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祁眉(祁門紅茶) 易武落水洞 晒紅 入荷しました!

人気の祁眉(祁門紅茶)が今年は入荷しました!

祁眉(祁門紅茶) 2021
祁眉(祁門紅茶) 2021

祁門は祁門香と呼ばれる蘭の花の香りとリンゴなどの果物に例えられる特有の香りを目指して作られます。この祁門香をスモーキー(焙煎香)と例えられることがありますが、それは本当の祁門香ではありません。本来の祁門はスモーキーではあってはならないのですが、焙煎香のない祁門を作るのは難しく、流通する多くの祁門はスモーキーなものが多く見られます。しかしそのような祁門を作ることができる製茶場が非常に少ないのも事実です。

祁門紅茶場

2021年の3月下旬に祁門本来の在来品種のみを使って丁寧に製茶された祁門です。祁門の中でも最高級のものに名づけられる祁眉は、祁門の中でも仙寓山の海抜1000m付近にある茶畑から作られます。その中でもこの祁眉は樹齢80年近くと思われる、何世代も大切に育て続けてきた古樹から作られています。
日本では祁門の中でも紅香螺が上質なものとして知られつつありますが、祁眉はさらにその上の品質のものです。紅香螺は田螺の形状、丸まった形状を
していますが、これはある程度茶葉が成長して大きくならないと、その形状にすることができません。茶葉が小さい、最上級の茶葉から作られるものが祁眉となります。また、紅香螺は近年になって作られるようになったものですが、祁眉は昔からのまま、伝統的な製法によるものとなります。

今年は前回入荷の2019年のものよりも更に品質が向上しています。
現地価格もかなり上昇していますが、作り手さんのご好意で価格はそのままで、ご提供させていただきます。

5月16日頃から順次発送となります。


易武落水洞 晒紅 2021
易武落水洞 晒紅 2021

易武の中でも上質なプーアル茶が作られることで知られる落水洞で作られた2021年の晒紅(雲南紅茶)です。
ただし通常の雲南紅茶とは違い、天日乾燥、つまり火を使わず、全て太陽のちからを使用して作られています。

落水洞

一般的な製法の雲南紅茶とはまた違う、素朴で優しく、それでいて茶樹の力強さも感じるお茶です。時間の経過と共に、より甘く深み増す香りと味わいは晒紅ならではのものです。今の美味しさはもちろん、数年後もまた楽しみなお茶です。
瑶族の作り手がていねいに作ったお茶です。

5月16日頃から順次発送となります。

2021年 太平猴魁 霍山黄小茶 入荷しました! / 発送業務お休みのお知らせ

何年も前からご紹介したいと作り手さんを訪問したりと検討していた太平猴魁ですが、近年は価格も収まってきたとはいえ、まだまだ高価であったり、品質と価格のバランスがうまくとれなかったりと入荷を見合わせてきたお茶です。
この作り手さんの太平猴魁がとても美味しく、ご好意により価格を抑えてご紹介できるようになったこともあり、2021年最後の緑茶として入荷しました。

手工 太平猴魁 2021
手工 太平猴魁 2021

胡錦濤前国家主席が訪中したロシアのプーチン氏にプレゼントしたことから注目、一時は大変に高価な価格で取引されていた緑茶です。柿大茶種という大きな茶葉から作られる独特の形状をした茶葉は、その外観もあって一躍有名となりましたが、清代のころから作られています。

味わい、香りはとても優しく繊細です。
機械で作られる太平猴魁は今回ご紹介するものよりも扁平な形をしていますが、今回ご紹介する太平猴魁は手工、機械を使わずに全て手作りのお茶です。4月13日に摘み取られ、丁寧に製茶されています。

清らかな蘭香が高く出ます。太平猴魁では蘭香と呼ばれますが、日本の方は桜の香りを連想するかもしれません。茶質がしっかりとした上質な茶葉であるため、とろりとした甘い味わいが長い余韻と共に楽しめます。


霍山黄小茶 2021
霍山黄小茶 2021

安徽省の黄茶、霍山黄小茶です。
名産地である金竹坪で4月14日に摘み取られた霍山金鶏種の茶葉から作られています。

その美味しさから数年前より作り手さんをまわり、交渉してきたお茶です。
決して高価なお茶ではありませんが、地元の人たちに愛される日常のお茶です。飲み飽きず、日々の暮らしに寄り添うこのお茶も、また中国茶の魅力の1つとしてご紹介させていただきます。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で布に包む、木箱に入れるなどをして茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。(この霍山黄小茶は木綿の布を使用しています。)これにより高湿度高温の環境下に茶葉がおかれることととなり、茶葉の持つポリフェノールを中心とする成分が非酵素的に酸化します。

爽やかな竹を連想させるような香りとすっきりとした甘味と滋味がとても美味しい黄茶です。癖はなく、黄茶らしい深みのある旨味が特徴的です。


■ 発送業務お休みのお知らせ ■

5月21日から23日の間、ワークショップ開催のため、発送業務をお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

発送業務をお休みさせていただいている期間も、ご注文は変わらずお受けいたしておりますが、ご注文確認のメールやお問い合わせのご返信に、いつもより少しお時間をいただく場合がございます。
大変ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

径山茶 野生茶 入荷しました! / ワークショップご予約開始

今年も現地作り手さんのご好意で、機械を使用しない上質な手作り、手工の径山茶をご用意しました。

手工 径山茶 2021
手工 径山茶 2021

径山茶は日本のお茶の起源と言われているお茶です。
元々は径山寺という禅寺で作られていたお茶で、宋の時代に禅の修業に、この禅寺へ行った日本の僧侶が径山茶の種や茶道具などを持ち帰り、それが日本のお茶の起源になったと言われています。

今年の径山茶は清らかな花香がすばらしく、茶葉の持つ滋味と爽やかな甘味とのバランスも絶妙、沁み入るような優しい美味しさを持つお茶です。
手作り、手工のお茶ならではの完成度の高さです。


昨年は製茶が行われませんでしたが、今年は少量ですが作っていただきました。
栽培品種にはない驚くような甘味のある野生茶です。

金華 野生茶 2021
金華 野生茶 2021

店主友人のお母様が毎年手作りしているもので、名前のない自家製茶です。
人が立ち入らない急斜面の山の中に自生する野生茶樹から作られています。標高約800mの急斜面を1日茶摘みをして回っても1日で作れるお茶の量は、多くてもたった250gです。山が厳しいうえに野生茶樹は品種改良された茶樹と違い成長が遅く、また点在して自生しているために、折角山に入っても少しずつしか摘むことができません。

整備された茶山と違い、厳しい原生林のために、なかなか山に入れない状況が続き、茶摘み、製茶を行う友人のお母様がご高齢ということもあり昨年は製茶が行われませんでした。今年は親戚のみなさんの助けもあり、茶摘みと製茶をすることができました。山中の茶摘みは相当に体力を必要とするため、親戚と親しい友人分のみしか作られません。あと何年楽しめるか分かりませんが、多くの方にこの優しさを味わっていただきたく、鈴茶堂にも分けていただきました。

もともとの製茶量が少ないため、少量入荷となっております。


■ 5〜7月期ワークショップの開催について ■

前期からの継続希望の方のご予約受付が終わりましたので
新規の方のワークショップご参加の予約を開始いたします。
ご予約開始は 4/26 13:00〜 となります。

なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止となる場合も
ございます。また、感染防止のため、マスク着用での参加をお願いいたします。

お申し込み方法、開催日時など詳細はこちらをご確認ください。
空き状況なども記載しております。

龍泉窯 在山堂 劉傑 窯宝点彩小品壺 入荷しました!

龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される、食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 窯宝点彩小品壺
在山堂 劉傑 窯宝点彩小品壺

この作品は元代から龍泉窯に伝わる飛青磁です。
この鉄斑を施した飛青磁は国宝「飛青磁 花生」などでも見られるように、昔から茶人に大変好まれてきた龍泉窯の伝統的な様式です。
この作品は数少ない作家自身によって認められた窯宝(最高品質)です。この窯宝はめったに作家も認めることのない最高品質の作品であることを意味します。庚子年柴焼第三窯の最後の窯宝です。


■ 2021年 新茶(緑茶)の入荷状況について ■

現時点で入荷を予定している新茶(緑茶)は以下となっております。
どちらも今月中にはご紹介できる予定です。

浙江省のお茶:
手工 径山茶
金華 野生茶

金華野生茶は昨年の製茶はありませんでしたが、今年は茶摘みを行いました。
茶摘み、製茶を行う友人のお母様がご高齢ということもあり、厳しい原生林の中に入っての茶摘みは体力的にも厳しく、親戚、親しい友人分のみの少量生産となっております。そのため、ショップでのご紹介も少数となりますこと、ご了承ください。


■ 5〜7月期ワークショップの開催について ■

5〜7月期ワークショップの継続参加の方のご予約を終了いたしました。
継続参加を希望されている方で、ご予約確定のメールが届いていない方はご連絡をお願いいたします。
また、現在は優先予約の方のご予約をお受けしております。
一般予約開始は優先予約の方のご予約が終了後、または4月24日(土)以降を予定しております。ご予約開始時には改めてメールマガジンなどで告知させていただきます。

なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止となる場合もございます。また、感染防止のため、マスク着用での参加をお願いいたします。

開催日時など詳細はこちらをご確認ください。
空き状況なども記載しております。

蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽 雲南毛峰 入荷しました!

大変お待たせいたしました。
2021年の蒙頂甘露 蒙頂石花 蒙頂黄芽が入荷しました!

長年、家族のように懇意にさせていただいている蒙頂山の茶業さんですが、非常に研究熱心な方で、常日頃から製茶技術の改良を考え続けているような、本当に真面目な茶師さんでもあります。溶接機を片手に製茶機械ごと自作するほどの情熱を持った茶師さんです。常に昔からの技術を取り入れつつ改良を続けています。

4月11日頃から順次発送させていただきます。

2021年 明前 手工 蒙頂甘露
2021年 明前 手工 蒙頂甘露

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。日本では最も名前を知られている四川を代表する緑茶です。

通常、四川省の緑茶は平地を中心に早いところでは2月下旬から茶摘みが行われます。特に2021年は春の訪れが早く、例年よりも早くから茶摘みが開始されました。
当店では蒙頂山でも標高の高い、山深い場所にある茶畑を指定して製茶してもらっているため、一般的な四川緑茶よりも遅い時期の摘み取り、製茶になります。かなり山の中、山奥にあり、一般的な四川の緑茶よりも茶摘みが遅くなりますが、平地茶と違い無農薬、味わいの深さ、甘味の優しさは、こうした厳しい環境によって作られます。

長年、家族のように付き合いのある作り手さんのご好意もあり、今年の新茶の中では一番のロットを譲っていただきました。

2021年 明前 手工 蒙頂石花
2021年 明前 手工 蒙頂石花

日本ではあまり馴染みのない蒙頂石花ですが、その歴史は古く、中国の銘茶の中では最も古いお茶とも言われています。実は地元四川で一番親しまれているのはこの蒙頂石花です。

爽やかな豆香と花香が高く心地よく出ています。味わいはすっきりとした甘味でありつつも、複雑でしっかりしたミネラル感と特徴的な爽やかで心地の良い微かな渋み、そしてしっかりとした余韻が続きます。煎持ちも非常に良い蒙頂石花です。

2021年 特級 手工 蒙頂黄芽
2021年 特級 手工 蒙頂黄芽

唐代から清代末まで皇帝献上茶としてその名を馳せてきた蒙頂茶ですが、特に黄茶は清代皇帝が愛飲したことでも知られています。

純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。黄茶は美味しくない、嫌な癖があると思っている方にも、是非お試しいただきたいお茶です。毎年楽しみにお待ちいただいている方も多い、美味しい蒙頂黄芽です。


毎年リピートされる方も多い雲南省の緑茶です。
今年も入荷しますか?とお問い合わせいただく件数も一番かもしれません。

思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2021
思茅 雲南毛峰(頭春茶) 2021

雲南緑茶は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。
雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものはプーアル茶ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々はプーアル茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実はプーアル茶に負けないほど美味しいお茶です。

甘い花香と雲南緑茶独特の柑橘系の香りを持つ緑茶です。果実のような優しく甘い香りと深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく、柔らかく優しい甘味が感じられます。

また水出しや冷茶が素晴らしく美味しいことも、このお茶の特徴です。暑い時期はぜひ冷たくしてお楽しみください。
特有の甘味がここちよく、爽やかに楽しめます。

紫砂茶壺 降坡泥 玖瑰九曲紅梅 入荷しました!

降坡泥を使用した呉水勤による四季如意が入荷しました。
ベーシックな形ですが、素晴らしい完成度をもった茶壺です。
出水はもちろん、蓋と壷身の合わせが大変に素晴らしい作品です。

呉水勤 降坡泥 四季如意
呉水勤 降坡泥 四季如意

呉水勤は当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、湯宣武の妹弟子であり、紫砂大師の范澤鋒の弟子として、その高い技術力、センスの良さで、ここ数年非常に注目されている作家です。
範澤鋒を中心とする技術力の高いことで知られる工房、龍徳堂で保有する降坡泥の使用許可を受けているということでも、将来が楽しみな作家です。


人気の高い玖瑰九曲紅梅が再入荷いたしました!

Webショップでは完売しておりましたが、多くの方から再入荷のご要望をいただき、業務販売用に確保していた分を調整して再度ご紹介させていただきます。Webショップでご紹介していたロットと同一となります。今回の入荷分で2020年の玖瑰九曲紅梅は最後となります。

無農薬 玖瑰九曲紅梅 2020
無農薬 玖瑰九曲紅梅 2020

中国には以前から玖瑰(メイクイ)、日本ではバラと称されることも多いですが、バラの原種であるハマナスの花の香りを移した紅茶(花茶)があります。
この紅茶も花茶の例に漏れず茶葉よりも花の残留農薬が深刻な問題となります。香りの強い花を栽培するためには一般的に農薬を多用します。輸入時の検疫基準以下であっても、そのようなお茶はご紹介できず、玖瑰花茶は今までご紹介できずにいました。
今年も友人の農家に依頼して育てていただいた無農薬栽培の玖瑰を使用して、当店でも人気の高い九曲紅梅の名茶師である陳老師に依頼して作っていただいた、ぜいたくな玖瑰九曲紅梅です。


■ 2021年 新茶(緑茶)の入荷状況について ■

現時点で入荷を予定している新茶(緑茶)は以下となっております。

四川省のお茶:
手工 蒙頂甘露 近日中にご紹介開始予定
手工 蒙頂石花 近日中にご紹介開始予定

雲南省のお茶:
思茅 雲南毛峰(早春茶) 近日中にご紹介開始予定

浙江省のお茶:
手工 径山茶 仕上りの状態によっては入荷を見合わせることもあります

金華 野生茶については野生茶樹となりますため、茶摘みが行われた場合
かつ、仕上りの状態によって決定します。

どうぞよろしくお願いいたします。

ワークショップ 2021年5〜7月期 開催詳細

ワークショップ 2021年5〜7月期のご予約を開始しました。

新型コロナウイルスの感染状況によっては中止、変更させていただく場合があります。

2021年5〜7月期スケジュール

5〜7月期 2021年5月
緊急事態宣言の延長のため中止
21日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 満席
22日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
23日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
2021年6月 18日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 満席
19日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
20日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
2021年7月 16日(金曜) 15時30分~18時00分頃まで 満席
17日(土曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
18日(日曜) 1部 : 13時00分~15時30分頃まで 満席
2部 : 17時00分~19時30分頃まで 満席
8月 お休み

場所 東京都新宿区 丸の内線四谷三丁目駅徒歩5分またはJR信濃町駅徒歩7分
詳しい場所は参加受付後にお知らせいたします
料金 各回 3000円
当日現金にてお支払いください。(お釣りのご用意はありませんので、お釣りがないようにご用意いただきますようお願い致します。)
その他 ご参加いただく方には各自30分程度、実際にお茶を淹れていただきます。茶葉および茶器はご用意させていただきます。

現在は1〜3月期にご予約いただいた方を対象に優先予約をお受けしております。
お申込みは対象の方に既にお送りしております、ご予約案内のメールをご確認いただき、お申込みください。

ワークショップは継続してご参加いただき、体験していただきたいということもありますので、前回ご参加いただいた方を優先にお受けしております。その後、お席に空きが出た場合は、以前に参加したことがあり、今後の参加を希望している方のご予約をお受けいたします。参加したことがない、以前参加したことがあるが今後の参加を希望していなかったという方は優先予約が終了以降、お席に空きがある場合に予約受付のご案内をメールマガジン、ブログ、Facebookなどでご案内させていただきます。(詳細は本エントリに追記していきます。)

基本的に当店のワークショップは一般的なワークショップなどと違い、緑茶は何度のお湯で何CC、何秒で抽出といったお教え方はせず、ご自分の好みのお茶に淹れるための技術、考え方などを身に着けていただくことを目標として開催しております。そのため、一度ではなかなか会得するのは難しく、継続してのご参加をお勧めしております。
基本的には開催期それぞれのご予約をお受けしております。1回のみご参加の場合はスポット参加とさせていただき、来期以降のご予約は継続参加の方を優先させていただきます。
また、当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとしてワークショップを開催しております。当店のご利用をされたことのある方を優先してのお申込み受付とさせていただきます。
どうかご了承ください。

どうぞよろしくおねがいします。


4/17
現在は優先予約対象の方を対象にご予約をお受けしております。


4/25追記

前期にご参加いただいた方および継続希望の方のご予約期間が完了いたしましたので、4/26 13:00より新規参加ご希望の方のご予約をお受けします

ワークショップは当店でお求めいただいたお茶を美味しく楽しんでいただくお手伝いとして開催しております。当店のご利用をされたことのある方を優先しての受付とさせていただきます。

継続参加の方は来期(9月〜11月)のご予約を最優先でお受けいたします。(継続参加)
開催回のうち、どれか1回にご参加いただいた場合は継続参加の方を優先させていただいた後にご予約をお受けするかたちとなります。(スポット参加)

お申し込みはメールでお受けいたします。
以下の必要項目を記載の上、admin[a]suzuchado.com ([a]を@に置き換えてください)までお申込みください。(コピー&ペーストしていただき、必要項目を追記してください。)

お席の空き状況は上記スケジュール表をご確認ください。

・お名前

・ご住所およびご連絡先のお電話番号

・希望する参加パターン: 継続参加 または スポット参加

・ご希望の参加回(それぞれ 22日(土曜)1部 といった形でご記入ください)
2021年5月
第1希望:
第2希望:

2021年6月
第1希望:
第2希望:

2021年7月
第1希望:
第2希望:
  
・中国茶、茶芸などのご経験の有無
 ご経験がある場合は簡単で結構ですので内容をお知らせください。
 
・キャンセル待ちを希望するかどうか

お席には限りがありますため、定員に達した場合は満席となります。

なお、ワークショップ当日、体調がすぐれない方、感染している可能性の高い方のご参加はご遠慮いただいております。
参加時にはマスク着用をお願いいたします。
また、新型コロナウイルス感染状況によってはワークショップを中止させていただく場合もございます。

よろしくお願いいたします。

5/9追記: 満席となりました。ありがとうございます。

紫砂茶壺 湯宣武 大紅袍 蔵茶 入荷しました!

久しぶりに湯宣武の作品が入荷しました!
今回は朱泥の中でも最上質、大紅袍の作品です。
中国国内での小壺(サイズの小さな茶壺)に対する需要が減ってきている現在、湯宣武の作品も小壺が少なくなってきています。この竹春は最近では珍しい小壺、しかも大紅袍を使用した作品です。

湯宣武 大紅袍 竹春
湯宣武 大紅袍 竹春

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による竹春です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。

中でも大紅袍泥料は朱泥の中でも最高の品質であり、通常の作家が扱う大紅袍よりも、ずっと硬く締まった作品を作ることが彼女の凄さでもあります。

証明書、専用箱付きです。


毎日のお茶としてお楽しみいただいている方も多く、人気の高い蔵茶が入荷しました!
品切れでご迷惑をおかけして申し訳ありません。

なるべく品切れすることのないよう蔵茶は定期的な輸入を行っておりますが、国際輸送状況によって、大きく遅れる可能性もあります。
どうぞご了承ください。

蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、プーアル茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。辺境の少数民族へと運ばれ消費される辺茶であり、その名の通り、蔵茶はチベットへ運ばれ、消費されるお茶です。

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蔵茶 康磚(布袋)

甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖がありません。
香ばしさもあり、香り高く、品のある甘さが感じられます。

蔵茶は胃腸に優しいのが特徴です。
胃腸をはじめ、体に疲れがでるこの時期こそ、おすすめのお茶です。
店主は過去に急性胃腸炎になった際、当然、お茶はもちろん、白湯も受け付けないほど胃腸が弱っていたのですが、この蔵茶だけは大丈夫でした。それほど胃腸、体に優しいお茶です。


■ 2021年 新茶(緑茶)の入荷状況について ■

現時点で入荷を予定している新茶(緑茶)は以下となっております。

四川省のお茶:
手工 蒙頂甘露 4月入荷予定
手工 蒙頂石花 4月入荷予定

雲南省のお茶:
思茅 雲南毛峰(早春茶) 4月入荷予定

浙江省のお茶:
手工 径山茶 仕上りの状態によっては入荷を見合わせることもあります。

金華 野生茶については野生茶樹となりますため、茶摘みが行われた場合、かつ、仕上りの状態によって決定します。

どうぞよろしくお願いいたします。

2021年峨眉問春 漓江毛尖 入荷しました! / 3月ワークショップ開催中止

今年は春の訪れが早いですね。
今年の新茶の第一便が到着しました!
今回のご紹介は春の訪れを告げる早生種の緑茶です。

3月14日頃から順次発送予定となります。

2021年 峨眉問春 雀舌(四川省)
2021年 峨眉問春 雀舌(四川省)

峨眉問春とは近年に新しく品種登録が行われたお茶です。
最も早く茶摘みを行うことのできる早生種の1つであり、その優しい美味しさからも注目されているお茶です。2月1日に茶摘み、その茶葉の小ささから雀舌と名付けられました。現地で作られる峨眉問春の中でも最高品質の緑茶です。

ほっこりとした栗香と、爽やかな優しい甘味、そこから続く滋味のような旨味。
わざとらしさのない、素朴で素直な茶樹の美味しさを楽しめます。

2021年 漓江毛尖 頭春茶(広西チワン族自治区)
2021年 漓江毛尖 頭春茶(広西チワン族自治区)

広西チワン族自治区桂林の近くに龍脊棚田があります。チワン族(壮族)の人々が、険しい山に逆らわず、開拓していった見事な棚田をみることのできる素晴らしい場所です。
標高900m付近にある山の茶畑で、この漓江毛尖は作られました。チワン族の人たちが大切にする茶樹から丁寧に作った、今年の一番茶です。2月17日に茶摘みが行われています。

優しい豆香と花香、爽快さを感じる優しい甘い味わいが心地よく楽しめます。力強い味わいが多い南方の緑茶とは思えない、優しい味わいの緑茶に仕上がっています。
その品質の高さを感じていただければ幸いです。


■ 3月ワークショップ開催中止のお知らせ ■

ご予約いただいている方にはご連絡させていただきましたが
緊急事態宣言の延長に伴い、3月のワークショップは中止とさせていただきます。
感染拡大防止、医療機関への負担軽減のためにも本当に残念ではありますが
どうかご了承ください。

4月のワークショップはお休みとなっております。
5月以降のワークショップ日程については4月上旬までに決定、ご連絡いたします。
今回お申し込みいただいている方は、優先してのご連絡、お申し込みをお受けいたします。

どうぞよろしくお願いします。

2005年 易昌號 湯宣武 龍泉窯 茶壺 入荷しました!

易昌號の2005年普洱生茶が入荷しました!

易昌號は私人茶庄の1つ、昌泰號の流れをくむ昌泰茶業の、その中でも上質な普洱茶を扱うブランドとして設立されました。樹齢300年以上の古樹のみを使い、丁寧に製茶された普洱生茶です。

この易昌號の驚くべきところは、その金花の多さです。
金花とは湖南省の茯茶に使用されることで有名な麹菌(冠突散嚢菌)です。茯茶などの場合は強制的にこの金花を茶葉に移し、渥堆発酵(熟茶)を行います。
この易昌號はそのような強制的に移されたものではなく、この茶葉がもともと自然に持っていた金花です。非常にコンディションが良く、餅茶の表面、内部にも金花がきれいに見えます。普洱生茶でありながら、ここまで金花が美しく現れているお茶は滅多に出会えません。

2005年 純古樹料 易昌號
2005年 純古樹料 易昌號

中国国内での流通価格は3500元(約58000円)となっていますが、今回は特別価格にてご提供させていただきます。
ただし、現地より指摘がありました場合は、予告なく価格を変更する場合がございます。
ご了承ください。


湯宣武の紫砂茶壺 開心が入荷しました!

湯宣武 開心
湯宣武 開心

当店が取り扱う紫砂作家の中でも人気の高い、国家級工芸美術師の女性作家、湯宣武による開心です。
この作家の茶壺を一度手にして、その完成度の高さに魅了されてしまった方も多くいらっしゃいます。

開心とは楽しいという意味です。お茶を楽しんで淹れてほしいと願う作家の心がこめられています。

証明書、専用箱付きです。


龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の作品が入荷しました。
若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。

在山堂 劉傑 窯宝点彩小品壺
在山堂 劉傑 窯宝点彩小品壺

この作品は元代から龍泉窯に伝わる飛青磁です。
この鉄斑を施した飛青磁は国宝「飛青磁 花生」などでも見られるように、昔から茶人に大変好まれてきた龍泉窯の伝統的な様式です。

なかでも、この作品は数少ない作家自身によって認められた窯宝(最高品質)です。この窯宝はめったに作家も認めることのない最高品質の作品であることを意味します。