9月のお茶会のお知らせ

9月のお茶会

次回9月のお茶会は凍頂烏龍茶がテーマです。

台湾を代表する銘茶として知られる凍頂烏龍茶は、実際に日本で、台湾で味わったことのある方も多いお茶だと思います。標高の高さを競う高山茶が盛んになっても、凍頂烏龍茶は依然として台湾を代表する銘茶であることは変わらず、その産地、凍頂の製茶技術は安定して高く保たれています。
それでも時代によって製茶方法や仕上げは変わっていきます。その時代の人びとにより好まれるように変化していくのは他のお茶と同じように凍頂烏龍茶にもあります。近年は焙煎が浅く、緑茶のような軽い味わいを持つものが増えてきています。また、凍頂以外から持ち込まれた茶葉から作られた「凍頂烏龍茶」も流通しています。

日本の方にも馴染みの深い凍頂烏龍茶ですが、今回は伝統的な製法を守って作られている昔ながらの凍頂烏龍茶とそのバリエーションをお楽しみいただきます。秘蔵の老茶なども含めてお楽しみいただく予定です。
After Taste自慢のデザートと共にお楽しみください。

日時 2014年9月15日(月曜・祝日)12時30分~14時30分
場所 Bistro&Bar After Taste
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
料金 3000円(お茶4種・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、9月10日までにAfter Taste店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6273-2001 15:00~翌1:00)

お茶会終了後に秘蔵の最上級凍頂烏龍茶と、同じく最上級カシスリキュールであるLiqueur de Cassis de Mouton Rothschildを使ったスペシャルなカシスウーロンを楽しむ企画もございます。数量限定となりますので、ご希望の方はお茶会のご予約時にお申し出ください。(2500円)

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。

ありがとうございます。おかげさまで満席となりました。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


伝統 漳平水仙 2014年
伝統 漳平水仙 2014年

珍しい固形の烏龍茶、漳平(ショウヘイ)水仙が今年も入荷しました!

中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

爽やかな甘味、ミネラル感、奥行きの深い滋味が花香と共に上品にバランス良くまとまっていて、子供の頃に遊びながら舐めていたツツジの蜜を連想させる爽やかで深みのある優しい甘味が感じられます。

爽やかな香りと味を持つお茶です。
これからの時期にぴったりで、普通にお湯で淹れるのはもちろん、アイスティーにしたり、水出しにしても美味しくお楽しみいただけます。

漳平水仙 紅茶 2014年
漳平水仙 紅茶 2014年

漳平水仙紅茶が入荷しております!

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。
英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


白茶がご好評をいただいております。

野生寿眉
野生寿眉

普段は人の立ち入らない山の中に群生している茶樹から作られた白茶で野生種を使用しているため白茶の分類上、寿眉としていますが、丁寧に手摘みで作られた上質なお茶です。茶農家さんの自家用に作られたこのお茶を譲っていただきました。

繊細な花の香りを感じるお茶です。驚くほど粘性のある茶水はしっかりと爽やかな甘味があります。茶樹の力強さを感じさせるミネラル感もあり、派手さはありませんが、しみじみと美味しいお茶です。

毎日のお茶としてもお勧めできる価格でご紹介できるのは、この茶農家さんが私たちの中国の親友の友人という茶縁のおかげです。

白毫银针(白毫銀針) 2014
白毫银针(白毫銀針) 2014

白毫銀針も入荷しております。

鈴茶堂の扱う白毫銀針は福建省福鼎市点頭鎮柏柳村のものです。
ここは白茶発祥の地と呼ばれています。

他の地域でも白毫銀針は作られていますが、様々な白毫銀針を比べた結果、青臭みのない、甘く美味しい品質のものは、柏柳村の茶業さんのものでした。何年も毎年確認してきていたのですが、鈴茶堂が美味しいと思う白茶はこの柏柳村の白毫銀針です。

白毫銀針をはじめとする白茶は年月を経たほうが、より柔らかく美味しく変化していきます。

無農薬・無肥料栽培 政和白茶は完売いたしました。ありがとうございます。

雲南白茶 月光美人
雲南白茶 月光美人

毎日のお茶として根強い人気のある雲南白茶も入荷しております。

雲南省南部の思茅の標高1800m付近の茶園で3月上旬に摘み取られました。茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。

今年は砂糖菓子のような甘さと滋味のバランスがよく、まるで甘い梨の果汁を味わっているような感覚です。その優しく甘い味わいは余韻も長く続きます。

思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。

携帯メールアドレス フリーメールをご利用のご注文について

携帯メールアドレス、Yahooメール、Gmail、Hotmailなどのフリーメールをご利用の場合、当店からのご注文確認メールやご入金の確認、発送のお知らせメール、メールマガジンなどが迷惑メールフォルダなどに振り分けられてしまい、メールが届かないというお問い合わせをいただいております。

当店ではご注文完了後、システムよりご注文確認メールが「鈴茶堂 SUZUCHADO : ご注文ありがとうございます(自動配信)」というタイトルで自動配信されます。ご注文完了後、すぐに配信されますので、数時間以内にはご注文時にご指定いただいたメールアドレスに配信されます。
その後、当店営業時間内に改めて「鈴茶堂 SUZUCHADO : ご注文内容の確認」というタイトルで確認のメールをお送りしております。

当店からのメールが届かないという場合はご指定いただいたメールの受信設定をご確認ください。

携帯メールアドレスをお使いの場合はPCより送信されたメールを受信可能にしていただく、あるいはsuzuchado.comドメインからのメールを受信を許可しているかどうか設定をご確認ください。
携帯キャリアにもよりますが、初期状態ではPCから送信されたメールを受信しない設定になっていることが多いようです。

また、Yahooメール、Gmail、Hotmailなどのフリーメールの場合はメールサーバ側で迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうと、PCやスマートフォンのメーラーでは受信できない場合が多いようです。その場合はWEBメールサイトにブラウザからログイン、ご確認いただき、迷惑メールフォルダに当店からのメールが振り分けられている場合は設定を解除していただきますようお願いいたします。

そのほか、携帯メールアドレスやフリーメール以外をご利用の場合においても、メールサーバーやお使いのメーラーの設定などによっては迷惑メールとして振り分けられていることもございます。

当店よりのメールが届かないという場合は迷惑メールフォルダや受信設定をご確認いただけますようお願いいたします。

ご確認いただいたにも関わらずメールが届いていないという場合はご指定いただいたメールアドレスの入力ミスが考えられます。(携帯メールアドレスの場合は拒否設定中のメールの受信はできません。キャリアのメールサーバ側で破棄されてしまいます)その場合はこちらよりお問い合わせください。

現在、携帯メールアドレスご利用のご注文についてお問い合わせをいただいております。当店では問題なくご注文を確定、ご確認のメールなどをお送りしております。

どうぞよろしくおねがいいたします。

漳平水仙 紫砂茶壺 入荷しました!

伝統 漳平水仙 2014年
伝統 漳平水仙 2014年

珍しい固形の烏龍茶、漳平(ショウヘイ)水仙が今年も入荷しました!

中国・福建省のショウ平市という場所で伝統的に作られている烏龍茶です。
その形はとても珍しい固形の烏龍茶で、四角い茶餅の形をしています。

中国の茶商さんですら知らない人が殆どという流通の少ない珍しいお茶で、私たちは何年もこの漳平水仙を作る茶農家さんを探していました。やっと納得いく品質のショウ平水仙を作る茶農家さんとのご縁ができ、ご紹介させていただいています。

ここ数年、漳平水仙をマイナーな、中国国内の茶商でさえも知らないようなお茶ではなく、全国規模で名の知れた銘茶となること、要するにブランド化を目指している動きがあります。このブランド化への動きは価格の上昇も見られ、今年は前年よりもかなりの値上がりとなってしまいましたが、同時に製茶方法の改善という良い結果ももたらしています。
今年の漳平水仙は製茶技術が格段に向上し、以前よりもずっと美味しいお茶に仕上がりました。

爽やかな甘味、ミネラル感、奥行きの深い滋味が花香と共に上品にバランス良くまとまっていて、子供の頃に遊びながら舐めていたツツジの蜜を連想させる爽やかで深みのある優しい甘味が感じられます。

爽やかな香りと味を持つお茶です。
これからの時期にぴったりで、普通にお湯で淹れるのはもちろん、アイスティーにしたり、水出しにしても美味しくお楽しみいただけます。

漳平水仙 紅茶 2014年
漳平水仙 紅茶 2014年

漳平水仙紅茶も入荷しております!

甘い果実香と深みのある旨味、甘さを持っています。
中国紅茶にしては珍しく甘く柔らかい中にミネラル感も感じることができます。
紅茶でありながらも煎持ちが非常によく、かなり長く楽しめます。
英徳紅茶にも通じるような心地良い独特な余韻もしっかり感じられます。


紫砂茶壺も入荷しております!

范忠平 青花扁圓
范忠平 青花扁圓

国家級工芸美術師の範忠平による茶壺です。
景徳鎮などの磁器に使われる粉彩の技法を取り入れて、美しい青い花の絵柄が描かれています。
青花は現在の美しさだけでなく、深みを増した陶肌になっていくにつれ、その美しさを増していきます。

岩茶などに使いやすい形状の茶壺です。

ありがとうございます。完売いたしました。

徐萍 水平壷
徐萍 水平壷

国家級工芸美術師の徐萍による水平壷です。

水平壷は紫砂茶壷の中でも基本の形とされるものです。
非常に使いやすく、どんなお茶でも美味しく淹れることのできる茶壷です。一方、基本となるシンプルな形故に造形のバランスを取るのが難しく、作家の技量がそのまま表れてしまう作家泣かせの茶壷でもあります。実際、造形のバランスが崩れてしまっている作品が多く見られます。

非常に技術の高い徐萍によるこの水平壷は完璧な造形バランスを保っています。水平壷であるための注ぎ口、壷身、取っ手の水平はもちろん、全体のバランスも非常に良く考えられています。また、冬梅傲雪(冬梅は雪に屈っすることなく春を迎える)の美しい泥絵が描かれていますその繊細さは女性作家ならではの精密さです。

この茶壷はとても硬度の高い紫砂泥を使って作られています。
概して泥絵と呼ばれる絵柄のある茶壷は、その装飾のために使用する紫砂泥の硬度を下げて作られることが殆どですが、この茶壷は硬度の高いまま製作された非常に希少な作品です。

お茶の種類を選ばずお使いいただけます。
(使用する際はお茶の種類を決めてお使いください)

ありがとうございます。完売いたしました。

湯宣武の紫砂茶壺もございます!

湯宣武 韻墨含香
湯宣武 韻墨含香

こちらは硬度の高い原礦朱泥を使用して作られています。
最近は朱泥でも品質のあまり良くないものが多いなか、この茶壷の朱泥は最上質の滑らかさと硬さを持っています。その硬い朱泥を使った上でのこの造形の素晴らしさは、湯宣武という作家の技術の高さを表しています。

岩茶に非常に適した形です。

ありがとうございます。完売いたしました。


白茶がご好評をいただいております。

無農薬・無肥料栽培 政和白茶
無農薬・無肥料栽培 政和白茶

ここ数年で一番美味しい、凄いと思う白茶に出会いました。

無農薬・無肥料で栽培された政和大白茶種の茶樹から丁寧に摘みとって作られた白茶です。茶商によっては野生茶として流通されるような白茶で、ほとんど管理はされていませんが急勾配の山の斜面にある茶園のものです。当店では日本で言う「野生」とは概念が違うと考えますので野生茶とは呼びませんが、極めて人の手をかけないよう、自然のままの状態で育てられています。そのため生産量が少なく、斜面がきびしいために茶摘みも容易ではないため、ほとんど流通することのない白茶です。

珍しいだけでなく、とても甘く美味しいお茶です。
今年は例年にないほどたくさんの白茶を試飲しましたが、この白茶が飛びぬけて甘く美味しい白茶でした。

香りは甘い花の香りがこの上なく清らかに感じられます。粘性のあるトロっとしたお茶は複雑で柔らかく、花の蜜を添加しているのではないかと思ってしまうほどに爽やかで濃厚な甘味を感じていただけます。蜜のような味わいにミネラル感と滋味が合わさり、言葉にならないほどの美味しさです。

4月に訪問した福建省政和の茶業さんによるものです。
5月のAfter Tasteさんで行ったお茶会にご参加いただいた方にはお土産でお渡しした白茶と同じ茶園のものですが、これはまた別モノです。お土産の白茶は今年の1番最初、まだ気温が十分に上がりきっていない時期の茶摘みによるものですが、こちらは最適な気候になるまで十分に待ってから作られた白茶です。

野生寿眉
野生寿眉

普段は人の立ち入らない山の中に群生している茶樹から作られた白茶で野生種を使用しているため白茶の分類上、寿眉としていますが、丁寧に手摘みで作られた上質なお茶です。茶農家さんの自家用に作られたこのお茶を譲っていただきました。

繊細な花の香りを感じるお茶です。驚くほど粘性のある茶水はしっかりと爽やかな甘味があります。茶樹の力強さを感じさせるミネラル感もあり、派手さはありませんが、しみじみと美味しいお茶です。

毎日のお茶としてもお勧めできる価格でご紹介できるのは、この茶農家さんが私たちの中国の親友の友人という茶縁のおかげです。

白毫银针(白毫銀針) 2014
白毫银针(白毫銀針) 2014

白毫銀針も入荷しております。

鈴茶堂の扱う白毫銀針は福建省福鼎市点頭鎮柏柳村のものです。
ここは白茶発祥の地と呼ばれています。

他の地域でも白毫銀針は作られていますが、様々な白毫銀針を比べた結果、青臭みのない、甘く美味しい品質のものは、柏柳村の茶業さんのものでした。何年も毎年確認してきていたのですが、鈴茶堂が美味しいと思う白茶はこの柏柳村の白毫銀針です。

白毫銀針をはじめとする白茶は年月を経たほうが、より柔らかく美味しく変化していきます。

雲南白茶 月光美人
雲南白茶 月光美人

毎日のお茶として根強い人気のある雲南白茶も入荷しております。

雲南省南部の思茅の標高1800m付近の茶園で3月上旬に摘み取られました。茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。

今年は砂糖菓子のような甘さと滋味のバランスがよく、まるで甘い梨の果汁を味わっているような感覚です。その優しく甘い味わいは余韻も長く続きます。

思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。


水出し茶 ご好評いただいています!

水出し茶 蒙頂甘露
水出し茶 蒙頂甘露

水出し茶というと中国茶の場合は青茶をメインに考えてしまいますが、気温の高い時期に美味しくすっきり楽しめるのは実は緑茶のほうが適しています。すっきりと甘く爽やかな水出し茶をお楽しみください。

水出し茶 雲南緑茶
雲南緑茶は水出しと非常に相性の良いお茶の1つです。
甘さはもちろん、華やかな爽やかさも楽しめます。
日常的にお楽しみいただく常備茶としておすすめです。

水出し茶 雲南紅茶
甘くしっかりした雲南紅茶は水出しにも最適です。
こちらも常備茶としてお楽しみください。

鈴茶堂の扱う黒茶以外のお茶は基本的に水出しでも美味しくお楽しみいただけます。
7月〜8月に黒茶以外のお茶をご注文頂いた場合は水出し・アイスティーの作り方をおつけしてお届けいたします。

7月のお茶会 どうもありがとうございました!

7月お茶会

7月20日に新宿のAfter Tasteで開催させていただいたお茶会、おかげさまで無事終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!

今回は白茶をテーマにご紹介しました。
現在は入手が難しくなってしまった陳年の白茶や茶農家さん自家用に作られたとっておきの野性種の白茶など、それぞれのお茶の来歴と現在の白茶の状況、そして茶器やうつわなどについてもお話させていただきました。

今回の茶器はARITA PORCELAIN LABを中心に青玉堂の蓋碗や湯宣武老師の紫砂茶壷、井上萬二さんのうつわなどを使わせていただきました。
特に有田焼のモダンで素敵なARITA PORCELAIN LABのうつわにはご質問を多くいただきました。同じ新宿の伊勢丹さんでお取り扱いがあることをお伝えしましたが、お茶会の後に足を向けられた方も多かったようです。とても素敵なうつわですよね。

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お茶会の茶譜は以下の内容でした。

白毫銀針 スパークリング

2008年 雲南白茶 月光美人

無農薬・無肥料 政和白茶

バニラアイスクリームの白茶ジュレ

野生 政和白牡丹

2011年 陳年老白茶 白牡丹

白毫銀針 スパークリングには作り方のご質問をいただきましたので、当日ご参加いただいたみなさまにはそのレシピをお伝えしました。お食事にもあうようなバランスの飲み物になっていますので、ぜひご自宅でもお試しください。
今回も殆どが私蔵・秘蔵のお茶をメインに淹れさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?印象に残るお茶があれば嬉しいです。

After Tasteの斎藤シェフによるバニラアイスクリームの白茶ジュレは最高に美味しかったです。いつも美味しいデザートを作っていただいていますが、今回のデザートはそのなかでも抜群に美味しかったです。こっそりレギュラーメニュー入りをお願いしましたが、作るのがとても大変とのことで叶いませんでした・・・

お土産にお持ちいただいたものはこちらになります。

無農薬・無肥料 政和白茶
野生寿眉
野生 政和白牡丹
新工芸 福鼎白茶

無農薬・無肥料 政和白茶はショップの方でもご紹介している今年の白茶です。ここ数年来で一番美味しいと思える白茶に仕上がっていて、ぜひご自宅でもお試しいただきたいと思い、お土産に入れさせていただきました。
お茶会当日のお水でも充分に甘くて美味しかったのですが、もっと柔らかいお水で淹れていただくと、驚くほどの粘性と甘味が出てくるお茶です。おすすめは南アルプスの天然水です。
野生寿眉もショップでご紹介している白茶です。茶農家さんの自家用に作られたもので、美味しく気軽に楽しめる白茶です。
野生 政和白牡丹はお茶会でも淹れさせていただきました。昨年、ショップでご紹介した、やはり茶農家さんの自家用の白牡丹で、非常に味わいも香りも良い白茶になっています。今年は量の問題もあり、入手できませんでしたが、とても美味しい白茶ですのでお店の保管分をお土産にさせていただいています。昨年よりもずっと甘く柔らかく変化しています。
最後の新工芸 福鼎白茶はここ数年新しく作られるようになった白茶です。といっても揉捻をしているお茶ですので、純粋に「白茶」とは言えません。醗酵は一般的な白茶に比べると少し強く、なかなか美味しいお茶に仕上がっています。珍しいということもあり、お土産に入れさせていただきました。

次回After Tasteでのお茶会は9月を予定しています。日程、詳細な内容やテーマは未定ですが、決まりましたらまたお知らせいたします。


白茶、ご好評をいただいております!

無農薬・無肥料栽培 政和白茶
無農薬・無肥料栽培 政和白茶

ここ数年で一番美味しい、凄いと思う白茶に出会いました。

無農薬・無肥料で栽培された政和大白茶種の茶樹から丁寧に摘みとって作られた白茶です。茶商によっては野生茶として流通されるような白茶で、ほとんど管理はされていませんが急勾配の山の斜面にある茶園のものです。当店では日本で言う「野生」とは概念が違うと考えますので野生茶とは呼びませんが、極めて人の手をかけないよう、自然のままの状態で育てられています。そのため生産量が少なく、斜面がきびしいために茶摘みも容易ではないため、ほとんど流通することのない白茶です。

珍しいだけでなく、とても甘く美味しいお茶です。
今年は例年にないほどたくさんの白茶を試飲しましたが、この白茶が飛びぬけて甘く美味しい白茶でした。

香りは甘い花の香りがこの上なく清らかに感じられます。粘性のあるトロっとしたお茶は複雑で柔らかく、花の蜜を添加しているのではないかと思ってしまうほどに爽やかで濃厚な甘味を感じていただけます。蜜のような味わいにミネラル感と滋味が合わさり、言葉にならないほどの美味しさです。

4月に訪問した福建省政和の茶業さんによるものです。
5月のAfter Tasteさんで行ったお茶会にご参加いただいた方にはお土産でお渡しした白茶と同じ茶園のものですが、これはまた別モノです。お土産の白茶は今年の1番最初、まだ気温が十分に上がりきっていない時期の茶摘みによるものですが、こちらは最適な気候になるまで十分に待ってから作られた白茶です。

野生寿眉
野生寿眉

上でご紹介している政和白茶の茶業さんとは別の茶農家さんによるものです。
普段は人の立ち入らない山の中に群生している茶樹から作られた白茶で野生種を使用しているため白茶の分類上、寿眉としていますが、丁寧に手摘みで作られた上質なお茶です。茶農家さんの自家用に作られたこのお茶を譲っていただきました。

繊細な花の香りを感じるお茶です。驚くほど粘性のある茶水はしっかりと爽やかな甘味があります。茶樹の力強さを感じさせるミネラル感もあり、派手さはありませんが、しみじみと美味しいお茶です。

毎日のお茶としてもお勧めできる価格でご紹介できるのは、この茶農家さんが私たちの中国の親友の友人という茶縁のおかげです。

白毫银针(白毫銀針) 2014
白毫银针(白毫銀針) 2014

白毫銀針も入荷しております。

鈴茶堂の扱う白毫銀針は福建省福鼎市点頭鎮柏柳村のものです。
ここは白茶発祥の地と呼ばれています。

他の地域でも白毫銀針は作られていますが、様々な白毫銀針を比べた結果、青臭みのない、甘く美味しい品質のものは、柏柳村の茶業さんのものでした。何年も毎年確認してきていたのですが、鈴茶堂が美味しいと思う白茶はこの柏柳村の白毫銀針です。

白毫銀針をはじめとする白茶は年月を経たほうが、より柔らかく美味しく変化していきます。
2013年の白毫銀針もまだ若干量の在庫がございます。
味わいで比べると2013年の方がおすすめです。

白毫银针(白毫銀針) 2013

雲南白茶 月光美人
雲南白茶 月光美人

毎日のお茶として根強い人気のある雲南白茶も入荷しております。

雲南省南部の思茅の標高1800m付近の茶園で3月上旬に摘み取られました。茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。

今年は砂糖菓子のような甘さと滋味のバランスがよく、まるで甘い梨の果汁を味わっているような感覚です。その優しく甘い味わいは余韻も長く続きます。

思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。

白茶・紫砂茶壺・茶玩 入荷しました!

発送業務のお休みででみなさまにはご迷惑、ご不便をおかけしました。
無事に中国から帰国いたしました。
今回は白茶を中心に今までに無い位、たくさんのお茶を確認してきました。
驚くほどに美味しい白茶にも出会うことができました。

無農薬・無肥料栽培 政和白茶
無農薬・無肥料栽培 政和白茶

ここ数年で一番美味しい、凄いと思う白茶に出会いました。

無農薬・無肥料で栽培された政和大白茶種の茶樹から丁寧に摘みとって作られた白茶です。茶商によっては野生茶として流通されるような白茶で、ほとんど管理はされていませんが急勾配の山の斜面にある茶園のものです。当店では日本で言う「野生」とは概念が違うと考えますので野生茶とは呼びませんが、極めて人の手をかけないよう、自然のままの状態で育てられています。そのため生産量が少なく、斜面がきびしいために茶摘みも容易ではないため、ほとんど流通することのない白茶です。

珍しいだけでなく、とても甘く美味しいお茶です。
今年は例年にないほどたくさんの白茶を試飲しましたが、この白茶が飛びぬけて甘く美味しい白茶でした。

香りは甘い花の香りがこの上なく清らかに感じられます。粘性のあるトロっとしたお茶は複雑で柔らかく、花の蜜を添加しているのではないかと思ってしまうほどに爽やかで濃厚な甘味を感じていただけます。蜜のような味わいにミネラル感と滋味が合わさり、言葉にならないほどの美味しさです。

4月に訪問した福建省政和の茶業さんによるものです。
5月のAfter Tasteさんで行ったお茶会にご参加いただいた方にはお土産でお渡しした白茶と同じ茶園のものですが、これはまた別モノです。お土産の白茶は今年の1番最初、まだ気温が十分に上がりきっていない時期の茶摘みによるものですが、こちらは最適な気候になるまで十分に待ってから作られた白茶です。

野生寿眉
野生寿眉

上でご紹介している政和白茶の茶業さんとは別の茶農家さんによるものです。
普段は人の立ち入らない山の中に群生している茶樹から作られた白茶で野生種を使用しているため白茶の分類上、寿眉としていますが、丁寧に手摘みで作られた上質なお茶です。茶農家さんの自家用に作られたこのお茶を譲っていただきました。

繊細な花の香りを感じるお茶です。驚くほど粘性のある茶水はしっかりと爽やかな甘味があります。茶樹の力強さを感じさせるミネラル感もあり、派手さはありませんが、しみじみと美味しいお茶です。

毎日のお茶としてもお勧めできる価格でご紹介できるのは、この茶農家さんが私たちの中国の親友の友人という茶縁のおかげです。

白毫银针(白毫銀針) 2014
白毫银针(白毫銀針) 2014

白毫銀針も入荷しております。

鈴茶堂の扱う白毫銀針は福建省福鼎市点頭鎮柏柳村のものです。
ここは白茶発祥の地と呼ばれています。

他の地域でも白毫銀針は作られていますが、様々な白毫銀針を比べた結果、青臭みのない、甘く美味しい品質のものは、柏柳村の茶業さんのものでした。何年も毎年確認してきていたのですが、鈴茶堂が美味しいと思う白茶はこの柏柳村の白毫銀針です。

白毫銀針をはじめとする白茶は年月を経たほうが、より柔らかく美味しく変化していきます。
2013年の白毫銀針もまだ若干量の在庫がございます。
味わいで比べると2013年の方がおすすめです。

白毫银针(白毫銀針) 2013

雲南白茶 月光美人
雲南白茶 月光美人

毎日のお茶として根強い人気のある雲南白茶も入荷しております。

雲南省南部の思茅の標高1800m付近の茶園で3月上旬に摘み取られました。茶園栽培によるものですが、無農薬・無肥料栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。ビロードのような白毫が非常に美しい茶葉です。

今年は砂糖菓子のような甘さと滋味のバランスがよく、まるで甘い梨の果汁を味わっているような感覚です。その優しく甘い味わいは余韻も長く続きます。

思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。
ぜひ夏の常備茶としてお楽しみください。


湯宣武の紫砂茶壺が入荷しました!

湯宣武 霊珠
湯宣武 霊珠

均整の取れた美しい茶壷です。湯宣武の作品の中でも珍しく還元焼の手法を使って作られています。素晴らしい造形と見事な硬い土質、それに加えて還元焼による表面の艶やかな陶肌は他に例を見ない美しさです。
ありがとうございます。完売いたしました。

湯宣武 韻墨含香
湯宣武 韻墨含香

こちらは硬度の高い原礦朱泥を使用して作られています。最近は朱泥でも品質のあまり良くないものが多いなか、この茶壷の朱泥は最上質の滑らかさと硬さを持っています。その硬い朱泥を使った上でのこの造形の素晴らしさは、湯宣武という作家の技術の高さを表しています。

久しぶりに紫砂茶玩も入荷しています!

B04.12
紫砂茶玩 綿羊宝宝

可愛らしい綿羊の子羊をモチーフとした茶玩です。
買い付け時に思わず一目惚れしてしまったほどの可愛らしさです。
ありがとうございます。完売いたしました。

紫砂茶玩 蓮の実
紫砂茶玩 蓮の実
ありがとうございます。完売いたしました。

紫砂茶玩 石榴
紫砂茶玩 石榴

石榴も蓮も中国をはじめとするアジアでは縁起の良い植物とされています。
手作りで丁寧に作られた可愛らしい茶玩です。


水出し茶 ご好評いただいています!

水出し茶 蒙頂甘露
水出し茶 蒙頂甘露

水出し茶というと中国茶の場合は青茶をメインに考えてしまいますが、気温の高い時期に美味しくすっきり楽しめるのは実は緑茶のほうが適しています。すっきりと甘く爽やかな水出し茶をお楽しみください。

水出し茶 雲南緑茶
雲南緑茶は水出しと非常に相性の良いお茶の1つです。
甘さはもちろん、華やかな爽やかさも楽しめます。
日常的にお楽しみいただく常備茶としておすすめです。

水出し茶 雲南紅茶
甘くしっかりした雲南紅茶は水出しにも最適です。
こちらも常備茶としてお楽しみください。

鈴茶堂の扱う黒茶以外のお茶は基本的に水出しでも美味しくお楽しみいただけます。
7月〜8月に黒茶以外のお茶をご注文頂いた場合は水出し・アイスティーの作り方をおつけしてお届けいたします。

咸陽 涇渭茯茶 訪問

涇渭茯茶

西安に向かった一番の目的は隣の咸陽にある涇渭茯茶を生産している咸陽涇渭茯茶有限公司の工場訪問でした。

黒茶として知られる茯磚茶は1368年(明代の洪武元年)ごろに陜西省咸陽で発明されました。生産地が現在の陜西省涇陽であったため、当初は泾阳砖(涇陽磚)と呼ばれていました。また、その売買には政府の許可証が必要であったため、「官茶」「府茶」とも呼ばれています。当時はシルクロードをつたって、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへ運ばれていたそうです。
1958年以降、流通経路の見直しなどがあり、その生産地が湖南省へ移ってしまいます。そういった事情などもあり、陜西省での磚茶作りが一度途絶えてしまいます。

涇渭茯茶

現在、黒茶の生産が最も多いのは湖南省です。湖南省で作られている茯茶のオリジナルは、この咸陽の涇渭茯茶であるとして、2011年にこの涇渭茯茶が復活します。復活には3年以上の研究、試行錯誤を繰返したと聞いています。

涇渭茯茶の工場はまだ新しく、非常に衛生的です。近年新しく復活したお茶の工場ということもあり、海外輸出も視野に入れているのか、衛生面に相当に気を使っているのがわかります。
本社と工場では社内の研究機関である茶葉研究所の職員さんと董事長(日本で言うところの取締役会長のような役職です)の紀暁明氏、自ら対応していただき、製造工程から細かい質問まで答えていただき、大変勉強させていただきました。

咸陽涇渭茯茶有限公司 董事長 紀暁明氏
咸陽涇渭茯茶有限公司 董事長 紀暁明氏

茶樹は同じ陜西省でも紫陽県、漢江流域を中心とした山間部で主に栽培されています。この地域は昔から銘茶として有名な午子仙毫や紫陽毛尖の産地としても知られる昔ながらのお茶の産地です。そこで摘み取られた茶葉は毛茶(荒茶)まで加工され、この咸陽にまで運ばれてきます。咸陽ではその後の工程、発酵と固形茶として緊圧加工が行われます。

涇渭茯茶

涇渭茯茶の製造工程は独特です。まずはお茶を入れる容器から作成します。ガーゼに糊で指定された木材を使用して作られた特別な紙を両面に貼り付け、茯茶用の長方形の形をした型に貼り付けて数日乾燥させておきます。
運ばれてきた毛茶(荒茶)は大きな包丁のような刃物で切り刻み、適度な大きさになるまで大きさ別の篩いにかけて分別、サイズを整えていきます。
大きさを整えた茶葉は醗酵用の建物の内部に積み上げて、普洱茶の熟茶と同様に水をかけて麹菌発酵を促します。まずは5日ほど醗酵を行い、その後は広げて乾燥させます。

涇渭茯茶

醗酵した茶葉を茯茶用の型分(3kgの茯茶には3.1kgの茶葉)を取り熱した鉄鍋に入れます。その鉄鍋の中で茶葉をドーナッツ状に整え、中心に茶葉の茎のみを煮込んだ汁を入れ攪拌します。

茶葉の粗熱を取り、茯茶用の型に3人がかりで詰め込んでいきます。茶葉を型に入れる人、上から圧力をかける重しを持っている人、茶葉を均一にする人という具合で、結構な重労働です。非常に近代的で衛生的な工場ですが、これらの工程は今も人が行っています。
詰め込み終わった茶葉は密封した後、ところどころ鉄串で空気穴をあけ、通気性が良くなるように茅の茎を差して醗酵用の部屋へ移動します。

涇渭茯茶

発酵用の部屋のある建物は金花と呼ばれる茯茶特有の麹菌が生きています。この麹菌を守るために一部の人しか建物に足を踏み入れることはできません。
醗酵部屋の中では醗酵具合にあわせて保管場所を変えたり、シュロ布をかけたり、外したりと調整を行っています。20日ほど経過すると金花と呼ばれる金色の麹菌がお茶の表面に現れてくるそうです。

この金花は正式名称を冠突散囊菌(Eurotium Cristatum)という麹菌です。湖南省の茯茶にも同じく金花がありますが、涇渭茯茶のそれとは少し違うようで、胞子が大きいのが特徴です。そのためか湖南省のものは日本へ持ち帰ると大抵は金花が消えてしまうのですが、涇渭茯茶の金花はそれよりもかなり消えにくい性質を持っています。研究所の方にも質問させていただいたのですが、おそらく湖南省の茯茶よりも涇渭茯茶の方が金花が大きいからではないかとのことでした。

涇渭茯茶

現地では健康によいお茶として知られています。メーカーである咸陽涇渭茯茶有限公司によると涇渭茯茶には以下の効果が認められているそうです。
・消化促進、整腸作用
・高脂血症や肥満解消(脂肪分解)
・免疫向上、抗癌作用
・血糖値を下げ、抗酸化作用、
・含有フェノールによる毛細血管保護

抗癌作用についてはかなり力を入れて研究しているようで、清華大学と共同研究を今も行っているそうです。研究データなども見せていただきました。今後も涇渭茯茶の効果については継続して研究を行っていくそうです。

涇渭茯茶

本社の中には復刻前の涇渭茯茶も展示されています。すべてショーケースに入って展示されていますが、いくつかはケースから出した状態で見せていただくことができました。「官茶」という文字がはっきりと残っています。

董事長が涇渭茯茶は普洱茶のように高価なお茶にはせず、一般の人達が普通に美味しく楽しめる価格帯を守っていきますとお話になっていたのが印象的でした。消費期限の無い黒茶は普洱茶でなくても近年は投機対象として扱われるようになりつつあり、価格の上昇が見られるようになってきました。中国国内の人件費が高騰しつつある中、この涇渭茯茶に限らず茶葉価格の上昇という問題はかなり大きくありますが、メーカー自らがそれに対応していこうという姿勢は消費者としてとても嬉しいことです。
伝統的な部分は伝統的なままに、近代的な良いものはきちんと取り入れるというしっかりとした姿勢でお茶づくりに向き合っているメーカーという印象を持ちました。

涇渭茯茶には様々なラインナップがあります。日常的に楽しめるものから、特別に指定された茶畑から作られた高級なもの、昔ながらの大きさをしたコレクターズアイテムとも言えるようなものまで様々です。
それぞれ細かな違いはありますが、癖の少ない甘く柔らかいお茶でした。


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泾渭茯茶(涇渭茯茶)

咸陽涇渭茯茶有限公司が復活させた涇渭茯茶です。

1つ1つ手作業で1回分の大きさの固形茶にして仕上げられているため、気軽にお楽しみいただけます。

柑橘系の果香のある棗系、微かに薬香が感じられますが、全体的に香りは控えめです。味わいは甘く柔らかいミネラル感があり、爽やかでありながらも複雑な美味しさがあり、黒茶特有の癖も少なくお楽しみいただけます。温かいままはもちろん、冷やしても美味しく楽しめます。

中国出張のため、発送業務再開後7月10日以降の発送となります。ご了承ください。


この時期ならではの水出し茶も入荷しております。

当店で取り扱いのある黒茶以外のお茶は基本的に水出しでもお楽しみいただけます。この時期、気軽に水出し茶を楽しみたいということで、以前からご要望の多い、水出し用パッケージでのご提供を行います。

水出しとしてももちろん、ティーバッグとしてお湯で温かいままでも美味しくお楽しみいただける品質の茶葉です。数量限定でのご提供になりますので、気になるお茶がある場合はお早めにご注文ください。

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水出し茶 正岩 武夷肉桂(メールマガジンご購読者限定)

通常であれば水出しにするにはもったいない品質の茶葉です。
牛欄坑の近く、若干外れた場所にある高品質の茶葉でご用意しました。
(茶商によっては牛欄坑として販売されるような場所です)
正岩ならではの味わいがお楽しみいただけます。

水出しの場合は通常、1パックにつき500cc~1Lの水で一晩抽出します。(濃い目がお好きな場合は500ccで、さっぱりとした味わいがお好きな場合は1Lでお楽しみください。)
お好みにより水の量や抽出時間を変えてお楽しみください。
抽出後のお茶は冷蔵庫で保管し、お早めにご賞味ください。
もちろん熱湯を注いで温かいお茶としてもお楽しみいただけます。

水出し茶 慧苑 武夷肉桂(メールマガジンご購読者限定)
こちらも通常であれば水出しにするにはもったいないような品質です。
ただし、輸送時に破損してしまった茶葉を使用していますので
熱湯で温かいお茶としてもお楽しみいただけますが
こちらは水出しでお楽しみいただくほうがおすすめです。
その分、大変お得なお値段でのご提供となっています。

水出し茶 蜜蘭香単叢
香り高く、甘く深みのある水出し茶が楽しめます。
もちろん熱湯で温かいお茶としてもお楽しみいただけます。

水出し茶 単叢紅茶
この紅茶は青茶・烏龍茶で知られる鳳凰単欉の茶葉から作られました。
一般的な紅茶よりもしっかりした、深みのある甘さ、清涼感が特徴的です。

水出し茶 蒙頂甘露
水出し茶というと中国茶の場合は青茶をメインに考えてしまいますが、気温の高い時期に美味しくすっきり楽しめるのは実は緑茶のほうが適しています。
すっきりと甘く爽やかな水出し茶をお楽しみください。

水出し茶 雲南緑茶
雲南緑茶は水出しと非常に相性の良いお茶の1つです。
甘さはもちろん、華やかな爽やかさも楽しめます。
日常的にお楽しみいただく常備茶としておすすめです。

水出し茶 雲南緑茶
甘くしっかりした雲南紅茶は水出しにも最適です。
こちらも常備茶としてお楽しみください。

上記以外の黒茶以外のお茶は基本的に水出しでも美味しくお楽しみいただけます。
7月および8月に黒茶以外のお茶をご注文頂いた場合は水出し・アイスティーの作り方をおつけしてお届けいたします。

中国出張のため、発送業務再開後7月10日以降の発送となります。ご了承ください。


7月5日から7月9日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。
発送業務の再開は7月10日となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

また、7月20日はイベントのため、発送業務がお休みとなります。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

西安 金康路茶文化街

金康路茶文化街

チベットから青蔵鉄道で西安まで移動しました。

シルクロードの起点として有名な西安にも茶市場があります。
茶市場はいくつかありますが、最も大きく賑わっているという金康路茶文化街へ見学にいってきました。西安の城壁の外へ少し、車で5分ほど行った場所にあります。

長楽中路を中心に金康路茶文化街が広がっています。周囲には大きな茶城もいくつかあります。金康路茶文化街に面した路面店はどちらかと言うと一般の人たちをターゲットとしているような割りと綺麗なお店が多く見られます。ちょっとした茶城の中は奥に行けばいくほど業者向けといった感じのお店が多く見られます。といっても中国は日本のように卸だから一般人には販売しませんということはなく、大量に購入する(≠業者)お客さんは卸売価格まで値下げできる、少量(10〜15キロ位まででしょうか?)購入のお客さんはそれほど安くできないといったスタイルが殆どですので、店構えが玄人向けといっても気にせずに利用することができます。

金康路茶文化街

陜西省は実は銘茶の産地でもあります。
古くからの銘茶として知られる午子仙毫は陕西省西乡县(西郷県)の午子山で1984年から作られ始めたお茶です。現在は国家級名優緑茶とされています。この地域でのお茶作りの歴史は古く、漢代から記録があると言われています。
最近はセレンが多く含まれる健康茶として有名になりつつある紫陽毛尖は紫陽富硒茶として販売されることも増えてきました。(日本へは殆ど輸入されていないようです)
どちらも繊細でとても美味しい緑茶です。
他にも紫陽毛尖の紅茶、紫陽富硒紅茶もまだ数は少ないものの生産されています。かなり製茶方法を研究して創りだされたようで、近年になって新しく作り始めた紅茶ですが、非常に美味しい上質な紅茶です。
そして有名な涇渭茯茶。湖南省の黒茶、茯茶のオリジナルはここ陜西省でした。こちらも近年になって復活し、かなり生産量を伸ばしつつあります。

金康路茶文化街

陜西省のお茶はあまり他の地域で見かけることはありません。
中国国内の通信販売などでセレンが多く含まれる健康茶として安価な緑茶が販売されているものは見かけますが、各地の茶市場や茶葉店の店頭で・・・ということは滅多に見かけることはなく、この地に来ないと入手が難しかったり、良い品質の茶葉を買うことができないお茶でもあります。

折角なので午子仙毫、紫陽毛尖、そして紅茶を作る茶業さんを訪問して色々とお伺いすることに。午子仙毫などの緑茶はもちろんですが、午子仙毫の紅茶、紫陽富硒紅茶の完成度の高さには大変驚きました。
陜西省でのお茶づくりも少しずつ活発化してきているようです。


2014年 特級 蒙頂黄芽
2014年 特級 蒙頂黄芽

お問い合わせの多い蒙頂黄芽がようやく入荷しています。
当店の蒙頂黄芽は黄茶でありながらも癖の無い、甘く香ばしさのある、とても美味しいお茶に仕上がっています。

蒙頂黄芽は中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶に分類されるお茶です。
一般的に黄茶は独特の風味が強いものが多く好みが分かれますが、この蒙頂黄芽は誰もが美味しいと思う品格のある黄茶に仕上がっています。

蒙頂山主峰の標高1200m付近で栽培されている茶樹を2014年3月26日に摘み取り、製茶されています。

伝統的な製法を守りながら更に改良を重ねて作られています。
特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶です。

優しい品のある花の香りと香ばしい栗の香りを感じるお茶です。
味わいは深く甘く、複雑な旨みがしっかり出ています。
飲み終えたあとも甘さが戻ってくるような感覚があり、長く余韻をお楽しみいただけます。

黄茶は美味しくない、癖があると思っている方にも是非お試しいただきたいお茶です。


7月5日から7月9日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

7月2日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は同じく7月2日中に入金確認ができたご注文を7月3日または4日に発送させていただきます。それ以降のご注文は7月10日以降の発送となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

また、7月20日はイベントのため、発送業務がお休みとなります。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

凍頂烏龍茶 2014年春茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

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2014年凍頂烏龍茶 春茶

2014年凍頂烏龍茶 春茶が入荷しました!

最近は本来の産地以外で作られたものなども多く流通しています。
最終焙煎は台湾の凍頂で行いますが、茶葉は大陸の福建省やベトナムから運ばれてきたもの・・・ということも残念ながら珍しくありません。

この凍頂烏龍茶は代々、伝統的な製法を頑なに守って作り続けています。
古式龍眼炭焙煎にこだわり、火入れも1ヶ月近くかけて行います。
とても高い技術力とそのこだわりで、通常の凍頂烏龍茶よりも、ずっと水分が少なく仕上げることができます。その水分量の少なさは普通の作り手では茶葉を焦げ付かせてしまったり、美味しく仕上げることができないほどです。この水分量の少なさと龍眼炭を使った焙煎、しっかりと行っている発酵により、年月を経た方が香り高く、柔らかく深みを増す性質を持っています。
実際に私どもの手元には10年前からのこの作り手による凍頂烏龍茶を保管していますが、好みはあるものの、古いものほど柔らかく深みのある、美味しい味わいになっています。

届いたばかりのフレッシュな凍頂烏龍茶の味わいを楽しむのも
お手元でその変化を楽しむのも
ビンテージ違いでその味わいや香りの違いを楽しむのもお勧めです。

凍頂烏龍茶 2012年冬茶
凍頂烏龍茶 2012年冬茶

凍頂烏龍茶 2013年春茶
凍頂烏龍茶 2013年春茶

凍頂烏龍茶 2013年冬茶
凍頂烏龍茶 2013年冬茶


手摘み川根茶 2014年一番茶
手摘み川根茶 2014年一番茶

手摘み川根茶 2014年一番茶 ご好評をいただいています!

この川根茶は一般には流通せず、毎年口コミによる茶農家さん自身の直接販売だけで完売してしまう知る人ぞ知る名茶です。大井川の上流、標高が高く山深い場所の川根町は静岡県の中でも気温が低く、最も茶摘みが遅い場所の1つです。高冷地でじっくりと育てられた茶樹は完全無農薬で大事に育てられています。

今年は昨年よりも柔らかい花香と爽やかな甘さが特徴的に仕上がっています。
ここ数年のうちでは最も優しく甘く仕上がっているように思います。


7月5日から7月9日までのあいだ、中国出張のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑、ご不便をおかけして申し訳ありません。

7月2日21時までにクレジットカード・代金引換によるお支払い方法をお選びいただいたご注文、銀行振込やゆうちょ銀行送金などのお支払い方法をお選びいただいた場合は同じく7月2日中に入金確認ができたご注文を7月3日または4日に発送させていただきます。それ以降のご注文は7月10日以降の発送となります。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせの返信メールなどにいつもより少しお時間をいただく場合がございます。

また、7月20日はイベントのため、発送業務がお休みとなります。

ご不便をおかけしますが、どうぞご了承いただけますようお願いいたします。

7月のお茶会のお知らせ

お茶会のお知らせ

次回7月のお茶会は白茶がテーマです。

白茶は萌葉や若葉を丁寧に摘み取り、自然に酸化発酵をさせ、乾燥させるだけのシンプルな製法で作られるお茶です。歴史的にも非常に古いお茶で北宋の皇帝、徽宗が愛飲していたことでも知られています。
お茶の中でも茶王、美女と例えられる高貴で貴重なお茶です。
中国・福建省の一部、政和県、福鼎県で作られています。次第に雲南省でも作られるようになり、最近ではインドネシアなどでも製造が始まっています。

去熱作用(体内の余分な熱を取り去る作用)を持つと言われていることから中国・広東省や香港、東南アジアなどの熱帯地域で愛飲されています。近年ではその作用から夏場の常備茶としてこれらの地域以外でも親しまれるようになってきました。また、強い抗酸化作用を持ち美肌効果、消炎効果などが非常に高いとも言われることから女性を中心に人気があります。古くは伝染病や皮膚疾患の薬としても利用されていたこともあり、東南アジアの女性の中にはは吹き出物などができると白茶以外は飲まなくなる人もいるほどです。

7月は夏のお茶として、その白茶をお楽しみいただきます。秘蔵の白茶も登場する予定です。
After Taste自慢のデザートと共にお楽しみください。

日時 2014年7月20日(日曜)12時30分~14時30分
場所 Bistro&Bar After Taste
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネやまとビル5F
03-6273-2001
新宿駅 徒歩2分 / 新宿三丁目駅 A5出口 徒歩1分
料金 3000円(お茶4種・デザート・お土産つき)
ご予約 お席に限りがありますため、7月15日までにAfter Taste店舗までご予約ください。満席になりしだい、ご予約を締め切らせていただきます。ご了承ください。
(03-6273-2001)

多くの方とお会いできるのを楽しみにしております。

おかげさまで満席となりました。現在はキャンセル待ちをお受けしております。


身体の余分な熱を取り去る作用があるといえば白茶が有名ですが、緑茶にも同じような作用があると言われています。
水出しでもアイスティーにしても美味しくお楽しみいただける上質な緑茶が入荷しています。

2014年 明前 蒙頂甘露
2014年 明前 蒙頂甘露

中国を代表する銘茶、蒙頂甘露です。
2014年3月27日に摘み取り、製茶されています。

今年の蒙頂甘露は甘い栗の香りと清らかな甘い花の香り、その香りに答えるように深みのある甘味と爽やかな旨みが心地よく、飲み終えたあとも甘さが戻ってくるような蒙頂甘露に仕上がっています。

2014年 明前 蒙頂石花
2014年 明前 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。
2014年4月3日に摘み取り、製茶されています。

とろみのある金色のお茶は甘い花とほっこりと香ばしい豆のような香りです。
丸い柔らかな甘味と上質な旨み、ミネラル感が感じられます。
翡翠のような、ふっくらと肥えた芽で構成された、とても美しいお茶です。

2014年 明前 蒙頂山禅茶
2014年 明前 蒙頂山禅茶

このお茶は1500年を越える歴史のある、ある古刹の依頼で作られました。
蒙頂山主峰の標高1100m付近で栽培されている在来種の茶樹から2014年3月26日に摘み取り、製茶されています。

仏教とお茶の関わりが深いのは良く知られていますが、中国ではこうしたお寺で開光(祈祷して魂を入れる)したお茶を、そのお寺の信者に分けるということが良くあります。このお茶もそうした目的で作られています。
その開光はされていませんが、今回、作り手さんにお願いして特別に分けていただきました。

とろみのある金色のお茶はキャラメルのような甘いお菓子のような甘い香りが強く感じられます。その甘い香りに応じるように濃厚な甘味とミネラル感がしっかりと感じられます。
緑茶がここまで複雑に濃厚な甘味を持てるのかと驚かされます。

希少なお茶ですが、それ以上に驚くほどに美味しいお茶です。

手摘み川根茶 2014年一番茶 入荷します!

手摘み川根茶 2014年一番茶
手摘み川根茶 2014年一番茶

今年も手摘みの川根茶が入荷します。

この川根茶は一般には流通せず、毎年口コミによる茶農家さん自身の直接販売だけで完売してしまう知る人ぞ知る名茶です。大井川の上流、標高が高く山深い場所の川根町は静岡県の中でも気温が低く最も茶摘みが遅い場所の1つです。高冷地でじっくりと育てられた茶樹は完全無農薬で大事に育てられています。

中国茶がメインの当店ですが実は中国茶にこだわっている訳ではありません。美味しく、安全に楽しんでいただけるお茶をご紹介したいと日本や中国、台湾をはじめ、インドやマレーシア、タイ、インドネシアなども茶畑の確認も含めて行っているのですが、なかなか中国と台湾以外には
広げられないというのが現状です。そんな中、これは美味しいと私たちも納得できる日本のお茶がありました。
それがこの川根茶です。

手摘み川根茶

今年は気温がなかなか上がらなかったということもあり、例年より少し遅れての茶摘みとなりました。
当店では味わいの違いからも手摘みのお茶にこだわっているのですが、茶摘をする人の確保は日本も中国も台湾も大変です。基本的には作り手さんとそのご家族で行っていますが、毎年手摘みでお茶が作れるかどうか直前まで分かりません。
なんとか今年も手摘みのお茶をお届けできることができます。

発送は6月15日ごろを予定しております。
現在は美味しくお楽しみいただけるよう熟成を行っています。


あっという間に気温が上がってきて夏の訪れを感じさせるような気温になってきました。
とはいえ、朝晩は冷え込んだり、日によっては肌寒かったり、まだ不安定な陽気でもあります。
こんなときにお勧めのお茶は温かいままはもちろん、冷やしても、水出しにしても美味しく楽しめるお茶です。
当店のお茶はどれも雑味の無い上質な茶葉を使用していますので、1煎目はお湯で温かいままお楽しみいただき、その茶葉をそのまま水出しに使用しても美味しくお楽しみいただけます。この時期は寝る前のゆっくりした時間に熱湯で淹れた温かいお茶を、そのまま冷水筒に茶葉を移して水出しに、翌日の昼間は冷たいお茶を楽しむといったこともできます。

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特級 香檳烏龍茶 (東方美人)

この香檳烏龍茶は6月中旬に完全手摘みで摘み取られた茶葉を使用し、ロットの中でも最高品質のものです。落ち着きを出すために後熟成を行い、現在はこれ以上ないほどに最高の香り、味わいになっています。

東方美人の多くは新竹、苗栗などで作られる青心大有種のものが主流です。これらは果実香の強い、味わいのしっかりした火入れが強い特徴を持ちます。苦味が出やすく、中には苦味がそのまま出ているものや、多くは複数のロットや様々な品種から作られた東方美人をブレンドします。
一方、石錠で作られる東方美人は青心烏龍種から作られ、軽やかな香りと味わいで、まさにシャンパンのようです。
香檳烏龍という名前は石錠で作られた東方美人に与えられたと言われています。

その石錠郷の中でもこれ以上のものはないほどに上質な東方美人です。
もしお手元に東方美人があれば是非比べていただきたいと思うほどに、今年もとても上品に美味しく仕上がっております。

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南糯山 古樹滇红(雲南紅茶)

古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢300年以上の茶樹から作られた非常に上質な古樹雲南紅茶です。

一般的な雲南紅茶は甘く、誰もが美味しいと思えるお茶である反面、味わいが分かりやすすぎて飲み続けるには飽きてしまう部分もあります。近年流行している金色の雲南紅茶は特にその傾向が強く感じられ、当店ではお問い合わせをいただくものの、WEBショップでのお取り扱いは控えておりました。

今回のこの雲南紅茶は金色一色ではありませんが、その香りと味わいの複雑さ、奥深さが違います。
金色の雲南紅茶が入門向けとすれば、このお茶は上級者向け、玄人好みの味わいです。11月の中国出張で出会ったお茶ですが、雲南紅茶にこれほど、奥行きのある美味しさを持つものがあったのかと驚きました。
(もちろん、入荷できない位に高額なお茶にはあります・・・)

少数民族が代々大切に守ってきた古茶樹から丁寧に作られた紅茶です。
ぜひ、大切な時間に楽しんでいただければと思います。

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四川高山桂花紅茶

当店で一番人気の四川高山紅茶に桂花の香りを移した四川高山桂花紅茶が入荷しました。

ベースとなっている四川高山紅茶は四川省蒙山主峰の標高1200m以上という高山地帯で栽培された茶葉を使用して丁寧に作られています。無農薬認証は得ていませんが、標高が高く斜度のきつい斜面で栽培された無農薬栽培の茶樹を使用しています。また香り付けに使用している桂花(キンモクセイ)も厳選された無農薬の桂花を使用しています。