに続く蜜香が心地よく身体に響きます。甘く深みのある茶水もそれを支えます。香りの良さと味わいの良さ。大変に美味しい普洱生茶です。

2006年 布朗山熟餅
2006年 布朗山熟餅

2006年春の布朗山章家老寨の喬木古樹から作られた普洱熟茶です。
2010年5月まで散茶の状態で布朗山章家老寨にて保管、その後に餅茶へ加工、北京にて保管していたものです。
布朗山の中でも朗山章家老寨、樹齢300年を超える古茶樹から作られています。

味わいに深みを出しながらも、カビや土のような陳香を含まない熟成を目指して、あえて4年間ほど生産地で保管、熟成を行っています。そのおかげか金花が多く見られます。金花とは湖南省の黒茶で有名な茯茶に使用されることで有名な麹菌です。茯茶などの場合は強制的にこの金花を茶葉に移し、渥堆発酵を行います。この布朗山熟餅はそのような強制的に移されたものではなく、この茶葉が自然に持っていた金花です。非常にコンディションが良く、餅茶の表面、内部にも金花がきれいに見えます。

最近の普洱熟茶にはなかなか見られなくなった深みのある味わいの熟茶です。カビや土のような香りはなく、花香も感じられるほど、きれいに熟成されています。ずっと飲み続けていたくなるような優しく、沁み入るようなお茶に仕上がっています。

特別価格でのご提供は2024年1月31日24:00までとなります。
2月1日以降は価格が変わります。

なお、特別価格での販売中においてはネット上での転売目的のお求めをご遠慮いただけますようお願いいたします。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布は今まで通り問題ございません。)


久しぶりに龍泉窯の劉傑大師による作品が入荷しました。
彼の作品は洗練された造形、宝石のような釉薬の美しさだけでなく、使いやすく、釉薬の効果で柔らかく美味しくお茶を淹れることができます。

在山堂 劉傑 壬寅柴窯第三窯 粉青蓋碗
在山堂 劉傑 壬寅柴窯第三窯 粉青蓋碗


龍泉窯の在山堂では新しい試みがはじまりました。

通常は劉傑大師の作品のみの出品ですが、大師の監修のもと、在山堂に所属する弟子の若手作家たちが制作するシリーズです。
お茶好きの劉傑大師が気軽にお茶を楽しむ茶器を提供したいという思いから、このシリーズが生まれました。

在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット
在山堂 自珍集 粉青蓋碗セット

小ぶりの蓋碗と茶杯のセットです。
劉傑大師自身による作品とレベルは全く異なりますが、とても使いやすく、よく設計された茶器です。

龍泉窯の量産品の多くは、その釉薬の影響で重く、過剰に蓄熱しやすいものが見られますが、この茶器は軽く使いやすく、放熱具合もちょうどよく、蓋碗の縁を薄くすることで持ちやすく扱いやすいよう工夫されています。茶杯も同様に口を薄く、お茶の味わいがよりわかりやすいよう設計されています。

在山堂 蓮山炉 香炉
在山堂 蓮山炉 香炉

中国ではお茶とお香を一緒に楽しむ文化があります。
蓮の花をかたどった、美しく品格のある香炉です。

年内発送のご注文受付終了しました

雲南省冰島
雲南省冰島

2023年12月23日から2024年1月9日までの間、中国出張のため発送業務をお休みさせていただきます。
年内発送のご注文は締め切らせていただきました。
これ以後のご注文は年明け2024年1月10日以降、順次発送させていただきます。

また、周年記念のノベルティおよび店主秘蔵茶のプレゼントも残りわずかとなり、基本的には終了とさせていただきます。
たくさんのご利用、どうもありがとうございました。

ノベルティや秘蔵茶にお付けしたお茶の詳細は同梱しておりますが、今年は以下のお茶を選びました。

ノベルティ(商品代金6000円以上お求めの場合)
・冰島頭春 2023
   中国・雲南省临沧市冰岛公弄村 古樹混採
・冰島古樹晒紅 2023秋 黄片
   中国・雲南省临沧市冰岛湖(南等)樹齢300年

店主秘蔵茶(商品代金12000円以上お求めの場合、下記から2点1セット)
・桐木野生老叢小種紅茶 2023
   中国・福建省武夷山市星村鎮桐木関 樹齢200年
・老鉄観音 1990
   中国・福建省安渓県感徳
・老茶 正岩大紅袍 2001年春
   中国・福建省武夷山
・1991年春 大雪山喬木普洱生茶
   中国・雲南省临沧大雪山 野生古茶樹
・宋茶王 2020年春または2023年春
   中国・広東省潮州市烏崠山 樹齢600年
・岩茶 牛欄坑肉桂 2020年春
   中国・福建省武夷山牛欄坑
・2010年春 老茶 鳳凰単叢 草蘭香
   中国・広東省潮州市烏崠山
・2018年春 老曼峨 古樹 普洱熟茶
   中国・雲南省西双版纳州勐海老曼峨 樹齢500年
・老白茶 政和野生白茶 2005年春
   中国・福建省政和
・2000年または2018年 老茶 野生鳳凰単叢
   広東省潮州市烏崠山
・1988年 宮廷普洱茶(熟茶)
   中国・雲南省西双版纳州勐海

店主秘蔵茶は一般的には手に入りにくい、あるいは、入手できるけれども買うには高価すぎるというお茶を中心に今年は選びました。どのお茶の組み合わせになるかどうかは、ご利用金額や年間のご利用数、そしてタイミング(運)で選ばせていただいております。年末年始などにお楽しみいただければ幸いです。

発送業務をお休みの期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ネット接続状況が不安定な地域への訪問も予定しておりますため、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。